都市ガス料金の平均は?一般家庭のガスの消費量はどれくらい?

一般家庭における都市ガスの消費量はどのくらいなのでしょうか?また他の家庭ではどれくらい都市ガス料金を払っているのでしょうか?調べてみました。
- 一般家庭の都市ガスの消費量は年間約340m3程度。
- しかし、実際のガスの使用量はライフスタイルと季節によって大幅に異なります。
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ガスの消費量はなかなか把握しにくいものです。ガスを計量するのに使われる単位などをひもときながら、都市ガスの消費量がどのように算出されるのかを見ていきます。
一般世帯のガス消費量
一般家庭で使用される都市ガスの消費量は年間約340m3程度です。これを単純に月割すると28.33㎥となります。東京ガスや東邦ガスのHP上でも、標準家庭におけるガスの使用量はだいたい1カ月32m3としています。

ガスの使用量は季節によって変わります。夏はガスの消費量が減る季節。
しかしながら、実際には都市ガスの使用量は季節やそのライフスタイルによって異なります。水温そのものが高くなり、湯船につかる頻度も減り、体を温める料理を食べる機会も減る夏期には使用量が減ります。逆に冬期にはガスの使用量は増えます。
このように各月のガス使用量は15m3〜50m3と季節によって変動します。自宅で料理を頻繁にする家庭、風呂によく入る入る家庭などはガスの消費量はそうでない家庭よりも多いことは容易に想像できます。
- ガスの消費量は季節によって異なります。
- ガスの消費量はライフスタイルによっても変わります。
家庭で使用するガス機器のうちもっともガスの使用量が多いのがガス給湯器、続いてガスストーブ、そしてガス調理機器とされていますですので、これらガス機器の使い方を工夫すれば効率よくガスの消費量を減らすことができます。同時に給湯器では必要なだけお湯を沸かすようにしたり、調理器では熱伝導率の高い鍋類を使用するなど、ちょっとした工夫で、効率よくガスを使用する習慣をつけるとよいでしょう。
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自分のガス料金が高いどうか調べる方法
一般家庭の都市ガスの消費量が気になっている方は自分がガス代を払い過ぎていないかどうか、ガスを使い過ぎではないかが気になっているのかもしれませんね。
こちらではただしく自分のガスの使用状況について把握するためのポイントをご紹介します。すでに述べましたが、まず、ガスの使用量は季節によって多く変わるということを覚えておいてください。お湯をたくさん使い、暖房が必要な冬は必然的にガス代が高くなります。

都市ガスの消費量はライフスタイルによって異なります
また、ライフスタイルも大きく影響します。家で自炊を多くする方はもちろん外食や出来合いのものを買ってくる人に比べてガス代は高くなるでしょう。(もちろんオール電化の過程でIHクッキングヒーターや給湯に電気を使っている方はガス代がかかりません。)
そのため、誰かとガス代を比べる時は季節とライフスタイルの違いにも注目してください。しかも、ガスの料金は電気代のようにガス会社によって異なりますので、その点も注意が必要です。「我が家のガスの使用量は適量?」と思ったらは、ガスの料金だけをみず、必ずガスのトータルの使用量(mm3/月)を比べて確認しましょう。
もちろん毎月のガスの使用量は毎月ご家庭に届けられるガスの使用のお知らせ(検針票)に記載があります。
都市ガス払い過ぎ?を正しくチェックするポイント
- 季節によってガスの使用量は異なる点をお忘れなく。(冬の方が都市ガスを多く使用します。)
- 自炊を多くする人、全くしない人でも都市ガスの使用量が異なる点にもご注意ください。
- ガスの料金はガス会社によって異なります。都市ガスの使用量(m3/月に使用したか?)を注目してみましょう。
1年間にどれくらい消費するの? 電気やガスの消費量は部屋の大きさや、使用している電気機器・ガス機器の種類や数によって異なります。ご家庭の1年間の電気消費量・ガス消費量を知りたい方はこちらから確認できます。
電気とガスの消費量を予測計算する
ガス料金の計算方法
上記で説明したようにガス料金は都市ガス会社によって異なります。そのため、同じガスの消費量(m3/月)であっても、それぞれ契約している都市ガス会社によって支払う金額は変わってきます。
あなたが使用したガスのトータル(m3/月)x 都市ガス料金(円/m3あたり)で合計の都市ガス料金は計算できると、ざっくり理解して問題ありません。
ですので仮に都市ガスの料金を抑えたいと思えば、ガス使用量を減らす x 都市ガスの料金(円/m3あたり)が下がる(より低いガス会社に変える)ことが必要になります。
以下ではより詳しくガス料金の計算方法を理解したい方のために詳しい解説をしています。
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ガス料金はこのように計算されます。
一般的な都市ガスの家庭用ガス料金は、下記の2つの要素を合算して計算され、毎月請求されています。
ガス料金の計算方法ガス料金 = 基本料金 + 従量料金
- 基本料金(契約プランごとに異なり、月々のガス使用量によって変動)
- 従量料金(ガス1m3あたりの単位料金 × ガス使用量)
ガス料金の総括原価方式と原料費調整制度ガス料金を計算するために必要な従量料金を左右するガス1m3あたりの単位料金は、総括原価方式と原料費調整制度に基づいて決定されています。
具体的なガス料金の計算例
東京ガスで1ヶ月のガス使用量が35m3だった場合(2015年12月10日現在):
→ 料金表B(使用量20m3超え80m3まで)の基本料金、単位料金を適用(消費税等相当額含む)
- 基本料金・・・1,036.80円
- 従量料金(単位料金 × ガス使用量:m3)・・・4,482.80円(128.08円 × 35m3)
→ 1,036.80円 + 4,482.80円 = 5,519.60円(1円未満切り捨て)
→ ガス料金請求額 = 5,519円
その他、ガス温水床暖房を使用している、もしくはエネファーム、エコウィルなどの家庭用燃料電池などを使用している場合はさらに割引などがあります。
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都市ガスの省エネ・節約方法
都市ガスの平均消費量や平均料金が気になる方はきっと、もっとガス代を減らしたいと思っているっしゃる方でしょう!
経済産業省の省エネガイドラインや東京ガスの情報を参考にガスの省エネ・節約方法についてまとめてみました。
省エネを意識したガスの使い方をすればおのずとガス代もダウン!季節ごとのガスの使用量の傾向も考慮に入れておきましょう。
ガスファンヒーター

ガスファンヒーターの場合は、だいたい部屋の温度20度になるように使用しましょう。それでも寒い場合は設定温度をさらに上げる前にもう一枚着込むことをおすすめします。さらに、外出する際はお出かけ直前のスイッチオフはさけて、なるべく事前に電源を落とすと良いでしょう。スイッチをオフしてもすぐに部屋の温度が下がるわけではないのでその分節ガスができるというわけです。
またよく言われていることですが、ガスファンヒーターのフィルターをきれいに保つことも大切です。ぬるま湯で洗うのが理想的ですが、おそうじのついでに掃除機でほこりを吸うこのも効果的です。
ガスファンヒーターの使用には電気使いますので、こうすることで都市ガス代だけでなく、電気料金の節約にもなりますよ。
- 部屋の温度は20度で。
- 外出はなるべく早くガスファンヒーターの電源を切る。
- フィルターはこまめにおそうじ
ガス温水式床暖房

床暖房は低温でも足元から温めるためとても快適な暖房器具といえるでしょう。ただし音もないので、電源の切り忘れによるガス代の使い過ぎのリスクがあります。
- タイマー機能などを利用して忘れずに電源を落とす工夫が大切です。
- 床暖房は電源の切り忘れに注意しましょう。タイマーを活用すると便利です。
お風呂

お風呂はその温度を逃さないためにフタをすることが効果的です。冬の間はフタをしないとどんどんお湯が冷めてしまいます。さらにフタをしても、お風呂のお湯の温度は2時間で約1.5度も下がります。(外気温25度の場合)
さらに一度冷えた風呂を追い炊きする場合もガス代がかかります。このため、なるべくお風呂は冷えないうちに続けて入ることが大切です。これで都市ガスの使用量がだいぶ減らせます。
またシャワーも使い過ぎには注しましょう。
- 風呂のフタをこまめに閉める。
- 世帯人数が多い場合、間隔を空けずに続けてお風呂に入る。
- シャワーは不必要に長く使わない。
ガス給湯器

お湯を出しっぱなしで洗い物をすれば当然それだけガス代ばかりか水道代も無駄になります。洗う前に水につけておいたり、食器にこびりついた汚れや油をふき取っておくとお湯で洗って流す時間が短縮できます。
さらにガス給湯器の温度を低めに設定することで節ガスにもつながります。
- ガスの温度は低めに設定。
- 食器は洗う前に水につけておく。
- 食器についた汚れはボロ布や紙で拭いておくとより効果的。
ガスコンロ

台所は節約できるポイントがたくさんあります。使用する頻度も多いので少し意識して工夫してみると、効果的にガス代が節約できるはずです。例えば、お湯は必要な時だけ必要な量を沸かすようにします。電気ポットでお湯を沸かして保温するよりもガスで沸かした方が安くすみます、
また、ガスの炎はなべからはみ出さないように気を付けて使いましょう。鍋からはみ出した分のガスの炎は無駄になります。さらに、料理をするときはこまめにフタを閉める。また鍋やフライパンを洗った場合は鍋底の水滴をよく拭いてから使用すると無駄なガスの使用をさけることができますよ。
また落し蓋は煮汁の蒸発を防ぎ、熱効率よく料理ができますのでおすすめのガスの節約料理法です。
- お湯は必要な分だけガスコンロで沸かす。
- 鍋の炎はお鍋からはみ出ないようによく調節します。
- 鍋・フライパンはガスコンロに載せる前に水気をふきんなどでふき取ってから使います。
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都市ガス料金の平均は?一般家庭のガスの消費量はどれくらい? - まとめ
都市ガスの平均使用量はだいだい30m3(月)ぐらいということが分かりました。ただし、これはあくまで1年の合計から1か月の平均を出割り出したものであることを覚えておいてくださいね。
夏と冬のガスの使用量は異なりますのでその点を意識して月々のガス料金とガスの消費量をモニターしていくとおもしろいでしょう。また電気料金にとらわれず、都市ガスの「消費量」をみることであなたのガスの使用がどのくらいなのかより正確に把握できますよ。
またガス代を抑えたい場合はガスを多く使う冬にどうやってガス消費量を抑えるかがポイントになります。電気の自由化・ガスの自由化以降、電気とガスのセット割りのプランも登場しました。今よりも電気代、ガス代の安くなるプランがないかチェックしてみるのも良いでしょう!