東京電力 VS CDエナジーダイレクト どっちの電気料金が安い?

当記事はセレクトラ全体の編集方針、および電気・ガス部門の編集方針に基づいて作成しています。料金比較シミュレーションの算定根拠の詳細は電気・ガス部門のコンテンツポリシーをご確認ください。
光熱費を節約したいなら、どの電気・ガス会社を選ぶかが重要です。関東エリアで人気の「CDエナジーダイレクト」は、本当に東京電力よりお得で安心して契約できるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、東京電力とCDエナジーダイレクトの電気プラン・電気ガスセットの料金やプラン内容を徹底比較。光熱費を安心してお得にしたい方は、ぜひご覧ください。
東京電力 | CDエナジーダイレクト | |
---|---|---|
一人暮らし | 7,423円 / 月 | 7,265円 / 月 年間1,896円お得 |
二人暮らし | 11,375円 / 月 | 11,101円 / 月 年間3,288円お得 |
3‐5人暮らし | 17,760円 / 月 | 16,853円 / 月 年間10,884円お得 |
【比較条件】
・東京電力「従量電灯B」とCDエナジーダイレクト「ベーシックでんき」を比較
・契約アンペアと電気使用量は、一人暮らしで30A・200kWh、二人暮らしで40A・300kWh、3-5人暮らしで50A・450kWhと仮定
・2025年5月時点の単価を参照。基本料金・電力量料金の合計で燃料費調整額と再エネ賦課金を含まない
・燃料費調整単価は、CDエナジーダイレクトでは上限がない一方、東京電力「従量電灯B」では上限がある。そのため燃料価格の著しい高騰により燃料費調整単価が上限を超える場合、CDエナジーダイレクトの電気料金が割高になる可能性あり
東京電力 スマートライフS | CDエナジーダイレクト スマートでんき ※ポイント還元込 | |
---|---|---|
1人暮らし | 13,088円 / 月 | 12,964円 / 月 年間1,488円お得 |
2人暮らし | 19,758円 / 月 | 19,590円 / 月 年間2,016円お得 |
3人暮らし | 22,224円 / 月 | 22,046円 / 月 年間2,136円お得 |
4人暮らし | 23,716円 / 月 | 23,532円 / 月 年間2,208円お得 |
5人暮らし | 24,742円 / 月 | 24,536円 / 月 年間2,472円お得 |
【シミュレーション条件】2024年4月時点の単価を適用
・一人暮らし=契約アンペア40A・月使用量356kWh/二人暮らし=契約アンペア50A・月使用量561kWh/3人世帯=契約アンペア50A・月使用量637kWh/4人世帯=契約アンペア50A・月使用量683kWh/5人世帯=契約アンペア60A・月使用量705kWhで想定。
・夜間率48%で試算。
・燃料費調整額・再エネ賦課金を含まない。
・CDエナジーダイレクト「スマートでんき」の料金シミュレーションには電気代100円につき1カテエネポイントのポイント還元を含む。なお、 ポイント還元にはCDエナジーの家庭向けWEB会員サービス「カテエネ」に会員登録し、電気の契約情報を登録する必要があります。還元されるポイントは「カテエネポイント」。ポイントの対象となる料金は、再生可能エネルギー発電促進賦課金を除きます。また、セット割引の適用を受ける場合は割引後の料金から算定します。
東京電力+東京ガス | CDエナジーダイレクト | |
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一人暮らし | 11,088円 / 月 | 10,762円 / 月 年間3,912円お得 |
二人暮らし | 16,344円 / 月 | 15,836円 / 月 年間6,096円お得 |
3‐5人暮らし | 24,034円 / 月 | 22,773円 / 月 年間15,132円お得 |
【比較条件】
・東京電力「従量電灯B」+東京ガス「一般料金」と、CDエナジーダイレクト「ベーシックでんき(※ファミリー世帯はファミリーでんき)」+「ベーシックガス」を比較
・CDエナジーダイレクトはセット割を適用した単価
・契約アンペアと電気使用量は、一人暮らしで30A・200kWh、二人暮らしで40A・300kWh、3-5人暮らしで50A・450kWhと仮定
・ガス使用量は一人暮らしで20㎥、二人暮らしで30㎥、3-5人暮らしで40㎥と仮定
・2025年5月時点の単価を参照。電気は基本料金・電力量料金の合計で燃料費調整額と再エネ賦課金を含まない。ガスも同様に原料費調整額は含まない
・燃・原料費調整単価は、CDエナジーダイレクトでは上限がない一方、東京電力「従量電灯B」と東京ガス「一般料金」では上限がある。そのため燃料価格の著しい高騰により燃・原料費調整単価が上限を超える場合、CDエナジーダイレクトの電気・ガス料金が割高になる可能性あり
CDエナジーダイレクトと東京電力、どちらがお得?
東京電力もCDエナジーダイレクトも、関東エリアで電気と都市ガスを供給しています。
東京電力 |
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CDエナジーダイレクト |
|
電気料金・ガス料金を比べたときに、東京電力とCDエナジーダイレクトのどちらがお得になるか、場合別に比較します。
東京電力VSCDエナジーダイレクト |
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電気単体で比較(電気・ガスを両方使っている家庭) |
電気ガスセットで比較 |
オール電化住宅で比較 |
一般家庭・電気料金比較
CDエナジーダイレクトの「ベーシックでんき」と東京電力の「従量電灯B」はそれぞれ一般家庭向けのもっともポピュラーな電気料金プランです。これらを契約している場合、電気料金は以下のとおりとなります。
東京電力 | CDエナジーダイレクト | |
---|---|---|
一人暮らし |
7,423円 / 月 | 7,265円 / 月 年間1,896円お得 |
二人暮らし |
11,375円 / 月 | 11,101円 / 月 年間3,288円お得 |
3‐5人暮らし |
17,760円 / 月 | 16,853円 / 月 年間10,884円お得 |
【比較条件】
・東京電力「従量電灯B」とCDエナジーダイレクト「ベーシックでんき」を比較
・契約アンペアと電気使用量は、一人暮らしで30A・200kWh、二人暮らしで40A・300kWh、3-5人暮らしで50A・450kWhと仮定
・2025年5月時点の単価を参照。基本料金・電力量料金の合計で燃料費調整額と再エネ賦課金を含まない
・燃料費調整単価は、CDエナジーダイレクトでは上限がない一方、東京電力「従量電灯B」では上限がある。そのため燃料価格の著しい高騰により燃料費調整単価が上限を超える場合、CDエナジーダイレクトの電気料金が割高になる可能性あり
電気の使用量にかかわらず、CDエナジーダイレクト「ベーシックでんき」の方が、東京電力「従量電灯B」よりも電気料金が削減しやすいということがわかります。
これは、ベーシックでんきの基本料金と120kWh以降の電力量料金が、従量電灯Bのそれよりも割安に設定されているためです。
料金表を見る
基本料金 | ||
契約アンペア数 | 東京電力 従量電灯B |
CDエナジーダイレクト ベーシックでんきB |
10A | 311.75円 | 276.90円 |
15A | 467.63円 | 415.35円 |
20A | 623.50円 | 553.80円 |
30A | 935.25円 | 830.70円 |
40A | 1247.00円 | 1107.60円 |
50A | 1558.75円 | 1384.50円 |
60A | 1870.50円 | 1661.40円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金) | ||
東京電力 従量電灯B |
CDエナジーダイレクト ベーシックでんきB |
|
120kWhまで | 29.80円 | 29.90円 |
120kWh超えて300kWhまで | 36.40円 | 35.59円 |
300kWh超える | 40.49円 | 36.50円 |
*実際の電気料金には、上記の基本料金と電力量料金の他に、燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます。CDエナジーダイレクトの燃料費調整額には上限がないため、燃料価格が高騰している間は東京電力・従量電灯(上限あり)に比べて電気代が高くなる可能性があります。
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なお、CDエナジーダイレクトは使用量に応じてお得になるように複数のプランが用意されています。
一人暮らしでも、契約アンペア数30Aで電気使用量が150kWhに満たない場合は「シングルでんき」、電気使用量がコンスタントに400kWhを超えるご家庭では、「ファミリーでんき」の方がベーシックでんきよりもさらにお得です。
電気ガスセット比較
東京電力とCDエナジーダイレクト、それぞれで電気と都市ガスをまとめて契約した場合、どちらがお得になるでしょうか?
東京電力 | CDエナジーダイレクト | |
---|---|---|
1人暮らし |
10,876円 / 月 | 10,762円 / 月 年間1,368円お得 |
2人暮らし |
16,093円 / 月 | 15,836円 / 月 年間3,084円お得 |
3‐5人暮らし |
23,743円 / 月 | 22,773円 / 月 年間11,640円お得 |
【比較条件】
・東京電力「スタンダードS」+「とくとくガスプラン」と、CDエナジーダイレクト「ベーシックでんき(3-5人世帯の場合はファミリーでんき)」+「ベーシックガス」を比較
・それぞれセット割適用後の金額
・契約アンペアと電気使用量は、1人暮らしで30A・200kWh、2人暮らしで40A・300kWh、3-5人暮らしで50A・450kWhと仮定
・ガス使用量は1人暮らしで20㎥、2人暮らしで30㎥、3-5人暮らしで40㎥と仮定
・2025年5月時点の単価を参照。電気は基本料金・電力量料金の合計で燃料費調整額と再エネ賦課金を含まない。ガスも同様に原料費調整額は含まない
・CDエナジーダイレクトでは燃料費調整単価の上限がない一方、東京電力「従量電灯B」とには上限がある。燃料価格の著しい高騰によって燃料費調整単価が上限を超える場合、CDエナジーダイレクトの電気料金が割高になる可能性あり
電気とガスをまとめて契約した場合も、東京電力よりCDエナジーダイレクトの方がお得ということがわかります。
なお、それぞれセット契約に関する特典は以下のとおりです。
東京電力 |
電気料金から毎月102円(税込)が割引 |
CDエナジーダイレクト |
電気料金・ガス料金がそれぞれ0.5%割引 *セット割の対象は基本料金および従量料金(燃料費調整額を除く)。ただし、ガスセット割はスマートでんきが対象外。電気セット割はゆかぽかガス・はつでんガスが対象外 |
比較に用いた電気・ガス料金プランの詳細は以下のとおりです。
料金表を見る
基本料金 | ||
契約アンペア数 | 東京電力 スタンダードS |
CDエナジーダイレクト ベーシックでんきB |
10A | 311.75円 | 276.90円 |
15A | 467.63円 | 415.35円 |
20A | 623.50円 | 553.80円 |
30A | 935.25円 | 830.70円 |
40A | 1247.00円 | 1107.60円 |
50A | 1558.75円 | 1384.50円 |
60A | 1870.50円 | 1661.40円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金) | ||
東京電力 スタンダードS |
CDエナジーダイレクト ベーシックでんきB |
|
120kWhまで | 29.80円 | 29.90円 |
120kWh超えて300kWhまで | 36.40円 | 35.59円 |
300kWh超える | 40.49円 | 36.50円 |
*実際の電気料金には、上記の基本料金と電力量料金の他に、燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます。スタンダードS、ベーシックでんきにおけるそれぞれの単価は同額です。
基本料金 | ||
契約アンペア数 | 東京電力 スタンダードS |
CDエナジーダイレクト ファミリーでんき |
10A | 311.75円 | 276.90円 |
15A | 467.63円 | 415.35円 |
20A | 623.50円 | 553.80円 |
30A | 935.25円 | 830.70円 |
40A | 1247.00円 | 1107.60円 |
50A | 1558.75円 | 1384.50円 |
60A | 1870.50円 | 1661.40円 |
電力量料金 | ||
東京電力 スタンダードS |
CDエナジーダイレクト ファミリーでんき |
|
300kWhまで | 10128円 (300kWh使用した場合の料金) |
10085.20円 (定額) |
300kWh超える1kWhにつき | 40.49円 | 35.59円 |
*実際の電気料金には、上記の基本料金と電力量料金の他に、燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます。スタンダードS、ファミリーでんきにおけるそれぞれの単価は同額です。
1ヶ月のガス使用量 | 東京電力 とくとくガス |
CDエナジーダイレクト ベーシックガス |
||
基本料金 (円/月) |
従量料金 (円/m³) |
基本料金 (円/月) |
従量料金 (円/m³) |
|
0m³から20m³まで | 736.23円 | 140.94円 | 735.46円 | 140.76円 |
20m³から80m³まで | 1024.32円 | 126.54円 | 1022.38円 | 126.42円 |
80m³から200m³まで | 1195.04円 | 124.40円 | 1193.39円 | 124.28円 |
200m³から500m³まで | 1835.24円 | 121.20円 | 1833.02円 | 121.08円 |
500m³から800m³まで | 6103.24円 | 112.67円 | 6100.61円 | 112.54円 |
800m³を超える場合 | 12078.44円 | 105.20円 | 12065.05円 | 105.09円 |
*実際のガス料金には、上記の基本料金と従量料金の他に、原料費調整額が加算されます。とくとくガスプラン、ベーシックガスにおける単価は同額です。
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オール電化住宅・電気料金比較
オール電化住宅向けの電気料金プランである、東京電力「スマートライフS」とCDエナジーダイレクト「スマートでんき」を比較します。
CDエナジーダイレクトのスマートでんきは、東京電力のスマートライフと比べて基本料金は割安、電力量料金が割高の設定です。
料金表を見る
基本料金 | ||
契約アンペア数 | 東京電力 スマートライフS |
CDエナジーダイレクト スマートでんき |
10A | 311.75円 | 295.24円 |
15A | 467.63円 | 442.86円 |
20A | 623.50円 | 590.48円 |
30A | 935.25円 | 885.72円 |
40A | 1247.00円 | 1180.96円 |
50A | 1558.75円 | 1476.20円 |
60A | 1870.50円 | 1771.44円 |
電力量料金(1kWhあたりの料金) | ||
東京電力 スマートライフS |
CDエナジーダイレクト スマートでんき |
|
午前6時から午前1時 | 35.76円 | 35.96円 |
午前1時から午前6時まで(夜間) | 27.86円 | 28.06円 |
*実際の電気料金には、上記の基本料金と電力量料金の他に、燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます。スマートライフS、スマートでんきにおけるそれぞれの単価は同額です。
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そのため、電気料金のみで計算すると東京電力の方が安くなります。ただし、CDエナジーダイレクトではカテエネポイントが電気料金100円につき1ポイント貯まるため、それを考慮すると最終的にはCDエナジーダイレクトの方がお得です。
具体的な節約額は以下のとおりです。
東京電力 スマートライフS |
CDエナジーダイレクト スマートでんき ※ポイント還元込 |
|
---|---|---|
1人暮らし |
13,088円 / 月 |
12,964円 / 月 年間1,488円お得 |
2人暮らし |
19,758円 / 月 |
19,590円 / 月 年間2,016円お得 |
3人暮らし |
22,224円 / 月 |
22,046円 / 月 年間2,136円お得 |
4人暮らし |
23,716円 / 月 |
23,532円 / 月 年間2,208円お得 |
5人暮らし |
24,742円 / 月 |
24,536円 / 月 年間2,472円お得 |
【シミュレーション条件】2024年4月時点の単価を適用
・一人暮らし=契約アンペア40A・月使用量356kWh/二人暮らし=契約アンペア50A・月使用量561kWh/3人世帯=契約アンペア50A・月使用量637kWh/4人世帯=契約アンペア50A・月使用量683kWh/5人世帯=契約アンペア60A・月使用量705kWhで想定。
・夜間率42%で試算。
・燃料費調整額・再エネ賦課金を含まない。
・CDエナジーダイレクト「スマートでんき」の料金シミュレーションには電気代100円につき1カテエネポイントのポイント還元を含む。なお、 ポイント還元にはCDエナジーの家庭向けWEB会員サービス「カテエネ」に会員登録し、電気の契約情報を登録する必要があります。還元されるポイントは「カテエネポイント」。ポイントの対象となる料金は、再生可能エネルギー発電促進賦課金を除きます。また、セット割引の適用を受ける場合は割引後の料金から算定します。
まとめ:CDエナジーダイレクトVS東京電力
当記事では料金の面からCDエナジーダイレクトと東京電力を比較して、東京電力よりもCDエナジーダイレクトがお得になりやすいということがわかりました。
上記にご紹介したプランでは、両社とも最低契約期間や解約金の設定などはありません。どれも気軽に契約しやすいと言えます。
あとは、支払い方法や料金以外の特典(ポイントやオプションサービスなど)も確認したうえで、どちらの電力会社がご自身のライフスタイルに適しているかを判断するのが良いでしょう。
