電気を全然使わなかった月でも電気代は払わなければならないの? - 空き家の電気料金

家庭や仕事の事情で長期間家をあけていた、たまにしか使わないセカンドハウスなど、理由はともあれ、電気を全く使わない月というのもありえます。それでも電気代はかかるの?という疑問にお答えします。
- 全然電気を使わなかった場合、どれくらい電気料金がかかるのか調べてみました。
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電気を全然使わなかった月も電気代はかかるか?
旅行や出張で長期的に家を空けた、まるまる一か月電気を使わなかった、そんな場合の電気代はどうなるのでしょうか?
そんな場合でも電気代はかかることがほとんどです。大手電力会社および新電力の多くが、電気を全く使用しなかった場合も「最低料金」というものを設定しています。
電気を使わなかった場合の電気代は? - 例えば、東京電力の場合
東京電力の公式ホームページによれば、「まったく電気をご使用にならない場合の基本料金は半額になります。」(従量電灯プラン)と記載があります。
つまり、電気を全然使わなかった場合でも基本料金の半分は払わなくてはならないということになります。そうなると、実際いくら払うのかは、もとの基本料金がいくらかになりますが、請求が発生することになります。
電気使用のない家・空き家・セカンドハウスの電気代のカギを握るこの「基本料金」については次に詳しく説明します。
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電気の使用がない場合の電気代 - 基本料金制か最低料金制か

電気の使用のない月の電気代は? - 基本料金の半額、もしくは最低料金を払う必要があります。ご自分の契約している電気料金プランをチェック!
大手電力が提供してきた電気料金プランはすべて基本料金 + 電力量料金で構成されています。(この他、電気料金には共通して燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金も含まれます。)
つまり、電気を全く使わなかった場合、つまり電力消費量が0kWh(キロワットアワー)だった場合、「電力量料金」は基本的にかからないことになります。問題となるのは基本料金です。
ただし、電力会社によっては、全く電気を使わなかった月の基本料金を半額としたり、もともと最低料金制を適用しているところもあり、電気を全く使用しなかった場合はその最低料金のみを徴収する場合もあります。
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今契約している電気プランがアンペア制の場合
基本料金にアンペア制を採用している電力会社は北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、九州電力です。
基本料金にアンペア制の場合、契約するアンペア容量が高くなると基本料金もあがります。そうなの?そんなこと知らなかったという人のために、実際に、東京電力の従量電灯Bの基本料金表をみてみましょう。
つまり、電気を全く使わなかった場合、これら基本料金の半額を払う必要があるということになります。また電力会社によっては半額ではなく全額のところもありますので、契約をしている電力会社に確認をしてみましょう。
契約アンペア数 | 基本料金(円)(税込) |
---|---|
10A | 295.24円 |
15A | 442.86円 |
20A | 590.48円 |
30A | 885.72円 |
40A | 1180.96円 |
50A | 1476.20円 |
60A | 1771.44円 |
今契約している電気プランが最低料金制の場合
最低料金制を採用している電力会社もあります。関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力が該当します。
最低料金制の場合はその名が示す通り、電気の使用があってもなくても支払う電気料金として「最低料金」が設定されています。
上記の電力会社の電気料金(従量電灯プラン)を契約されている方は、電気を全く使用しなかった月はこの最低料金を払う必要があります。最低料金は電力会社によって異なります。
いずれにしても、額は大きいものではなりませんが、電気を使用しなくても料金が発生します。
基本料金がゼロ円の電気料金プラン知ってますか?
電気の使用がなかった場合の電気料金は、最低料金を払うか、基本料金(アンペア契約)の半額もしくは全額を払わなくてはいけないことが分かりました。
一方、電気小売完全自由化にともない、Looopでんきのように基本料金ゼロ円という新電力も登場しました。
例えば、東京電力の標準プランである「従量電灯B」とLooopでんきの「おうちプラン」の基本料金を比較してみましょう。
基本料金 | ||
---|---|---|
契約アンペア数 | 東京電力 従量電灯B |
Looopでんき おうちプラン |
10A | 295.24 円 | 0円 |
15A | 442.86 円 | |
20A | 590.48 円 | |
30A | 885.72 円 | |
40A | 1180.96 円 | |
50A | 1476.20 円 | |
60A | 1771.44 円 |
上記のとおり、Looopでんきの場合は電気料金の基本料金がゼロ円です。電気を使用しなければ電力量料金(従量料金)もかからないため、電気料金もゼロ円になります。
そのため、セカンドハウスや空き家での電気契約、または自宅を長期で不在にされている方は、Looopでんきに切り替えると、電気を使わない期間は電気代を支払わずに済みますね。
電気を全然使わなかった月も電気代はかかるか? - まとめ
電気を全く使わなかった場合でも、基本料金もしくは最低料金がかかるケースがほとんどということが分かりました。
もし長期的に何か月にも渡って電気を使用しない場合は、電力会社に連絡をして電気契約を一時的に停止してもらか、Looopでんきのような基本料金がゼロ円のプランに契約を切り替えれば支払いは生じません。
- まったく電気を消費しなかった場合、電力量料金(従量料金)はかかりませんが基本料金の部分はかかります。
- 基本料金については、契約している電力会社によって、全額支払う場合と、半額免除になる場合とがあります。
- 月額最低料金を設定している電力会社の場合は、基本料金の代わりに最低料金を支払います。
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