【本ページは一部アフィリエイトプログラムによる収益を得ています。】
【本ページは一部アフィリエイトプログラムによる収益を得ています。】

引っ越し早割で8,000pt!楽天でんきはお得か?プロによる徹底解説&比較

作成日
引っ越し早割で8,000pt!楽天でんきはお得か?プロによる徹底解説&比較

引っ越しシーズンの到来です。「新居の電気、どこにしよう?」と迷っているあなたに、楽天でんきから飛び込んできた「8,000ポイントプレゼント!」という魅力的なオファー。8,000円分のお買い物ができると考えれば、確かに心踊りますよね。でも、ちょっと待ってください。その「お得」の裏側に、毎月の電気代が高くなるリスクが潜んでいるとしたら?目先のポイントにつられて申し込みをする前に、エネルギーのプロとして、このキャンペーンの「本当のコスパ」を徹底的に解剖します。

「8,000ポイント贈呈」の正体とは?「楽天でんき引越し早トクキャンペーン」の全貌

楽天でんきの早トクキャンペーンとは?
出典:楽天でんき公式サイトより

まずは、話題になっているキャンペーンの中身を整理しましょう。楽天でんきが2026年の引っ越しシーズンに合わせて打ち出したのが、この「引越し早トクキャンペーン」です。

期間は2026年2月2日(月)10:00~4月2日(木)9:59まで。条件を満たしたユーザーには、通常なら5,000円分のところ、なんと8,000円分の楽天ポイントが付与されます。家具や家電など、出費がかさむ引っ越し時には非常にありがたい金額に見えますよね。

しかし、まず注意すべきなのがこのキャンペーン名にある「早トク」という言葉です。

「早トク」の定義に注意

ここでの条件は、「申し込み完了日から30日以上先」を利用開始日に設定することです。つまり、急な引っ越しで「来週から電気を使いたい!」という人は、残念ながら対象外となってしまいます。

さらに、ポイントは契約してすぐに貰えるわけではありません。利用開始からおよそ1年後*、忘れた頃にやってきます。これは「ポイントをもらってすぐ解約」という抜け道を塞ぐための、よくある縛りと言えるでしょう。

*利用開始月が3月の場合、ポイントが進呈されるのは翌年3月末

落とし穴はここにある!ポイント獲得の「隠れたハードル」

「30日前に申し込むだけで8,000ポイントなら余裕では?」と思いましたか?実は、公式サイトの小さな文字を読み解くと、クリアしなければならないハードルが他にもいくつか存在します。これを満たせないと、1ポイントも貰えずに終わる悲劇が待っています。

  • すでに楽天でんきを契約中の人の「住所変更」は対象外
  • 利用開始月を0ヶ月目としたとき、11ヶ月目の末日までに解約すると対象外
  • 【最重要】利用開始月とその翌月の電気料金合計が6,000円以上であること

特に注意したいのが3つ目の条件です。今回の情報には、「利用開始月およびその翌月分の電気料金合計が6,000円以上」というシビアな条件が含まれています。

「えっ、電気代なんて普通に使えばいくでしょう?」と思うかもしれませんが、引っ越し初月は日割り計算になることが多く、一人暮らし世帯や省エネ家電を揃えた新居では、意外とこの「2ヶ月で6,000円」の壁を超えられないケースがあるのです。

衝撃の事実:8,000円もらっても「赤字」になる理由

さて、無事に条件をクリアして8,000ポイントをもらえたとしましょう。ここで安心してはいけません。ここからが本題です。電気料金は「毎月払い続ける固定費」であることを忘れてはいけないのです。

関東エリアの大手、東京電力を例に確認してみましょう。

楽天でんきの謳い文句は「基本料金ゼロ円」。これだけ聞くとお得そうですが、電気の使用にかかる電力量料金が東京電力と比べて高めな設定となっているため、使用量がよほど多くない限りはお得になりません。

①料金比較「東京電力VS楽天でんき」
基本料金
東京電力
従量電灯B
楽天でんき
プランS
10Aにつき 311.75円 0円
電力量料金
東京電力
従量電灯B
楽天でんき
プランS
120kWhまで 29.80円 36.85円
120kWh超えて300kWhまで 36.40円
300kWh超える 40.49円

*それぞれ2026年2月9日時点の料金を参照

さらに、東京電力の「燃料費調整額」に値する楽天でんきの「市場価格調整額」も割高な設定。

②料金比較「東京電力VS楽天でんき」
燃料費調整額 市場価格調整額
東京電力
従量電灯B
楽天でんき
プランS
1kWhにつき -12.22円 -4.50円

*それぞれ2026年2月分の料金を参照。それぞれ政府の支援金-4.5円/kWhを含む

上記を踏まえて、実際にかかる電気料金の総額を平均的な一人暮らしのケースで比較してみます。

③料金比較「東京電力VS楽天でんき」
東京電力
従量電灯B
楽天でんき
プランS
ひと月の電気代 4,657円 /月 5,824円 /月
一年の差額 14,004円高い
一年のポイント還元 なし 348ポイント
(200円につき1ポイント)
キャンペーン特典 なし 8,000ポイント
一年後の実質収支 ±0円 5,656円の損

*契約アンペア30A・電気使用量160kWhと想定。基本料金・電力量料金・再エネ賦課金・東京電力の燃料費調整額および楽天でんきの市場価格調整額を含めた計算。2026年2月分の単価に基づく

月々のポイント還元を加味しても、楽天でんきは東京電力より月1,000円ほど高く、たった1年で特典8,000ポイント分のお得分がなくなってしまうことがわかります。

楽天カードで支払えばポイント還元は100円につき1ポイントに増加するものの、差額を埋めるのは難しいでしょう。

結論:このキャンペーンに乗るべき人、乗るべきではない人

ここまで見てきたとおり、残念ながら楽天でんきでお得に電気を利用するのは簡単ではありません。

ただし、「電気料金はそこまで気にしない」「とにかく楽天ポイントを貯めて活用したい」という楽天経済圏のヘビーユーザーであれば、通常よりも進呈ポイントが増える今回のキャンペーンは活用すべきと言えます。

  • 向いている人: 楽天経済圏のヘビーユーザーで、電気使用量はそこそこ(月3,000円以上)あるが、ファミリーほど多くはない単身〜二人世帯。かつ、1年程度でまた引っ越す可能性がある短期利用者。
  • 向いていない人: 電気使用量が多いファミリー世帯、在宅ワーク中心の人、一度契約したら数年は見直さない人。これらの方は、他社と比べたときの電気料金の損がより大きいためおすすめできません。
  • 空き家所有者は注意: 「使用量が少ない空き家なら楽天でんきが良い」という説もありますが、今回のキャンペーンに限っては「2ヶ月で6,000円利用」の壁があるため、空き家契約ではポイント獲得条件を満たせない可能性が高いでしょう。

プロが教える「本当に賢い」選び方

「じゃあ、結局どこを選べばいいの?」という声が聞こえてきそうです。もしあなたが「電気代の節約」を最優先にするなら、一時的なポイントではなく「料金単価そのもの」が安い会社を選ぶべきです。

例えば、新電力の中でも単価が安く人気のオクトパスエナジーでは、東京電力と比べたときに以下のような電気料金の削減が期待できます。

💡例:東京電力「従量電灯」を契約中の人がオクトパスエナジーに電気を切り替えた場合

オクトパスエナジーVS東京電力:電気料金比較(2026年2月分)
  東京電力 オクトパスエナジー オクトパスが安い💡
年間節約額
一人暮らし 4,657円 /月 4,433円 /月 2,688円 /年
二人暮らし 8,345円 /月 7,846円 /月 5,988円 /年
3人世帯 9,877円 /月 9,249円 /月 7,536円 /年
4人世帯 13,078円 /月 12,172円 /月 10,872円 /年

【電気料金比較の条件】
・東京電力「従量電灯B」と、オクトパスエナジー「グリーンオクトパス」を比較
・一人暮らし=契約アンペア30A・月使用量160kWh、二人暮らし=契約アンペア40A・月使用量280kWh、3人世帯=契約アンペア40A・月使用量330kWh、4人世帯=契約アンペア50A・月使用量420kWhで想定。
・2026年2月分の単価に基づく基本料金+電力量料金+燃料費調整額+再エネ賦課金の電気代合計。

比較条件を見る 閉じる

契約は数分で終わりますが、支払いは毎月続きます。「ポイントをもらって損をした」なんてことにならないよう、電卓を片手に冷静な判断をしてくださいね。

 

新着ニュース