冬のガス代の平均は?冬のガス代の節約方法

電気やガスなど光熱費がかさみやすい季節、冬。一般家庭における冬のガス代の平均はいくら?暖房や給湯で冬のガス代を節約する方法についても調べてみました!
- 冬のガス代の平均は一年間で最も高く、夏の約2倍にもなる!
- 冬のガス代を節約する秘訣は、ガス暖房とガス給湯の工夫にあり!
冬のガス代の平均は?
冬のガス代、他の家庭ではどれくらい毎月ガス代を払っているのか気になることろ。
寒さをしのぐための暖房費がかさむため、ガス代や電気代(冬の電気代って平均いくら?冬の電気の節約方法)などの光熱費が高くなるとされている冬。それでは、一般家庭における冬のガス代の平均は一体いくらなのでしょうか?
総務省統計局の家計調査より、季節ごとの総世帯(単身世帯と2人以上の一般世帯を合わせたもの)における都市ガス代の平均を比べてみました。
季節 | ガス料金 |
---|---|
春(4月〜6月) | 5,438円 |
夏(7月〜9月) | 3,464円 |
秋(10月〜12月) | 3,763円 |
冬(1月〜3月) | 6,778円 |
年間 | 4,861円 |
出典:総務省統計局「家計調査」
ごらんのとおり季節によって毎月のガス代に変動があることがわかります。
やはり気温が下がる1月〜3月の冬のガス代の平均は、一年で一番高い6,778円。
これは年間平均のガス代4,861円より約2千円高く、一年で一番安い夏(7月〜9月)のガス代3,464円と比べるとなんとおよそ2倍です!
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冬のガス代が高い理由は暖房と給湯!
どうして冬のガス代は高くなってしまうのでしょうか? ガス代が他の季節よりもかさむ理由、つまりガスを多く使用する用途を調べてみました!
資源エネルギー庁が家庭のエネルギー使用の実態を調べている「エネルギー白書」によると、一般家庭における電気やガスなど用途別エネルギー消費の内訳は下記の通りです。
(転載:資源エネルギー庁HPより)
一般家庭で使用されている電気やガスなどのエネルギー消費の実に半数以上が、暖房(26.7%)と給湯(28.3%)に占められていることがわかります。
冬は寒いですから、お湯を使う機会が増えるのに加え、水の温度も低いため、温度を上げるためにたくさんのエネルギーが必要になります。
このため、冬場の給湯に必要にガスの量も増えます。暖房もガスファンヒーターはパワフルで部屋全体を温めるのに適しているため、冬場に使用している人も多いはず、暖房にガスを使用していれば当然ガスの使用量が増えますね。
つまり、ガス代を節約をするには、ガス暖房とガス給湯に工夫を加える必要がありそうです!
冬のガス代の節約方法
それでは、一年の中でも特に暖房と給湯が必要となる冬のガス代を節約するにはどんな工夫をしたらよいのでしょうか?
資源エネルギー庁の「家庭の省エネ徹底ガイド」、都市ガス会社東京ガスの「ウルトラ省エネブック」を参考に、冬のガス代を節約するコツをまとめました!
(注:節約できる費用は、冬だけでなく一年間節約した場合の参考額です。)
ガス暖房の節約方法

冬のガス代抑えるには?暖房の温度を上げる前にもう一枚着てみよう。
冬に一般家庭で使用する暖房器具にはいろいろな種類がありますが、ガスファンヒーターやガス温水式床暖房は、どちらも設定温度を少し下げたり、電源を少し早めに落とすだけで冬のガス代の大きな節約につながります!
- 厚手のカーテンを閉めたり重ね着をするなどして、暖房の推奨設定温度20℃よりも2℃低い18℃にする → 年間約2,382円の節約!
- 暖房器具は使用後もしばらく余熱が残るので、出かける前や就寝前など20分前くらいにスイッチを切る → 年間約672円の節約!
- 本当に必要な時だけ暖房を使うようにして、暖房器具の使用時間を1日1時間減らす → 年間約2,270円の節約!
ガス給湯の節約方法
気温も水温も一年で最も低くなる冬は、給湯器でお湯を温めるためにたくさんのエネルギーが必要になる、つまりガス代が一番かさんでしまう季節です。
冬のガス代を節約するには、ガス給湯を使用するお風呂やキッチンでの工夫が欠かせません。ガス給湯の節約をマスターすれば、同時に水道代の節約にもつながりそうです!
- お風呂を沸かす時や入浴後は必ず浴槽のフタをして、お湯が冷めにくくする → 年間約2,293円の節約!
- 浴槽にフタをしても湯温は2時間で約1.5℃下がるため、時間を空けずに入浴して追い炊きしない → 年間約1,720円の節約!
- シャワーを流しっぱなしにしない、シャワーの使用時間を1日1分間減らす → 年間約1,668円の節約!
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正しいガス代の比べ方

冬のガス代の使用量は?どのくらい増えた、減ったかはm3をチェック。
冬のガス代が高いのは、ガスの使用量が増えるからということが分かりました!
ちなみに「我が家はガスを使いすぎ?」と思った場合、他の家庭とガスの請求額を比べるのは正しくありません。
というのも、ガス料金は契約しているガス料金プランによっても異なりますし、都市ガスとプロパンガス(LPガス)とでも変わります。
ガスの使用量の多い、少ないを判断するには「ガスの使用量(m3)」をよく見る必要があります。ガスの請求書には必ず「ガスの使用量(m3)」が記載されているのでそちらをチェックしましょう。
先月のガスの使用量m3と比べれば、今月はガスの使用量が増えたのかどうかが分かりますよ。