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自動車保険の解約方法

自動車保険の解約方法
自動車保険の解約方法

「自動車保険を解約したい。」車の売却や海外赴任など、解約の理由は様々ですが気になることは共通。解約手続きはどうする?支払った保険料は戻ってくる?等級の引継ぎはできる?これらの疑問にお答えしていきます。

任意保険の解約手続き

「自動車保険を解約したい。」と思ったとき、まずどのような手続きが必要になるでしょうか。契約の途中で解約する「中途解約」と、満期をむかえて解約となる「満期解約」について説明していきます。

任意保険の解約中途解約:契約者本人から保険会社などへ連絡
満期解約:手続き不要。自動継続特約がセットされている場合は保険会社へ連絡

中途解約する場合

加入している任意保険の満期を待たずに途中で解約することを「中途解約」とよびます。必ず保険会社や保険代理店に連絡を入れましょう。

中途解約の流れ

1.保険会社などへ解約の連絡 

2.解約用の書類が届く 

3.書類を作成・返送する 

4.手続き完了 

 ネットから解約手続きができる保険会社もあります。

中途解約に必要な書類

 保険会社から指定される書類(「解約申込書」「契約内容変更依頼書」など)
 保険証券

契約を解除することになりますので、保険契約者本人から解約連絡をする必要があります。その後、保険会社や代理店から解約に必要な書類が送られてきます。解約日などの必要事項を記入して、解約する自動車保険の保険証券を同封して返送します。

満期解約する場合

「満期解約」とは、加入している自動車保険を満期以降更新しない場合をいいます。更新の手続きを行わなければ満期で契約終了となりますので手続き不要です。 ただし「自動継続特約」などがセットされている場合には、保険会社へ解約意思を連絡する必要があります。加入中の保険証券を確認して「自動継続特約」がセットされてるか確かめましょう。

3つの疑問:中途解約前に要確認

解約手続きについてお伝えしましたが、そもそも解約前に確認するべきポイントはあるのでしょうか?特に「中途解約」は、解約する前に確認しておきたいポイントがありますので、3つ疑問としてまとめました。解約連絡を入れる前のチェック事項として参考にしてください。

  • 中途解約前にチェック3つの疑問
  • 【解約返戻金】支払った保険料は戻ってくる?
     →条件によっては戻ってきます。
  • 【等級】解約した後の等級はどうなる?
     →保険料で損することがあります。
  • 【保険期間】解約にいいタイミングはある?
     →損とリスクを考え、各自の事情に合った解約日を決めましょう。

【解約返戻金】支払った保険料は戻ってくる?

戻ってきます。ただし年払いなどでまとまった保険料をすでに支払っていて、解約日から満期日まで1か月以上ある場合に限ります。

解約によって戻ってくる保険料のことを「解約返戻金(へんれいきん)」とよびます。ではこの解約返戻金はどのように計算されて、最終的にいくら戻ってくるのでしょうか。ここでは解約返戻金の基礎知識として重要な「短期率(たんきりつ)」について説明します。解約返戻金を計算する場合、契約者がすでに支払った保険料のうち、まだ過ぎていない契約の期間(未経過期間)の保険料を契約者に戻します。この「まだ過ぎていない契約の期間」は日数(日割)や月数(月割)で計算されるのではなく、 多くの保険会社は短期率というもので計算します。言葉ではわかりにくいので実際に計算してみましょう。

解約金を計算してみようあなたはセレクトラ損保の自動車保険を契約開始から5ヵ月超6ヵ月までに解約しました。すでに支払った年間保険料は100,000円です。保険料はいくら戻ってくるでしょうか?

解約返戻金=年間保険料 × ( 1 -解約までに経過した期間に対応する短期料率)*
*まだ過ぎていない契約の期間(未経過期間)

 短期率表から5ヵ月超6ヵ月までの短期率を確認。

→短期率は70%

セレクトラ損保/短期率表
期間 1か月まで 2か月まで 3か月まで 4か月まで 5か月まで 6か月まで 7か月まで 8か月まで 9か月まで 10か月まで 11か月まで 12か月まで
短期料率 25% 35% 45% 55% 65% 70% 75% 80% 85% 25% 90% 95%

 短期率を解約返戻金の計算式に当てはめる。

→年間保険料100,000円 ×( 1- 短期率70% ) ⁼30,000円

 

 解約返戻金⁼戻ってくる保険料

→30,000円

セレクトラ損保は架空の保険会社です

さて、解約返戻金を試算できたところで、「この30,000円って得なの?損なの?」という疑問が出てきますよね。結論からお伝えすると各月で均等に計算する場合(月割)と比べて、短期率の計算はデメリットが出てしまいます。 たとえば年間10万円の自動車保険を6ヵ月で解約する場合。6か月はちょうど一年の半分ですので、月で均等に計算すれば5万円戻ってくるはずですが、短期率で計算すると3万円の戻りになるのです。

解約返戻金-月割と短期率比較

解約返戻金は保険会社によって異なります。短期率や計算方法は保険会社によって違うので、解約前に現在加入している保険契約の解約返戻金の試算方法をチェックしてみましょう。不明点があれば代理店や保険会社などに問い合わせてみてください。

【等級】解約した後の等級はどうなる?

保険料で損をすることがあります。無事故であれば「保険期間通算特則」を適用できる保険会社へ乗り換えましょう。廃車・海外赴任や留学など、しばらく自動車の運転から離れる場合は中断証明を入手して等級を維持しましょう。

保険会社を乗り換える場合

保険会社乗り換えのための中途解約の場合、保険料の支払いで損をすることがあります。等級が上がるタイミングは、事故を起こさず満期を迎えた場合です。しかし、満期前に中途解約した場合は、乗り換え後すぐに等級は上がらず、次に1等級上がるのは乗り換え後の契約開始から1年後となります。満期での乗り換えと比較して等級が上がるタイミングが遅くなります。 他方、事故を起こしている場合は、中途解約した時に等級が下がります。満期まで待てばその時点で等級が下がりますが、満期での乗り換えと比較して早く等級が下がってしまいます

もし無事故であれば、等級によるデメリットを回避するために「保険期間通算特則」が適用できる保険会社へ乗り換えましょう。この特則は乗り換え先の自動車保険を、乗り換え前の満期日までの短期契約とします。そして乗り換え前の保険契約と、乗り換え先の契約を合算して1年経過したとみなして、満期乗り換えと同じ時期に等級を上げることができます。しかしこの特則を利用できる保険会社は限られています。
保険会社の乗り換えについては自動車保険の上手な乗り換え方法の記事も参考にしてみてください。

しばらく自動車の運転から離れる場合

「中断証明書」という書類を保険会社に発行依頼してください。この証明書があれば現在の等級を10年間保存できます。再び自動車を所有するときに、保存しておいた等級から再開することができるので、中断証明書がない場合と比べて安い保険料で次の自動車保険に加入できます。

中断証明書の発行条件

 解約する契約のノンフリート等級が7等級以上であること。
 解約する契約の保険期間中に事故がある場合には、事故に応じて減じた等級が7等級以上であること。

中断理由

 自動車を廃車・売却/譲渡・リース会社に返還
 他の保険契約で加入している自動車と車両入替
 車検切れ(契約車両が解約日または満期日以前に車検の有効期限をむかえ、その後車検を通していない場合)
 ナンバープレート返納
 盗難されて見つからない
 災害による滅失
 海外渡航(条件/満期日もしくは解約日から6か月以内に出国)

必要な手続き

1.保険会社や代理店に中断証明書の発行を依頼する。
2.「中断証明書発行依頼書」が届く。
3.中断理由を証明できる書類ともに「中断証明書発行依頼書」を提出する。
4.保険会社にて書類確認後、証明書が発行される。

【保険期間】解約にいいタイミングはある?

なるべく損とリスクが発生しない時期を選びましょう。解約日を満期に近くする。もしくは解約返戻金の短期率が切り替わる直前にするなどしてなるべく損をしない時期を選びましょう。保険会社を乗り換える場合は保険期間に重複・空白が発生しないことも重要です。

セレクトラ編集部は解約による不利益が発生しないように、「満期解約」をおすすめしています。しかし事情によっては事情によっては中途解約が必要な場合がありますよね。その場合は現在加入している保険の短期率の料率が切り替わる直前の日程などをおすすめします。短期率は月毎に変わることが多いため、短期率が変わる直前がその月では一番メリットがあります。
さらに他の保険会社に乗り換える場合は、解約する保険の解約日と乗り換え先の保険始期日が同日になるように調整しましょう。保険期間の重複は保険料が無駄ですし、空白は無保険状態となってしまいますので大きなリスクが発生します。

自賠責保険の解約について

これまで任意保険の解約について解説してきましたが、自賠責保険の解約の概要についても説明します。自賠責保険は法律で定められた強制保険のため、自由にいつでも解約するということはできません。任意保険の解約と手順が違うので注意が必要です。

自賠責保険の解約 -任意保険との違い-

 解約は法律で定められた理由のみ
 自賠責保険は自由に解約できず、法律で解約できる場合が定められています*。具体的には、契約自動車を手放した。契約自動車の登録を抹消した。もう契約自動車は公道を走らない。というようなことを証明する必要があります。提出する書類も「譲渡」や「廃車」の証明書類が求められます。
*自賠法第20条の2、自賠法施行規則第5条の2

 解約日は書類が受領された日
 自賠責保険の解約日は契約者が決めることはできません。解約日は保険会社が手続き書類一式を受け取った日となります。書類に不備があった場合は再度保険会社とやり取りすることになるので、解約までに数週間と時間がかかることがあります。

 解約依頼は保険会社へ
 自賠責保険の解約は保険代理店で手続きすることはできません。直接保険会社窓口やカスタマーセンターとのやり取りが必要になります。

まとめ

「加入中の自動車保険(任意保険)を解約したい」と思ったら…
 手続きを始める前に解約返戻金の計算をしてみましょう。
 等級で損をしないよう、乗り換えは保険期間通算特則の使える保険会社を検討しましょう
 しばらく自動車を使わない場合は、等級を維持するために中断証明書の依頼をしましょう。
 損やリスクのない解約日を選びましょう。
解約の時期が決まったら…
 解約の意向を契約者本人から保険会社や代理店会社へ申し出る必要があります。
 解約手続きは保険会社の依頼事項に沿ってすすめてください。
自賠責保険の解約は…
 必要書類は任意保険とは違いますので、解約する際は注意が必要です。

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