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自動車保険の等級を引き継ぐ方法

自動車保険における等級は保険料を大きく左右するため、せっかく積み上げてきた等級を手放したくないですよね。ここでは、保険会社の乗り換えおよび同居家族間での等級引継ぎの方法と注意点を解説します。

等級引継ぎのメリットは?

自動車保険の等級を引き継ぐ(継承する)メリットはずばり、保険料が安くなることです。等級を引き継ぐシチュエーションは次の2パターンあり、いずれも保険料が今より安くなります。

・保険会社を乗り換える
・同居親族の間で等級を引き継ぐ

それぞれ分かりやすく解説しますね。(当記事ではノンフリート自動車保険を前提に解説しています)

ひとこと解説:等級は大きければ大きいほど保険料が割引される 自動車保険の等級は1~20まであり、数字が大きくなるにつれて保険料の割引率が高くなります。たとえば、新たに自動車保険に加入した人は6等級からスタートで19%割引なのに対し、20等級の人は63%割引されます。

もっと安い保険会社に乗り換えることができる

等級制度は各保険会社に共通して適用されるため、保険会社を乗り換えた場合も原則として現在の等級が引き継がれます。そのため、もっとお得な保険会社に心置きなく乗り換えられるんです。

たとえば、現在加入中の保険会社で15等級としましょう。保険満期日まで無事故で保険を使わなければ、他の保険会社に乗り換える時には16等級から始まります。保険会社を変えたからといって、これまで積み上げてきた等級がリセットされることがないのは安心ですね。

新規契約時に割引特典がある自動車保険に乗り換えるとお得 保険料を抑えるために自動車保険の乗り換えを検討しているなら、初年度のインターネット割がお得なところを選ぶといいでしょう。セゾン自動車火災保険(おとなの自動車保険)やSBI損害保険はその一例です。

ただし、もし等級ダウン事故が起きて保険を使ったのであれば、保険会社を乗り換えたとしても等級は下がった状態で始まります。また、事故有係数適用期間も引き継がれます。

「事故を起こして保険を適用したから等級が下がらないように保険会社を変えよう」というのは残念ながら通用しないわけです。

等級と事故有係数適用期間についてはこの記事を参照⇒自動車保険の「等級」とは?

同居親族から等級を引き継ぐとトータルで保険料が安くなる

自動車保険の等級は、親から子供など同居親族間でも引き継ぐことができます。そうすることで、トータルの保険料を大きく節約することが可能になります。

たとえば、同居する子どもが免許取得後に自動車を購入して自動車保険に加入すると、通常は6等級スタートです。等級が低いことに加えて、運転者の年齢条件の低さ、免許証がゴールドではないこと等が保険料を押し上げてしまいます。

それに対して、親の自動車保険が20等級だとして等級を子どもに引き継ぐと、子供は最初から20等級になります。

親が新たに自動車保険に加入すると6等級(セカンドカー割引が適用されると7等級)になってしまいますが、年齢が大きいことや免許証がゴールドなだけでも保険料は割安になります。そのため、全体的に見ると保険料がかなり抑えられるわけです。

なお、同居の祖父や祖母が免許返納する時に等級をもらったり、亡くなった同居親族の等級を引き継いだりすることも可能です。

家族から等級を引き継いで安くなったという口コミ紹介しますね。

 ポジティブな意見

等級は引き継ぎ出来ます!
親の20等級を僕に引き継いで、親は6等級から再スタートです。
でも、親の年齢だと6等級でも契約内容次第で3〜4万円に抑えれます!
親が事故りまくってる場合はあまり意味ありません笑

— 💨🚴‍♂️まさや💨🚴‍♂️ (@roadbike_mm) July 19, 2022

自動車保険に年9万円くらい払ってて高いなーと思いつつ1年目だから当たり前かと思ってたけど、親の等級を引き継げる人は3万円くらいなのか………………

— 2003 (@NTSC_J) June 1, 2022

自分は祖父の免許返納とタイミング合わせて等級引継ぎ+車両保険抜きで6.5万/年まで圧縮しました

— Sora Arakawa (arkw) (@arkw0) May 30, 2022

等級引継ぎによる保険料シミュレーション

父親が子供に等級を引き継いだ場合、年間でどれくらい保険料が安くなるのでしょうか?

下記の例では、トータルで約10万円も安くなる結果になりました。等級引継ぎで保険料を大きく節約できることが分かります。

※下記は三井ダイレクト損保の自動車保険料の概算です。実際の見積もり金額とは異なる場合があります。

契約条件の内容
父親 子供
年齢:56歳
運転免許証:ゴールド
運転者年齢条件:35歳以上
事故有係数適用期間:0年
運転者限定:本人・配偶者限定
使用目的:日常・レジャー
年間走行距離:10,000km以内
年齢:20歳
運転免許証:ブルー
運転者年齢条件:年齢問わず補償
事故有係数適用期間:0年
運転者限定:本人限定
使用目的:日常・レジャー
保険料シミュレーション:等級引継ぎの有無による違い
  父親 子供
自動車 トヨタ プリウス トヨタ アクア
等級 20等級 6等級
年間保険料 14,180円 162,670円
合計 年間176,850円
  ☟等級を引き継いだ場合
等級 6等級 20等級
年間保険料 30,120円 39,530円
合計 年間69,650円 \107,200円もお得/

家族間で等級を引き継ぐ方法

同居親族の間で自動車保険の等級を引き継ぐのは難しくありません。引継ぎの流れは以下のようになります。

例)父親が自分の車を息子に譲って自分はもう車を持たない場合

  1. 車両の名義を息子に変更する
  2. 自動車保険の契約者名義を息子に変更する
  3. 自動車保険の記名被保険者を息子名義に変更する

 

例)息子が自動車を購入し父親から等級を引き継ぐ場合

  1. 父親が契約中の自動車保険の車両を息子の車両に変更する(車両入替)
  2. 記名被保険者・契約者・車両所有者を息子名義に変更する
  3. 父親の車は新たに自動車保険に加入する*

 

まずは保険会社のコールセンターに電話して、等級を引き継ぎたい旨を伝えましょう。やるべきことを担当者が親切に教えてくれますよ。

*セカンドカー割引なら7等級からスタートできる セカンドカー割引を適用することで、子供に等級を引き継いだ後の親の自動車保険が6等級ではなく7等級から始められます。セカンドカー割引の適用条件は保険会社によって異なる場合があるので、契約中の保険会社に問い合わせてみてください。

等級を引き継げる人の条件

等級を引き継げるのはあくまで記名被保険者と同居している親族です。親子や親族であっても、別居しているなら等級引継ぎはできません。

ただし、配偶者であれば別居していても等級を引き継ぐことができるほか、別居している配偶者と同居している親族にも引継ぎが可能です。

※親族とは6親等内の血族または3親等内の姻族を指します。

  • 等級を引き継げる家族
  • 記名被保険者の配偶者(内縁を含む)
  • 記名被保険者と同居の子ども
  • 記名被保険者と同居の親族
  • 記名被保険者の配偶者と同居の親族

等級引継ぎのタイミングが合わなければ中断証明書が有効

等級を家族に引き継ぎたいけど、どうしてもタイミングが合わない場合もあります。そのような時には中断証明書を発行してもらうといいでしょう。

中断証明書を取得すると車の保険が中断されますが、中断日の翌日から最長10年間は等級を引き継ぐことが可能になります。つまり、10年間のうちに同居家族に等級を引き継げばいいわけです。

中断証明書の発行手続きは、中断する理由によって必要な書類も異なります。詳細は加入している自動車保険会社に問い合わせてみてください。

等級引継ぎのタイミングが合わないパターンの例:

  • 祖父が免許返納に伴って自動車保険を解約するつもりだが、同居の孫がまだ免許証を取得していない
  • 父親が自動車を廃車するので娘に等級を引き継ぎたいけど同居していない
  • 親が車を手放すのに伴って等級を子どもに譲りたいけど現在海外に留学している

 

等級引継ぎの注意点

等級引継ぎを考えているなら、いくつかの注意点を頭に入れておきましょう。

自動車保険乗り換えは契約満期日の翌日から7日以内に

別の自動車保険に切り替えたい場合、現在の自動車保険の契約満期日の翌日から7日以内に新しい自動車保険の契約が始まらないと等級を引継げきません。自動車保険の空白期間のリミットは1週間と覚えておくといいでしょう。

これを受けて「事故で下がった等級をリセットするために1週間以上空けて別の自動車保険に加入しよう」と思う人もいるかもしれません。しかし、残念ながらそう都合良くはいきません。

なぜなら、前の自動車保険が1~5等級だった場合、および等級ダウン事故によって等級が下がる場合は、契約満期日の翌日から13ヵ月以内は等級が引き継がれるからです。

一部の共済では等級が引き継げない場合がある

教職員共済や自治労共済など、一部の共済は等級引継ぎができない場合もあります。共済の自動車保険に乗り換えを検討しているなら、まずは等級引継ぎが問題なく行えるかを問い合わせましょう。

事故で保険適用したことを隠して自動車保険を乗り換えても無駄

他の自動車保険に乗り換えるときに、以前の契約で等級ダウン事故を起こしていたことを隠して申し込んだとします。しかし、保険会社間は情報を共有するため事故の事実も筒抜けになります。

自動車保険を切り替える時には、以前の契約時の状況を正直に申告しましょう。

住民票の住所が同じでも居を別にしていると等級を引き継げない

子どもが住民票は移していないけど実態として別の住所に住んでいるような場合、別居とみなされ等級を引き継ぐことはできません。

逆に、住民票の住所は別でも、実際には同居している親族であれば等級を引継げます。

家族に等級を引き継ぐなら記名被保険者を変更することを忘れない

自動車保険の登録時には、契約者・記名被保険者・車両所有者と3つの名義を別々に登録する必要があります。このうち、自動車を主に運転する保険の対象者となるのは「記名被保険者」です。

そのため、家族に等級を引き継ぐ際には記名被保険者名義を変更することを忘れないようにしましょう。契約者とか車両所有者を名義変更しても、記名被保険者名義を変更しないと等級は引き継がれません。

よくある質問:等級引継ぎについて

質問:
契約途中で車を買い換えても等級は引き継げる?
回答:
はい、契約途中で車を買い換えると新しい車に等級を引き継げます。ただし、契約車両の変更手続きを行う必要があります。
質問:
事故をして等級が5等級以下に下がってしまった。保険会社を乗り換えて等級をリセットできる?
回答:
できません。各保険会社は日本損害保険協会を通して被保険者情報を共有しており、保険会社を変えても等級は引き継がれます。
質問:
実際は別居している子どもを同居しているように見せかけて等級引継ぎをするとバレる?
回答:
契約時に訪問調査などがあるわけではありませんが、もし事故を起こして保険を使う場合には必ず調査が入ります。その際に虚偽の申告をしていたことが明らかになると、保険金が支払われなかったり保険契約が解除されたりする可能性があります。
更新日