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新車特約(車両新価特約)とは?

新車特約(車両新価特約)の解説
新車特約(車両新価特約)の解説

やっと購入した新車。いつまでもあなたにとっては新車ですが、車両保険金額は悲しいことに時間とともに下がっていきます。その差をカバーするのが新車特約。特約の基本と疑問を説明します。

新車特約(車両新価特約)とは

任意保険の車両保険に付帯できる特約です。車両保険の保険金額は、たとえ新車でも経過期間に応じて保険金額が下がっていきます。しかし車のオーナーとしては、1年経っても新車は新車ですよね。それなのに保険金額はどんどん目減りし、 事故で車の買い替えが必要になっても新車購入相当額を受け取れないのは不便です。 そこで「新車特約(車両新価特約)」が役に立ちます。 この特約を付帯している間は事故で新車が大破しても「新車購入時の価格(新価)」を補償することができます。どんな時にこの特約が使えて、どのようなリスクをカバーできるでしょうか。

車両保険では足りない金額をカバー

新車特約の役割をイメージするために、ある事故のケースを参考にしながら確認してみましょう。

2021年購入新車が2022年に事故!?

1.2021年に500万円で新車を購入しました。
2.新車購入の翌年2022年の保険契約では車両保険金額は400万円*で設定されてしました。
     *車の時価相当額は一般的に1年ごとに20%ずつ減っていきます。
3.2021年自動車保険契約後、突然の事故により大事な新車は修理できないほどに大破。全損判定
4.車はどうしても必要なので、再度500万円の車に買い替えたいと考えています。

新車特約に加入してなかった場合と、加入していた場合でどのような違いがあるでしょうか

 新車特約に加入してなかった場合

車両保険で保険会社から400万円が支払われます。
自腹で残りの100万円を支払います。

 新車特約に加入していた場合

車両保険で保険会社から400万円が支払われます。
新車特約で残りの100万円が支払われます。

保険金を受け取れる条件と保険金

新車特約(車両新価特約)がどのような時に、いくら支払われるかを確認していきます。また、それぞれの用語についての解説と、注意が必要な事項について解説していきます。

新車特約(車両新価特約)の条件と保険金
保険金を受け取れる条件 支払われる保険金
新車価格が上限
全損 車を買い替える場合 車再取得費用
車を修理する場合 修理費用
修理費が新車価格の50%以上 車を買い替える場合 車再取得費用
車を修理する場合 修理費用

車再取得費用

本体価格と付属品価格と消費税を合計した費用です。新たに購入する車は元の車とは別車種でも、中古車問いません。

ここに注意 新車価格500万円で400万円の車を再購入した場合は、400万円までしか支払われません

全損

■ 車が修理できないほど大破した場合。
■ 車の修理代が車両保険の金額を超えた場合。

ここに注意 車両保険では「盗難」は全損ですが、新車特約では盗難による車の買い替えはカバーされません。

修理費用が新車価格相当額の50%以上

外装・外板部品以外の部分に著しい損傷が生じた場合で修理費用が新車相当額の50%以上となった場合です。

ここに注意 車の内装や外装がボロボロで修理費が50%以上となっても、 車の本質的な構造部分(エンジンミッション・フレーム)に問題がない場合は、 修理費用が認定されず新車特約は使えません。

保険の対象となる人と車

新車特約の保険金を受け取れる人は契約車両の所有者です。 新車特約の対象となる車は初度登録(の翌月)から〇〇ヵ月以内と保険会社によって変わります。 一般的には11カ月以内や25カ月、61カ月以内などの各保険会社が決めた期間の車が対象になります。

新車特約(車両新価特約)の疑問

ここまで一般的な新車特約の内容を確認したところで、より詳しく特約を知るためにいくつかの疑問を解説していきます。

保険会社比較:購入からいつまでが新車?

新車特約の対象となる車は保険会社ごとに異なりますので、それぞれの保険会社の定めている期間を比較してみました。 また新車特約の取り扱いのない保険会社もありますので、加入を検討される方はぜひ参考にしてください。

保険会社比較:初度登録から何か月まで新車特約に加入できるか?(2022年8月時点)
期間 保険会社
初度登録の翌月から73ヵ月以内 損保ジャパン
新車価格相当額が車両保険金額の2倍以下の金額であること。
新車200万円だった場合は車両保険金額100万円まで
初度登録の翌月から61ヵ月以内 三井住友海上   楽天損保
あいおいニッセイ同和
初度登録から61ヵ月以内 三井ダイレクト   東京海上日動
初度登録の翌月から25ヵ月以内 おとなの自動車保険(セゾン自動車火災保険)
初度登録から25ヵ月以内 ソニー損保
初度登録の翌月から11か月以内 イーデザイン損保
取り扱いなし チューリッヒ保険   アクサダイレクト
SBI損保

新車の年月は保険会社によってかなりばらつきがあるようです。

保険料:新車特約(車両新価特約)相場はいくら?

ダイレクト型保険では約5,000円前後が相場と考えられます。

車両保険に新車特約を付帯した場合としない場合で見積りをしてみました。もちろん型式・等級・保険金額で変わりますので ぜひ見積もりを取得して確認してみてください

参考見積条件
ゴールド/本人限定/東京/車両保険フルカバー/2021年プリウス/保険金額300万円/新車特約400万円
・40歳15等級 新車特約なし42,910円   あり47,340円
  新車特約分4,430円
・40歳10等級 新車特約なし49,250円   あり54,380円
  新車特約分5,130円

補償:車両全損時補償特約と何が違う?

新車特約(車両新価特約)と車両全損時補償特約は似ている特約なのですが、対象になる車とカバーされる金額が違います。

車両新価特約VS車両全損時補償特約
比較項目 車両新価特約 車両全損時補償特約
保険対象となる車 初度登録から一定期間以内の車 初度登録から一定期間以内を超えた車
保険対象となる損害 全損(盗難除く)
修理金額が新車価格の50%以上
全損(盗難も含む)
保険金額 再取得価格
新車価格上限
10万円から50万程度
保険会社によって異なる

車両全損時補償特約とは各保険会社で新車特約を付帯できる年月を超えて、より年月が経過した車に対する補償です。 契約車両が全損となったときに、廃車や車の買い替えにかかる諸費用として保険金が支払われます。 支払われる保険金は約10万から50万円が上限となっています。

補償:3等級ダウン車両無過失特約と新車特約の関係は?

新車購入時にはありがたい新車特約ですが、新車特約を使用すると等級が3等級下がり、事故あり係数が3年加算されます
さらに少し細かくなりますが、車両保険には自分に過失のない事故で車両保険を使った場合、等級ノーカウントとなる「車両無過失特約」があります。この特約も付帯していた場合、 等級はとどのような関係になるか気になりますよね。
結論から言うとあなた無過失であったとしても新車特約を使用すると3等級下がり、事故あり係数が3年加算されます。等級ダウンは新車特約のデメリットです。

ノーカウント事故の拡大の流れ?
どのような事故でも等級ダウンを免れなかったため、新車特約のメリットを感じにくいという声に答えて、東京海上のトータルアシストは2021年1月から、損保ジャパンは2022年1月からノーカウント事故を拡大しました。
無過失事故の特則におけるノーカウント事故の拡大
●次契約の等級および事故有係数適用期間を決定するうえで、その事故がなかったものとして取り扱う無過失事故の特則の対象に、次の事故により保険金を支払う場合を追加(ノーカウント事故を拡大)します。 なお、1等級ダウン事故に該当する車両保険事故は、引き続き1等級ダウン事故とします。
  
①自動運転車の自動運転中....
②契約自動車の欠陥・第三者による不正アクセスなどに起因....
③被害事故等で本特則を適用して車両保険を支払う場合で、「車両新価特約」「車両全損修理時特約」「全損時諸費用再取得時倍額特約」により車両保険金額を上回る保険金を支払うとき
損保ジャパン/2022年1月改定自動車保険改定のご案内
このように「車両無過失特約」に該当する事故で「新車特約」を使用した場合は、等級が下がらないノーカウント事故の拡大を発表しています。

まとめ:新車特約(車両新価特約)は必要?

新車特約は基本的に大きな事故で車が使えなくなった場合を想定して必要かどうか判断することをおすすめします。

 車が全損してもローンは残るので、ローンの返済が必要な方
 車が生活に欠かせない方で保険契約した車と同等レベルの自動車が必要な方

その他には、新車購入金額が高いことにより、保険金額が早い段階で目減りしてしまうような方は保険金額と新車価格の乖離がおおきくなりますので、特約付帯の検討をおすすめします。

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