九州電力の電気料金:従量電灯B・C

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最もスタンダードなプランである、九州電力の従量電灯B・Cの電気料金プランについてご紹介します。九州電力の従量電灯の詳細だけでなく、九州電力エリアで販売されている他の電気料金プランについても比べ、まとめました。
- 九州電力エリアで最も多くの人が契約している、九州電力の従量電灯B・Cの電気料金プランについて確認いただけます。
- 九州電力の従量電灯と新電力の電気料金も比べてみました。九州電力エリアで選べる新電力についても紹介しています。
九州電力の従量電灯はどんなプラン?
九州電力の従量電灯とは、昔からある最もベーシックな電気料金プランです。「従量電灯」という名前の通り、使った電力量に応じて電気料金が上がっていく、いわゆる従量制と呼ばれる仕組みになっています。
普通のご家庭で特に電気料金プランを意識して選んだわけでなければ、おそらく従量電灯Bのプランが現在契約中の電気料金プランであるはずです。
従量電灯のプランの中には、さらに従量電灯Bと従量電灯Cの2種類があります。この二つは電気のどれだけ大量に使うかによって分けられます。従量電灯Bは60A(アンペア)までしか選べませんが、従量電灯Bの上限である6kVA以上から50kVAまで契約出来ます。一般家庭なら「従量電灯B」、レストランや美容院や規模のある事務所など、電気を大量に使う方は、「従量電灯C」を契約しているでしょう。
九州電力 - 従量電灯B
一般家庭のほとんどの方が、この従量電灯Bを申し込んでいます。以下のような特徴があります。
- 契約アンペア数によって基本料金が決まる。(10Aから60Aまで)・・・基本料金
- 電気を使う量によって、1kWhあたりの値段が3段階で累進する。・・・電力量料金
- 1kWhあたりの値段は季節や時間帯によって変わることはない。・・・電力量料金
九州電力 - 従量電灯C
主に電気をたくさん使う商店やレストランなどが契約しています。
- 契約kVA数によって基本料金が決まる。(6kVA以上50kVAまで)・・・基本料金
- 電気を使う量によって、1kWhあたりの値段が3段階で累進する。・・・電力量料金
- 1kWhあたりの値段は季節や時間帯によって変わることがない。・・・電力量料金
九州電力の従量電灯プランの動向と電力自由化
九州電力の従量電灯プランの料金とは昔からある一番基本的な電気料金プランなのですが、実はこの電気料金は「政府の認可」を受けている規制料金です。
2016年に電力自由化が始まる前は、電気料金は全て政府によって規制されていました。電気は生活に必要不可欠なものなので、電力会社が勝手に値上げをしたりする事は出来なかったのです。どのようにして電気料金を決めていたかと言うと、「総括原価方式」という方式に従って電気料金を算出していました。その電気料金を政府が認可する流れです。

この「総括原価方式」とは、電気を作り送電し管理するすべてのコストの費用を「総括原価」とし、その上に一定の報酬を上乗せした金額が電気の販売収入に等しくなるような方法です。つまり、原価に、事業報酬という報酬部分が上乗せされたものが、電気料金収入と同等となるように料金が設定されているのです。このような政府の規制によって設定された料金なので、九州電力の従量電灯の電気料金は「規制料金」とも呼ばれるわけです。
そんな電気料金の仕組みも、2016年に電力が自由化されてからがらっと変わりました。まず、小売電気事業者の登録が認められれば誰でも電気を販売出来るようになり、その料金も自由に設定できるようになりました。このため、電力自由化後に登場した新電力の電気料金は「自由料金」とも呼ばれます。各社、創意工夫をして大手電力会社よりも電気料金を値下げして、販売を行っています。中には、基本料金が0円といったユニークな電気料金を設定している新電力もあります。
九州電力の従量電灯のような規制料金は、2020年3月末までは経過措置期間として残り、その後は順次電気の料金規制は撤廃される予定です。
九州電力・従量電灯B - 電気料金の内訳(電気料金表)
それでは、一般家庭の多くで契約されている九州電力の従量電灯Bプランの電気料金の内訳を見ていきましょう。九州電力の従量電灯Bは、「基本料金」と「電力量料金」の2種類で成り立っています。それぞれの料金を見ていきます。
基本料金
九州電力の従量電灯Bでは、基本料金はアンペア毎に7段階に分かれています。つまり私達はアンペアを選ぶ必要があります。アンペアは、一度に使用できる電気の量に関係があります。
暖房と調理器具を同時など一度にたくさん電気を使う場合はアンペア数を多めにする必要があります。少な目にすると、ブレーカーが頻繁に落ちてしまうので気をつけましょう。
契約アンペア数 | 基本料金(円)(税込) |
---|---|
10A | 297.00 |
15A | 445.50 |
20A | 594.00 |
30A | 891.00 |
40A | 1188.00 |
50A | 1485.00 |
60A | 1782.00 |
ところで、九州地方で電気を申し込める新電力の中にはLooopでんきのように基本料金がゼロ円の電気料金プランもあります。基本料金を払うのがもったいなく感じたり、アンペア容量の選び方がよくわからない、という方は、このような基本料金がゼロ円のプランがオススメです。
次に、九州電力の従量電灯Bプランの電力量料金を見ていきましょう。電気の使用量に応じて払う料金部分です。電力量料金は3段階に分かれていて、使う量が多いほど料金単価は高くなります。
電力量料金
電力消費量(kWh) | 1kWhあたりの値段(円)(税込) |
---|---|
0 - 120kWh | 17.46円 |
120 - 300kWh | 23.06円 |
300kWh以上 | 26.06円 |
九州電力-従量電灯Cの料金
九州電力の従量電灯Cは一度に多くの電気を利用する店舗や事業所、大型住宅向けのプランです。基本料金は1kVA(10アンペアに相当)あたりいくらという形で設定されています。また電力量料金は従量電灯Bと同額です。
基本料金
契約kVA数 | 基本料金(円)(税込) |
---|---|
1kVAあたり | 297.00円 |
電力量料金
電力消費量(kWh) | 1kWhあたりの値段(円)(税込) |
---|---|
0 - 120kWh | 17.46円 |
120 - 300kWh | 23.06円 |
300kWh以上 | 26.06円 |
九州電力の従量電灯プランしか申し込めないの?

いいえ、そんな事はありません。
特に自分で電気料金を選ばなかった場合、自動的に適用される九州電力の従量電灯Bプランですが、前の項目でご説明したように、電力自由化により電力会社も電気料金も自由に選べるようになりました。電力自由化によって、多くの会社が電気の小売り事業に参入しているのです。
九州には、九州電力の従量電灯プランだけでなく、九州電力よりも安い電気料金を提供している電力会社もたくさんありますし、自然エネルギーの利用に熱心なエコで自然に優しい電気料金プランもあります。
新しい電力会社では不安、と思われる方もいるかもしれませんね。でも、電気を送電・配電しているのは引き続き九州電力なので、電気自体は九州電力と全く同じ電気が届きます。1か月の電気の使用量(kWh)が分かれば電気料金比較シュミレーションで簡単に比較して申し込む事が出来ます。
九州エリアの新電力一覧
それでは、九州電力で従量電灯を契約していたらどのような電力会社に切替えが出来るのでしょうか。九州電力よりも安い電気料金を提供している電力会社もたくさんあります。そんな九州の電力会社を一覧にしました。
九州エリアで選べる電力会社はこんなにあります。それぞれ、特徴と利用できる主な料金プランのタイプをまとめました。
マーク | 説明 |
---|---|
基本料金がゼロ円の料金プランがある新電力。契約アンペア数が大きいと、節約できる電気代が大きくなります。 | |
月300kWhなど決められた電気使用量の電力量料金が定額になるプランがある新電力。定額の電気使用量を超えると、大きく電気代を節約できます。 | |
九州電力の最も基本的な電気料金プラン、従量電灯プランに相当するプランがある新電力。ほぼ全ての新電力にこのプランがあります。 | |
オール電化向けの、深夜料金が安くなるプランがある新電力。対応している新電力はあまり多くありません。 | |
マンションや店舗などの、エレベーターや業務用空調機などに利用される動力プランがある新電力。 |
電力会社 | 特徴 |
---|---|
![]() ![]() |
イデックスでんき【オススメ!】
|
![]() ![]() |
Looopでんき
|
![]() ![]() |
よかエネ
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![]() ![]() ![]() |
エルピオでんき
|
![]() ![]() |
あしたでんき
|
![]() ![]() |
ソフトバンクでんき
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![]() ![]() |
シン・エナジー
|
![]() ![]() |
自然電力のでんき
|
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親指でんき
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出光昭和シェル
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基本料金がゼロ円の料金プランがある新電力。契約アンペア数が大きいと、節約できる電気代が大きくなります。 |
月300kWhなど決められた電気使用量の電力量料金が定額になるプランがある新電力。定額の電気使用量を超えると、大きく電気代を節約できます。 |
九州電力の最も基本的な電気料金プラン、従量電灯プランに相当するプランがある新電力。ほぼ全ての新電力にこのプランがあります。 |
オール電化向けの、深夜料金が安くなるプランがある新電力。対応している新電力はあまり多くありません。 |
マンションや店舗などの、エレベーターや業務用空調機などに利用される動力プランがある新電力。 |
電力会社 | 特徴 |
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イデックスでんき【オススメ!】
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Looopでんき
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よかエネ
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エルピオでんき
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あしたでんき
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ソフトバンクでんき
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シン・エナジー
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自然電力のでんき
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親指でんき
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出光昭和シェル
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九州電力-従量電灯Bと新電力を比べてみました
九州エリアで選べる電力会社がたくさんありましたね。でも、九州電力の従量電灯プランと具体的にはどれくらい電気料金が変わるのでしょうか。電気料金プランを選ぶ時には、やはり金額が気になるポイントです。多くの新電力の電気料金は九州電力の従量電灯プランよりも安く設定されています。
ここでは例として、九州発の電力会社で九州電力より最大7%安くなるイデックスでんきと、
ウルトラプランが魅力のHTBエナジー、基本料金がゼロ円というユニークな電気料金プランのLooopでんき、そして九州電力より基本料金と従量料金が5%安くなるリミックスでんきの新電力4社と、九州電力の料金プランを比較します。
基本料金 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
契約アンペア数 | 九州電力 従量電灯B ![]() |
イデックスでんき ファミリープラン ![]() |
Looopでんき おうちプラン ![]() |
リミックスでんき 従量電灯B ![]() |
HTBエナジー プライムプラン ![]() |
|||
10A | 297.00円 | 294.03円 | 0円 | 提供なし | 提供なし | |||
15A | 445.50円 | 441.03円 | ||||||
20A | 594.00円 | 588.06円 | ||||||
30A | 891.00円 | 882.09円 | 846.45円 | |||||
40A | 1188.00円 | 1176.12円 | 1128.60円 | |||||
50A | 1485.00円 | 1455.30円 | 1410.75円 | 742.50円 | ||||
60A | 1782.00円 | 1728.54円 | 1692.90円 | 891.00円 | ||||
電力量料金(1kWhあたりの料金) | ||||||||
九州電力 従量電灯B |
イデックスでんき ファミリープラン |
Looopでんき おうちプラン |
リミックスでんき 従量電灯B |
HTBエナジー プライムプラン |
||||
10A〜20A | 30A | 40A・50A | 60A | |||||
120kWhまで | 17.46円 | 17.46円 | 17.27円 | 17.05円 | 16.87円 | 23.40円 | 16.58円 | 20.57円 |
120kWh超えて 300kWhまで |
23.06円 | 22.83円 | 22.07円 | 22.07円 | 22.07円 | 21.90円 | ||
300kWh超える | 26.06円 | 25.52円 | 23.39円 | 23.90円 | 23.90円 | 24.75円 |
表を見てみると全ての新電力が九州電力より「基本料金」も「電力量料金」も安い料金設定になっている事がわかります。
一部条件がありますが、どの電力会社も九州電力よりも安い電気料金や分かりやすい電気料金を提供していることが分かりました。それではこのような新電力の特徴をもう少し詳しく挙げてみます。
最大7%安くなるイデックスでんき
イデックスでんきのファミリープランは比較表からわかる通り、基本料金と電力量料金がそれぞれ、九州電力より安くなります。九州電力の従量電灯プランより確実に安くしたい方にオススメのプランです。
イデックスでんきのその他の魅力としては、電気料金に応じてdポイントがたまります。(100円(税込み)につき1ポイント)。また解約金・違約金もゼロ円なので、安心して利用できますね。
イデックスでんきは割引特典も充実
1年間継続すると毎年500円割引になる継続割引や、請求書をWEB閲覧にするだけで年間660円割引(毎月55円)になるペーパーレス割引があります。またイデックスは九州を中心にガソリンスタンドを展開しているので、ガソリンスタンドでりようできるイデックスクラブカード・イデックスクラブポイントカードを使うとさらに年間660円割引(毎月55円)になります。
クレジットカード支払いで5%還元の対象にイデックスでんきは2019年10月より国の施策として予定されている「キャッシュレス・消費者還元事業」に賛同しています。クレジットカードで支払うと電気代がさらに5%還元の対象になります。
[対象期間:2019年10月〜2020年6月(予定)]
Looop(るーぷ)でんきは基本料金がゼロ円
Looopでんきは基本料金がゼロという他にない新しいタイプの電気料金プランです。また、1kWhあたりの電気料金が電気の使用量にかかわらず一律で単純明快なのも特徴です。
契約アンペアが高い人ほど、基本料金がなくなる分、お得度が高いのがわかりますね。さらに、電力量料金も一律なため、電気の使用量が多ければ多いほど割安になります。
ちなみに、基本料金がゼロ円ですので仮に長期間家を空けるなどして電気を全く使わなかった場合は電気料金がゼロ円になります。別荘などにも良いですね。
また、無料のLooopでんき・アプリをインストールすれば、1時間毎の電力使用量や節約額、請求情報等をアプリで簡単に確認できます。もちろん過去の請求書などもLooopでんき・アプリから簡単にチェックすることができて便利です。
Looopのお申込み・電話番号☎️ 03-4571-1508で受け付けています。
電気の使用量が少なくても5%安くなるリミックスでんき

リミックスでんきは、九州電力に比べて基本料金も従量料金(電力量料金)もそれぞれ一律で5%安くなります。電気使用量が少ない家庭でも切り替えるだけで確実に安くなるのが最大のメリットです。
契約アンペア数が30A以上だけど、月々の使用量が300kWh未満の方などは、着実に安くする手段として有効です。
アンペア数が多いとお得な幅も広がるHTBエナジー
HTBエナジーには大きく分けて二つのプランがあります。契約アンペア数が30A・40A向けのウルトラプランと、50A・60A向けのプライムプランです。
ウルトラプランの場合は基本料金と従量料金(電力量料金)がそれぞれ九州電力よりも安くなり、40Aの場合最大6%お得になります。
プライムプランの場合は、上の比較表にもあるように、基本料金が半額になります。また従量料金(電力量料金)も1段階となり120kWh以上では、他の新電力と比べても安くなっています。
HTBエナジーでは九州電力エリア向けのプランとして、この他にも1日のうち2時間の電気料金が無料になる「ママとくプラン」があります。
九州エリアでは従量電灯プラン以外にもたくさんの電気料金がある事がわかりました。自分の好みや生活にあった電気料金プランを電気料金比較シュミレーションを上手に利用して選んでくださいね。