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車両保険の金額の設定はいくらが目安?保険料を安くする方法は?

事故や災害などで自分の愛車が損害を受けた時に助かる車両保険。この記事では、その保険金額の決め方・目安を解説します。 車両保険を安くする3つの方法も紹介しているので参考にしてください。

車両保険の保険金額はどうやって決まる?

車両保険の保険金額(補償額)ですが、自分で自由に決めることはできません。保険会社側が車両の価値を判断したうえで、保険金額の範囲を設定するからです。

契約者ができることは、保険会社が設定した補償額の範囲内で上限を決めること。たとえば補償額の範囲が200~250万円なら、その範囲内で保険金額を設定できます。

ここから、車両保険の保険金額がどのように決まるのか具体的に見ていきましょう。

【保険会社】保険金額の範囲を設定する

ユーザーが車両保険の見積もりを取る際には、契約車両の車種や型式、登録年月などを入力することになります。 各保険会社はそれらのデータを、自社の「自動車保険車両標準価格表」のデータに照らし合わせて、保険金額を割り出します。

保険会社としては、契約車両の価値を超える補償額は当然支払いたくありません。 そのため、自動車保険車両標準価格表に基づいて適正な補償額を算出するわけです。

自動車保険車両標準価格表とは? 車両保険の適正な補償額を決めるために用いられる車両価格表のことです。 車両の様々な要素および市場価格に基づいて価格設定されています。 協定保険金額という基準にしたがって各保険会社が作成するため、保険会社ごとに価格が多少異なる場合があります。

自動車の価値は車種やグレード、オプションなど様々な要素で決まります。 同じ型式の車でも、純正のカーナビや装備品などがあれば価値が上がることも。そのため、一般的に保険会社は補償額に幅を持たせて提示します。

なお、新車であれば販売価格がほぼ保険金額と同等になりますが、中古車は時間経過と共に時価が落ちていくため、補償額も下がります。

  • 車両保険の補償額を左右する要素
  • 車種(車名)
  • 型式
  • 年式
  • 初度登録年月
  • 使用目的
  • 装備・オプション

【ユーザー:保険を契約する人】保険金額の上限や免責金額を決める

車両保険の補償額の範囲が明らかになったら、その範囲内で保険金額の上限を決めることになります。 保険金額は、基本的に5万円単位で設定できるようになっています。

また、免責金額(自己負担額)も自分で決めることができます。 一般的なのは5万円ないしは10万円です。1回目の事故時は5万円、2回目以降は10万円という選択肢がある場合もあります。

さらに車両保険には、一般型(フルカバー型)エコノミー型(車対車+A)があります。 フルカバー型の車両保険は補償内容が充実している代わりに料金が割高、エコノミー型は補償内容が一部限定されるものの料金が割安になります。

ユーザーが選ぶ選択肢によって保険料にどれくらい違いが出るかは、記事後半でシミュレーションしているので参考にしてみてくださいね。

  • ユーザーが設定できること
  • 車両保険の種類(フルカバー型/エコノミー型)
  • 保険金額の上限
  • 免責金額

車両保険の金額設定の目安は?

車両保険の補償額の幅は保険会社が設定しますが、その範囲内で保険金額を決める際に迷ってしまうかもしれませんね。 そこで、保険をかけたい車の状態別に保険金額の目安を下記にて案内します。

購入から1年未満の新車

新車を購入して車両保険をかける場合は、基本的に購入にかかった費用を保険金額に設定するといいでしょう。 ここでの購入費用とは、車両本体+付属品+消費税の合計です。

付属品(オプション)には、カーナビゲーションシステム、エアロパーツ、フロアマット、ETC車載器、サイドバイザーなどが含まれます。

なお、消費税以外の税金(自動車税や重量税)、自賠責保険料およびその他の登録費用などは車両保険の保険金額に含まれません。

購入して2年以上経った新車

購入してから時間が経つとともに、車の市場価値は徐々に下がっていきます。 一般的には、新車で購入してから2年以上経つ車両は保険金額が見直されます。

補償額の幅を知るために保険会社に車両保険の見積もりを取るか、中古車サイトで同等の車の平均価格を調べることで、 おおまかな保険金額の目安を確認できます。

すでに車両保険をかけている場合は、自動車保険の更新日より前に保険会社から送られてくる更新案内のハガキに、改められた保険金額の幅が記載されています。その範囲内で、自分が納得できる金額を上限に定めるといいでしょう。

中古車

中古車を購入して車両保険を付けたい場合、同じ車種で同じ年式の車の時価相当額がおおよその保険金額となります。 該当する条件の車の平均価格を中古車サイトで調べてみるといいでしょう。

ただし、保険会社が提示する保険金額が実際の購入金額と必ずしも一致するとは限りません。 提示される保険金額が購入金額より大幅に低いなら、保険会社に問い合わせてみるといいかもしれません。

中古車の購入前に車両保険の見積もりを取れば市場価値が分かる 中古車を購入する前に車両保険の見積もりを取ると、その車の正確な市場価値を知ることができます。 見積もられた車両保険の補償額が購入を検討している車の販売価格よりも高ければ、その車はお買い得ということ。 逆に、提示された補償額が車の販売価格よりも低ければ、その車は割高ということが分かります。

車両保険料を安くする3つの方法

車両保険料を安くする方法を、効果が大きい順に3つ紹介します。

  1. エコノミー型車両保険を選択する
  2. 免責金額(自己負担額)を高く設定する
  3. 保険金額を低めに設定する

  エコノミー型車両保険を選択する

車両保険には、一般型(フルカバー型)とエコノミー型(車対車+A)があります。 下記の表でも分かるように、エコノミー型は補償内容に一部制約があるぶん保険料は安くなります。

保険金額が300万円の新車なら、エコノミー型を選ぶことで年間保険料を約2万2千円ほど節約できる可能性があります。※後述の料金シミュレーションを参照

ただし気を付けたいのは、エコノミー型車両保険は自損事故が補償対象にならないということ。 そのため、自損事故を起こす可能性が高い初心者ドライバーがエコノミー型を選択するのはおすすめできません。

車両保険の補償内容の違い(アクサダイレクト)
 フルカバー型エコノミー型
火災、爆発
落書き、いたずら、窓ガラス破損
台風、竜巻、高潮、洪水
車同士の衝突、接触
飛来中・落下中の物との衝突
盗難
当て逃げ*
電柱・ガードレールへの衝突、接触
自転車との接触
墜落、転覆
地震・噴火・津波**

*保険会社によっては「当て逃げ」がエコノミー型でも補償される場合があります。
**保険会社によっては地震・噴火・津波車両全損時一時金特約を付帯することができます。

保険会社の補償範囲に注意

保険会社によって一般型とエコノミー型の補償範囲に違いがある点は注意が必要です。気になる保険会社の補償はしっかり比較しましょう。

  免責金額(自己負担額)を高く設定する

免責金額とは、車に損害が発生した際に被保険者が負担する金額のことです。 一般的な免責金額は0~20万円の範囲で、5万円単位で選べることが多くなっています。

免責金額を高く設定すると、万が一の時の自己負担は増えるものの、 保険料は安くなります。たとえば免責10万円にすると、免責0円(自己負担なし)に比べて年間保険料を約2万円節約できる場合があります。 ※後述の料金シミュレーションを参照

免責金額を高く設定するのはおすすめの節約方法です。そもそも5~10万円程度の損害であれば、 車両保険を使わずに済ませるほうが等級も下がりませんし、長い目で見て安くなります。

🤔車両保険を使うと等級が下がる?

一般的に、保険を使うと翌年の保険料は高くなります。これは保険を使った次の保険契約では、 あなたの等級が3等級もしくは1等級ダウンするためです。

車両保険が本当に役に立つのは、数十万円~数百万円の損害が生じた時です。そのような事態に10万円ほどの出費で済むのは助かりますよね。

車の全損時には免責金額は発生しない 車が大破・全損した場合には免責金額を支払う必要はなく、補償額の上限金額が支払われます。 また、事故の相手方から受け取った賠償金が免責金額を上回る場合も、免責金額は発生しません。

  保険金額を低めに設定する

車に損害が生じたときの補償額の上限を低めに設定すると、年間保険料が多少下がります。

とはいえ、上記の方法に比べると節約効果は薄め。補償額30〜40万円の違いでは、年間千円程度しか保険料に差は出ません。

車両保険料シミュレーション

ここでは、新車および中古車に車両保険をかける場合、保険料がいくらになるのかシミュレーションしてみました。 保険内容の設定を変えることで、どれくらい保険料が変わるのか分かりますよ。

アクサダイレクト自動車保険の見積もり(2023年12月時点)
自動車保険料ではなく車両保険料のみ記載
※記名被保険者は35歳、ゴールド免許、ノンフリート15等級、事故歴なし、事故有係数適用期間0年とする
※運転者限定特約は記名被保険者と配偶者に限定、年齢条件30歳以上とする

新車に車両保険を付けたら

新車を購入する際には、補償が充実した車両保険を契約したい人がほとんどでしょう。 補償内容を妥協せずに少しでも保険料を節約したいなら、免責金額を高めに設定するのがおすすめです。

  • シミュレーション条件
  • 車種:トヨタプリウス
  • 型式:DAA-ZVW60
  • 年式:2023年
  • 年間予想最大走行距離:10,000km以上15,000km未満
  • 主な使用目的:日常レジャー用
  • ➤提示された保険金額:245~360万円

シミュレーション①保険金額の設定を変えた場合

保険金額が100万円以上違っても、年間保険料の差額は7千円程度です。 車が全損した時のことを考えると、保険金額は高めに設定しておくほうがいいでしょう。

保険の設定金額年間の車両保険料
保険金額を360万円に設定61,277円
保険金額を245万円に設定54,139円
(差額-7,138円)

※免責金額は1回目事故5万円、2回目以降事故10万円、保険種類は一般(フルカバー)型

シミュレーション②免責金額を変えた場合

免責金額を高めに設定することで、年間保険料を大きく節約することができます。

免責金額年間の車両保険料
1回目事故0万円、2回目以降事故10万円68,201円
1回目事故5万円、2回目以降事故10万円53,158円
(差額-15,043円)
1回目事故10万円、2回目以降事故10万円47,719円
(差額-20,482円)

※保険金額は300万円、保険種類はフルカバー型

シミュレーション③保険種類を変えた場合

車両保険の種類をエコノミー型にすると、年間保険料はかなり安くなります。 ただし、エコノミー型車両保険は当て逃げや自損事故が補償対象外になることを忘れないようにしましょう。

保険種類年間の車両保険料
一般車両保険(フルカバー型)53,158円
車対車+A(エコノミー型)30,471円
(差額-22,687円)

※保険金額は300万円、免責金額は1回目事故5万円、2回目以降事故10万円

シミュレーション④最大保険料と最安保険料の違い

条件年間の車両保険料
保険種類:一般車両保険(フルカバー型) 保険金額:360万円 免責金額:1回目事故0万円、2回目以降事故10万円71,185円
保険種類:車対車+A(エコノミー型) 保険金額:245万円 免責金額:1回目事故10万円、2回目以降事故10万円30,770円
(差額-40,415円)

中古車に車両保険を付けたら

中古車を購入して車両保険を付ける場合は、補償内容と保険料のバランスを見ながら設定するといいでしょう。

下記のシミュレーションでは、車両保険の補償額160万円でなるべく安く設定すると、 年間保険料は約2万2千円程度で済むという結果になりました。

  • シミュレーション条件
  • 車種:トヨタプリウス
  • 型式:DAA-ZVW51
  • 年式:2018年
  • 年間予想最大走行距離:7,000km以上10,000km未満
  • 主な使用目的:日常レジャー用
  • ➤提示された保険金額:160~210万円

シミュレーション①保険金額の設定を変えた場合

保険金額が50万円違うと、年間保険料には約1,300円の差が出ます。

保険の設定金額年間の車両保険料
保険金額を210万円に設定42,101円
保険金額を160万円に設定40,768円
(差額-1,333円)

※免責金額は1回目事故5万円、2回目以降事故10万円、保険種類はフルカバー型

シミュレーション②免責金額を変えた場合

免責金額を高めに設定すると、年間保険料を大きく節約することができます。

免責金額年間の車両保険料
1回目事故0万円、2回目以降事故10万円53,675円
1回目事故5万円、2回目以降事故10万円42,101円
(差額-11,574円)
1回目事故10万円、2回目以降事故10万円37,823円
(差額-15,852円)

※保険金額は210万円、保険種類は一般(フルカバー)型

シミュレーション③保険種類を変えた場合

保険種類をエコノミー型にすると車両保険代はかなり安くなりますが、当て逃げや自損事故が補償対象外になります。

保険種類年間の車両保険料
一般車両保険(フルカバー型)42,101円
車対車+A(エコノミー型)25,043円
(差額-17,058円)

※保険金額は210万円、免責金額は1回目事故5万円、2回目以降事故10万円

シミュレーション④最大保険料と最安保険料の違い

条件年間の車両保険料
保険種類:一般車両保険(フルカバー型) 保険金額:210万円 免責金額:1回目事故0万円、2回目以降事故10万円53,675円
保険種類:車対車+A(エコノミー型) 保険金額:160万円 免責金額:1回目事故10万円、2回目以降事故10万円22,360円
(差額-31,315円)

まとめ:車両保険を見直して保険料を安くしよう

いざという時に安心な車両保険ですが、補償内容と保険料のバランスを取ることが大事です。

初心者ドライバーや運転が苦手な人は、補償内容を充実させることを重視しましょう。特に車が新車なら、保険金額も高めに設定することをおすすめします。

いっぽう、熟練ドライバーは自損事故を起こす確率が低いと考えられます。 そこで、エコノミー型の車両保険にすることで保険料を節約するのもありでしょう。

また、同じ車種・登録年月でも、保険会社ごとに車両保険額が多少異なるほか、特約などの内容も違う場合があります。 いくつかの保険会社で見積もりを取って比較してみましょう。

更新日