エバーグリーン・リテイリング：料金の特徴、メリット・デメリットや評判、申込方法や連絡先まとめ

エバーグリーン・リテイリングは2023年4月に料金改定しています 以下は2023年4月以前の料金に基づいた評価です。現在は、「電源調達調整額」が導入されているため、電力調達コストが高騰した場合、大手電力会社よりも電気代が高くなりやすくなっています。お得な電気料金プランをお探しの方は、以下を参考にご覧ください。

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ユニークな電気料金プランがあり、さらに電気料金もお得になるのがエバーグリーン・リテイリングの特徴です。この記事では、エバーグリーン・リテイリングの電気料金プランや各種手続き方法、メリット・デメリットをご紹介します。

エバーグリーン・リテイリングとは？

エバーグリーン・リテイリング株式会社は、一般家庭向けの電気を販売する新電力です。老舗の新電力会社であるイーレックスグループに属しています。なお、同じくイーレックスグループに属するエバーグリーン・マーケティング株式会社は、主に法人向けの電力販売サービスを行っています。

エバーグリーン・リテイリングは、実質再エネ100%のプランや保険がついてくるプランなど、複数のユニークなプランを提供しています。詳しく確認していきましょう。

エバーグリーン・リテイリングには誰が申し込める？

エバーグリーン・リテイリングは、沖縄県と一部離島を除く全国で電力販売を行っています。以下のエリアにお住まいの方（離島以外）ならば、エバーグリーン・リテイリングの電気に申し込むことができます。

エバーグリーン・リテイリング：供給エリア 北海道電力エリア・東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア

ただし、上記の地域にお住まいでも、マンションやアパートの建物全体で一括受電契約を結んでいる場合、個人で切り替え申し込みをすることはできません。

なお、電気の契約容量によって申し込めるプランが異なります。

エバーグリーン・リテイリング：評判から見るメリット・デメリット

エバーグリーン・リテイリングは2023年4月に料金改定しています 以下は2023年4月以前の料金に基づいた評価です。現在は、「電源調達調整額」が導入されているため、電力調達コストが高騰した場合、大手電力会社よりも電気代が高くなりやすくなっています。お得な電気料金プランをお探しの方は、以下を参考にご覧ください。
 エリア別おすすめ電力会社・料金比較を見る

実際に電力会社を切り替える前には、良い点と悪い点を見極めておくことが大切です。エバーグリーン・リテイリングの評判から、良い口コミと悪い口コミの原因を分析しました。

 エバーグリーン・リテイリングの良い評判・メリット

エバーグリーン・リテイリングの利用者から高評価を得ている点について、一つずつ確認していきます。

 電気料金が安くなった

エバーグリーン・リテイリングは2023年4月に料金改定しています 以下は2023年4月以前の料金に基づいた評価です。現在は、「電源調達調整額」が導入されているため、電力調達コストが高騰した場合、大手電力会社よりも電気代が高くなりやすくなっています。お得な電気料金プランをお探しの方は、以下を参考にご覧ください。
 エリア別おすすめ電力会社・料金比較を見る

エバーグリーン・リテイリングの電気は電気をたくさん使う方ほどお得になります。

エバーグリーン・リテイリングに切り替えると電気代はどのくらい安くなるのでしょうか？各エリアの大手電力会社と同じ条件で比較してみました。比較したのは、どちらの電力会社でも最もベーシックな従量電灯プランです。

比較条件
・2人世帯＝契約アンペア40A、月使用量300kWh
・3～5人世帯＝契約アンペア50A、月使用量450kWh
・税込価格。燃料費調整額・再エネ賦課金は含まない

エバーグリーン・リテイリングが電力販売を行うすべてのエリアで、大手電力会社よりも電気代が安くなることが分かりました。2人世帯以上で平均的に電気を使う方ならば、エバーグリーン・リテイリングへの切り替えで電気料金が安くなることが期待できます。

特に、北海道電力・東京電力・中国電力・四国電力の各エリアにお住まいの方は、大手電力会社との差額も大きくなっています。これらのエリアに住んでおられる方はエバーグリーン・リテイリングへの切り替えによって、年間10,000円以上の節約になるかもしれません。

 電気とガスをまとめてお得になった

エバーグリーン・リテイリングでは、関東（東京ガス）エリア・中部（東邦ガス）エリア、関西（大阪ガス）エリアの3つのエリアで都市ガス販売も行っています。

エバーグリーン・リテイリングの都市ガス料金プランは、大手都市ガス会社の一般料金と比べて、最大約9%お得になるように設定されています。

また、エバーグリーン・リテイリングで電気と都市ガスをまとめると、セット割が適用されます。セット割では毎月のガス料金から税込100円が割引されます。

 ユニークなプランを選ぶことができた

エバーグリーン・リテイリングは、スタンダードな従量電灯プランだけでなく、他社ではなかなか見かけないユニークな電気料金プランを豊富に用意しています。ここでは、特徴的な3つのプランを詳しくご紹介します。

• あるく・おトク・でんき
• 保険でんき
• CO2フリープラン

あるく・おトク・でんき

あるく・おトク・でんきは、たくさん歩くことで毎月の電気料金が安くなるユニークなプランです。

歩数ポイント（歩数に対するポイント）と計測ポイント（計測することによって貯まるポイント）の合計に応じて、毎月の電気代から割引が行われます。計測器を毎日持ち歩いて、歩けば歩くほど電気代が安くなります。

さらに、契約するだけでタニタの活動量計が無料でもらえて、健康管理サイトも無料で利用できます。健康と節約を両立したい方におすすめの電気料金プランです。

保険でんき

保険でんきは、電気と個人賠償責任保険がセットになった電気料金プランです。保険の引受先は東京海上日動が担当しています。

保険でんきの良いところは、保険が付いているうえ、さらに大手電力会社に比べて電気料金がお得になることです。例えば、東京電力エリアにお住まいの3～5人家族のご家庭の電気料金を見てみましょう。

比較条件
・3～5人世帯＝契約アンペア50A、月使用量450kWh
・税込価格。燃料費調整額・再エネ賦課金は含まない

家族を守る保険が付いて毎月750円以上の節約になる可能性があるのはとても魅力的ですね。

ただし、一人暮らしなどで電気使用量が少ないと、地域によっては大手電力会社と電気代が変わらない場合もあります。ご自宅の電気使用量を考慮したうえで契約を検討しましょう。

保険でんきに付帯している個人賠償責任保険の詳細も確認しておきましょう。

CO2フリープラン

エバーグリーン・リテイリングのCO2フリープランを選ぶと、実質CO2排出量ゼロの電気を使うことができます。

CO2フリープランでは、国が創設した非化石価値取引市場で売買される非化石証書を購入・利用しています。電気の使用量に相当する非化石証書を購入することで、使用した電気は実質的に再エネ100%の電気とみなされるようになります。

エバーグリーン・リテイリングのCO2フリープランの特徴は、環境にやさしいだけでなく、料金も節約できることです。例えば、東京電力エリアにお住まいの3～5人家族の電気料金を見てみましょう。

比較条件
・3～5人世帯＝契約アンペア50A、月使用量450kWh
・税込価格。燃料費調整額・再エネ賦課金は含まない

エバーグリーン・リテイリングの従量電灯プランや保険でんきと比べると節約額は小さくなりますが、それでも電気代が安くなることが分かります。ただし、地域によっては電気使用量が少ないと、電気代が大手電力会社と変わらない場合もありますので注意しましょう。

 解約金が無いので気軽に試せた

エバーグリーン・リテイリングでは、「あるく・おトク・でんき」を除いて解約金や違約金は発生しません。

新電力の中にはベーシックなプランであっても初期事務手数料や解約金が生じる電力会社もあります。「せっかく電気料金が安くなっても、解約金があると切り替えは不安…。」という方には、エバーグリーン・リテイリングがおすすめです。

 イーレックスグループだから安心

エバーグリーン・リテイリングはイーレックスグループの一員です。新電力イーレックス株式会社は1999年に設立された電力会社で、新電力の中では老舗です。また、東京証券取引所一部上場企業でもあります。

また、イーレックス株式会社は、東京電力エナジーパートナーのバックアップを受けた新電力です。エバーグリーン・リテイリングの株式を100％所有しているのは、エバーグリーン・マーケティング株式会社ですが、この会社には東京電力エナジーパートナー株式会社とイーレックス株式会社が出資しています。

つまり、エバーグリーン・リテイリングは間接的に東京電力エナジーパートナーの出資を受けており、その長年のノウハウを継承した会社と言えるでしょう。

 エバーグリーン・リテイリングの悪い評判・デメリット

毎日使う電気だからこそ、切り替え前にデメリットを知っておくことも大切です。エバーグリーン・リテイリングのデメリットを確認します。

 電気料金が安くならなかった

大手電力会社よりもお得になったという声の多いエバーグリーン・リテイリングですが、電気をあまり使わない方は電気料金がほとんど変わらない場合もあります。

ここでは、1人暮らしの方を想定して、エバーグリーン・リテイリングと各エリアの大手電力会社の電気料金を同じ条件で比較しました。比較したのは、どちらの電力会社でも最もベーシックな従量電灯プランです。

比較条件
・1人世帯＝契約アンペア30A、月使用量200kWh
・税込価格。燃料費調整額・再エネ賦課金は含まない

電気使用量の多い複数人世帯と比べると、節約額があまり大きくならないことがわかります。

ただし、エバーグリーン・リテイリングの従量電灯プランなら、使用量が少なくても電気代が割高になることはありません。

 初期事務手数料と解約金がかかった

エバーグリーン・リテイリングの電気料金プランでは、唯一「あるく・おトク・でんき」で初期事務手数料と解約手数料が設定されています。

※解約手数料が発生するのは、供給開始日から24か月以内に解約した場合のみ

あるく・おトク・でんきを契約すると、タニタの活動量計が無料でもらえて、健康管理サイト「からだカルテ」を無料で利用できます。

これらの特典を考えると、初期事務手数料や解約手数料がかかるのも納得できるでしょう。エバーグリーン・リテイリングのそのほかの電気料金プランには初期事務手数料や解約金は発生しませんので、安心して試すことができます。

エバーグリーン・リテイリング：料金表

エバーグリーン・リテイリングでは、以下の電気料金プランが用意されています。申し込み条件と合わせて、料金表を確認しましょう。プラン名をクリックすると詳細をご覧いただけます。

従量電灯プラン：最もベーシックなプラン

• 大手電力会社と同じ料金体系で、単価が安く設定されている
• 電気使用量が多いほど、大手電力会社と比べた時の割引率が高い

あるく・おトク・でんき：歩くほど電気代がお得になるプラン

• 料金体系は大手電力会社の従量電灯と同じ
• ほとんどの地域*で使用量に関わらず大手電力会社よりも電気代がお得になる
• 毎月の歩数に応じて料金表の金額からさらに割引がある
  *東北は300kWh以上、北陸・関西は120kWh以上の使用で電気代がお得になる。それまではほぼ同額

保険でんき：個人賠償責任保険が付帯したプラン

• 料金体系は大手電力会社の従量電灯と同じ
• ほとんどの地域*で使用量に関わらず大手電力会社よりも電気代がお得になる
• 東京海上日動の個人賠償責任保険がついてくる
  *東北は300kWh以上、北陸・関西は120kWh以上の使用で電気代がお得になる。それまではほぼ同額

CO2フリープラン：環境にやさしい電気が使えるプラン

• 料金体系は大手電力会社の従量電灯と同じ
• ほとんどの地域*で使用量に関わらず大手電力会社よりも電気代がお得になる
• 非化石証書の利用で実質再エネ100%の電気
  *東北、北陸、関西、中国は120kWh以上の使用で電気代がお得になる。それまではほぼ同額

エバーグリーン・リテイリング：申し込み・解約

エバーグリーン・リテイリングの契約方法・解約方法について分かりやすく解説します。

エバーグリーン・リテイリングの申し込み

▷今のお住まいで電力会社を切り替える場合

今のお住まいで、電気をエバーグリーン・リテイリングに切り替えたいと思ったら、電話もしくはWEBサイトで手続きを行います。現在契約している電力会社の検針票と、通帳またはクレジットカードを手元に準備しましょう。

電話の場合には、郵送で申し込み書が送られてきます。必要事項を記入して申し込みを行いましょう。

• エバーグリーン・リテイリングの切り替え申し込みに必要な情報
• 現在契約中の電力会社名
• 供給地点特定番号
• 現在の電力会社のお客様番号
• 契約者の氏名
• 郵便番号、住所
• 電話番号、メールアドレス
• 支払い情報（銀行口座またはクレジットカードの情報）

なお、電力会社をエバーグリーン・リテイリングに切り替える際に、これまでの電力会社に連絡する必要はありません。解約手続きはエバーグリーン・リテイリングが代行してくれます。

▷引っ越し先の電気を申し込む場合

引っ越しに伴って新居の電気契約が必要な場合も、電話またはWEBサイトで申し込み手続きを行います。入居当日からスムーズに電気を使えるようにするためには、できるだけ早く手続きを行うことが重要です。新居への入居日より4週間～2週間前には手続きを完了しておきましょう。

• エバーグリーン・リテイリングの引越しを伴う申し込みに必要な情報
• 電気使用開始希望日
• 契約者の氏名
• 新居の郵便番号、住所
• 電話番号、メールアドレス
• 支払い情報（銀行口座またはクレジットカードの情報）

エバーグリーン・リテイリングの解約

▷今のお住まいで電力会社を切り替える場合

今のお住まいで、エバーグリーン・リテイリングから他の電力会社に切り替える場合には、解約手続きは必要ありません。次の電力会社への申し込み手続きを行うだけでエバーグリーン・リテイリングとの契約は解消されます（次の電力会社が手続きを代行してくれます）。

▷引っ越しする場合

引っ越しで今のお住まいを離れる場合には、電気の解約手続きが必ず必要です。電話またはWEBサイトの「ご契約者さまマイページ」から手続きを行うことができます。WEBサイトからは、「ご契約者さまマイページ」→「各種お手続き」→「ご契約の廃止」と進み、手続きをします。

引っ越しが伴う場合、解約手続きにも時間がかかることがあります。引っ越しの日程が決まったら、できるだけ早く手続きを完了させましょう。

エバーグリーン・リテイリング：問い合わせ先

エバーグリーン・リテイリングの申し込み・解約などの各種手続き、お問い合わせは以下の電話番号で受け付けています。

会社概要：エバーグリーン・リテイリング

よくある質問：（エバーグリーン・リテイリング）

エバーグリーン・リテイリングに関するよくある質問をまとめました。気になる点については、詳細を記事本文からもう一度確認しておきましょう。