審査なしの格安SIM・ブラックでも携帯契約できるのはどこ?

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審査なしの格安SIM・ブラックでも携帯契約できるのはどこ?

生活のライフラインであるスマートフォンを持てないことは、現代社会において死活問題です。電話番号がなければ仕事への応募も、賃貸契約も、行政手続きさえもままならなくなります。

「でも過去に滞納があってキャリアの審査に通らない」 「クレジットカードがなくて契約できない」

そんな方でも、諦める必要はありません。なぜなら、世の中にはブラックでも契約できる、審査なしに近い格安SIMサービスが存在するからです。

この記事では、なぜスマホ契約の審査に落ちてしまうのかという根本的な理由から、携帯ブラックの方でも契約できるおすすめの格安SIMサービスを厳選して紹介します。

  • この記事の結論
  • 一般的なキャリアは「過去の信用」を見るが、一部の格安SIMは「現在の支払い能力」を見るため契約可能
  • 最もおすすめなのは、審査通過率99.8%の「誰でもスマホ」
  • クレジットカード・銀行口座なしでもコンビニ払いでOK

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格安SIMの「審査なし」は本当?携帯ブラックの仕組み

まず、「審査なし」という言葉の真実と、なぜあなたが携帯電話の契約を断られてしまうのか、その仕組み(携帯ブラック)について正しく理解しましょう。ここを理解することで、選ぶべきサービスが明確になります。

一般的なキャリアの審査の仕組み(なぜ落ちるのか)

大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天)や一般的な格安SIMは、契約申し込み時に以下のような機関のデータを参照して審査を行います。

過去に未払いがあったりブラックリスト入りしていることが判明すると「リスクがある」と判断し、審査で落とす可能性が高くなります。

審査なし=独自の審査基準

一方で、“審査なしの格安SIM”として紹介されるサービスは、上記のような信用情報を参照しないケースがほとんどです。

これらは独自審査と呼ばれ、過去の信用情報ではなく現在の支払い能力を基準として判断します。

一般的なキャリアのブラックリスト基準を除外しているため、実質的に「ブラックでも契約できる」サービスとなっています。

ただし、反社会的勢力との関わりがあるとみなされた場合は契約できません。

ブラックでも携帯契約できる格安SIMの選び方

「審査なし」をうたうサービスはいくつか存在しますが、中には料金が不当に高かったり、サービス内容が粗悪なものも存在します。

失敗しないための選び方のポイントを4つ解説します。

 コンビニ支払いに対応しているか

大半の格安SIMでは、本人名義のクレジットカード払いが必須となっています。デビットカードも一部使えますが、対応していない会社も多いです。

しかし携帯ブラックの方の多くは、クレジットカードを持っていない、あるいは利用できない状況にあります。

解決策は、コンビニ支払いや銀行振込(口座振替)に対応しているサービスを選ぶこと。これなら、現金さえあれば契約可能です。

 かけ放題サービスが含まれているか

緊急にスマホを必要とする方の多くにとって、仕事の連絡や役所への問い合わせなど、通話手段が大事です。

もし通話料が従量課金(30秒22円など)になっていると、少し電話しただけで請求額が跳ね上がってしまいます。

そのため、かけ放題(通話定額)がプランに含まれているか、あるいはオプションとして安価に追加できるかを確認しましょう。

 初期費用の総額はいくらか

契約時には月額料金とは別に、事務手数料やSIM発行手数料などの初期費用がかかります。また、独自審査の会社は、未払いリスクを防ぐために前払いや、初月・翌月分の料金先払いを求めることがあります。

最初に払う現金が足りなくて諦めることにならないよう、契約時にいくら必要なのかを事前にチェックすることが重要です。

 信頼できる運営会社か

「ブラックOK」を謳う業者の中には、違法な「飛ばし携帯(本人確認せず携帯を貸す行為)」の業者や、個人情報を悪用する悪質な業者も紛れています。 以下の点を必ず確認し、正規の事業者を選んでください。

  • 総務省に電気通信事業の届出を出しているか
  • 運営会社の所在地や代表者が明記されているか
  • 行政機関や自治体との連携実績があるか

審査なし・ブラックOKのおすすめ格安SIMランキング

ここからは、上記の選び方を踏まえた上で、携帯ブラックの方におすすめの格安SIMサービスを紹介します。

【No.1】誰でもスマホ|確実性と信頼性で選ぶならこれ一択

最もおすすめなのが、株式会社アーラリンクが運営する「誰でもスマホ」です。通信困窮者の救済を目的としており、圧倒的な契約実績を誇ります。

「とにかく確実に契約したい」「怪しい業者は避けたい」という方は、まず 誰でもスマホに申し込むのが正解といえるでしょう。

誰でもスマホのサービス概要
項目内容
審査通過率99.8%※1
回線NTTドコモ回線
月額料金2,948円~9,650円
プラン1GB~100GB(全プラン24時間通話かけ放題付き)
初期費用3,850円→2円※2
支払方法コンビニ決済/口座振替/クレジットカード
契約期間縛りなし
契約解除料解約金なし

※1:公式サイト公表値
※2:参照:新規契約のSIM発行手数料キャンペーン価格(別途コンビニ決済手数料等がかかります)

【No.2】サンシスコン(SUNSYSCON)|実績豊富なレンタル携帯サービス

サンシスコンは、自分名義の契約が難しい方向けのレンタル携帯サービスとして長い実績があります。

端末とSIMのセット契約で初期費用が安くなるキャンペーンなどを頻繁に行っています。

サンシスコンのサービス概要
項目内容
審査通過率99%※1
回線ドコモ/ソフトバンク
月額料金3,278円~11,130円
プラン1GB~100GB(全プラン24時間通話かけ放題付き)
初期費用SIMのみ:231円~
端末+SIM:981円~
支払方法コンビニ払い/口座振替/銀行振込
契約期間最低6ヶ月
解約金あり(期間内の解約で1ヶ月分の基本料金)

※1:公式サイト公表値

注意①月額基本料金は高め
サンシスコンは初期費用が安い代わりに、月額基本料金は競合他社に比べて高めです。また、同じデータ容量でも支払い方法によって料金が変わります。
たとえば5GBのプラン料金は、口座振替3,980円/銀行振込4,980円/コンビニ決済5,310円となります。

注意②6ヵ月未満で解約すると解約金が発生する
サンシスコンは最低利用期間が6ヶ月間となっており、途中解約すると1ヶ月分の基本料金が解約金として発生します。

【No.3】だれでもモバイル:銀行口座があるなら有力候補

「誰でもスマホ」と名前が似ていますが、別の会社が運営するサービスです。銀行口座は必要ですが、審査なしで契約することができます。

だれでもモバイルは、10分かけ放題と24時間かけ放題から選べます。1GB+10分かけ放題プランなら月額1,990円と、割安な料金で利用可能です。

だれでもモバイルのサービス概要
項目内容
審査通過率不明
回線NTTドコモ回線
月額料金1,990円~11,110円→キャンペーンで初月0円
プラン1GB~20GB(全プラン10分かけ放題/電話かけ放題付き)
初期費用3,300円→キャンペーンで0円
支払方法口座振替
契約期間2年自動更新
解約金1ヶ月分の基本料金

徹底解説!「誰でもスマホ」がブラックの救世主である理由

ランキング1位の「誰でもスマホ」について、なぜこれほど多くの携帯ブラックユーザーに選ばれているのか、さらに詳しく解説します。

  独自審査で99.8%が契約可能

「誰でもスマホ」は審査通過率99.8%(公表値)なので、反社会的勢力を除いてほぼ全ての人が契約可能です。

誰でもスマホは、契約申し込み時にユーザーの過去の信用情報を参照しません重視するのは「これから毎月の料金を支払っていけるか」という点のみです。

  • 過去にドコモ、au、ソフトバンクを強制解約になった
  • クレジットカードの支払いを滞納してブラックリストに入っている
  • 自己破産をした経験がある

このような事情があっても、現在の支払い能力があれば問題になりません。これが99.8%という驚異的な契約率の理由です。

  「24時間かけ放題」が全プランについている

一般的な格安SIMだと、通話し放題は有料オプションですが、誰でもスマホは全ての音声プランに24時間かけ放題が含まれています。

下記では、格安SIMのmineo(マイネオ)と誰でもスマホを比べてみました。誰でもスマホのほうが多少高いもの、ブラックOK・コンビニ払い対応なのを考えると、決して法外な値段ではありません。

むしろ、電話時間を気にせず使える安心感は大きいといえます。

誰でもスマホのかけ放題プランの料金比較
誰でもスマホ1GBプラン(かけ放題込み)月額 2,948円
mineo 1GB月額1,298円+かけ放題1,210円=月額2,508円

  クレジットカードなしでOK!コンビニ払い対応

銀行口座が凍結されていたり、クレジットカードが作れない方にとって、誰でもスマホはコンビニ支払いが可能なので非常に便利です。

毎月届く請求情報を元に、最寄りのコンビニ(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート等)で現金払いするだけ。口座にお金を入れておく必要がないため、給料日に現金で確実に支払いたい人にも向いています。

 契約期間の縛りも解約金もない

誰でもスマホには契約期間などの縛りがなく、いつ解約しても違約金は0円です。

最低利用期間がないので、必要な期間だけ利用して、不要になればすぐに解約するという柔軟な使い方が可能です。

生活を立て直すまでのつなぎとして使いたい方、仕事が決まってお金が貯まったら大手キャリアに戻りたい方にとって、使い勝手が良いといえるでしょう。

契約前に確認!必要書類と初期費用

いくら審査が甘くても、契約には最低限の準備が必要です。

本人確認書類

「誰でもスマホ」は、本人確認書類の対応も非常に柔軟。顔写真がない書類(住民票や保険証)でも契約できるケースがあるのが大きな強みです。

  • 誰でもスマホが対応する本人確認書類
  • マイナンバーカード
  • 運転免許証
  • 住民基本台帳カード
  • 特別永住者証明書
  • 在留カード
  • 国民健康保険証
  • 年金手帳
  • 療育手帳
  • 障がい者手帳
  • 住民票
  • 生活保護受給証明書

契約に必要な初期費用(目安)

誰でもスマホを契約する際には、以下の費用がかかります。

  • SIM発行手数料: 通常3,850円新規契約時は2円
  • コンビニ決済手数料: 550円(税込)
  • 端末代金(購入する場合): 4,980円〜(中古)

SIMのみ契約の場合、552円さえ手元にあれば申し込み手続きが可能です。

なお、月額料金は翌月に請求されますが、支払い方法やタイミングによっては初月分を前払いする必要があるケースもあります。

初期費用や生活費が足りない場合の対処法

「スマホは絶対に必要だが、正直、今月の生活費もギリギリで初期費用が払えるか不安…」 「端末もセットで買いたいが、数千円の現金がない」

もし、あなたが現在お仕事をされていて(アルバイト・パート含む)、一時的な資金不足に悩んでいるのであれば、無利息期間のあるカードローンを活用して初期費用を捻出するのも一つの賢い手段です。

なぜカードローンなのか?

最短即日で現金が手に入る
スマホの契約金をその日のうちに用意できます。

無利息期間がある
大手消費者金融(プロミスアコムアイフルなど)には「30日間無利息」などのサービスがあります。次の給料日で返済すれば、利息0円でお金を借りられます。

スマホ契約は生活の基盤
スマホがあれば、日払いバイトを探したり、より条件の良い仕事に就くチャンスが広がります。一時的にお金を借りてでも、通信手段を確保するメリットは大きいです。

闇金などの違法業者には絶対に手を出してはいけませんが、法令を遵守する大手カードローンであれば、安心して利用できます。

関連記事: 無利息期間あり!審査が不安な方向けのカードローン解説

よくある質問

本当に誰でも契約できますか?

誰でもスマホの場合、99.8%の方が契約できています。反社会的勢力との関わりがある場合や、著しい不正利用の履歴がある場合を除き、携帯ブラックや金融ブラックを理由に断られることはまずありません。

未成年でも契約できますか?

18歳以上であれば本人名義で契約可能です。18歳未満の場合は親権者名義での契約となります。

今持っているiPhoneは使えますか?

はい、使えます。ドコモで購入したiPhoneや、SIMフリーのiPhoneであれば、SIMカードを差し替えるだけで利用可能です。auやソフトバンクの端末の場合は「SIMロック解除」が必要になることがあります。

契約に銀行口座は必要ですか?

いいえ、不要です。コンビニ支払いを選択すれば、銀行口座がなくても契約できます。

住所不定でも契約できますか?

契約には「本人確認書類」と「郵便物が受け取れる住所」が必要です。ネットカフェや友人宅では契約できません。住居がない場合は、まず福祉事務所や支援団体に相談し、住民登録や一時的な居場所のサポートを受けることをおすすめします。

申し込み後はいつ届く?

Web申し込み後、16時までに入金を済ませれば当日発送されます。地域にもよりますが、最短で翌日には手元に届きます。

まとめ|ブラックでも諦めずに「誰でもスマホ」で再出発

かつては、一度ブラックリストに入ると携帯電話を持つことは絶望的でした。しかし現在は「誰でもスマホ」のように、事情を抱えた人に寄り添うサービスが存在します。

スマホがない生活は、社会的な孤立を招きます。 「どうせ無理だ」と諦める前に、まずは公式サイトを覗いてみてください。その行動が、あなたの生活を立て直す第一歩になるはずです。

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