プロパンガスの平均使用量はどのくらい?世帯人数別・地域別にチェック
プロパンガス(LPガス)の平均的な使用量について、世帯人数別、地域別にまとめてご紹介します。ご自宅のガス使用量と比べてみましょう。
🔥まとめ:プロパンガスの平均使用量
- 1~2人の平均的なプロパンガス使用量は月6.5m3
- プロパンガスの使用量は冬に増え、夏に減る
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ひと月の平均的なプロパンガス使用量はどのくらい?
全国におけるひと月あたりのプロパンガス使用量の平均は9.1m3です。
また、季節ごとに見ると、4~9月の平均は8.0m3、10~3月の平均は10.3m3です。これは、冬の方が暖房や給湯のためにガスを使う頻度が増えるためです。
| 年間平均 | 9.1m3 |
| 4~9月平均 | 8.0m3 |
| 10~3月平均 | 10.3m3 |
*石油情報センター「プロパンガス消費実態調査」
ただし、プロパンガスの使用量はお住まいのエリアやガスを利用する人数によっても変動します。さらに詳しくみていきましょう。
「m3」って何?どのくらいの量?
プロパンガスの使用量を測るために使用される単位は「m3」で、「立法メートル」もしくは「りゅうべい」と読みます。
プロパンガス1m3は一般的にお風呂が3~4回沸かせる程度の量です。つまり10㎥ならお風呂が30~40回ほど沸かせます。
なお、「m3」は体積を測る単位ですが、家庭に設置されているガスボンベを見てみると、容量は重さの「kg」で表されています。プロパンガスのkgをm3に換算すると、(およそ)1kg=0.5m3に相当します。
例えば、最も普及しているご家庭用のガスボンベは1本の重さが20kgですが、これを体積で換算すると、約10m3となります。
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世帯人数別のプロパンガス平均使用量
プロパンガスの使用量を世帯人数別に見た場合、それぞれの平均使用量は以下のとおりで、1~2人世帯の平均使用量は月6.5m3です。
この数字は1年間のプロパンガス使用量から計算したひと月あたりの平均使用量です。夏であればこれよりも使用量が少なく、冬であればこれよりも使用量が多くなるでしょう。
なお、世帯人数が4人以上の世帯を見ると、11.3~12m3の間に収まっており、4人以上であれば世帯人数が増えてもプロパンガスの使用量にはあまり変化がないことが見て取れます。
これは、世帯人数が多くなるほど、共有するスペースやガス機器が多くなることが理由と言えます。
地域別のプロパンガス平均使用量
次に、お住まいの地域ごとのプロパンガスの平均使用量を確認しましょう。
| 地域 | 年間平均 |
|---|---|
| 北海道 | 4.0m3 |
| 東北 | 7.1m3 |
| 関東 | 11.4m3 |
| 中部 | 9.6m3 |
| 近畿 | 10.4m3 |
| 中国 | 8.5m3 |
| 四国 | 8.5m3 |
| 九州 | 7.8m3 |
| 沖縄 | 4.7m3 |
地域ごとに見ると、関東と近畿におけるプロパンガス使用量が特に多いことがわかります。
一方で、使用量の少ない地域は沖縄と北海道です。
前者は温暖な気候で暖房を使う機会が少ないことが理由です。後者は寒冷地であるため意外な結果に見えるかもしれませんが、プロパンガスの代わりに灯油が主な熱源として使用されていることが理由です。
続いて、季節ごとの変動も含めて、都道府県ごとのプロパンガスの平均使用量をまとめました。お住まいの地域をクリックして詳細をご確認ください。
都道府県別:プロパンガスのひと月あたりの平均使用量
北海道エリア
| 都道府県 | 年間平均 | 4-9月平均 | 10-3月平均 |
|---|---|---|---|
| 北海道 | 4.0㎥ | 4.0㎥ | 4.0㎥ |
出典:石油情報センター「プロパンガス消費実態調査」
東北エリア
| 都道府県 | 年間平均 | 4-9月平均 | 10-3月平均 |
|---|---|---|---|
| 青森県 | 5.3㎥ | 5.0㎥ | 5.5㎥ |
| 岩手県 | 7.8㎥ | 7.1㎥ | 8.4㎥ |
| 宮城県 | 8.0㎥ | 6.8㎥ | 9.2㎥ |
| 秋田県 | 6.0㎥ | 5.4㎥ | 6.5㎥ |
| 山形県 | 7.5㎥ | 7.1㎥ | 8.0㎥ |
| 福島県 | 8.2㎥ | 7.3㎥ | 9.2㎥ |
出典:石油情報センター「プロパンガス消費実態調査」
関東エリア
| 都道府県 | 年間平均 | 4-9月平均 | 10-3月平均 |
|---|---|---|---|
| 東京都 | 10.3㎥ | 8.5㎥ | 12.2㎥ |
| 神奈川県 | 13.8㎥ | 11.6㎥ | 16.0㎥ |
| 埼玉県 | 14.0㎥ | 11.9㎥ | 16.2㎥ |
| 千葉県 | 12.6㎥ | 11.0㎥ | 14.3㎥ |
| 茨城県 | 10.9㎥ | 9.4㎥ | 12.5㎥ |
| 栃木県 | 10.1㎥ | 8.6㎥ | 11.5㎥ |
| 群馬県 | 7.9㎥ | 6.4㎥ | 9.4㎥ |
出典:石油情報センター「プロパンガス消費実態調査」
甲信越エリア
| 都道府県 | 年間平均 | 4-9月平均 | 10-3月平均 |
|---|---|---|---|
| 山梨県 | 8.0㎥ | 6.9㎥ | 9.1㎥ |
| 長野県 | 7.6㎥ | 6.7㎥ | 8.5㎥ |
| 新潟県 | 10.0㎥ | 9.8㎥ | 10.2㎥ |
出典:石油情報センター「プロパンガス消費実態調査」
東海エリア
| 都道府県 | 年間平均 | 4-9月平均 | 10-3月平均 |
|---|---|---|---|
| 静岡県 | 11.9㎥ | 10.5㎥ | 13.3㎥ |
| 愛知県 | 11.6㎥ | 9.5㎥ | 13.8㎥ |
| 岐阜県 | 8.3㎥ | 6.8㎥ | 9.9㎥ |
| 三重県 | 10.2㎥ | 9.3㎥ | 11.1㎥ |
出典:石油情報センター「プロパンガス消費実態調査」
北陸エリア
| 都道府県 | 年間平均 | 4-9月平均 | 10-3月平均 |
|---|---|---|---|
| 富山県 | 7.1㎥ | 7.3㎥ | 7.0㎥ |
| 石川県 | 8.2㎥ | 7.3㎥ | 9.1㎥ |
| 福井県 | 10.0㎥ | 8.5㎥ | 11.4㎥ |
出典:石油情報センター「プロパンガス消費実態調査」
近畿エリア
| 都道府県 | 年間平均 | 4-9月平均 | 10-3月平均 |
|---|---|---|---|
| 大阪府 | 13.8㎥ | 11.4㎥ | 16.2㎥ |
| 京都府 | 9.9㎥ | 8.3㎥ | 11.6㎥ |
| 滋賀県 | 10.3㎥ | 9.4㎥ | 11.1㎥ |
| 奈良県 | 12.2㎥ | 10.5㎥ | 14.0㎥ |
| 兵庫県 | 10.6㎥ | 9.0㎥ | 12.2㎥ |
| 和歌山県 | 8.0㎥ | 6.7㎥ | 9.2㎥ |
出典:石油情報センター「プロパンガス消費実態調査」
中国エリア
| 都道府県 | 年間平均 | 4-9月平均 | 10-3月平均 |
|---|---|---|---|
| 岡山県 | 8.8㎥ | 7.5㎥ | 10.2㎥ |
| 広島県 | 8.5㎥ | 7.3㎥ | 9.7㎥ |
| 山口県 | 8.3㎥ | 7.5㎥ | 9.1㎥ |
| 鳥取県 | 8.1㎥ | 7.4㎥ | 8.7㎥ |
| 島根県 | 9.1㎥ | 7.7㎥ | 10.5㎥ |
出典:石油情報センター「プロパンガス消費実態調査」
四国エリア
| 都道府県 | 年間平均 | 4-9月平均 | 10-3月平均 |
|---|---|---|---|
| 香川県 | 7.3㎥ | 6.1㎥ | 8.5㎥ |
| 徳島県 | 8.6㎥ | 7.4㎥ | 9.8㎥ |
| 愛媛県 | 7.1㎥ | 6.5㎥ | 7.7㎥ |
| 高知県 | 10.9㎥ | 9.6㎥ | 12.3㎥ |
出典:石油情報センター「プロパンガス消費実態調査」
九州エリア
| 都道府県 | 年間平均 | 4-9月平均 | 10-3月平均 |
|---|---|---|---|
| 福岡県 | 8.3㎥ | 7.4㎥ | 9.3㎥ |
| 大分県 | 7.2㎥ | 6.4㎥ | 7.9㎥ |
| 佐賀県 | 9.2㎥ | 8.2㎥ | 10.2㎥ |
| 長崎県 | 7.4㎥ | 6.5㎥ | 8.4㎥ |
| 熊本県 | 6.7㎥ | 5.8㎥ | 7.5㎥ |
| 宮崎県 | 6.0㎥ | 5.3㎥ | 6.7㎥ |
| 鹿児島県 | 8.6㎥ | 7.7㎥ | 9.6㎥ |
出典:石油情報センター「プロパンガス消費実態調査」
沖縄エリア
| 都道府県 | 年間平均 | 4-9月平均 | 10-3月平均 |
|---|---|---|---|
| 沖縄県 | 4.7㎥ | 4.3㎥ | 5.2㎥ |
出典:石油情報センター「プロパンガス消費実態調査」
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平均使用量のガス代はどのくらい?
ここまででプロパンガスの平均使用量をみてきましたが、料金はどうでしょうか?
全国の平均使用量にプロパンガスの平均料金単価をあてはめて計算すると、ひと月9.1m3使用した場合のガス代は8,600円です。
| 9.1m3使用した場合 |
8,600円 |
*参照:石油情報センター「液化石油ガス価格分布状況 2025年10月末時点」に基づいて算出
これを見て、「使用量もガス代も同じくらい」「使用量は同じだけどガス代はちょっと安かった」という方は、「じゃあこれ以上ガス代は節約できないな」と思ったかもしれません。
ただし、実際には「平均料金と同じ・少し安い」程度であれば、今よりガス料金を安くできる可能性大です。
というのも、プロパンガスの平均料金は実際に提供できる価格よりも高くなる傾向にあるためです。これは、プロパンガス業界の体質が影響しており、販売店同士の価格競争による疲弊を嫌うため、談合のような状態に陥りやすいことが原因です。
同時に、プロパンガス料金には法律の規制がなく、販売店が自由に価格を決められますから、地域の平均よりも安くプロパンガスを提供する販売店も存在します。
お住まいのエリアや住居形態等によっては必ずしも安い販売店が見つからない場合もあります。それでも、現状のガス料金が平均料金に近いのだとしたら、料金を効果的に削減できる可能性があるため、一度、別のプロパンガス販売店を探してみることを強くおすすめします。
プロパンガス料金を安くする方法は?
プロパンガス料金を下げるには、ガス会社の切り替えが効果的。
以下のいずれかの条件に当てはまれば、自由にガス会社を選択・切り替えすることができます。
- 戸建て(持ち家)にお住まいの方
- 店舗や事務所等を営んでおり、その建物を所有している方
- マンション・アパートを所有している方(大家さん)
アパートやマンションなど集合・賃貸住宅にお住まいの場合、残念ながら、ご自身の希望で自由にガス会社を変更することはできません。実際にガスを使用して料金を支払うのは入居者の皆さんですが、ガス会社と直接の契約の関係にあるのは大家さんや管理会社であるためです。
ですから、プロパンガス(LPガス)料金が高い、ガス会社を変えたい、と考えている場合、まずは大家さん・管理会社を説得する必要があります。地域のガス料金の平均や、他のガス会社の料金を調べて説得の材料としたり、他の入居者と協同で依頼したりすることなどが有効な手段と言えます。
*マンション・アパートの入居者や、戸建てでも借家にお住まいの場合 詳細を閉じる
今より安いプロパンガス会社を見つけるには、プロパンガス料金消費者協会による「プロパンガスの契約・切り替え無料相談サービス」の活用がおすすめです。
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節ガスしたい!プロパンガスの使用量を減らすコツは?
ガス使用量が多かった!節ガスしたい!という方のために、資源エネルギー庁のガイド*を参考に、ガスの節約ポイントをご紹介します。
*資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」>家庭でできる省エネ
ガスは主に給湯による消費が大きいため、お風呂やキッチンでのお湯の使い方を意識することが重要です。
キッチン
キッチンでお湯を使うときのポイントです。
食器は洗う前に水につける
食器は洗う前に水につけて汚れを落としやすくすることで、使うお湯の量を減らすことができます。
食器を洗う時は低温で
お湯で食器を洗う際は、給湯器の設定温度を下げましょう。40度から38度に下げると、年間で8.8㎥のガスを節約*できます。
*65Lの水道水(水温20度)を使い、給湯器の設定温度を40度から38度に下げ、1日2回手洗いした場合(使用期間:冷房期間を除く253日)
お湯は水から沸かさない
ガスコンロでお湯を沸かすときは、水から沸かすのではなく、給湯器のお湯を沸かすようにしましょう。ガスコンロよりも、ガス給湯器の方が熱効率が良い*ためです。
*1Lの水を100度に沸かす場合、ガスコンロでは178kcalを消費するのに対して、ガス給湯器では100kcalと、ガスコンロの6割弱の熱量で済みます。
お風呂
お風呂でお湯を使うときのポイントです。
入浴は間隔を開けずに
お風呂の追い焚きはガスを多く消費する行動のひとつです。追い焚きをしなければ、年間で38.20㎥のガスが節約*できます。不要な追い焚きをしなくても良いように、家族全員がなるべく間隔をあけずに入浴するようにしましょう。
*2時間の放置により4.5度低下した湯(200L)を追い焚きするのを止めた場合(1日1回)
保温シートを活用
追い焚きをしないためには、湯舟に直接浮かべる保温シートを活用するのがおすすめです。お風呂に蓋をするだけよりも、お湯の温度が冷めにくくなります。
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監修:鈴木 秀男
2010年、一般社団法人プロパンガス料金消費者協会を設立して代表理事に就任。従来、概念すら存在しなかったプロパンガス料金の「適正価格」の設定に奔走。大手を中心とした多数のプロパンガス会社の賛同を得て、設立10年足らずで業界の共通言語としての浸透に成功した。
また、幅広い分野のマネースキルを学べるメディア、「マネーの達人」においてもプロパンガスに関する知識の記事を多数執筆している。