dカードGOLDで損する人とは?|騙された!よくある10%還元の誤解・年会費を実質無料にして得する人になる方法も

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dカードGOLDで損する人とは?|騙された!よくある10%還元の誤解を解説・年会費を実質無料にして得する人になる方法も

dカードGOLDは、NTTドコモが発行するゴールドカードです。年会費は11,000円と決して安くはありませんが、会員数は1,065万件。dカード全体1,775万件の何と約6割を占める保有率の高さです(2024年3月末時点)。

その背景には、ドコモユーザーなら圧倒的にポイントが貯まりやすいというメリットがあります。一方で「損した」「騙された」という声も少なくありません。

dカードGOLDで損する人とはズバリ、このカードの目玉特典である
ドコモ利用料金10%ポイント還元
年間ご利用額特典
の対象から外れてしまう人です。

本記事では、dカードGOLDで損する人の特徴を徹底解説し、得する人との違いを具体例を交えてわかりやすく紹介します。

dカードGOLDで損する人の特徴

dカードGOLDで損する人とは、dカードGOLDの目玉特典である「10%ポイント還元」「年間ご利用額特典」の対象から外れてしまう人のことです。

以下5つの特徴を挙げますので、dカードGOLDで損する人に当てはまる可能性がないか確認した上で、dカードGOLDを検討してください。

ドコモユーザーではない

ドコモユーザーではない人は、dカードGOLDで損する可能性が高いです。ドコモユーザーとは、ドコモケータイをはじめ、ドコモ光やドコモでんきなどのサービスを利用している人を指します。

なぜかと言うと、ドコモユーザーでなければ、dカードGOLDの目玉特典である10%ポイント還元の対象にならないからです。

dカードGOLDの10%ポイント還元とは、毎月のドコモの利用料金をdカードGOLDで支払えば、利用料金1,000円(税抜)につき100ポイントが還元される特典のことです。

dカードGOLDの特典
ドコモ利用料金10%ポイント還元

  • 毎月のドコモケータイもしくはドコモ光の利用料金をdカードGOLDで支払うと、10%のポイント還元が受けられる特典
  • たとえば、月のドコモケータイ利用料金が10,000円(税抜)であれば、毎月1,000ポイント(10,000円×10%)、年間で12,000ポイント還元を受けられる(1,000ポイント×12ヶ月)

dカードGOLDの10%ポイント還元は、ドコモサービスの利用だけで年会費の元を取れる可能性もある、まさにドコモユーザー向けの目玉特典です。

他社のケータイ利用料金をdカードGOLDで支払うことは可能ですが、ポイント還元は1%です。そのため効率よくポイントを貯められず、損をすることになります。

※ドコモ光・ドコモでんきとは

  • ドコモ光:ドコモが提供するプロバイダ一体型の光インターネット回線サービス
  • ドコモでんき:ドコモが提供する新電力サービス

ドコモのケータイ利用料金が安い

仮にドコモユーザーであったとしても、毎月のケータイ利用料金が安い人は、dカードGOLDで損する可能性が高いです。ドコモケータイを使えば10%ポイント還元の対象にはなりますが、年会費11,000円の元を取れるほどポイントを獲得できないからです。

たとえば、ドコモケータイ利用料金が毎月4,000円(税抜)であった場合、毎月還元されるポイントは400ポイント、年間で4,800ポイントです(4,000円×10%=400ポイント、400ポイント×12か月=4,800ポイント)

この場合、ドコモケータイを利用するだけで年会費の元を取ることは難しく、損をする可能性が高いというわけです。

ケータイ利用料金が安いと年会費分のポイント還元は難しい

ドコモケータイ利用料金が月4,000円(税抜)の場合
・月400ポイント還元(4,000円×10%)
・年4,800ポイント還元(400ポイント×12か月)

ケータイ利用料金が安い場合に年会費の元を取るためには、ドコモ光を併用して利用したり、10%ポイント還元以外の特典でポイントを貯めて、損をしないための工夫が必要です。

また、ここで注意したいのは、10%ポイント還元の対象とならない料金プランがあることです。ahamoなどの格安プランに加入している場合は、10%ポイントの還元対象となりません。

ドコモ利用料金10%ポイント還元の対象外に注意!

ドコモケータイはドコモmini/ahamo/irumoなどが10%ポイント還元の対象外。dカードGOLDで支払うと1%のポイント還元となる

dカードGOLD-10%

家族カードを発行していない

家族カードを発行していない人は、dカードGOLDで損する可能性が高いです。特に、家族の中に自分(本会員)以外にもドコモユーザーがいる場合は注意が必要です。

その理由は「家族カードを発行しない=家族分の10%ポイント還元を逃すから」です。

10%ポイント還元の対象となるのは、dカードGOLD1枚につき1回線(ケータイ番号またはドコモ光回線)までです。つまり、本会員のdカードGOLDに自分のスマホ回線を登録している場合、家族のスマホ・ドコモ光・ドコモでんきの料金については、同じカードでまとめて払っても10%還元の対象外になってしまうのです(dポイント1%還元)。

dカードGOLD-家族カード

「家族全員の料金を本会員のdカードGOLDで一括払いすれば10%還元になる」と勘違いしがちですが、この場合は、実際には本会員の登録回線分だけが10%還元、家族分は通常の1%還元にとどまるのです。

dカードGOLDの家族カードは、1枚目は年会費無料、2枚目以降も1,100円ですので、家族の中でドコモ湯ユーザーが多ければ多いほど、年会費の元を取れる可能性は高くなります。

dカードGOLDで家族カード、メリットは?

・年会費は1枚目無料、2枚目以降1,100円
・家族カードそれぞれに各自の回線を登録、家族全員分が10%ポイント還元
・ドコモ光やドコモでんきも回線登録すれば10%還元の対象

年間の利用額が少ない

dカードGOLDの年間利用額が少ない人は、損する可能性が高いです。なぜかと言うと、dカードGOLDのもうひとつの目玉特典である「年間利用額特典」の対象になりにくいからです。

年間利用額特典とは「dカードGOLDの前年のお買物額累計(税込)が100万円以上であれば、10,000円相当のクーポンがもらえる」という特典です。この特典は年会費無料のdカードにはない特典です。

dカードGOLDの特典
年間利用額特典

  • dカードGOLDの前年のお買物額累計(税込)が100万円以上で、10,000円相当のクーポンがもらえる特典
  • 2025年クーポン配布分の例
    ・買物額累計期間:2023/12/16~2024/12/15
    ・特典交換期間:2025/7/1~2026/5/15
    ・特典利用期間:2025/7/1~2026/5/31

年間100万円以上の利用というと、月当たりに換算すると84,000円(税込)程度の利用が目安になります。

dカードGOLDをドコモ利用料金の支払いのためだけに利用している人にとっては、月に84,000円を利用するのはハードルが高く、年間利用額特典の対象とならずに損をしたと感じるでしょう。

年間利用額特典の対象となるためには、dカードGOLDをメインカードとして利用し、あらゆる支払いをdカードGOLDに集約させる必要があります。公共料金や保険といった毎月必ず発生する固定費の支払いをはじめ、交通系ICカードのチャージなど定期的な支払いをdカードGOLDで行うことがポイントです。

※関連:dカードGOLDで得する人の特徴(内部リンク)

29歳以下である

29歳以下の人は、dカードGOLDで損をする可能性が高いです。なぜなら、29歳以下の人には、若年層専用のゴールドカード 「dカード GOLD U」 の選択肢があり、年会費を大幅に抑えながら主要な特典の多くをdカードGOLDと同等レベルで受けることができるからです。

以下は「dカード GOLD U」とdカードGOLDの主な特徴を比較したものです。赤字部分が、dカードGOLDと異なるところです。

 dカードGOLD UdカードGOLD
入会年齢満18歳以上29歳以下満18歳以上
年会費3,300円※111,000円
通常利用還元率1%1%
ドコモケータイ
ドコモ光利用還元率※2
5%10%
年間利用額特典年間100万円以上利用で
10,000円分クーポン
ケータイ補償購入後3年間
最大10万円
購入後3年間
最大10万円
海外旅行保険最大2,000万円
(自動付帯)
最大1億円
(自動付帯)
国内旅行保険最大1,000万円
(利用付帯)
最大5,000万円
(利用付帯)
国内・ハワイ
空港ラウンジ利用
無料無料

※1:一定条件を満たした場合、翌年の年会費請求時に前年分の年会費3,300円減算
※2:ドコモmini/irumo/ahamo/ahamo光など一部対象外

29歳以下であれば、年会費3,300円のdカード GOLD Uで十分なケースも想定されます。

  • ドコモケータイやドコモ光の利用料金合計が月9,000円未満
  • 年間利用額が100万円を超えない

という人は、dカードGOLDを選ぶと年会費負担の方が重くなり、損をする可能性があるので気を付けましょう。

dカードGOLDで損する人は「10%ポイント還元」の盲点に気づいていない

dカードゴールドの目玉特典は「ドコモ利用料金をdカードGOLDで支払うと1,000円(税抜)ごとに10%ポイント還元」になることです。それにも関わらず、dカードゴールドで損する人が多いのは、10%ポイント還元の対象外となるケースが盲点となっているからです。

dカードGOLDを使い始めてから「損した」「騙された」とならないためにも、10%ポイント還元の対象外となるケースについて正確に理解しておきましょう。

ahamo、ドコモminiは対象外

まず、dカードGOLDの「10%ポイント還元」は、ドコモの料金プランすべてが対象になるわけではありません。

ドコモのケータイ料金プランの中でも、ドコモmini、ahamoといった、もともと基本料金が抑えられたプランは、10%ポイント還元の対象になりません(ポイント還元率は1%)。

対象となるのは、ドコモMAXや新規申込受付終了したプランやドコモ光などです。

dカードGOLD
ドコモ利用料金10%ポイント還元

対象eximo
ドコモMAX
5Gギガホ プレミア
ギガホ プレミア
5Gギガライト
ギガライト
カケホーダイプラン
パケットパックプラン
ドコモ光
対象外ドコモmini
ahamo
irumo
ドコモ ポイ活MAX
ドコモ ポイ活 20
ahamo光

※ドコモmini・ahamo・eximo・irumoとはいずれもドコモが提供する料金プラン。eximo・irumoは新規申込受付を終了

  • ドコモmini:データ利用量が少なく、毎月の通信料を抑えたい人向けプラン 
  • ahamo:低価格・大容量が魅力のオンライン専用プラン。シンプルなサービスをすべてオンライン手続きで提供。
  • eximo:データ利用量に応じて三段階に月額料金が変わるプラン
  • irumo:店頭や電話でサポートを受けられる小容量プラン

ゴールドじゃなくてもお得 「ドコモmini」はdカード支払いで月額880円~

ドコモって無駄に大容量で高い・・・」というイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。

そんなドコモから、4GBと10GBの段階性でお得な小容量帯プラン「ドコモmini」が登場しました。「スマホはあまり使わないけど、外出時にデータを使い切ってしまったら心配」という方に安心のプランとなっています。

20%のポイント還元対象ではありませんが、還元がなくてもお得なプランです。

割引も複数あり、全て適用された場合は月額880円/4GB~となります。

ドコモminiが最安プランになるのは、こんな人です。

  • 家のインターネットがドコモ光またはhome 5G
  • データ使用量は4GBあるいは10GB未満
  • 5分以内かけ放題オプションは不要
    ※ドコモminiは家族間通話が無料でない点は注意

ドコモminiの料金を詳しく見る👇

ドコモmini料金プラン
 ~4GB4~10GB
基本料金2,750円3,850円
割引内訳
  1. ドコモ光セット割/home 5Gセット割:-1,210円
  2. dカードお支払い割:ー550円
  3. ドコモでんきセット割:110円
割引適用880円1,980円
基本通話料22円/30秒
※ファミリー割引グループ間でもドコモ miniからの発信は有料
5分通話無料
オプション
880円/月
かけ放題
オプション
1,980円/月
通信速度・ネットワーク混雑時・大量通信時などに通信制限がかかる場合あり
・超過後は最大通信速度300kbps
ドコモのサイトを見る

ケータイ購入代金・d払い・消費税などは対象外

次に、dカードGOLDの「10%ポイント還元」は、クレジットカードで引き落とされる利用料金の金額そのものが対象になるわけではないことにも注意が必要です。

以下の表はドコモ関連で支払う料金のうち「10%ポイント還元」の対象になる料金と対象にならない料金です。

dカードGOLD
ドコモ利用料金10%ポイント還元

対象基本使用料
通話・通信料
付加機能使用料
ドコモ光使用料
ドコモの月額課金サービス
ユニバーサルサービス料など
対象外ケータイの購入代金(分割支払金)
各種手数料、コンテンツ使用料
d払い、ドコモ払い
消費税など

ドコモケータイの基本使用料、通話通信料など、またドコモ光の使用量は10%ポイント還元の対象となります。

一方で、ケータイの購入代金や分割で支払っている代金、d払いで支払った利用料金は10%ポイント還元の対象にはなりません。消費税が対象にならないことも注意が必要です。

各種割引サービス適用後の基本使用料が対象

また、dカードGOLDの「ドコモ利用料金の10%ポイント還元」の対象となるドコモのケータイおよび「ドコモ光」の基本使用料については、各種割引サービスが適用された後の金額となることに注意しましょう。

たとえば、以下の通りドコモMAX「無制限」のプランである場合、基本使用料は7,680円(税抜)です。しかし10%ポイント還元の対象となるのは、この基本使用料から各種割引が適用された後の6,580円(税抜)になります。つまり、この場合に還元されるポイントは600ポイントです(999円以下端数切捨てのため)。

ドコモMAX「無制限」プランの場合

内容金額
基本料金7,680円/月(税込8,448円)
 -みんなドコモ割-500円(税込550円)
 -長期利用割-100円(税込110円)
 -dカードお支払い割-500円(税込550円)
割引適用後料金6,580円/月(税込7,238円)
還元ポイント(10%)600ポイント(6,000円×10%)※端数切捨て

※みんなドコモ割を2回線以上、長期利用割を10年以上、dカードお支払割でdカード GOLDを利用した場合の金額

999円以下は端数切り捨て

dカードGOLDのポイント還元分を計算する際に、999円以下の端数は切り捨てになります。そのため、思ったよりポイントが貯まらないことにも注意しましょう。

たとえば、先ほどの例で見ると、dカードGOLDの10%ポイント還元の対象となるのが6,580円(税抜)です。この場合のポイントは600ポイント(6,000円×10%、580円は切り捨て)となります。端数分が999円に近くなればなるほど「損した」「騙された」という気分になります。

dカードGOLDで損する人にならないために注意したいこと

dカード GOLDで損しないためには、前述の通り、目玉特典である次の2つの条件をしっかり理解しておくことが重要です。

  1. ドコモ利用料金の10%ポイント還元
  2. 年間ご利用額特典(クーポン進呈)

これらの特典の対象条件を理解したうえで加入すれば、年会費11,000円を上回る価値を得られる可能性があります。

10%ポイント還元の対象・条件を理解する

dカード GOLDで損する人の多くは、10%ポイント還元の対象外となるケースを理解していないことが原因です。この10%還元が受けられなければ、dカード GOLDの最大のメリットを活かせません。

dカードGOLD
ドコモ利用料金10%ポイント還元【対象外】

料金プランドコモmini
ahamo
irumo
ドコモ ポイ活MAX
ドコモ ポイ活 20
ahamo光
料金内訳ケータイの購入代金(分割支払金)
各種手数料、コンテンツ使用料
d払い、ドコモ払い
消費税など
その他各種割引適用分は対象外
1,000円未満は切り捨て

年間ご利用額特典(クーポン)を理解する

dカード GOLDのもうひとつの目玉特典が「年間ご利用額特典」です。年間ご利用額特典は、前年のお買物額累計(税込)が100万円以上で年会費相当10,000円分のクーポンがもらえます。

進呈されたクーポンは、専用サイトで以下のサービスなどのクーポンに交換できます。

しかしクーポンの交換先によって最低利用金額が決まっていたり、注文合計金額がクーポン金額を上回ることが条件になっていることもあるようです。

あらかじめクーポンの利用先に自分が使いたいサービスが含まれているか、また利用ルールについても確認しておくと安心です。

また「年間ご利用額特典」を達成するための、お買物額累計の対象となる取引についても事前に確認し、あとで「損した」「騙された」とならないようにしましょう。

dカードGOLD
「年間ご利用額特典」お買い物額累計100万円

対象・ショッピング(ETCカード含む)
・ドコモの携帯電話利用料金、ドコモ光利用料金、homeでんわ利用料金、home5G利用料金
・その他ドコモ関連サービス利用料金
・NTTファイナンスおまとめ請求
・公共料金
・国民年金保険料
・Suica、PASMO、ICOCAチャージ
・d払いなど
対象外・決済サービスへのチャージ
・プリペイドカードへのチャージ
・マネックス証券におけるdカード積立
・THEO+ docomoにおけるdカード積立
・キャッシング返済金
・各種手数料
・年会費
・募金など

dカードGOLDで得する人の特徴

最後に、dカードGOLDでお得になる人の特徴を整理します。再三お伝えした通り、dカード GOLDは「ドコモ利用料金の10%ポイント還元」と「年間利用額特典」を最大限活用できる人ほどお得になります。

この2つの特典を活かすには、ドコモユーザーであることはもはや必須と言えます。

ドコモケータイとドコモ光の利用料金合計が毎月9,000円以上

ドコモケータイとドコモ光の利用料金の合計が、月9,000円(税抜)以上であれば、dカードGOLDでお得になる人、と言えます。

10%ポイント還元により月に約900ポイント、年間で約10,800ポイントが貯まります(9,000円×10%×12か月=10,800ポイント)。つまりポイントだけで年会費の元を取れるからです。

ドコモケータイ+ドコモ光を併用するのが現実的

ドコモのケータイ料金は他社より高めとはいえ、月1万円超を支払うケースは多くはないでしょう。そのため、ドコモケータイとドコモ光をセット契約して合計利用料金を増やして10%ポイント還元を狙うのが現実的です。

また、ドコモケータイとドコモ光の回線をdカードGOLDに紐づけて利用すれば、ドコモ光セット割でケータイの基本料金も割引が適用されるため、通信費の節約にもつながります。

以下は、ドコモケータイとドコモ光の併用で月に900ポイント還元を受けられるシミュレーションです。

①ドコモケータイ(ドコモMAX/3GB超~無制限)

内容金額
基本料金7,680円/月(税込8,448円)
 -みんなドコモ割-500円(税込550円)
 -ドコモ光セット割-1,100円(税込1,210円)
 -長期利用割-100円(税込110円)
 -dカードお支払い割-500円(税込550円)
割引適用後料金5,480円/月(税込6,028円)
還元ポイント(10%)500ポイント(5,000円×10%)※端数切捨て

※割引サービスは契約状況やプランによって異なります

②ドコモ光(マンションタイプ)

内容金額
月額料金月額料金4,400円/月(円)
還元ポイント(10%)400ポイント(4,000円×10%)※端数切捨て

還元ポイントの合計は900ポイント/月(年間約10,800ポイント)で、年会費11,000円(税込)とほぼ同額、年会費がペイできる水準です。

ahamoで「ポイ活オプション」を付けている

ahamoを利用している人でも「ポイ活オプション」を付けている場合は、dカード GOLDで得をする可能性が高くなります。

ahamoはドコモが提供する格安スマホプランで、月額2,970円〜と料金が安い分、dカード GOLDで利用料金を支払っても10%ポイント還元の対象外です。還元ポイントは1%の通常ポイントのみです。

ポイ活オプションで得られる本当のポイント

しかし、ahamoに「ポイ活オプション※」を付けると、ケータイ利用料金支払い自体のポイント還元率は1%で変わりませんが、dカード GOLDでのショッピングや支払いした時に最大10%のポイント還元が受けられてお得になります。

※ポイ活オプションとは

  • ahamoユーザー専用の月額2,200円(税込)の有料オプション
  • dカード・d払いでショッピングなどをするとポイント還元が大幅アップ
  • 大盛りオプション(月1,980円)を契約している人のみ申込可能

ポイント還元のしくみ

 通常ポイント
還元率
ポイ活オプション
上乗せ
合計ポイント
還元率
備考
ahamo月額料金1%1%基本料金・オプション料金(税抜)
外部決済(dカード・d払い・iDなど)1%9%10%月間上限5,000ポイント(期間・用途限定)

以下はahamo「ポイ活オプション」を最低限使った場合のシミュレーションです。

ケータイ利用料金のポイント還元だけ見ると、月60ポイントと少なめです。しかし、ポイ活オプションがあることで、外部決済でポイント還元を大幅に上乗せでき、毎月最大5,000ポイント還元を目指せます。

①ahamo+ポイ活オプション月額料金に対する還元ポイント

内容金額(税抜)
基本料金2,700円/月
大盛りオプション1,800円
ポイ活オプション2,000円
合計6,500円
還元ポイント(1%)60ポイント/月(6,000円×1%) ※500円は端数切捨て
→720ポイント/年(60ポイント×12か月)

②ポイ活オプションに対する還元ポイント

内容金額・ポイント
月間対象決済50,000円
ポイント還元率10%(通常1% + ポイ活9%)
還元ポイント5,000ポイント/月(50,000円×10%)
→60,000ポイント/年(5,000ポイント×12か月)

※月間上限5,000ポイントを超えるとそれ以上は還元されない

dカードGOLDやd払いを最大限利用すればお得

毎月最大5,000ポイント以上を獲得できるのはお得です。ただし、大盛りオプション月1,800円(税抜)とポイ活オプション月2,000円(税抜)の合計月3,800円(税抜)を払うことを考慮すると、実質的なお得感は、5,000ポイント-3,800円≒1,000円相当/月となるので、注意は必要です。

日常的にd払いでdカードGOLD設定をして多く使い、5,000ポイント還元を確実に受けられる人にとっては、オプションに払う月4,000円程度を差し引いても、ahamoで「ポイ活オプション」がお得と言えます。

年間のカード利用額が100万円を超える

dカードGOLDで年間カード利用額100万円を超える場合は、お得と言えます。年間ご利用額特典として10,000円分のクーポンがもらえるからです。一見ハードルが高そうですが、月当たりに換算すると84,000円/月です。

毎月発生する固定費や、定期的な支払いをdカードGOLD払いにまとめ、メインカードとして使えば十分達成可能です。

マネックス証券で新NISAクレカ積立をする

dカードGOLDでdポイントを賢く貯める方法として、ドコモと金融サービスの連携も見逃せません。

物価上昇やインフレの進行で資産運用への関心が高まる昨今、マネックス証券で新NISA口座を開設し、dカードGOLDでクレカ積立をしながらdポイントを貯める方法を紹介します。

クレカ積立とは、投資信託のつみたて投資をクレジットカードで決済し、積立金額に応じてポイントも貯められるサービスのことです。

※通信業界×金融業界で経済圏拡大

  • NTTドコモは、2024年1月にマネックス証券を子会社化
  • 同年7月からマネックス証券の口座からdカードによるクレカ積立サービスを開始
  • 2025年から、d払いアプリからマネックス証券の口座開設や投資信託の積み立てなどができる「かんたん資産運用」の提供を開始

マネックス証券で新NISA口座を開設し、dカードGOLDで投資信託のつみたて投資を行えば、毎月の積立額に対して1.1%のdポイントが還元されるため、おトクに資産形成ができます。

今なら、以下①②の条件を満たせば、積立額に対して合計5%が還元されるキャンペーンを実施中です。

  • 対象のdカードで毎月積立する
  • キャンペーン期間中に積立設定した対象のdカードで毎月3万円(税込)以上ショッピング

【dカードでクレカ積立】ポイント還元率 黒字:通常時、赤字:キャンペーン還元率

積立額dカードdカードGOLD
dカードGOLD U
dカードPLATINUM※
 NISA口座
課税口座
NISA口座課税口座NISA口座課税口座
1,000円~5万円以下1.1%1.1%
+3.9%
1.1%
+0.9%
3.1%
+6.9%
3.1%
+6.9%
5万円超~7万円以下0.6%1.1%
+3.9%
0.6%
+1.4%
3.1%
+6.9%
2.6%
+7.4%
7万円超~10万円以下0.2%1.1%
+3.9%
0.2%
+1.8%
3.1%
+6.9%
2.2%
+7.8%

※dカードPLATINUMは入会初年度の場合。2年目以降は毎月のショッピング利用金額により還元率が変わる
※引用:マネックス証券│dカード積立>「dカード GOLD」「dカード GOLD U」によるdカード積立のポイント還元率

ただし、マネックス証券のdカードGOLDでのクレカ積立は、dポイントを効率よく貯めて年会費の元を取るという観点では効果的ですが、以下サービスの対象外であることには注意が必要です。

  • 「年間ご利用額特典」の利用総額(累計金額)にはカウントされない
  • dカードGOLDで通常たまるポイント1%(利用額100円(税込)につき1ポイント)の還元対象外

dカードGOLD利用者アンケートから見る、損する人と得する人

セレクトラは、dカードGOLD保有者30名にアンケートを実施しました。その結果、日常の支払いの工夫次第で満足度が大きく変わることがわかりました。

dカードGOLD利用者30名にアンケート

  • 満足している:14名(47%)
  • 年会費の元を取れていない:10名(33%)
  • その他:7名

dカードGOLDに満足している人は、年会費の元を取るための工夫を積極的にコメントしてくれた一方で、年会費の元を取れていない人の約7割は「何もやっていない」と回答、ポイント還元や特典の活用に消極的。

損する人は何もしていない、得する人はメインカード化に積極的

アンケートでわかったこと

dカードGOLDで損する人は、年会費回収に無関心で、日常の支払いをカードにまとめず、dポイント経済圏を活用していない人と分析できます。

一方で、dカードGOLDで得する人は、固定費や高額な支払いをdカードGOLDに集約してメインカード化し、d払い・特約店でのポイント二重取り・三重取りを意識するなどして、年会費以上のメリットを享受していることがうかがえます。

dカードGOLDで損しないためには、日常の支払いをdカードGOLDに集約してメインカード化させ、dポイント経済圏を活用する努力がポイントと言えます。

dカードGOLDで得する人の声

ポイント還元・年間利用額特典の活用

年会費はポイント還元でほぼ相殺できているし、加えて年間利用額特典で高額クーポンも貰えているので 
コッペパン40代 男性
特典クーポンが毎年届くし、ポイントの還元率も高めなので。
おみか 30代 女性

家族でドコモユーザー

ドコモユーザーですし、家族カードも発行していますし、メインのクレカとして使用しているので
ひなた 40代 女性

ポイント二重取り、空港ラウンジの無料利用

ポイント還元率は普通、カードラウンジが使えるところが多い、iDやd払いでポイントを2重取りができる
あきらん40代 男性

つみたて投資でポイント還元増やす

ポイント投資でいい感じに増えている
NISA 40代 男性 

年会費を実質無料にする方法

d払い・特約店の活用でポイント二重・三重取り

d払いに紐付けして、携帯料金を含めほとんどの支払いをdカード絡みにしています。参加できるキャンペーンはできる限り参加したり、ポイントが3重取りできる機会を逃さないよう意識したりもしています。
コッペパン 40代 男性

固定費・高額支払いをカードに集約

ネットもドコモ光を利用している、光熱費や高い買い物や定期での支払いはdカード払いにしている
リトルミィ 40代 女性
公共料金の支払いはdカードに集約している
たけのこ 30代 男性
メインクレカとして使用。電気の支払いなどもまとめている
ひなた 40代 女性

dカードGOLDの基本情報

dカードは、NTTドコモが提供するクレジットカードサービスです。会員数は約1,775万件にのぼり、そのうち「dカードGOLD」の保有者は約1,065万件。実にdカード会員全体の約6割がゴールド会員という、国内でもトップクラスのゴールドカード保有率を誇ります。

その人気の理由は、ドコモユーザーに特化した高いポイント還元率と手厚い特典にあります。dカードGOLDならではの特典は以下の通りです。

dカード GOLDの詳細
dカード GOLD VISA
公式サイト
年会費(税込)

11,000円

家族カード
:1枚目は年会費無料,2枚目以降1,100円
ETCカード
:初年度無料,利用があれば2年目以降も無料

dカード GOLDの特典

dカードGOLD、dカードGOLD U、dカードの主な特徴をまとめた比較表です。

 dカードGOLDdカードGOLD Udカード
年会費11,000円3,300円※3無料
家族カード年会費1枚目無料
2枚目以降1,100円
1,100円無料
通常利用還元率1%1%1%
特約店還元率2%2%2%
ドコモケータイ
ドコモ光利用還元率※1
10%5%1%
年間利用額特典年間100万円以上利用で
10,000円分クーポン
ケータイ補償購入後3年間
最大10万円※2
購入後3年間
最大10万円
購入後1年間
最大1万円
海外旅行保険最大1億円
(自動付帯)
最大2,000万円
(自動付帯)
最大2000万円
(29歳以下、利用付帯)
国内旅行保険最大5,000万円
(利用付帯)
最大1,000万円最大1000万円 
(29歳以下、利用付帯)
国内・ハワイ
空港ラウンジ利用
無料無料
お買い物安心保険年間300万円まで年間100万円まで年間100万円まで

※1:ドコモmini/irumo/ahamo/ahamo光など一部対象外
※2:2026年1月~購入後3年間最大12万円に改定予定
※3:一定条件を満たした場合、翌年の年会費請求時に前年分の年会費3,300円減算