カグラバチのアニメはいつから?アニメ化の制作会社やネタバレあらすじも
週刊少年ジャンプの話題作「カグラバチ」がアニメ化されることはご存知でしょうか。
連載開始直後から圧倒的な存在感を放ち、国内外問わず人気を博す本作だけに、「アニメはいつから放送されるの?」「制作会社はどこ?」「どんな物語なの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、カグラバチのアニメ化は2026年もしくは2027年が濃厚です。
この記事では、「カグラバチ」アニメの放送時期に関する最新情報や制作会社を整理しつつ、原作の世界観が分かるネタバレありのあらすじもあわせて解説します。
カグラバチのアニメはいつから?
カグラバチのアニメ化は、2026年もしくは2027年が濃厚だと言われています。
一部メディアでは「2027年放送開始」との報道がありますが、公式発表はまだ行われていません。
カグラバチの人気から考えると、アニメ化発表となれば週刊少年ジャンプ表紙+巻頭カラーもしくはセンターカラー掲載時に大々的に発表されると考えられます。
カグラバチのアニメ制作会社は?
公式発表によると、カグラバチのアニメ化を担当するのは「サイバーエージェント」です。
サイバーエージェントと聞くとIT企業やABEMAの印象が強いかもしれませんが、近年はアニメ制作・出資にも力を入れており、エンタメ分野で存在感を高めています。
サイバーエージェントのアニメ事業は比較的歴史が浅く、本格的に動き出したのは2016年の「ABEMA」開局がきっかけ。同年、ABEMA内にアニメ専門チャンネルを立ち上げ、アニメファン層の獲得に注力します。さらに2017年には、Cygamesと共同で「CA-Cygamesアニメファンド」を設立し、アニメIPへの投資を本格化させました。
サイバーエージェントのこれまでの背景を踏まえると、「カグラバチ」のアニメ化においても、作品を一過性の映像化で終わらせず、長期的なIPとして育てる狙いがあると考えられるでしょう。
サイバーエージェントのアニメ事業にとっても、「カグラバチ」は重要な挑戦となりそうです。
サイバーエージェントが制作したアニメの代表作は?
サイバーエージェントが制作に関わったアニメの代表作として、まず挙げられるのが「サイバーパンク:エッジランナーズ」です。
TRIGGERと共同制作された本作は、Netflixで世界配信され、圧倒的な映像表現と重厚なストーリーが高く評価されました。海外アワードも多数受賞し、サイバーエージェントのアニメ事業を世界に知らしめた作品といえます。
他にも、Cygames原作の「ウマ娘 プリティーダービー」シリーズや「神撃のバハムート GENESIS / VIRGIN SOUL」も代表作として知られています。
カグラバチが覇権アニメになるかどうかはアニメの出来による
「カグラバチ」が覇権アニメになれるかどうかは、原作人気だけではなく、アニメの完成度に大きく左右されるでしょう。
週刊少年ジャンプ作品のアニメ化が相次ぐ中、全てが成功しているわけではありません。爆発的な人気を誇る「チェンソーマン」ですら、監督の独りよがりな進行により、内容も評判も悪かったことは記憶に新しいはずです。
また、主題歌にVaundyを起用するなど、期待値の高かった「SAKAMOTO DAYS」も作画はどこか物足りず、鬼滅の刃や呪術廻戦のように覇権を握って社会現象を起こすまでには至りませんでした。
近年は週刊少年ジャンプ作品よりも、少年ジャンプ+作品(SPY FAMILY・ダンダダン・忘却バッテリーなど)のほうが話題になることも少なくありません。
「ジャンプ本誌はオワコン」という声も大きくなっている今、編集部としては「カグラバチ」を単にアニメ化するのではなく、絶対にヒットさせたい作品として位置づけていると考えられます。
そのため、「鬼滅の刃」で社会現象を生み出したufotableや、「呪術廻戦」「チェンソーマン」を手がけたMAPPAのように、サイバーエージェントがそれ同等の作画でアニメ化すれば、覇権候補に躍り出る可能性は十分にあるでしょう。
カグラバチがどこまでアニメ化されるかも重要
「カグラバチ」のアニメは、物語の区切りや構成を考えると、VS双城編の完結まで描かれる可能性が高いと考えられます。VS双城編は、チヒロの復讐譚が本格的に動き出す重要なエピソードであり、アニメ1クールとしても非常に収まりの良い章です。
この範囲までアニメ化されれば、物語の軸となる妖刀を巡る戦いが明確になり、ある程度は視聴者を惹きつけられることでしょう。
一方で、VS双城編までとなると、楽座市編から仲間となる漣伯理や毘灼の重要メンバー・昼彦などの人気キャラは未登場となる可能性が高く、「キャラ人気」を得られない可能性もあります。
今はコンテンツ過多の時代。待ってくれる視聴者ばかりではないため、欲を言えば2クール構成で楽座市編までアニメ化し、覇権に至る基盤を確実に作ってほしいというのが正直なところです。
カグラバチはどんな作品?VS双城編までのネタバレあらすじも!
コミックス累計発行部数300万部突破したカグラバチ。刀と復讐をテーマに描かれるダークバトルアクション作品で、連載開始直後から圧倒的な画力と重厚な世界観で注目を集めています。
ここからは、カグラバチのあらすじを簡単にご紹介します。
カグラバチのあらすじは?
物語の主人公は、伝説的な刀匠を父に持つ少年・六平千鉱(ろくひらちひろ)。父・六平国重は強大な力を持つ6本の妖刀を打った凄腕の刀匠でした。
チヒロは平穏な日常の中で、唯一の家族である父から刀作りの技と精神を学びながら、静かに暮らしていました。
しかしある日、妖刀を狙う謎の妖術師組織「毘灼」によって父が殺害され、チヒロの日常は一変します。父が遺したのは隠された7本目の妖刀「淵天」と、決して忘れることのできない深い憎しみでした。
チヒロは父の親友である妖術師・柴登吾の反対を押し切り、復讐のための戦いへと身を投じる覚悟を決めます。
アニメ化が予想されるVS双城編までのネタバレあらすじ
ここからは、アニメ化が予想されるVS双城編のネタバレあらすじをお伝えします。
以下、ネタバレあらすじ
唯一の家族である父を殺され、全てを失った六平千鉱。父を殺害した妖術師集団「毘灼」への復讐を誓い、七本目の妖刀「淵天」を手に裏社会へと足を踏み入れます。
妖刀を巡る情報を追う中で、チヒロは鏡凪一族の少女・シャルと出会います。シャルを執拗に狙う妖術師のひとりから、闇市場で暗躍する武器商人・双城厳一の存在を知ることになります。
双城は妖刀の力に取り憑かれた狂気の人物で、「刀は殺しのためにある」と信じ、自らの力を誇示するかのように無差別な殺戮を繰り返していました。
チヒロはシャルを守り、双城が所持する妖刀「刳雲」を取り戻すため、父の親友である妖術師・柴登吾と共に双城を追います。しかし双城の圧倒的な戦闘力を前に、チヒロは大怪我を負い、シャルは誘拐されてしまいます。
神奈備所属の妖術師・薊奏士郎の協力を得たチヒロは、双城のアジトを急襲し、シャルの奪還に成功します。
しかし、その場に現れた双城との再戦は熾烈を極めます。妖刀の力に完全に飲み込まれた双城に追い詰められながらも、チヒロは父の教えと自らの覚悟を胸に、淵天の本来の力を引き出します。
そして「より重たい殺意をもって、お前を斬るだけだ」という言葉とともに妖刀・刳雲を破壊。双城は死亡しました。
その後、柴が双城の部下から「双城は傀儡に過ぎず、妖刀の競売には関わっていなかった」という情報を聞き出したことで、物語は次の局面――楽座市編へと進んでいきます。
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カグラバチのアニメを楽しみに待とう!
「カグラバチ」のアニメ化を待ち遠しく感じている方も多いことでしょう。アニメになれば、刀を振るう迫力あるバトルシーンやチヒロの復讐に懸ける強い覚悟が、アニメならではの映像表現と音楽によって、さらに臨場感あふれるものになることが期待されます。
放送時期や担当声優といった詳細な情報はまだ明かされていませんが、原作の持つ重厚な世界観がどのように映像化されるのか注目が集まっています。原作を読み返しながら続報を待ちつつ、「カグラバチ」のアニメ放送を楽しみに待ちましょう。
