スマホ料金の見直しが節約の第一歩!ドコモ・au・ソフトバンク契約者は必見

「物価高が続くものの給料は上がらない・・・。」
そんな状況で、節約に取り組みたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
お金の情報メディアのスマートマネーライフが実施した節約に関する調査によると、固定費で最も節約を感じたものとして「スマホ料金」が1位に選ばれました。
とはいえ、スマホ料金見直しは具体的に何をすればいいのか?注意点はあるの?という疑問もあります。
結論としては、大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を長年契約している方は、スマホ料金を見直すことで大幅節約が叶う可能性が高いです。
2024年以降に復活している解約金や、乗り換えタイミングなどを解説します。
スマホ料金の見直しで節約効果を感じたのは82%、手軽さと即効性がカギ

スマートマネーライフの調査結果では、スマホ料金の節約に取り組んだ185名の内152名(82%)が節約の効果を実感していました。
スマホ料金は、格安SIMの普及や「2年縛り」の撤廃により、変更手続きが簡単、切り替えコストもかからず節約効果も高いという特長があります。手軽さと即効性の両面から「節約しがいのある固定費」であることが実証されるアンケート結果となりました。
大手キャリアの解約金廃止と携帯会社の切り替えコストを解説
携帯キャリアの2年縛りの撤廃
ドコモ・au・ソフトバンクの2年契約の縛りは、2022年3月31日までに廃止されています。同時に、契約解除に伴う違約金(解約金)も廃止となりました。
このように2年縛りが撤廃されたことでスマホ料金の見直し(携帯会社の乗り換え)は手軽になりました。
新たな解約金の動きに注意
しかし一方で、乗り換えキャンペーンの特典だけを狙ったような「通常の利用ではない」と見なされる乗り換えの動きが活発しているのも事実です。
そのため、現在は新たな契約解除料を設ける動きが出てきています。
楽天モバイル | 契約から1年以内の解約の場合、最大1,078円(最低月額プラン料金、税込)の解約手数料 ※2025年4月1日以降に契約した回線が対象 |
au/UQモバイル | 契約から1年以内の解約で、下記①か②に該当する場合、990円(税込)の契約解除料 ①利用の実態がない ②対象回線の解約日以降の1年以内に、同一名義のほかの回線(契約期間1年以内)が解約されていた場合 ※2024年6月1日以降に契約した回線が対象、auからUQモバイルまたはpovoへの乗り換えは対象外 |
ドコモ | 契約から1年以内の解約で、下記①か②に該当する場合、1,100円(税込)の契約解除料 ①利用の実態がない ②対象回線の解約日以降の1年以内に、同一名義のほかの回線(契約期間1年以内)が解約されていた場合 ※2025年3月1日以降に契約した回線が対象 |
参考サイト
各社、1年の利用がボーダーラインとなります。
とはいえ、節約のために乗り換えたいという方なら、余り心配することはない解約金です。また、以前のように数万円単位の料金ではないので身構えることはないのですが、心の準備程度に知っておいて損はないでしょう。
携帯会社の切り替えコストは高くても5,000円
携帯会社の乗り換えに伴うコストは、最大でも5,000円程度です。
携帯会社によっては、契約事務手数料を設けている場合があり、概ね3,300円~3,850円です。
しかし契約事務手数料は、オンライン手続きは無料とする携帯会社があり、キャンペーンで無料となる場合もあります。事前の情報収集でコストを抑えられるかもしれません。
そして、上記の新しい契約解除料(990円~1,100円)を払った場合でも、5,000円は超えないという計算です。
つまり、多くの方は乗り換え先の契約事務手数料のみが切り替えコストになり、それが無料で済む場合も珍しくないのです。
スマホ料金の見直しは翌月から効果を実感!乗り換えタイミングも重要
スマホ料金の見直しは、すぐに効果を確認できるのも魅力です。
携帯会社を変える場合、スマホに差し込んでいるSIMカードを入れ替えることになります。そして新しいSIMカードをアクティベートすることで、携帯会社の乗り換えが完了します。
乗り換えのタイミングは、月末がおすすめです。なぜなら、ドコモ・au・ソフトバンクは解約月は日割り計算されずに満額請求になるからです。
そして多くの携帯会社で、契約初月は日割り計算です。
そのため、現在のスマホプランを最大限に利用して、新しいスマホプランの利用料金は最小限に抑えられる月末付近での乗り換えが最も無駄がないと言えます。
なお、SIMカードの郵送タイミングを気にしたくない方は、eSIMという方法もあります。
ドコモ・au・ソフトバンクを長年契約している方は格安SIMを検討してみよう
大手キャリアと呼ばれる、ドコモ・au・ソフトバンクを、特にこだわりもなく契約し続けている方は多いのではないでしょうか。
データ無制限プランを利用したい場合や、キャリアの割引条件に全て当てはまる場合を除いては、大手キャリアから格安SIMに乗り換えるだけでも節約を実感できるでしょう。
繋がりやすさが変わることを心配する方は、まずは同じ回線のサブブランドやオンラインブランドを検討してみるのがおすすめです。
- ドコモ⇒ドコモmini(2025年6月5日からの新プラン)、ahamo(オンラインブランド)
- au⇒UQモバイル(サブブランド、店舗あり)、povo(オンラインブランド)
- ソフトバンク⇒ワイモバイル(サブブランド、店舗あり)、LINEMO(オンラインブランド)
関連記事:徹底比較:ドコモ・au・ソフトバンク ・楽天モバイル- 大手キャリアのスマホ代・携帯料金比較
乗り換える際は、使えるキャンペーンを確認するのもお忘れなく。契約事務手数料を払ってもお釣りがくるほどお得な乗り換えキャンペーンもあります。
関連記事:【2025年6月】徹底比較:1番お得な乗り換えキャンペーンを決定!キャリア・格安SIM全11社
乗り換えの手順は実は簡単、家にいながらでもできる
大手キャリアから格安SIMへの乗り換えは、次の3ステップです。
- 現在の携帯会社でMNP予約番号を取得する
- 乗り換え先に申し込み手続きをする
- SIMカードを差し替えて開通手続きをする
MNP予約番号は、オンラインや電話で問い合わせができます。
また、ワンストップ方式を採用する格安SIMへの乗り換えであれば、事前の取得は不要です。
MNP転出元とMNP転入先が以下の事業者リストに含まれている場合は、MNP予約番号の取得が不要です。
【MNPワンストップ化対応事業者一覧】
・NTTドコモグループ(docomo、ahamo、irumo)
・KDDIグループ(au、UQモバイル、povo)
・ソフトバンクグループ(LINEMO、ワイモバイル、Softbank)
・楽天モバイル
・日本通信SIM
・mineo
・IIJmio
・イオンモバイル
👉別記事の「MNPワンストップとは?」にて詳細を紹介しています。
最後の開通手続きは難しそうと思われますが、基本的に画面の案内に従っていけば完了できます。
携帯料金を安くする方法は乗り換え以外にもあるの?
乗り換えはどうしても面倒、という場合は、今のスマホプランの内容を見直すだけでも節約につながります。
- 実際のデータ使用量と契約しているプランのデータ容量がマッチしているか
- かけ放題オプションは必要かどうか
- その他不要なオプションを契約していないかどうか
上記を確認してみると、同じ携帯会社のままプランやオプションを変えるだけでも毎月のスマホ料金を安くできるかもしれません。
関連記事:携帯料金を安くしたい!今すぐできる5つの方法を紹介 - ドコモ・au・ソフトバンクの料金をかんたんに見直し
結論:固定費の見直しはスマホ料金から取り組むのがおすすめ
このように、手軽に固定費を節約してみたい方は、スマホ料金の見直しがおすすめです。
スマートマネーライフの調査では、他にも電気・ガス料金の見直しや保険の見直しで節約を実践できたという声が挙がっています。
「固定費・変動費いずれも、節約を続けられるかどうかは『手間の少なさ』と『効果の大きさ・持続性』にかかっている」というまとめからも分かる通り、まずは手を付けやすいところから節約を始めるのが成功の秘訣のようです。
スマホ料金を見直してみたい、と思った方は、ぜひ当サイトも参考にしながらぴったりの乗り換え先を選んでみてください。