大河ドラマ「豊臣兄弟!」はどこで見れる?無料で見る方法と放送日・見逃し配信情報まとめ
戦国時代を舞台に、豊臣秀吉と秀長の兄弟の絆を描く大河ドラマ「豊臣兄弟!」が、2026年1月4日(日)より放送開始します。
今回は、脇役として描かれることの多かった「豊臣秀長」が主人公。天下人の弟の視点から展開する物語に、早くも期待が高まっています。
この記事では「豊臣兄弟!」をどこで見れるのか、放送日や見逃し配信の情報をまとめてご紹介します。
さらに、見どころやキャスト情報、豊臣秀長の情報もまとめてお伝えしますので、2026年の大河ドラマを思い切り楽しみましょう。
画像引用:【NHK公式】大河ドラマ「豊臣兄弟!」公式サイトより
「豊臣兄弟!」の放送日は?放送情報まとめ
豊臣兄弟!の初回放送日は2026年1月4日(日)午後8時から、NHK総合にてスタートすることが発表されています。
なお、これまでの大河ドラマと同様に、初回放送は通常よりも拡大放送されるようです。
| 放送開始日 | 2026年1月4日 |
| 放送 | 総合:毎週日曜 午後8時00分 NHK BS:毎週日曜 午後6時00分 プレミアム4K:毎週日曜 午後0時15分 |
| 再放送 | 総合:翌週土曜 午後1時05分 プレミアム4K:毎週日曜 午後6時00分 |
また、総合では翌週土曜の午後1時05分より、プレミアム4Kでは毎週日曜の午後6時00分より、再放送が行われます。
通常放送を見逃してしまった方や上手く録画ができなかった方は、再放送を見るという手もあります。
「豊臣兄弟!」の見逃し配信は?無料で視聴できる?
「豊臣兄弟!」は、NHK ONE、NHKプラス、NHKオンデマンド、U-NEXT、Amazonプライムビデオなどでの配信が予想されます。
「NHK ONE」は2025年10月より開始されたNHKの新しいインターネットサービスです。番組の同時配信や見逃し・聴き逃し配信、ニュース記事や動画といった情報がまとめて届きます。
NHKの受信契約をしている場合は、「NHK ONE」「NHKプラス」のどちらも無料で視聴できます。
また、U-NEXT、Amazonプライムビデオなどの配信サービスでは、有料で視聴することが可能です。
U-NEXTは初回31日間無料です。初回特典のある配信サービスを利用すれば、完全無料で視聴できる可能性があります。
「豊臣兄弟!」の脚本家は?
大河ドラマ「豊臣兄弟!」の脚本を手がけるのは、ヒットメーカーとして知られる八津弘幸さんです。
八津さんは、社会現象を巻き起こしたドラマ「半沢直樹」で脚本を担当し、緻密な構成と熱量あるセリフ回しで高視聴率を記録しました。
その後も「下町ロケット」「陸王」など、感動と人間ドラマを巧みに描く作品を数多く手がけています。さらに、近年ではスケールの大きな物語で話題を集めた「VIVANT」の脚本にも参加。
重厚なテーマとテンポの良い展開に定評のある八津さんが、「豊臣兄弟!」でどのように戦国時代の人間模様を描くのか、放送前から注目が集まっています。
人気ドラマ「家政夫のミタゾノ」も八津弘幸さんが多く脚本を手掛けたことを知って、ますます期待が高まっています。
「豊臣兄弟!」のキャストは?誰が出演する?

「豊臣兄弟!」では、実力派俳優たちが主要キャストとして登場します。主要キャストは以下の通りです。
| 小一郎(豊臣秀長) | 仲野 太賀 |
| 藤吉郎(豊臣秀吉) | 池松 壮亮 |
| 市 | 宮﨑 あおい |
| 織田信長 | 小栗 旬 |
| 慶 | 吉岡 里帆 |
| 寧々 | 浜辺 美波 |
| 徳川家康 | 松下 洸平 |
| 前田利家 | 大東 駿介 |
| 石田三成 | 松本 怜生 |
| 藤堂高虎 | 佳久 創 |
「豊臣兄弟!」では、実力派俳優たちが主要キャストとして登場します。
主人公・豊臣秀長を演じるのは、仲野太賀さん。
若手ながら幅広い演技力に定評があり、ドラマ「この世界の片隅に」「初恋の悪魔」「拾われた男」など、繊細な感情表現で多くの作品を印象づけてきました。「虎に翼」で演じたヒロインの夫・佐田優三に癒され、戦死の際には号泣した方も多いはずです。
人間味あふれる秀長像を仲野太賀さんがどう演じるのか、大きな注目が集まっています。
一方、兄・豊臣秀吉を演じるのは、池松壮亮さん。
映画「宮本から君へ」「紙の月」「シン・仮面ライダー」などで見せた強烈な存在感と深い芝居が評価される俳優です。野心に満ちた秀吉をどのように表現するのか、兄弟役としての化学反応にも期待が高まります。
実力・人気ともにトップクラスの2人が挑む戦国ドラマだけに、演技合戦としても見応えのある作品になりそうです。
「豊臣兄弟!」の見どころは?
大河ドラマ「豊臣兄弟!」の見どころは、兄弟という視点から戦国時代を描く、これまでにない切り口にあります。
主人公は豊臣秀吉ではなく、その弟であり名参謀として知られる豊臣秀長(羽柴秀長)。天下統一を目前にした戦国の激動を、秀吉と秀長の「二人三脚」で描く点が大きな魅力です。
また、史実に残る秀長の温厚さと調整力が、苛烈な戦国の政治や戦いの中でどう発揮されるのかも注目ポイントです。兄を支え続けた理由や史書には多く残らない秀長の内面に迫ることで、新しい豊臣像が浮かび上がります。
兄弟の絆、葛藤、政治、野心、そして天下統一への道。そのすべてが交わる密度の濃い物語が、本作の一番の見どころです。
主人公・豊臣秀長(羽柴秀長)の生涯は?どんな人だったの?

豊臣秀長(羽柴秀長)は、兄・豊臣秀吉の天下統一を軍事・内政の両面で支えた、豊臣政権の「大黒柱」とも言える武将です。温厚かつ実直な人柄で、秀吉や諸大名からの信頼も厚く、秀吉が唯一本音で意見を交わせる相手だったとも言われています。
秀長は1540年(天文9年)、尾張国中村(現在の愛知県名古屋市)で、秀吉の弟(同父説が有力)として生まれました。幼名は小一郎(こいちろう)です。
当初は農民として暮らしていましたが、織田信長に仕えていた兄・秀吉(当時は木下藤吉郎)の熱心な誘いを受け、武士の道に進むことを決意。以降、兄の忠実な補佐役として、その生涯を捧げます。
秀長は、さまざまな功績により領地を拡大し、最終的には大和(奈良県)を中心に、紀伊(和歌山県)・和泉(大阪府南部)などを加えた100万石を超える大大名となりました。
秀吉が関白となった豊臣政権下では、その温厚で誠実な人柄から、諸大名との利害を調整する「取次役」としても重用されました。官位も昇進を重ね、従二位・権大納言に至り、「大和大納言(やまとだいなごん)」と称されました。
順風満帆に見えた秀長ですが、1587年(天正15年)頃から体調を崩しがちになります。大和郡山城で療養を続けましたが、回復することなく、秀吉の天下統一を見届けた翌年の1591年(天正19年)1月22日、52歳で病死しました。
秀長の死は、秀吉にとって計り知れない打撃でした。良き理解者であり、政権の重石でもあった弟を失ったことが、その後の秀吉の判断(朝鮮出兵など)に影響を与えたとも言われています。
聖地巡礼なら、奈良県大和郡山市の「大和郡山城」や、和歌山県和歌山市の「和歌山城」がおすすめです。特に和歌山城は天守閣に上ることができ、観光名所としても楽しめるのが魅力です。
「豊臣兄弟!」を見逃さず楽しむための総まとめ
大河ドラマ「豊臣兄弟!」は、豊臣秀吉と秀長という兄弟の視点から戦国の激動を描く注目作です。人気の高い戦国時代を舞台にした大河ドラマであることから、初回から話題性の高い作品となることが予想されます。
豪華キャストや緻密な脚本、そして兄弟の絆を軸に描かれる新しい豊臣像など、見どころも豊富。戦国ファンはもちろん、大河ドラマ初心者にも見やすい作品となるでしょう。
ぜひ放送や配信情報をチェックして、「豊臣兄弟!」を思い切り楽しんでください。


