オール電化とプロパンガス、どちらがお得?

家庭のエネルギーは、「オール電化」よりも「電気+プロパンガス」にする方が光熱費がお得になりやすいと言えます。プロパンガスは、適正価格の販売店を見つけて契約することで、お得に利用することが可能です。
また、初期費用の面から見ても、オール電化だとエコキュートなど関連機器の導入が高くなりやすく、電気+プロパンガスを併用する方が安くなります。
オール電化とプロパンガス+電気、どちらがお得?
住居を新築したり、改装したりするときに、誰もが一度は悩むのが「オール電化にするのと、電気+プロパンガス(LPガス)の併用ではどちらがいいか?」という問題。
給湯、冷暖房、調理など暮らしのすべてを電気でまかなうオール電化は、果たしてプロパンガスと電気を併用するよりもお得なのでしょうか?
関東エリアを例に、料金シミュレーションをして確認しましょう。
オール電化VSプロパンガス:光熱費を比較
東京都における4人家族のひと月の光熱費を計算します。
電気は関東エリアでもっとも契約者の多い大手電力会社、東京電力を例に計算します。 オール電化の場合はオール電化向けの夜間料金が安いプラン「スマートライフS」、電気ガス併用の場合はもっともベーシックな「従量電灯B」を利用していると仮定します。
プロパンガスは、プロパンガス料金消費者協会による東京都の適正価格をもとに計算します。
オール電化 | 電気+プロパンガス |
---|---|
23,716円 | 22,890円 17,760円(電気) 5,130円(ガス) 月826円安い |
計算条件:
【オール電化の場合】
・契約プランは東京電力「スマートライフS」
・契約アンペア50A、月使用量は683kWhで夜間率48%と仮定
・基本料金と電力量料金の合計。燃料費調整額と再エネ賦課金は含まない
【電気ガス併用の場合】
●電気
・契約プランは東京電力「従量電灯B」
・契約アンペア50A、月使用量は450kWhと仮定
・基本料金と電力量料金の合計。燃料費調整額と再エネ賦課金は含まない
●プロパンガス
・プロパンガス料金消費者協会による適正価格で計算(基本料金1,650円・従量料金308円)
・月使用量は11.3㎥と仮定
4人家族でプロパンガスと電気を併用した場合、オール電化よりも月826円光熱費が安いという結果になりました。
「プロパンガスは高い」とよく言われているので、意外に思った方も多いのではないでしょうか。
たしかに、プロパンガスは販売店同士の価格競争があまり行われておらず、料金が高止まりする傾向があります。実際に地域の平均価格は上記よりも割高です。一方で、適正価格を提供する販売店と契約できれば上記のような価格でプロパンガスを利用することが可能です。
プロパンガスを安く使うには適正価格の販売店を選ぶことが重要
プロパンガスは電気とは違ってずっと自由市場だったため、各ガス販売店が自由に価格を設定してきました。そのため、同じエリア内でも販売店が違えばガス料金が大幅に違う、ということも珍しくありません。
料金をよく調べないままになんとなく契約してしまうと、料金が高いプロパンガスを使用するはめにもなりかねず、注意が必要です。
適正価格のプロパンガス販売店を見つけるには?
自分でプロパンガス販売店を探して料金を比べることもできますが、料金は電話しないと確認できないことも多く、なかなか手間がかかります。
そこでおすすめしたいのが「プロパンガス無料相談サービス」です。ガスのエキスパートが一人ひとりの状況をヒアリングしたうえで、お住まいの地域にある適正価格のプロパンガス販売店を探して提案してくれます。
サービスは完全無料で契約の義務もないため、気軽に利用が可能です。

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切り替えの方は現在のガス料金をこちらで診断の上、ご相談ください。
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・電話受付: 月-金 午前7時-午後8時 / 土日祝 午前7時-午後8時 (年末年始を除く)

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電気代ももっと安くできるかも?
ここで比較対象としたのは大手電力会社である東京電力のプランです。ただし、電力自由化以降、新たに電力市場に参入した新電力は大手電力会社よりもおトクになりやすい料金プランを提供しています。ご家庭の電気の使用状況に合わせた電気料金プランを選ぶことで、電気料金をより安くするできる可能性があります。
これは、通常プランに限らずオール電化向けプランでも同じです。ただし、オール電化向けプランを提供している新電力は限られており、大手電力会社と比べたときの割引率も通常プランより小さい傾向があります。
オール電化VSプロパンガス:初期費用を比較
続いて、「オール電化」と「プロパンガス+電気」、それぞれで給湯に必要な初期費用を比べてみます。
オール電化 | 電気+プロパンガス |
---|---|
エコキュート購入・設置費用 60万円前後 |
ガス給湯器購入・設置費用 30万円前後 |
※上記価格は目安です。選ぶ機器の種類や建物の構造などによって変動します
それぞれガス機器の価格は選ぶ種類などによって振れ幅がありますが、それでもオール電化の方が導入にかかる初期費用がぐっと高くなる傾向があります。
また、どちらも10~15年で交換が目安とされています。

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オール電化とプロパンガス、メリット・デメリット
オール電化にする場合とプロパンガス+電気を併用する場合、それぞれのメリット・デメリットをまとめました。
プロパンガス |
メリット
デメリット
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オール電化 |
メリット
デメリット
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