プロパンガス会社の切り替え方法と手順を知ろう
プロパンガス(LPガス)会社を変えたいけど、具体的に何をしたらいいんだろう?そんな疑問にお答えするために、プロパンガス会社の切り替え方法と手順について詳しく調べてみました。
はじめに:プロパンガスを切り替えられるのは誰?
プロパンガス(LPガス)は、地域ごとに契約すべきガス会社が決まっているわけではありません。また、規制料金もありませんから、ガス会社ごとに価格がばらばらです。そのため、プロパンガスを利用する建物の所有者は、自分の気に入るプロパンガス販売店を探して、自由に契約を結ぶことができます。
つまり、以下のいずれかの条件にあてはまる方であれば、プロパンガスを自由に選び、切り替えることができます。
- プロパンガス会社を自由に切り替えられる方
- 戸建て(持ち家)にお住まいの方
- 店舗や事務所等を営んでおり、その建物を所有している方
- マンション・アパートを所有している方(大家さん)
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戸建ての借家・集合住宅の入居者は自分の好きなプロパンガス販売店を選べない
戸建てでも借家にお住まいの場合や、アパート・マンションなどの集合住宅に入居している場合、建物の所有者は大家さんや管理会社となるため、残念ながらご自身の意思だけでプロパンガス会社を切り替えることはできません。大家さんの同意が必要となります。
▷アパート・マンションのプロパンガスの契約変更についてもっと詳しく
都市ガスに切り替えたい?
中には、「プロパンガスから都市ガスに切り替えたい」と考えている方もいるかもしれません。
原則として、お住まいの地域に都市ガスのガス導管が通っていて、かつ、持ち家戸建てにお住まいであれば、プロパンガス→都市ガスの切り替えは可能です。ただし、ガス導管の引き入れ工事やガス機器の交換が必要なため、切り替えに大きな費用がかかります。今より安いプロパンガス販売店に切り替える方が少ない手間で節約できるでしょう。
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プロパンガスを切り替えたい、と思ったらまずすること
プロパンガス(LPガス)を切り替えたい、と思ったら、新しいプロパンガス会社を探し始める前に、現在の契約がどのような内容になっているかを確認しましょう。
今の契約内容をしっかり把握することによって、「次にどんな条件のプロパンガス会社を選ぶべきか」が、より明確になります。
プロパンガスの料金設定をチェック
現在契約中のプロパンガス(LPガス)会社、料金プランがどのような構成で単価がいくらになっているか把握していますか?
漠然と「ガス代が高いからガス会社を変えたい」と思っても、何がどう高いのか正しく理解していなければ、効果的にガス代を削減することはできませんね。まずは、契約書や検針票を見て、契約中のプロパンガスの料金体系と価格を確認しましょう。
プロパンガスの料金プランはそれぞれのガス会社が自由に決定していますが、日本の9割以上のガス会社は「基本料金」と「従量料金」から構成される「二部料金制」という料金体系を採用しています。
基本料金 | ガスの使用量にかかわらず、毎月固定でかかる料金 |
---|---|
従量料金 | ガスの使用量に応じてかかる料金。ガス使用1㎥あたりの単価が決まっている(従量単価)。従量単価にひと月のガス使用量をかけて従量料金の総額が決まる。従量単価は、使用量が増えるほど安くなる設定にしている販売店も多い |
したがって、他のプロパンガス販売店と料金を比べる際には、
- 基本料金がいくらか
- 1㎥あたりにかかる従量単価がいくらか
を確認すれば、どちらの販売店がお得なのかを判断することができます。
なお、プロパンガス(LPガス)の料金体系について詳しく知りたい方は、「プロパンガス料金はどうやって計算されているの?」をご参照ください。
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違約金発生の有無をチェック
プロパンガス(LPガス)契約をした際、併せて無償貸与契約も結んでいますか?この無償貸与契約がある場合、最低契約期間が設定されているため、契約満了前に解約すると違約金が発生してしまいます。
「無償貸与契約って何?」という方も多いかもしれません。もし、プロパンガスの契約時に取り付けたガス機器(給湯器・コンロ等)にかかる料金や、ガス管の設置にかかる料金をご自身で支払っていない場合、プロパンガスの契約と同時に無償貸与契約を 結んでいる可能性が極めて高いと言えます。
無償貸与契約 ガス会社がガス機器やガス管の設置にかかる初期費用を負担する代わりに、消費者に一定期間(10~15年程度)のガス利用を義務付ける契約。消費者は初期費用を毎月のガス代に少しずつ上乗せして返済していくかたちになる。途中で解約する場合、初期費用の残額を違約金としてガス会社に支払う必要がある。
そのため、プロパンガスの切り替えを検討する際には、無償貸与契約の状況を確認することも大切です。まずは契約の有無をチェック。そして、契約している場合、契約期間があと何年残っていて、返済すべき初期費用(=違約金)がいくらなのかを調べましょう。
違約金が発生してしまう場合、ご自身ですべてを支払ってから、新しい会社と契約するのがシンプルな良い方法と言えます。しかし、違約金は小さな金額ではないことも多いので、一括で支払うのは厳しいと感じる方もいるでしょう。
その場合、金額にもよりますが、次に契約を行うガス会社が違約金の支払いを肩代わりしてくれることがあります。そのため、「違約金が高い。一括で払うのは厳しそう…」と悩んでいる方にとっては、違約金の肩代わりができるかどうかも、次のガス会社を選択する上でのひとつの基準となるでしょう。
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プロパンガスの切り替え手順
実際にプロパンガス(LPガス)を切り替えるにあたっての手順は以下のとおりです。ひとつずつ順を追って見ていきましょう。
- 今の条件と比較して新しい会社を探す
- 候補のガス会社に自宅へ来てもらい、最終的な見積りを出してもらう
- ここで納得したら契約。旧ガス会社との解約手続きも行う
- ガス供給設備(ボンベ・メーター)の切り替えに関する調整
- ガス設備の切り替え工事・運用開始
今の条件と比較して新しい会社を探す
現在のプロパンガス(LPガス)会社の契約条件をきちんと確認したうえで、新しいプロパンガス会社を探し始めます。
お住まいの地域で供給を行っているプロパンガス会社を探して、それぞれのガス料金プランと契約条件を比較しましょう。プロパンガスにおいては、住居形態やガス設備によって料金が細かく変動するため、料金をホームページで公開していない場合、もしくは標準料金のみしか公開していない場合がほとんどです。このような場合はガス会社に連絡して問い合わせる必要があります。この時の対応の良し悪しも選択基準のひとつになるでしょう。
ただし、極端に安い値段を提供しているプロパンガス会社には注意が必要です。中には、「顧客を得るために最初だけ安くしておいて、契約してからどんどん値上げを繰り返して利益を得る」という悪徳な販売店も存在するためです。ですから、値上げ・値下げに関する規則について(価格改訂の基準や、契約者への通知時期・通知方法など)も確認が大切です。
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インターネットでプロパンガス販売店を探して、電話して料金を確認して・・・というのはなかなか時間がかかる作業です。
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候補のガス会社に自宅へ来てもらい、最終的な見積りを出してもらう
複数のプロパンガス(LPガス)販売店を比べて、「次はここと契約したい」という販売店を見つけたら、そこに連絡をとりましょう。ガス会社に来てもらって、あなたの家でガスを使用した場合、実際にいくらかかるのか、最終的な見積りを出してもらう必要があります。
ここで納得したら契約。旧ガス会社との解約手続きも行う
実際に自宅を訪問して取ってもらった見積りと、契約書の内容に納得できたら、ここで新しいプロパンガス(LPガス)会社との契約を結びましょう。契約書内容をよく確認してからサインしてくださいね。
ここで、これまで使っていたプロパンガス会社に連絡をし、解約手続きをする必要があります。
この時、多くの場合において新しいプロパンガス会社が旧ガス会社との解約を代行してくれます。自分で連絡しなくてよいのは気が楽だし、手間も省けるので便利ですよね。代行してもらうためには、委任状へのサインを行います。
しかし、解約代行をしてもらう場合でも、手放しに委任状にサインしてしまうのは禁物です。後になってから「これをやらなきゃいけないなんて知らなかった」「これを支払わなきゃいけないなんて知らなかった」というトラブルが起きないように、代行してもらう場合でも、自分が解約手続きに対して負う義務や費用があるかどうか、事前に確認して明らかにしましょう。
ガス供給設備(ボンベ・メーター)の切り替えに関する調整
解約をしたら、今まで使っていた旧ガス会社のボンベやメーターなどの設備を撤去して、新ガス会社の設備を設置します。解約代行をしてもらう場合は、新旧のガス会社間で設備の切り替えに関する調整が行われます。
この時、今まで使っていた設備は旧ガス会社の所有物なので、どのように撤去を行うかは旧ガス会社の指示に従う必要があります。そのため、撤去の方法や日時について、解約の連絡を行う時に旧ガス会社と調整します。(なお、解約通告から7日間は旧ガス会社の設備を撤去することができません。液石法の「1週間ルール」による決まりです。)そして、今ある設備の撤去日に合わせて、新ガス会社が新しい設備を取り付けます。
ガス設備の切り替え工事・運用開始
さて、調整が済んだら、実際にプロパンガス(LPガス)供給設備の切り替え工事を行います。
旧ガス会社が新ガス会社に撤去の委託を行うこともありますし、新・旧それぞれが撤去と設置を行うこともあります。工事自体は30分から1時間程度で終わることがほとんどです。
切り替え工事が完了したら、新ガス会社が安全点検やテスト運転を行います。これが終わるとついに、新ガス会社のプロパンガスを使用が開始できます。
簡単に優良なプロパンガス販売店を見つける方法
さて、プロパンガス(LPガス)の切り替え手順についてご紹介してきましたが、「自分でガス会社を探したり、料金を調べたりするのがちょっと大変そう…」と思った方もいるかもしれません。
そんな方におすすめなのが「無料切替相談サービス」です。
今のプロパンガス販売店よりも安く優良な販売店を探してご紹介しています。また、上で触れたような不当な値上げを防ぐ「ガス料金見守り保証」も併せて提供しており、契約後に万が一不当と思われる値上げがあった場合には、料金を元に戻すために交渉を行います。
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一般社団法人 プロパンガス料金消費者協会 代表理事
2010年、一般社団法人プロパンガス料金消費者協会を設立して代表理事に就任。従来、概念すら存在しなかったプロパンガス料金の「適正価格」の設定に奔走。
大手を中心とした多数のプロパンガス会社の賛同を得て、設立10年足らずで業界の共通言語としての浸透に成功した。
また、幅広い分野のマネースキルを学べるメディア、「マネーの達人」においてもプロパンガスに関する知識の記事を多数執筆している。