プロパンガスから都市ガスに切り替える方法と費用は?
プロパンガス(LPガス)から都市ガスに切り替える方法と、切り替えにかかる費用をご紹介します。また、プロパンガスのままでもガス代を安くできる可能性があります。
- 記事のポイント
- 都市ガスにするには、ガス導管が通っているエリアかどうかを確認
- 都市ガスを使用するためには、ガス導管を家まで通すための工事費がかかる
- 都市ガスに対応したガス機器を設置する必要がある
- プロパンガスのままでもガス代を下げることは可能。「プロパンガス一括見積もりサービス(無料)」の活用がおすすめ
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プロパンガス(LPガス)から都市ガスに変更するために必要な条件
都市ガスに切り替えたい、と思ったら、まずは、お住まいの建物に都市ガスが供給できるかどうかをチェックしましょう。
実は、都市ガスは全国どこでも供給できるというわけではありません。
「都市ガスに切り替えたい」と思ったら、まずはお住まいの建物が以下の2つの条件を満たしているかチェックしましょう。
ひとつ注意したいのが、仮に条件を満たしていても、集合住宅・賃貸住宅にお住まいの場合は残念ながらご自身の意思だけでガスの変更ができない、という点です。ガスの契約を決めるのは、建物の持ち主である大家さんや管理会社であるためです。ガスを変更したい場合、まずは彼らの了承を得る必要があります。
近くにガス導管が通っていること
プロパンガスと都市ガスの違いのひとつに、供給方法があります。プロパンガスはガスボンベを各家庭に配達することによって供給を行います。一方で、都市ガスの供給方法は電気や水道の供給方法と似ていて、ガスは地下に設置されたガス導管を通じて各家庭に供給されています。
つまり、都市ガスを使用するためには、近くにガス導管が通っていることが欠かせない条件となります。
しかし、このガス導管は、日本全国に普及しているわけではありません。なぜかというと、ガス導管を設置するための工事費用がとても高いので、ある程度人口が密集している地域でなければ、せっかくお金をかけてガス導管を設置しても、ガス会社がもとをとることができないのです。
そのため、都市ガスのガス導管が通っているのは、人口密度の高い都市部に集中しています。(これが「都市ガス」と呼ばれている理由です。)なお、消費エネルギー庁によれば、ガス導管は都市部を中心に国土面積の6%弱にしか敷設されていないのだそうです。
「都市ガスに切り替えたい」と思ったら、まずはお住まいの地域で都市ガスが供給されているかどうか(ガス導管が通っているかどうか)を調べる必要があります。資源エネルギー庁の「一般ガス事業者供給エリアマップ」や、各ガス会社の供給エリアマップを見て確認してみましょう。
ガス導管の設置工事ができること
お住まいの地域にガス導管が通っていれば、原則として都市ガスの供給が可能です。公道の地下を通っているガス導管を自分の家までつなげる工事を行うことによって、ガスの供給を開始します。
しかし、稀なケースではありますが、建物の立地によって、ガス導管を家に引き込むためにご近所さんの許可が必要なことがあります。家の周りが他の住宅に囲まれているなどで、公道に出るために近隣住民の所有している私道を通らなければならない場合です。
このような立地では、ガス導管の引き込み工事をするために、道を所有しているご近所さんに許可を取る必要があります。所有者の許可がなくては、勝手に工事を始めることができません。
そのため、公道から家までのルートに近隣住民の私道が含まれている、という方は、所有者の方の許可を得られるかどうかも都市ガスを使用するための条件になります。
プロパンガス(LPガス)から都市ガスに切り替える手順
LPガスから都市ガスへの切り替えは、以下のような手順で行われます。
1.都市ガス会社を選ぶ
2017年から都市ガスは自由化されています。ですので、お住まいの地域で供給を行っている都市ガス会社が複数ある場合には、それぞれの会社から見積りをもらい、料金を比較して選びましょう。
2.自宅を訪問してもらい、見積りを取ってもらう
都市ガス会社に連絡をして、自宅に来てもらいましょう。ガス導管の引き込み工事費用などを含め、都市ガス供給にかかる費用の具体的な見積りを出してもらいます。このときに、わからないことなどあれば積極的に質問して、契約内容をよく理解するのが重要です。
3.契約を行う
見積りや契約内容に納得したら、契約を結びましょう。
4.ガス導管引き込み工事の調整
ガス導管引き込み工事の段取りや日程を調整します。このとき、道路管理者への許可を申請するなどの手続きもあるため、工事の開始までは一般的に1~2か月ほどかかります。
5.プロパンガス会社へ連絡
現在契約中のプロパンガス(LPガス)会社へ解約の連絡をしましょう。使用中のLPガス設備(ボンベ・メーターなど)は、都市ガスの工事の日に撤去してもらうように調整します。
6.ガス導管の引き込み工事・供給開始
新旧それぞれのガス会社によって、都市ガス引き込み工事と、LPガス設備の撤去が行われます。工事のあと、開栓・点火テストを行って、晴れて都市ガスの利用を開始することができます。
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プロパンガス(LPガス)から都市ガスに変更するのにかかる費用
都市ガスはLPガスよりもガス料金が安いということが知られていますが、LPガスから切り替える際にも費用は安く済むのでしょうか?どんな費用がかかるか調べてみました。
ガス導管引き込み費用
上でご紹介したとおり、都市ガスの供給には公道に通っているガス導管を自宅まで引き込むための工事が必要です。
ガス導管の引き込み工事にかかる費用は、平均で10~15万円と言われています。この費用は、ガス導管の通っている公道から都市ガスの供給場所までの距離によって決められており、ガス導管を1m引き込むにあたり、およそ1万円の費用がかかります。
そのため、ガス導管から家までの距離が遠ければ遠いほど、工事費用は高くなります。詳しい金額は、都市ガス会社に連絡をして、見積りを取ってもらいましょう。
なお、引き込み工事にかかる出張費として、2000円から1万円ほどが別途請求されます。
ガス機器の変更・設置費用
LPガスと都市ガスは原料や熱量が違うため、LPガスから都市ガスに変更する場合、今まで使っていた給湯器やガスコンロなどのガス機器をそのまま使用することはできません。
LPガスで使っていたガス機器を都市ガス仕様にするためには、①現在ご使用のガス機器の部品を取り換えて都市ガスに対応させるか、もしくは、②都市ガス対応のガス機器を購入するかのどちらかの方法があります。
現在使っているガス機器のメーカーが、都市ガス仕様に変更するための部品を扱っていれば、1つ目の方法をとることができます。新しく契約を行う都市ガスの会社が仕様変更を行ってくれます。この部品の交換作業に関して、ガスコンロにおよそ1万円、給湯器におよそ3万円程度の費用がかかることが多いようです。
一方で、今使用しているガス機器が古いものである場合、仕様変更をするための部品がもう販売されていない、ということもあります。この場合は、2つ目の方法、つまり新しく都市ガスに対応したガス機器を購入・設置することが必要です。それぞれのガス会社がいくらで仕入れられるかによって価格が大きく違うので一概に言うのは難しいのですが、10~20万円程度かかることが予想されます。
このようにガス機器の変更方法によって、かかる費用も大きく変わってきます。そのため、見積りを取るときには忘れずにガス会社に確認しましょう。
契約中のLPガスにかかる違約金
また、現在使用中のLPガス会社と無償貸与契約を結んでいる場合に、契約期間が満了する前に解約を行うと違約金が発生してしまいます。
この違約金について、詳しくは「LPガス契約 よくあるトラブル -「無償貸与契約」とは?」をご覧ください。
金額がいくらになるかは、契約期間や、使用開始から何年たっているかによって異なりますので、契約書をよく見て調べましょう。
プロパンガス(LPガス)のままで料金を安くするには?
ここまでプロパンガスから都市ガスへの切り替えについてご説明してきましたが、都市ガスを導入するための費用が高いことに驚いている方も多いのではないでしょうか。
「月々のガス代が安くなるのは良いけれど、そのために高額を支払うのはちょっと難しい」ということもあると思います。そんな時には、プロパンガスの切り替えでコストを抑えて料金を安くするという方法を検討してみませんか?
というのも、プロパンガスは自由料金制で、会社ごとに料金が異なり、価格の幅も広いため、今よりも安い料金プランのガス会社を見つけられる可能性が大きいのです。そして、切り替える場合にも、大規模な工事やガス機器の変更が必要ないので、都市ガスにするよりも切り替えコストをだいぶ安く抑えることができます。
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優良なプロパンガス販売店を簡単に見つける方法
通常、ガス料金の安いプロパンガス販売店を見つけるためには、お住まいの地域にあるプロパンガス販売店を探して複数の店舗の料金を比べる必要があります。
ですが、プロパンガスにおいては料金の公開が義務ではないため、ホームページを見ても料金が公開されていなかったり、小規模の販売店ではホームページ自体がなかったりと、ネット上で料金を比較するのが簡単ではありません。このような場合、直接販売店に問い合わせて見積もりをもらわなくてはなりません。
上記のような手間を省いて手軽にプロパンガス料金を比べられるサービスが、「一括見積もりサービス(無料)」です。
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