プロパンガスとLPガスの違いは?

プロパンガスとLPガスの違いは?
プロパンガスとLPガスの違いは?

「プロパンガス」と「LPガス」、どちらもよく聞く言葉ですが、違いは何でしょうか。プロパンガスとLPガスの違いについて、詳しく解説します。

  • 記事のポイント
  • 「プロパンガス」と「LPガス」は実は同じもの
  • 「プロパンガス(LPガス)」と「都市ガス」は別物
  • プロパンガス(LPガス)の方が都市ガスよりも料金が高い。安いプロパンガスを契約したいなら、利用者のガス料金を平均30%削減した実績のある「無料切り替え相談サービス」に相談

プロパンガスとLPガスに違いはあるのか

ガスの話をすると出てくる「プロパンガス」と「LPガス」という2つのガスの名前。これらにはどのような違いがあるのでしょうか?

実は、プロパンガスとLPガスは同じものです。「プロパンガス」と呼ばれていても、「LPガス」と呼ばれていても、同じガスのことを指しています。

それではなぜ、プロパンガス・LPガスと2つの名前が存在するのでしょうか?それぞれ確認していきましょう。

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LPガスの「LP」とは?

LPガスは「液化石油ガス」の略称です。液化石油ガスは言葉のとおり、冷却・圧縮することによって簡単に液化できるガス燃料のことを指しています。

なぜ「LP」ガスなのかというと、これは液化石油ガスの英語である「Liquefied Petroleum Gas」という言葉から来ています。Liquefiedという英単語は、「液化された」という意味で、Petroleumは「石油」を意味します。Gasはそのままずばりガスです。

というわけで、私たちが実際にガスコンロなどで使用する際、LPガスは気体になりますが、私たちの家まで運ばれてくるガスボンベの中には液体のガスが入っています。「なんで気体で使うのにわざわざ液体にするの?」と思うかもしれません。その理由は、液体の状態の方が体積がずっと小さい(約250分の1)ので、効率よくガスを配達できるためです。

なぜプロパンガスという名称も使われるの?

一般家庭では、「LPガス」よりも「プロパンガス」という呼び名の方が親しまれていますが、この「プロパンガス」という名称の由来は何でしょうか。

LPガスは液化石油ガスの略称だということを確認しましたが、この「液化石油ガス」は、プロパンやブタンなど、いくつかの違った成分から成り立っています。そして、家庭用のLPガスには特にプロパンが多く含まれています。このため、家庭用のLPガスは「プロパンガス」という別称でも呼ばれているわけです。

ですから、「プロパンガス」と呼ばれているからといって、中身が100%プロパンというわけではありません。ちなみに工業用のLPガスの場合、プロパンでなくブタンが主成分となっています。

都市ガスとも違うの?

ガスといえば、もうひとつ「都市ガス」という言葉もよく出てきます。この「都市ガス」と「LPガス(プロパンガス)」は別物です。

都市ガスとLPガス(プロパンガス)では、主成分から供給方法、供給可能なエリア、使えるガス器具や料金設定まで異なります。

早わかり表:プロパンガスと都市ガスの違い
  プロパンガス(LPガス) 都市ガス
主成分・原料 プロパン・ブタンを主とする液化石油ガス メタンを主とする天然ガス
重さ 空気より重い 空気より軽い
供給方法 ガスボンベを契約者宅まで配送して供給 地下のガス導管を通じて供給
供給エリア 全国どこでも 人口密度の高い都市部のみ
発熱量 大きい:24,000Kcal/㎥ 小さい:11,000Kcal/㎥
事業者数 約18,000社 約200社

都市ガスとLPガス(プロパンガス)の違いの詳細は以下の記事でご確認ください。

プロパンガス(LPガス)の特徴

LPガスもプロパンガスも同じものを指し、LPガスが液化石油ガスの略称、プロパンガスは液化石油ガスの主成分の名前に由来する別称だということがわかりました。続いては、LPガス(プロパンガス)の代表的な特徴を見てみましょう。

  1. 空気より重い
  2. ボンベを運んで供給
  3. 店ごとの料金差が大きい

 空気より重い

LPガス(プロパンガス)の成分であるプロパンやブタンは空気より重いという特徴があります。空気と比べてプロパンは約1.5倍、ブタンは約2倍の重さです。そのため、万が一LPガスが漏れた場合、ガスは低い場所に溜まります。LPガス用のガス漏れ探知機が床に近く低い場所に取り付けられているのもこの特徴のためです。

 ボンベを運んで供給

LPガス(プロパンガス)は、ボンベ(タンク)に詰められたガスが、専門の販売業者によって各契約者の家まで直接配達されることで供給が行われます。一般家庭で使用されるガスには、LPガス(プロパンガス)の他に都市ガスがありますが、都市ガスの場合は、電気や水道と同じように、地下に張り巡らされたガス管を通じて契約者宅までガスが供給されています。

このような供給方法から、プロパンガスは災害時に強い傾向があります。仮に災害でガスの供給がストップした場合でも、点検が一戸ごとにできるため、迅速な復旧が可能です。また、少ない設備で供給ができるため、プロパンガスは避難所などで使用されるエネルギーとしても役立っています。

 店ごとの料金差が大きい

LPガス(プロパンガス)は、料金の幅が広い商品です。同じ地域内でも販売店が違うと料金設定が倍近く違うことも珍しいことではありません。同じく家庭の光熱費でも、電気だったら料金が会社ごとに倍近く違う、ということは考えられませんね。なぜでしょうか。

電気は2016年に市場が完全に自由化されるまで、料金設定が法律で規制されていました。今でこそ各電力会社は自由に料金を設定することができ、これまでより安い料金の電力会社もたくさん登場しています。しかし、規制料金から大きくはずれて安い/高い金額を設定する会社は今のところありません。

一方で、LPガスの料金設定には法律による規制が存在したことが一度もありませんでした。つまり、基準となるような金額が存在せず、昔から各販売店が独自の計算で自由に料金を決めてきたというわけです。このような状況では、なるべく安価でガスを提供しようという良心的な販売店がある一方で、必要以上に高い料金を設定することも簡単にできてしまいます。これがプロパンガスの料金幅が大きい主な理由です。

したがって、プロパンガス販売店と契約する際には、地域の相場を確認したり、エキスパートに相談したりして決めることをおすすめします。

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ガス機器の使用に関して

プロパンガス・LPガスの違い
LPガス(プロパンガス)と都市ガスでは、ガス機器の仕様が違います。

プロパンガスもLPガスも同じものを指していますから、プロパンガス用と書かれているガス機器も、LPガス用と書かれているガス機器も、同じように使用することができます。

今LPガス(プロパンガス)を使っていて、引っ越し先のガス契約もLPガスであれば、当然ガス機器は同じものの使用が可能です。

ただし、 LPガス(プロパンガス)用のガス機器と都市ガス用のガス機器は仕様が異なります。引っ越しでガスの契約タイプが変わる場合は買い替えるか、部品を交換してもらわなければなりません。今まで都市ガスを使用しており、お引っ越しをきっかけに新居でLPガス(プロパンガス)を契約する場合はご注意ください。逆も同様です。

まとめ:プロパンガスとLPガスの違いは?

プロパンガスとLPガスの違いはなく、同じガスを指しているということが分かりました。

LPガスは「液化石油ガス」の略称で、液化石油ガスの成分として「プロパン」が多く含まれているので、プロパンガスという別称も使用されているというわけです。

ただし、LPガス(プロパンガス)と都市ガスは別のガスで、成分や供給方法、値段も異なりますので間違えないようにしましょう。

LPガス(プロパンガス)は、販売店ごとに料金が異なります。値段の幅が広いため、LPガスを新規契約したり、切り替えたりする場合には、きちんと料金を調べて、納得できる料金プランの販売店を見つけるようにしましょう。

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