プロパンガスは電気とセットで申し込むとお得なの?プラン比較もご紹介

LPガスと電気のセットはお得?

プロパンガス(LPガス)と電気のセットはお得なのでしょうか?

電気とプロパンガス(LPガス)のセットはお得かどうか、LPガス販売店のセットプラン一覧を見て考えてみましょう。電気+ガスのセットの特徴をとらえて、セット契約に向いているケース・向かないケースも明らかにします。

この記事のポイントまとめ

  • セットプランの売りは新電力ならではのお得な電気料金
  • セットでお得になりやすいのは、大手電力会社と契約中で電力使用量が多い人
  • LPガス料金の見直しで、セットにするよりお得になる場合もある

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「プロパンガス(LPガス)+電気」のセットってどんなものがあるの?

LPガスと電気のセット
LPガスと電気のセットにはどんな特徴があるのでしょうか?

電気とプロパンガス(LPガス)のセットプランを調べてみると、大きく分けて二つのタイプがあることがわかりました。

1.電気もガスも、同じ会社が提供しているタイプ

一つ目は、LPガス会社が、自社のLPガスと電気をセットで提供しているケースです。

このようなセットプランは、電力小売りが自由化された2016年以降に、LPガス会社が「新電力」として電力市場に参入したことによって発生しました。

ちなみに、このタイプのセットプランを提供している企業の中には、以下に紹介する岩谷産業やシナネンなど、販売量が多く、広範囲で供給を行っているような、規模の大きな販売会社が多くみられます。

2.電気とガス、それぞれ違う会社が提供しているタイプ

二つ目は、LPガス販売店が、自社のLPガスと、他社の電気をセットにして提供しているケースです。

これはつまり、LPガス販売店が電力会社の代理店となって電気の販売を行っているということです。

もちろん、このタイプの中にも規模の大きいLPガス販売会社はあります。しかし、どちらかというと、地域密着型で中・小規模の販売会社において、このタイプのセットプランが採用されているケースが目立ちます。また、これらのLPガス会社の多くが、大手電力会社10社でなく、新電力と提携しています。

都市ガスの場合だと、東京電力関西電力など、電力会社が電気+ガスのセットを提供しているケースをよく見かけますが、LPガスをセットにする場合、電力会社よりも、LPガス会社が主体となってセットを提供しているケースが目立っていると言えます。

電気+プロパンガス(LPガス)のセットプラン一覧:比較してみよう

電気とプロパンガス(LPガス)のセットプランは、実際にどのような内容なのでしょうか?上で見たタイプ別に、2つずつ例を見てみましょう。

なるべく広範囲が対象となっているプランをご紹介するために、それぞれLPガスの販売量が多い会社から選んでいます。

1.電気もガスも同じ会社が提供しているセットプラン

 
電気もガスも同じ会社が提供しているセットプラン
岩谷産業(イワタニでんき + マルヰプロパン)
概要 マルヰプロパンは岩谷産業の家庭用LPガスブランド名。セットプランは、東京電力エリア、中部電力エリアで提供している。
セット割内容 LPガス料金が最大10%割引。適用条件を要確認
電気料金 【東電エリア】従量電灯B:東電の従量電灯Bと比べて、基本料金が安い。また、電力量料金も120kWhを超えると安くなる。それ以下は同じ。
(例)40A,300kWh 使用の場合、年間約3,801円お得
【中電エリア】従量電灯B:中電の従量電灯Bと基本料金は同じ。使用量が220kWhを超えると電気料金がお得になるが、それ以下だと中電より高くなってしまう。
(例)40A,300kWh 使用の場合、年間約2,328円お得
ガス料金* 標準料金参考:イワタニ首都圏イワタニ関東・イワタニ東海イワタニ三重イワタニ長野
シナネン(ミライフでんき + ミライフガス/ひまわりガス)
概要 シナネンホールディングスグループによる提供。東京電力エリア・中部電力エリア(ミライフ)、北海道電力エリア(ミライフ北海道)、東北電力エリア(ミライフ東日本)でセットプランを提供している。
セット割内容 【東電・中電エリア】契約アンペア容量に応じた割引率で電気料金が安くなる。(30~40A:1%、50A:2%、60A:3%)
【北海道電力エリア】電気のみで契約するのと比べて、120kWhまでの電力量料金が1kWhごとに-0.47円、121~280kWhにおいて-0.6円安くなる。
【東北電力エリア】電気のみで契約するのと比べて、電気料金が3%割引になる。
電気料金 【東電エリア】ミライフでんきB(従量電灯B相当):アンペア容量30A未満と、30A以上で料金が異なる。
30A未満=基本料金は東電より安い。しかし、東電と比べて120kWhまでの電力量料金が割高。
30A以上=基本料金は30Aだと東電と同額、40A以上で安くなる。電力量料金は、使用量に関わらず、東電よりも安くなる。
(例)40A,300kWh 使用の場合、年間約2,122円お得
【中電エリア】ミライフでんきB(従量電灯B相当):アンペア容量30A未満と、30A以上で料金が異なる。
30A未満=基本料金は中電より安い。しかし、中電と比べて300kWhまでの電力量料金が割高。
30A以上=基本料金は30Aだと中電と同額、40A以上で安くなる。電力量料金は、使用量に関わらず、中電よりも安くなる。
(例)40A,300kWh 使用の場合、年間約1,805円お得
【北海道電力エリア】従量電灯B:契約は20Aから可能。基本料金は北電と同じだが、電力量料金は使用量に関わらず安い。
(例)40A,300kWh 使用の場合、年間約1,764円お得
【東北電力エリア】従量電灯B:基本料・最低月額量は東北電力と同じだが、電力量料金は使用量に関わらず安い。
(例)40A,300kWh 使用の場合、年間約1,829円お得
ガス料金* 標準料金参考:ミライフミライフ北海道ミライフ東日本

*ガス料金は地域や住居により異なります。正確な料金はお近くの事業所へお問い合わせください。)

2.電気とガス、それぞれ違う会社が提供しているセットプラン

電気とガス、それぞれ違う会社が提供しているセットプラン
TOKAI LPガス・東海ガス + TOKAIでんきpowered by TEPCO
概要 TOKAIグループが、東京電力エナジーパートナー(東電の小売部門)の正規代理店として、セットプランを提供。対象地域は東京電力と中部電力エリア。
セット割内容 電子マネーへの交換や飲食店などで特典を受けることが可能なTLCポイントがたまる。電気・ガス料金支払いにも使用可。
電気料金 【東電エリア】・スタンダードS:従来の従量電灯Bとほぼ同じ。121-300kWhの電力量料金が1kWhにつき⁻0.02だけ円安くなる。
・プレミアムS:400kWhまで電力量料金が定額で9,700円。390kWh以上使用する場合、従量電灯Bより安くなる。
(例)スタンダードSで40A,300kWh 使用の場合、年間約40円お得
【中電エリア】・スタンダードS:120kWh以上の電力量料金が中電の従量電灯Bと比べて割安になる。
・プレミアムS:400kWhまで電力量料金が定額で9,250円。390kWh以上使用する場合、従量電灯Bより安くなる。
(例)スタンダードSで40A,300kWh 使用の場合、年間約2,830円お得
※エリアに関わらず、東電エナジーパートナーのくらしTEPCOポイントがたまる。
ガス料金* 標準料金参考:TOKAI LPガス東海ガス
ぽっぽガス + イーレックス
概要 ぽっぽガスを供給している大丸エナウィンが、新電力イーレックス・スパーク・マーケティングの正規代理店としてセットプランを提供。セットプランを提供している地域は、福井・滋賀・京都・大阪・和歌山・奈良(関電エリア)、茨城(東電エリア)、香川・愛媛(四電エリア)。
セット割内容 毎月200円割引
電気料金 【関電エリア】従量電灯A:基本料金は関電と同じで、電力量は使用量に関わらず安い。
(例)従量電灯A,300kWh 使用の場合、年間約2,182円お得
【東電エリア】従量電灯B:基本料金・電力量料金ともに、東電より安い。
(例)40A,300kWh 使用の場合、年間約3,851円お得
【四電エリア】従量電灯A:最低料金は四電より安い。電力量料金は120kWhまでは四電と同じ、それを超えると安くなる。
(例)従量電灯A,300kWh 使用の場合、年間約575円お得
ガス料金* 標準料金参考:ぽっぽガス

*ガス料金は地域や住居により異なります。正確な料金はお近くの事業所へお問い合わせください。)

もちろん、これらは全国各地にたくさんあるセットプランのごく一部でしかありません。なので、上記の表でお住まいの都道府県が対象になっていない、という方も、もっと他のプランを見たい、という方も、地域のLPガス販売会社を探してみると、電気とのセットプランを提供している企業が見つかる可能性が大いにあります。

また、LPガス販売店の中には電気以外にも水(ウォーターサーバー)や灯油などの供給を行っている店舗も多くあります。このような店では、例えば「LPガス+電気+水」のように、セットにする商品を増やすことによって、割引をさらに魅力的なものとしているケースも見受けられます。

セットプランのメリットが大きいのはどんな人?

電力会社との契約
セット割に加えて、新電力のお得な料金設定が、セットプランのメリットを大きくします。

セットプランの内容をチェックしましたが、実際に、これらのプランに申し込むことが光熱費の大きな節約につながるのはどんな人なのでしょうか?

セットプランの契約で光熱費が大幅に下がる可能性が高いのは、大手電力会社10社と契約中で、毎月の電気使用量が多い人です。

もちろん、セット割引でガス代や電気代が毎月ちょっとお得になる、というメリットは、申し込めば誰もが享受することができます。なぜ、上記の条件に当てはまるとメリットが大きくなりやすいのでしょうか?

これまでで見てきたとおり、セットプランで提供されている電気の多くは新電力によって供給されています。そして、これらの新電力は、「今まで大手が提供していたスタンダードな料金プランよりもお得な料金プランを提供する」ことにより、電力市場でシェアをのばす戦略をとっています。

そのため、大手から新電力への乗り換えは、電気料金の節約につながる可能性が大きいのです。

使用量が多いほどお得に

ただし、「大手→新電力」だからといって、どんな条件でも電気料金が安くなる、というわけではありません。

新電力に切り替えて安くなりやすいのは、電気使用量の多い人です。

新電力においては、多くの場合、電気使用量が一定(120kWh、300kWh等)を超えると、1kWhあたりの電力量料金が大手と比べて安くなる設定になっています。つまり、電力量が多くなるほど、電気料金のお得度が高くなる、という仕組みになっているのです。

逆に言うと、電気使用量が少ない場合、大手の電気料金とあまり変わらなかったり、かえって電気料金が高くなってしまったり、ということもあります。

なので、「大手電力会社を使用している、かつ電気使用量が多い」という人であれば、セットプランにすることで、セット割引や特典による光熱費の削減に加えて、電気代を安くすることができるので、お得度が高く、メリットが大きいと言えるのです。

一方で、LPガスと電気をセットで提供しているのに、セット割や特典のない会社もあります。この場合は「セットプランで節約」、というよりも、単純に「大手から新電力への乗り換えで節約」していることになるので、デメリットにはならなくても、セットで契約する意味はあまりないと言えます。

ただし、別々に契約する方がよりお得になる場合も

LPガス+電気のセット契約で光熱費が大きく下がる可能性が高い方の条件をご紹介しました。

一方で、セットプランを選ばない方がお得になるケースがあります。どういうことでしょうか?

これを決定する要素はLPガス料金です。

LPガスはずっと昔から料金に関する規制がありませんでした。各販売店が自由に料金を設定してきたので、価格帯が広く、同じ地域でも店が違えば金額に大きな差があることも珍しくありません。中には2倍近く金額が違ってしまう場合もあり、「ガス会社の変更で年間2~3万円節約できた」という事例すらあるほどです。

なので、安い料金設定のLPガス会社が見つかれば、セット契約で節約できる金額よりも、LPガスの乗り換えで節約できる金額の方が大きくなる可能性がある、ということがお分かりいただけると思います。

当然ですが、逆に言えば、LPガス料金の設定をよく確認しておかないと、「新電力と割引に惹かれて、セットプランを提供しているLPガス会社を乗り換えたら、ガス代が高くて光熱費が上がってしまった」ということも起こりかねない、ということです。

プロパンガス(LPガス)+電気のセットは絶対的な節約手段ではない

LPガス+電気のセット契約について、各家庭の現在のエネルギーの契約先や使用状況、それぞれのLPガス販売店の料金設定によって、お得かどうかの答えが変わりやすい、ということがわかりました。セットプランを選ぶことによって光熱費を節約できる人がいる一方で、あまり金額が変わらない、さらには割高になってしまう、という人もいるということです。

したがって、すべての人に「LPガス+電気のセットがおすすめ!」と言うことは残念ながらできません。なので、「セットプランを提供しているかどうか」を一番の基準として契約先を探したり選んだりすることもおすすめできません。

セットプランは、光熱費を下げるための主要手段というよりも、あったらうれしいプラスアルファの特典のようなものだと言えるでしょう。
例えば、「契約中・もしくは契約を考えているLPガス(もしくは電力)会社がセットプランを提供しているので、セット契約を検討してみる」というぐらいが丁度よいのではないでしょうか。

最後に、「光熱費をとことん節約したい!」という方は、セットプランを探すよりも先に、LPガス料金の見直しをしてみることをおすすめします。価格帯が広く、大きな金額を節約できる可能性が高いためです。お住まいの地域にある複数のLPガス販売店の料金を比較して、もっとお得な料金のLPガスがないか、探してみましょう。

ガスを今より安く

LPガスを今より安く

新規契約でも販売店の変更でも、LPガス料金は比較して選びましょう。
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