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プロパンガスは安全なのか、危険性はないのか調べました。

プロパンガスは安全なのか、危険性はないのか調べました。
プロパンガスは安全なのか、危険性はないのか調べました。

「プロパンガス(LPガス)って安全なの?」「プロパンガス事故を過去に耳にしたことがある。」プロパンガス料金の安さも大切だけど、安全性ももちろん気になります。プロパンガスの安全性についてまじめに調べてみました。

  • プロパンガス(LPガス)が特に危険という根拠・データは見つかりませんでした。
  • プロパンガス(LPガス)の使い方に関して相談しやすい、信頼できるガス屋さんを探しましょう。

プロパンガス(LPガス)は危険なの?

プロパンガス(LPガス)は安全?

LPガスは安全?経済産業省がLPガスの事故件数について把握をしています。

プロパンガス(LPガス)は安全なの?プロパンガスに関する事故はないの?このようにプロパンガスの安全性を懸念する声はときどき聞かれます。このような疑問・懸念について、公開されているデータを参考に検証をしてみることにしましょう。

経済産業省では、プロパンガスを始め、都市ガス、電力に関する安全規制および発生事故の件数・内容に関して情報開示を行っています。同じガスであるプロパンガスと都市ガスの事故件数・内容を比較し、果たしてプロパンガスがどれだけ危険なのか否か考えてみます。

LPガスの事故件数を検証

最新の情報は、経産省ホームページのガス事故速報を参考にすることができます。2017年の場合を見てみると、都市ガスの事故件数は17件、負傷者4人、プロパンガス(LPガス)の場合は12件で負傷者10人となっています。

こう比較してみると、プロパンガスと都市ガスの使用者数の割合は大体同じくらいですから、プロパンガスだけが都市ガスに比べて事故件数が特別多いわけではないことが分かります。(プロパンガスの場合は宅内だけでなくお祭りなどで使うものも含まれます。)むしろ2017年は件数だけでいうとプロパンガスの事故数の方が都市ガスより少ないことが分かります。

過去のデータも以下に併記しますが、昔に遡っても大きな違いはないことが確認できます。

都市ガスとプロパンガスの事故件数(出典:経済産業省)
  都市ガス LPガス
  製造 供給 消費  
平成25年 事故件数 8 184 575 207
死亡者数 0 1 0 3
平成24年 事故件数 10 185 276 260
死亡者数 0 0 0 1
平成23年 事故件数 39 176 288 227
死亡者数 0 3 0 1
平成22年 事故件数 11 171 201 204
死亡者数 0 0 1 5
平成21年 事故件数 11 132 162 185
死亡者数 0 0 3 4

都市ガスは、「製造」、「供給」、「消費」の段階別に、プロパンガス(LPガス)は一般消費者等にかかる事故件数が掲載されています。

ガス事故の種類

件数だけでなく、ガスの事故の種類・内容も確認してみます。プロパンガス(LPガス)の事故の種類を調べてみると、「ガス漏洩着火」と「不完全燃焼による中毒」が多く占めている事が、経済産業省発表の情報から読み取れます。

ガス漏洩と聞くと、ガスボンベからガスが漏れたのでは?と思うかもしれませんが、ほとどん、室内で使用するガスコンロや、ガスファンヒーターに由来しています。ガス管が器具から抜けたり、老朽化で緩んだり、穴が開いていたために漏洩するケースもあります。「プロパンガス屋さんから使わないようにと指示されたガス器具を忠告を無視して使った。」「換気を全くしないで料理をした。」など明らかにガスの使用者側の過失による事故もあります。

プロパンガスの使用開始時には、信頼できるプロパンガス業者の指示をよく守ることが大切です。また定期的に行われるガス保安点検もきちんとうけましょう。

不完全燃焼とは?一酸化炭素中毒とは? 「不完全燃焼」は空気(酸素)が十分にない場合に起こります。不完全燃焼が起こると、CO(一酸化炭素)が発生します。この一酸化炭素は毒性が強いため、これにより中毒が起こります。

プロパンガス(LPガス)の特徴と正しい使い方

プロパンガス(LPガス)は安全?

LPガスの安全性を検証。ガスを安全に使用し楽しいガス生活を。炙ったり、フランベするならやっぱりガス。

プロパンガス(LPガス)の事故件数は都市ガスと比較してもあまりかわりなく、都市ガスよりもプロパンガス(LPガス)が危険であるとは言えないことが分かりました。

そうは言っても、事故件数が全くないわけではありません。正しく、安全にプロパンガスを使用しなければ、思わぬ事故につながります。

プロパンガスの特性を理解して、プロパンガスをより安全に使用するために必要なポイントをご紹介します。

ガスの使用には換気が重要

ガスの不完全燃焼による一酸化中毒は、換気し十分に室内に空気を入れてあげれば避けられる事故です。料理をする時は必ず換気扇を使用する、また冬場のガスファンヒーターを始め、ガス機器を使用する場合は、酸素不足による不完全燃焼をさけるためにも、定期的に窓をあけるなど換気を行いましょう。もちろんガス臭いと思った場合も、ガスの元栓を占めてすぐに換気をしましょう。

LPガスは空気より重い

プロパンガス(LPガス)は空気よりも重いという特徴があります。このためプロパンガスのガス警報器は床の近い位置についています。掃除機などを使用した後など、忘れずにまたコンセントに差すようにこころがけましょう。

信頼できるLPガス販売店をみつけるために

これから初めてLPガスを使用する

LPガス(プロパンガス)は危険なのか

LPガス料金も安く、保安に関しても信頼できるLPガス屋さんを探しましょう。

プロパンガス(LPガス)の危険性は、消費者の使い方にも由来することが分かりました。ただし消費者側だけにプロパンガスの安全使用の義務と責任があるわけではありません。もちろん、プロパンガス販売店側にも安全をサポートするため体制としくみがあります。

プロパンガス販売店は保安業務を行うとが定められています。保安業務を行うには行政の認定が必要であり、ガス屋さん自体が認定を受け保安機関となっている他、他の機関に委託していることもあります。認定を受けているプロパンガス屋さんであれば、「保安認定番号」を有しています。

  1. 周知・連絡:使用上の注意を定期的にパンフレットなど文書でで連絡
  2. 緊急時連絡と緊急時対応:緊急時に対応
  3. 供給開始時の点検と調査:ガス器具を含めて、設備の点検・調査を行う
  4. 容器交換時の設備点検:容器の交換時(月1回)に容器の転倒防止などを点検
  5. 定期供給設備点検:調整器やガスメーターなど供給設備の点検を行う
  6. 定期消費設備点検:ガス器具、吸排気、ホース、配管などの点検・調査

他にもきちんと緊急の場合の連絡先をきちんと伝えてくれるガス屋さん、ガスについて色々質問しやすいガス屋さんを選びましょう。これから家を建てる人は、工務店等からすすめられたところだけでなく、何社かガス屋さんに連絡をし、料金や対応を比べて、信頼のおけるガス屋さんを見つけるようにしましょう。

今のLPガス屋さんに対応に不満・不安を感じたらなら

今現在契約しているプロパンガス(LPガス)販売店の連絡先は把握していますか?プロパンガス販売店を選ぶときは、その店がきちんと連絡先を消費者に伝えているか、保安に関してきちんとした説明をしてくれているかも重要なポイントになります。

そんなものはもらったことがない、何かガス器具について質問した時も納得した回答が得れなかった、そんな方は試しに他のプロパンガス屋さんを探してみると良いかもしれません。戸建ての持ち家にお住まいであれば、ガス屋さんはご自身で自由に好きなところを選んで契約することが可能ですから、今より良い販売店が見つかったら、そこに切り替えることができます。

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プロパンガス(LPガス)は安全?- まとめ

プロパンガス(LPガス)が特に危険であるということを裏付ける情報は見つかりませんでした。正しく使用さえすれば、危険なことは何もありません。逆を言えば、正しく使わなければ事故は起きる可能性があります。これはプロパンガスに限ったことではありません。

ガスを使用するご自身が正しくガスを使おうという意識はもちろん大切です。加えて安全に関して気になったことがあれば、すぐに問い合わせたり相談できるプロパンガス(LPガス)屋さんと契約をしていることも重要ですね。

この機会に、緊急時の連絡先や、ガスの点検・調査の状況について再確認しておくと良いでしょう。

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