「自分でやれば0円」の落とし穴。エアコン掃除を自力で強行した人の“失敗談”【100人に聞きました】
「エアコンの汚れが気になるけれど、業者に依頼すると高いし……。市販のスプレーで自分でやればタダ同然じゃない?」
そう考えて、「自力掃除」に挑む人は少なくありません。しかし、思い切って始めた結果、「やらなきゃよかった」と絶望するケースも少なくありません。
今回は、実際にエアコン掃除を自分で行い「失敗した!」と感じている方々の生々しい体験談をまとめました。そこから見えてくる、セルフ掃除の限界とリスクとは?
【実録】「自分でやって後悔」リアルな失敗エピソード
アンケートに寄せられた、自力のエアコンクリーニング掃除で「やってしまった」人たちの声を分類して紹介します。
| アンケート調査 | |
|---|---|
| 調査期間 | 2026年1月26日~1月27日 |
| 調査方法 | インターネット調査 |
| 調査機関 | アイブリッジ株式会社 |
| 設問内容(本調査) | 自分でエアコン掃除を頑張った方に質問 エアコン掃除の後悔・失敗談を教えてください! |
アンケート調査概要 閉じる
部屋中が「汚れと液だれ」で大惨事
最も多かったのが、周囲の養生(保護)が甘く、部屋を汚してしまったという声です。
- 「洗浄スプレー液の液だれが予想以上。床が汚れて奥さんに怒られました」(50代男性)
- 「テレビの上に布を引けばよかった。カビや汚れの落下が酷かった」(30代女性)
- 「ドレンの清掃を忘れて大漏水!下に置いていたテレビが壊れる大惨事になってしまった」(40代女性)
- 「下に新聞紙だけでなく、ビニールシートも敷いておくべきでした」(50代女性)
「スプレーを吹くだけ」と思っていても、実際には真っ黒な汚水が大量に溢れ出します。家電の故障という、0円どころか大きな出費に繋がった例もありました。
「結局、奥まで届かない」という徒労感
頑張って分解したものの、一番汚れている場所には手が届かないという壁にぶつかる人も。
- 「分解が全部できないため、肝心な奥の方の清掃が出来なかった」(60代男性・40代女性など多数)
- 「1時間ほど頑張ったけど、細かい所の汚れは取れなかった」(40代男性)
- 「奥に汚れを残したまま終えたので、いざ使ってみたらホコリが舞ってしばらく咳が止まりませんでした」(30代女性)
素人ができる分解には限界があります。無理に奥を掃除しようとして、「ルーバーの羽根が外れて元に戻すのに一苦労した」(50代男性)という声もあり、精密機械としての難しさが伺えます。
③ 「良かれと思って」が逆効果に
間違った知識や道具選びで、エアコンの寿命を縮めてしまうパターンです。
- 「フィルターを歯ブラシで磨いたら、網目が痛んでしまった」(50代男性)
- 「洗浄スプレーを使ったら、かえってエアコンの効きが悪くなった」(40代女性)
- 「取り外した後に付ける場所が解らなくなり、直すのに時間がかかった」(30代女性)
特にお掃除機能つきのエアコンは、テクニックを要します。分解はできたが、元に戻せなかった・・・というケースもあるあるです。
2. エアコン掃除を「自分でする」メリット・デメリット
失敗談をふまえ、改めて自力掃除の現実を整理してみましょう。
【メリット✌️】
- 費用の安さ: 数百円〜数千円の道具代だけで済む。
- 手軽さ: 自分の好きなタイミングで、フィルターなどの表面的な掃除ができる。
【デメリット(リスク)🥲】
- 故障・火災のリスク: 基板に水がかかるとショートし、最悪の場合は火災の原因になる。
- 汚れの放置: 表面だけ綺麗にしても、奥に残ったカビを部屋中に撒き散らすことになる。
- 部屋の汚損: 徹底した養生をしないと、壁紙や家具にシミが残る。
3. プロの業者に依頼するメリット・デメリット
一方で、プロに1〜2万円を払う価値はどこにあるのでしょうか。
【メリット✌️】
- 完全分解洗浄: 専門機具と高圧洗浄機で、カビの根源まで一掃できる。
- 故障の心配なし: 万が一の故障に対する賠償保険に入っている業者が多い。
- 時短と安心: 約1.5〜2時間で、自分では不可能なクオリティに仕上がる。
【デメリット🥲】
- コスト: 1台あたり1万円以上の費用がかかる。
- 手配の手間: 繁忙期(6月〜7月)は予約が取りづらくなる。
「これぐらい汚水が出る | プロに高圧洗浄で内部まで掃除してもらった場合
自分で掃除をする場合は、これぐらい汚れがでると覚悟して十分な養生をする必要があります。
さらに、ここまで徹底的には掃除はできないかも、とい心構えも必要です。そうでないと、頑張った割には十分きれいにできなかった、という徒労感につながりかねません。
写真は、セレクトラ編集部が実際にくらしのマーケットにエアコンクリーニングを頼んだ際に撮影したものです。
高圧洗浄をして出てきた汚れ。墨汁のような真っ黒な液体が出てきました。上からバケツを覗くと、自分の顔が映るくらいの黒さ。
まとめ:失敗しないための「線引き」
体験談から学べる教訓は、「自分でやるべき範囲と、プロに任せる範囲を明確に分ける」ことです。
- 自分でする: フィルター掃除、表面のパネル拭き
- プロに任せる: 内部アルミフィン、送風ファン、ドレンホースの洗浄
「自分でやれば0円」という言葉の裏には、故障や家具の破損という大きなコストが隠れています。失敗してエアコンを買い換えることになる前に、一度プロのクリーニングを検討してみてはいかがでしょうか。
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