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カーボンオフセットプログラム

個人でできるカーボンオフセット

セレクトラグループでは、個人で申し込みできるカーボンオフセットプログラムを提供しています。月額299円(税込)からご利用可能で、日常の電気やガスの利用で排出される温室効果ガスを減らしたいと考えている方におすすめです。

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電気を使ったときのCO2排出量はどのくらい?

更新日
電気使用に伴うCO2の排出量は?
電気使用に伴うCO2の排出量は?

2022年度の実績によると家庭で電気を使ったときに排出されるCO2の量は一年で約1,799Kg*です。電気やガス、ガソリンなど、燃料種別で見ると、この電気のCO2排出量は47.2%*を占めています。

電気からのCO2排出量を減らしたいと思ったら、エアコン・冷蔵庫・照明といった電力消費の多い家電の使用を見直す、実質再生可能エネルギーを提供している電気料金プランを選ぶ、などの方法があります。

*出典:温室効果ガスインベントリオフィス、全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイトより「家庭からの二酸化炭素排出量(世帯当たり、燃料種別)2022年度」

日本のCO2排出量の内訳

日本におけるCO2排出量は、年間でおよそ10億3,668トン*にのぼります。

CO2がどこで排出されているのかを部門別に見てみると、発電所などが含まれるエネルギー転換部門が40.5%を占めています。電気を作るときにCO2を多く排出しているということがわかりますね。これは、日本が発電の7割以上を火力発電に頼っているためです。

日本の部門別二酸化炭素排出量の割合・直接排出量(2022年度)
エネルギー転換部門 40.5%
産業部門 24.4%
運輸部門 17.8%
業務その他部門 5.5%
家庭部門 4.8%
工業プロセス 3.9%
廃棄物 2.9%

*出典:温室効果ガスインベントリオフィス、全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイトより「日本の部門別二酸化炭素排出量の割合 -各部門の電気・熱配分前排出量-」

ちなみに、発電所が電気を作るときに排出したCO2の量を、電気を実際に使用した部門に応じて配分した場合、CO2の排出量の内訳は次のようになります。

部門別で最も多いのは、工場などを含む産業部門の34.0%です。次いで自動車などを含む運輸(18.5%)、商業やサービスを含む業務その他(17.3%)と続きます。家庭部門は4番目に多い15.3%です。

日本の部門別二酸化炭素排出量の割合・間接排出量(2022年度)
産業部門 34.0%
運輸部門 18.5%
業務その他部門 17.3%
家庭部門 15.3%
工業プロセス 3.9%
廃棄物 2.9%
エネルギー転換部門 8.0%

*出典:温室効果ガスインベントリオフィス、全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイトより「日本の部門別二酸化炭素排出量の割合 -各部門の電気・熱配分後排出量-」

世界と比べた日本のCO2排出量は?

2020年の世界のCO2排出総量は約314億トンです。日本はこのうちの3.2%を占めており、中国・アメリカ・インド・ロシアに次いで、世界で5番目にCO2排出量の多い国となっています。
・出典:全国地球温暖化防止活動推進センター、データで見る温室効果ガス排出量(世界)

家庭におけるCO2排出量の内訳と電気の割合

日本の各家庭においては、年間におよそ3,811kgのCO2が排出*されています。

電気やガス、ガソリンなど、燃料を消費している部門別にCO2の排出量を見てみると、47.2%と、実に半分近くを電気が占めていることがわかります。電気によるCO2排出量は1,799kg*です。

「なんで電気にまつわるCO2排出がこんなに多いの?」と疑問に思った方もいるかもしれません。これは、冒頭でも触れたとおり日本の電源構成が原因です。現在の日本は、電源の7割以上を火力発電に頼っている状況です。石炭や石油を使う火力発電では、電気を作る際にたくさんのCO2を排出してしまうのです。

したがって、現状においては電気の使用が家庭のCO2排出を大きく増やす要因となっています。家庭からのCO2排出量で電気の次に多いのがガソリンですが、割合は電気の半分程度の24.1%(917kg)です。電気使用による排出量が家庭でいかに大きいかがわかります。

家庭からの二酸化炭素排出量(2022年度)
電気から 47.2%
ガソリンから 24.1%
都市ガスから 9.1%
灯油から 7.8%
LPガスから 4.7%
ゴミから 3.9%
水道から 1.9%
軽油から 1.3%

*出典:温室効果ガスインベントリオフィス、全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイトより「家庭からの二酸化炭素排出量(世帯当たり、燃料種別)」

では、家庭で消費する電気は何に使われているのでしょうか。

以下は、夏季・冬季で電力消費が特に多い日の家電の使用割合を示した資源エネルギー庁の資料です。

これを見ると、エアコン・冷蔵庫・照明だけで、家庭の電力消費の半分以上を占めていることがわかります。これらの使い方を工夫することが、電力消費量を抑えるために有効だと言えます。

家電製品別の電力消費割合
出典:省エネポータルサイト「家庭でできる省エネ」より

家庭でできるCO2の削減

家庭でのCO2排出には、電気の使用が大きなカギを握っているということがわかりました。したがって、電気の使用にかかわるCO2の削減方法を中心に確認していきましょう。

 まずは節電

一番シンプルであり重要なのが、電気の消費自体を減らすことです。上で見た、電力消費の割合が大きい家電(エアコン・冷蔵庫・照明)を中心に、日常の電気の使い方を見直してみましょう。以下は節電方法の一例です。

  • 照明やテレビはこまめに消す
  • 長期間使わない家電はコンセントを抜いて待機時消費電力を発生させない
  • 冷蔵庫は冷やしすぎない(冷蔵室の適温は1℃~5℃)
  • エアコンは自動運転モードで効率的に運転
  • エアコンの冷房時は設定温度を高めにして扇風機を併用

 再エネを使った電気料金プランを選ぶ

最近では、太陽光発電や風力発電など、CO2を排出しない再生可能エネルギーを積極的に利用する電力会社が増えています。

電力自由化以降、私たちは好きな電力会社の電気料金プランを自由に選べるようになりました。ですから、火力発電由来の電気を使う電力会社の代わりに、再エネを使う電力会社を選んで乗り換えることも可能です。

「でも再エネは高そう・・」と不安に思う方もいるかもしれません。たしかに、再エネ購入にかかるコストは火力発電のそれと比べると割高です。それでも、私たちの多くが契約している大手電力会社のスタンダードな電気料金プランと同等、もしくはそれより割安な価格を提供している電力会社がたくさんあります。

電気は簡単な手続きで切り替えが可能ですので、電気の使用にかかる環境負担を減らしたい、と思っている方はぜひ検討してみてくださいね。

 カーボンオフセットを行う

いくら電気、ガスなどの消費を減らしても、日常生活に最小限のエネルギーは必要です。つまり、私たちの日常生活でCO2の排出を完全になくすことはできません。それでも、家庭から出るCO2の量を埋め合わせて、結果的に「排出ゼロ」にする方法があります。「カーボンオフセット」という仕組みです。

カーボンオフセットとは、植林や再エネ発電施設の開発などといったCO2削減・吸収活動に投資を行うことを通じて、どうしても削減の難しいCO2の排出分を相殺するというものです。カーボンオフセットプロジェクトによって削減・吸収されたCO2の量はクレジットとして換算されます。私たちは、埋め合わせたい量に値するクレジットを購入することで、実質的にその分のCO2を削減できた、とみなすことができます。

カーボンオフセットプロジェクトは、企業や団体に向けたものが多いのですが、個人が参加・購入できるものもあります。セレクトラグループでも、2019年から個人で参加できるカーボンオフセットプログラムを提供しています。プログラムへの参加を通じて、様々なカーボンオフセットの活動を支援することができます。2019年から2021年までは、インドでの風力発電施設の開発運営を行う「ガンジー・プロジェクト」の支援を行いました。

「ガス利用分のオフセット」「電気利用分のオフセット」など、自分に合わせたプランを選ぶことができ、月額240円(税込)からご利用可能です。興味のある方はこちらからぜひ詳細をご覧ください。