ドコモ光 プロバイダを変更する方法 - 注意点・アドバイス

ドコモ光 プロバイダを変更する方法 - 注意点・アドバイス

ドコモ光の契約はそのままに、プロバイダだけを変更する方法と費用を案内します。プロバイダを変更するメリットや注意点も解説しています。

ドコモ光のプロバイダだけを変更する方法

ドコモ光のプロバイダを変更するには、電話またはドコモショップで手続きすることになります。ドコモオンラインショップや、プロバイダの公式ページ上でプロバイダを変更することはできません。

ドコモ光プロバイダ変更の流れは次の通りです。

  1. 電話またはドコモショップでプロバイダ変更手続きをする
  2. 新しいプロバイダから契約書類が届く(手続きから約1週間後)
  3. IDやパスワードの再設定をする(手続きから最短10日後)
  4. 旧プロバイダのレンタルWi-Fiルーターを返却する

①電話/ドコモショップでプロバイダ変更手続きをする

プロバイダ変更手続きの際に本人確認のため、ドコモ携帯電話の契約情報またはドコモ光の契約IDが必要になります。ただ、本人確認書類は不要です。

電話手続き

下記の窓口にダイヤルすると音声ガイダンスが流れます。プロバイダ変更手続きにスキップする場合は❼→❶→❸とプッシュします。

ドコモインフォメーションセンター(受付時間9:00-20:00)
ドコモの携帯電話から 151
一般電話から 0120-800-000

ドコモショップ手続き

最寄りのドコモショップかd gardenでもプロバイダ変更手続きができます。近くのドコモショップを知りたいなら、ドコモ公式サイトのショップ検索ページで確認してください。

②新しいプロバイダから契約書類が届く(手続きから約1週間後)

プロバイダ変更手続きをすると後日、契約書類が郵送されてきます。新しいプロバイダへの切替日、接続設定の変更方法などが記載されているため大切に保管しましょう。

③IDやパスワードの再設定をする(手続きから最短10日後)

プロバイダ変更手続きをしてから最短10日後には、プロバイダが自動で切り替わります。届いた書類に記載されているやり方を見ながら、接続IDやパスワードを再設定しましょう。

無事設定ができたら、新しいプロバイダを通してインターネットを利用開始できます。

以前のプロバイダは基本的に自動的に解約される ドコモ光プロバイダの変更手続きをすると、以前契約していたプロバイダは基本的に自動で解約扱いになります。ただし、一部のプロバイダでは、自動で解約にはならず、解約の意思確認が必要になる場合があります。詳細は記事後半の注意点で解説しています。

④旧プロバイダのレンタルWiFiルーターを返却する

もし以前のプロバイダからWiFiルーターをレンタルしていたなら、返却する必要があります。返却しないと損害金が発生する場合もあるので、返却期日や返却方法を各プロバイダに必ず確認するようにしましょう。

ドコモ光プロバイダの変更費用

ドコモ光のプロバイダ変更には下記の事務手数料が発生します。唯一、単独タイプからタイプA/Bに変更する場合のみ費用がかかりません。

また、ドコモ光を解約するわけではないので解約金は発生しません。

プロバイダ変更の費用
手続きパターン 事務手数料
タイプA→タイプA、タイプB→タイプB 3,300円
タイプA→タイプB、タイプB→タイプA 3,300円
単独タイプ→タイプA/タイプB 無料
タイプA/タイプB→単独タイプ 3,300円

ドコモ光プロバイダを変更するメリットとは?

ドコモ光のプロバイダを変更すると、場合によって以下のメリットがあります。下記でくわしく解説しますね。

現在のプロバイダ契約 変更後のプロバイダ契約 メリット
タイプB タイプA 年間2,640円節約できる
単独タイプ タイプA/B 節約できる可能性あり
平均速度が遅いプロバイダ 平均速度が速いプロバイダ 通信速度が速くなる

タイプB→タイプAに変更で節約できる

もしあなたが現在タイプBのプロバイダを契約しているなら、タイプAのプロバイダに変更することで月々220円安くなります

ドコモ光 1ギガ提携プロバイダのタイプは下記で確認してください。

タイプAのプロバイダ タイプBのプロバイダ
戸建て:5,720円
マンション:4,400円
戸建て:5,940円
マンション:4,620円
ドコモnet
plala
GMOとくとくBB
BIGLOBE
@nifty
DTI
BB.excite
andline
エディオンネット
楽天ブロードバンド
SYNAPSE
ic-net
hi-ho
@ネスク
TiKiTiKi
Tigers-net.com
SIS
OCN
@TCOM
AsahiNet
TNC
WAKWAK
ちゃんぷるネット

※上記の料金は2年定期契約時です。

【このページ限定4.5万円キャッシュバック(オプション不要)】1.工事費無料  2.v6プラス対応で速度が快適  3.Wi-Fiルーターレンタル無料  4.他社違約金を1万円還元 5.訪問サポート初回無料

単独タイプ→タイプA/Bに変更で節約可

現在ドコモ光の単独タイプ(ドコモと提携していないプロバイダ)ですか?それなら、ドコモと提携しているタイプAまたはタイプBのプロバイダに変更することで、料金を節約できる可能性があります

下記を見ても分かるように、単独タイプはタイプAよりも月220円安いものの、別途プロバイダ料金がかかります。たとえば単独タイプのプロバイダ料金が月1,100円なら、タイプAに変更することで月々880円も節約できるわけです。

ドコモ光の契約プラン 月額料金
単独タイプ 戸建て:5,500円 マンション:4,180円(+プロバイダ料金)
タイプA 戸建て:5,720円 マンション:4,400円
タイプB 戸建て:5,940円 マンション:4,620円

平均速度が速いプロバイダに変更すると通信が快適になる

光回線の通信速度はいろんな要素によって変動するものですが、プロバイダによっても速度が変わることがあります。

下記にて、各プロバイダの平均速度を比較してみました。現在ドコモ光が遅いと感じているなら、平均速度が上位のプロバイダに変更することで通信スピードが向上するかもしれません。

ドコモ光プロバイダ別の平均速度ランキング
  ダウンロード速度(下り) アップロード速度(上り)
ドコモnet 346Mbps 297Mbps
GMOとくとくBB 305Mbps 269Mbps
エディオンネット 294Mbps 170Mbps
plala 289Mbps 229Mbps
OCN 278Mbps 215Mbps
@T COM 276Mbps 232Mbps
BIGLOBE 271Mbps 230Mbps
ASAHIネット 264Mbps 226Mbps
andline 242Mbps 223Mbps
@nifty 220Mbps 235Mbps
DTI 212Mbps 214Mbps
楽天ブロードバンド 182Mbps 182Mbps
BB.excite 180Mbps 162Mbps
hi-ho 112Mbps 175Mbps

参照:みんなのネット回線速度(2023年3月末時点)
※直近3ヵ月で500件以上計測されたプロバイダを記載しています。

より劇的な通信速度向上を期待するのであれば、ドコモ光内でのプロバイダ乗り換えよりも、いっそドコモ光からもっと速い他の光回線に乗り換えるという手もあります。

ドコモ光などフレッツの光回線より速い光回線に、NURO光があります。お住まいの地域がNURO光の提供エリア内であれば、ドコモ光の約2倍、最大通信速度2Gbpsで光回線を利用できます。

ドコモ光プロバイダを変更する注意点

ドコモ光のプロバイダを変更する際に注意すべき点を解説します。

自動解約にならないプロバイダもある

ドコモ光のプロバイダを変更すると、以前契約していたプロバイダは基本的に自動で解約されます。

ただし、一部のプロバイダは意思確認の手続きが必要です。意思確認はプロバイダ側から連絡が来る場合もあれば、ユーザー側が連絡しないといけないこともあります。詳細は下記をご覧ください。

自動解約されないドコモ光の提携プロバイダ
プロバイダ名 プロバイダ変更後
BIGLOBE プロバイダ契約の継続について意思確認の用紙が郵送される
andline プロバイダ契約が無料プランに変更になる。解約するにはプロバイダ窓口(03-6809-3392)に連絡が必要
hi-ho プロバイダ変更申込み受付の翌月1日から「ちょこっとコース」(月額220円)に変更になる。退会するにはプロバイダ窓口(0120-858-140、携帯電話専用0570-064800)に連絡が必要
SYNAPSE プロバイダ契約の継続について意思確認の連絡がくる
TiKiTiKi プロバイダ契約の継続について意思確認の連絡がくる
@T COM プロバイダ契約の継続について意思確認の連絡がくる
TNC プロバイダ契約の継続について意思確認の連絡がくる
ASAHIネット ASAHIネットの契約は継続される。解約するにはプロバイダ窓口(0120-577-108)に連絡が必要
WAKWAK プロバイダ契約の継続について意思確認のメールがくる。一定期間内に回答がなければプロバイダ側で退会処理が行われる

プロバイダメールアドレスが使えなくなる

ドコモ光のプロバイダを変更すると、以前のプロバイダが提供していたメールアドレスは使えなくなります

もしプロバイダメールアドレスを銀行やビジネスなど重要なことに使っているのなら、プロバイダ変更の前に必ず別のメールアドレスに変えておきましょう。

ドコモ光のプロバイダを変更した後も以前のプロバイダメールを引き続き使いたいのであれば、有料のメールサービスを継続利用できるかプロバイダに確認するといいでしょう。

プロバイダ変更のキャンペーンはない

ドコモ光のプロバイダだけ変更する場合、プロバイダで実施しているキャンペーンや特典は貰えないケースがほとんどです。キャッシュバックや割引などの特典は、ドコモ光から他の光回線サービスに乗り換える場合に付くものです。

もし利用している携帯電話がドコモではないのなら、ドコモ光から他の光コラボに乗り換えるほうがお得になることを覚えておきましょう。

更新日

解約違約金・工事費の記載について2022年7月1日の電気通信事業法改正で、消費者保護の視点に立ったルールが法律に加わりました。これにより、契約者は以前より解約などがしやすくなります。
法改正に伴い、各種インターネットプランの解約金や工事費の料金設定、および請求方法が変更になる場合があります。当サイトでは順次表示の切替を進めておりますが、掲載している情報が最新ではない可能性があります。十分ご注意ください。