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「お金を払って買った着せ替えのアイコンが消えた」——2026年8月上旬から、iPhoneユーザーの間でこうした声が広がりました。原因はLINEアプリのiOS 26対応です。
これを受けてLINEヤフーは、着せ替えの返金専用フォームを設置しました。ただし「返金できない場合がある」と明記されており、申請すれば必ず戻ってくるわけではありません。
まずは、いま分かっていることを一覧で確認しましょう。
LINE着せ替えの返金|早見表(2026年8月19日時点)
| 項目 | 現在わかっていること |
|---|---|
| 返金の申請 | できる(LINEヤフーが返金専用フォームを設置) |
| 必ず返金される? | いいえ。「調査の結果、返金できない場合がある」と注記あり |
| 申請場所 | LINEの「お問い合わせ」ページ配下の専用フォーム(LINEアカウントでログインが必要) |
| 必要な情報 | 返信用メールアドレス/購入状況(自分用・プレゼント用・両方)/着せ替え名/購入日時(スクリーンショットの添付も可) |
| 申請期限 | 明記されていない(早めの申請が安全) |
| 影響を受ける人 | iOS 26を利用しているiPhoneユーザーのみ。Android・iOS 26より前のバージョンは対象外 |
| 自分で元に戻せる? | できない。着せ替えの提供元がアップデートするのを待つしかない |
ここからは、何が起きたのか、返金はどう申請するのか、そして次に着せ替えで損をしないための買い方まで順番に解説します。
何が起きた?iOS 26対応でメニューアイコンが標準画像に戻った
LINEは2026年8月6日、バージョン26.12.0でiOS 26の新デザイン「Liquid Glass(リキッドグラス)」に対応しました。トークリスト画面の上部ボタンや下部メニューに、光を反射・屈折させる半透明のガラスのような質感が適用されたアップデートです。
この対応にともない、iOS 26では着せ替えのデザイン仕様も変わりました。LINEは公式に、「2026年8月より、LINEアプリのiOS 26対応に伴い、iOS 26をご利用の方は着せかえのデザインが変更されます。一部の着せかえでは、メニューアイコンがLINE標準画像で表示される場合があります」と告知しています。
つまり、着せ替え全体が消えたわけではありません。背景やトークルームの配色は残ったまま、下部メニューのアイコンだけがLINE標準のものに置き換わる——だからこそ「中途半端に崩れている」と感じる人が多いのです。ポケモンやちいかわ、モンスターハンターといった人気の着せ替えでも、メニューと背景の色が合わなくなったという報告が出ています。
原因は「提供元のアップデート待ち」
iOS 26の新デザインに合わせるには、着せ替えの提供元が新しいメニューアイコンの画像を追加で用意し、コンテンツをアップデートする必要があります。LINEは2026年6月からクリエイターに更新を呼びかけていましたが、iOS 26対応版の配信までにアップデートが間に合わなかった着せ替えでは、標準アイコンが表示される状態になりました。
公式の着せ替えの一部はすでに対応が完了しています。一方で、個人クリエイターが販売するLINE Creators Marketの着せ替えは「審査に時間がかかっている」との声があり、さらに「システム上の制約で対応したくてもできない」ケースもあると報じられています。LINEヤフーは対応完了の時期を示しておらず、対応時期は着せ替えごとに異なり、いずれも未定としています。
目印は「iOS 26 デザイン部分対応」バッジ
対応状況は、着せ替えのページで見分けられます。タイトル付近に表示されるバッジが判断材料です。
- iOS 26 デザイン完全対応:新デザインに対応済み。メニューアイコンも着せ替えのデザインで表示される
- iOS 26 デザイン部分対応:対応が部分的。メニューアイコンが標準デザインで表示される場合がある
このバッジは、後述する「安心して買うための確認ポイント」でもそのまま使えます。
返金の申請方法|専用フォームの入力項目と手順
LINEヤフーは2026年8月17日までに、この問題についての返金専用フォームを設置しました。フォームはLINEの「お問い合わせ」ページ配下にあり、アクセスにはLINEアカウントでのログインが必要です。
申請の手順
- LINEアプリの「設定」→「ヘルプ」→お問い合わせから、着せ替えの返金に関するフォームを開く(LINEアカウントでログイン)
- 返信用のメールアドレスを入力する
- 購入状況を「自分用」「プレゼント用」「自分用とプレゼント用の両方」から選ぶ
- 返金を希望する着せ替えの名称と購入日時を記載する
- 必要に応じて、崩れている画面のスクリーンショットを添付して送信する
着せ替え名と購入日時は、LINEアプリの「設定」→「着せかえ」→「マイ着せかえ」や、LINE STOREの購入履歴から確認できます。申請前にスクリーンショットを撮っておくと、入力もスムーズです。
申請前に知っておきたい2つの注意点
1つ目は、申請しても返金されない可能性があることです。フォームには「調査の結果、返金できない場合がありますことを予めご了承ください」との説明があり、申請は返金の確約ではありません。
そもそもLINEヘルプセンターは着せ替えについて「購入したアイテムのキャンセル(返品)はできません」と明記しています。今回の返金対応は、iOS 26対応にともなうデザイン崩れという特定の事象に対する例外的な措置と受け止めるのが自然でしょう。申請期限も明記されていないため、心当たりがある人は早めに動くほうが安全です。
2つ目は、フィッシング詐欺への注意です。「返金」はそれ自体が詐欺に使われやすいテーマです。SNSのDMやメールに貼られた「返金手続きはこちら」というURLは開かず、必ずLINEアプリの「設定」→「ヘルプ」→お問い合わせから自分でたどってください。正規のフォームはLINEアカウントでのログインを求められます。ログイン画面のドメインがaccess.line.meであることも確認しましょう。
返金を待たずに、元のデザインに戻せる?
結論から言うと、2026年8月19日時点で、ユーザー側の操作で元のデザインに戻す方法は案内されていません。着せ替えを一度外して再適用しても、再ダウンロードしても、メニューアイコンは標準デザインのままです。
メニューアイコンが表示されるかどうかは、着せ替えの提供元がiOS 26の新デザインに対応したかどうかで決まります。提供元がアップデートすれば、そのタイミングで着せ替えのデザインに合ったアイコンが表示される見込みですが、対応時期は着せ替えごとに異なり未定です。
待つ間にできることは2つあります。1つは、購入した着せ替えの提供元(クリエイター)の公式X(旧Twitter)などでiOS 26対応の告知を確認すること。もう1つは、返金フォームに申請しておくことです。対応を待つ選択と返金を申請する選択は、どちらが正解というものではなく、その着せ替えを使い続けたいかどうかで決めるのが現実的です。
なお、iOS 26に更新していないiPhoneやAndroidスマホでは、これまでと同じデザインで表示されます。「同じ着せ替えなのに家族のスマホでは崩れていない」という場合は、OSのバージョン違いが理由です。
LINEで安心して着せ替えを購入するには?
今回の件でいちばん痛いのは、買い切りで払ったコインは戻ってこないのが原則という点です。だからこそ、これから着せ替えを買うなら次の順番で考えるのがおすすめです。
- 購入前に「iOS 26 デザイン完全対応」かどうかを確認する
- 買い切りではなく「使い放題」で使う(金銭的な取りこぼしをゼロにする)
- その前に、自分がすでに無料対象でないかを確認する
- 間違えやすい落とし穴を避ける
①購入前に「iOS 26 デザイン完全対応」かどうかを確認する
iPhoneでiOS 26を使っているなら、これが最優先です。着せ替えのページで「iOS 26 デザイン部分対応」バッジが付いているものは、買った直後からメニューアイコンが標準デザインのままという可能性があります。
買い切りの着せ替えは原則として返品できません。つまり購入前のバッジ確認が、事実上唯一の確実な防衛策です。どうしてもそのデザインが欲しい場合は、提供元が完全対応を告知するまで待つ判断もあります。
②買い切りをやめて「使い放題」で使う
もっと根本的な対策は、1個ずつ買う(買い切り)のをやめて、月額の使い放題で使うことです。使い放題なら、着せ替えが崩れても金銭的な損失は発生しません。気に入らなくなったら別の着せ替えに変えるだけで済みます。
使い放題には2つの入口があり、目的によって最安が変わります。
着せ替えの3つの入手方法を比較(税込)
| 入手方法 | 料金 | 着せ替えの扱い | こんな人に |
|---|---|---|---|
| 買い切り(LINEコイン) | 着せ替えごと | ずっと使えるが原則返品不可。崩れても自己負担 | どうしてもその1つが欲しい人 |
| LINEスタンプ プレミアム デラックスコース |
月額480円 | 対象のスタンプ・絵文字・着せ替えが使い放題(着せ替えは100個まで) | 着せ替えだけが目的の人(最安) |
| LYPプレミアム スタンダードプラン |
月額508円 (アプリ内課金は650円) |
同じ使い放題特典が追加料金なしで付く(2026年7月1日以降順次) | Yahoo!・PayPay関連の特典もまとめて使いたい人 |
ポイントは、着せ替えを使い放題にしたいだけなら「LINEスタンプ プレミアム デラックスコース」(月額480円)のほうが安いということ。デラックスコースは対象のスタンプ・絵文字・着せ替えが使い放題で、スタンプと絵文字は合計1,000パッケージ、着せ替えは100個まで保有できます。
一方でLYPプレミアム スタンダードプラン(月額508円)は、2026年7月1日以降順次、追加料金なしでデラックスコース相当の使い放題特典が付きます。差額28円でYahoo!ショッピングやPayPay関連の特典も付くので、普段からYahoo!やPayPayを使う人ならこちらが有利です。同じ特典は「LYPプレミアム with Netflix」も対象です。
使い放題は、崩れたときの金銭的な損失をゼロにする手段であって、崩れそのものを防ぐものではありません。使い放題で選んだ着せ替えがiOS 26に未対応なら、やはりメニューアイコンは標準デザインで表示されます。①のバッジ確認とセットで考えてください。
③その前に「すでに無料で使えないか」を確認する
意外と見落とされているのが、LYPプレミアム スタンダードプランを無料で使える人が多いことです。
- ワイモバイル:シンプル3 S/M/L、シンプル2 S/M/Lなど対象プランの契約者(Y!mobileサービスの初期登録が必要)
- ソフトバンク:対象プランの契約者
- PayPayカード ゴールドの保有者
条件を満たしている間は毎月無料でスタンダードプランの特典が適用されるため、この場合は着せ替え使い放題のために追加で払う必要がありません。まずは自分が対象かどうかを確認してから、有料プランを検討しましょう。
④間違えやすい3つの落とし穴
「着せ替え」という言葉が複数のサービスで使われているため、ここで取り違える人が少なくありません。
混同しやすいサービスと着せ替えの対象範囲
| サービス | LINEの着せ替えは使い放題になる? |
|---|---|
| LYPプレミアム ライトプラン (エンジョイパック・月額290円) |
ならない。特典にある「アプリアイコンの着せ替え」はホーム画面のLINEアプリのアイコンを変える機能で、トーク画面の着せ替えとは別物 |
| LINEスタンプ プレミアム for LINEMO | ならない。ベーシックコース扱いで対象はスタンプのみ。絵文字・着せ替えはデラックスコースの範囲 |
| LINEスタンプ プレミアム ベーシックコース(月額240円) |
ならない。対象スタンプのみで、保有は5個まで |
とくに注意したいのが2段目です。「LINEスタンプ プレミアム for LINEMO」を利用している状態では、デラックスコースに加入できません。着せ替えを使い放題にしたいLINEMOユーザーは、スタンプショップでfor LINEMOを解除してからデラックスコース(またはLYPプレミアム スタンダードプラン)に申し込む必要があります。
そして3つ目の落とし穴は、使い放題は「借りている」状態だということ。LYPプレミアムやLINEスタンプ プレミアムを解約すると、有効期限の終了とともに対象のスタンプ・絵文字・着せ替えは使えなくなります。ずっと同じ着せ替えを使い続けたい人にとっては、買い切りにも依然として意味があります。
結論:安心して買うための現実的な答え
- iOS 26を使っているなら、購入前に「iOS 26 デザイン完全対応」バッジを確認する——これが最優先
- いろいろ試したいなら買い切りをやめて使い放題へ。着せ替えだけならデラックスコース(480円)、Yahoo!・PayPayも使うならLYPプレミアム スタンダードプラン(508円)
- ワイモバイル・ソフトバンク・PayPayカード ゴールドの人は、スタンダードプランがすでに無料の可能性が高い
- 解約すると使い放題の着せ替えは使えなくなる。「これだけは一生使いたい」なら買い切り
「LINE有料化」騒動の延長線にある問題|編集部の見方
2026年のLINEは、お金にまつわる話題が続いた年でした。2025年11月に無料ユーザーの送信取消が「送信後1時間以内」へ短縮され、2026年7月中旬には月額290円の「LYPプレミアム ライトプラン(エンジョイパック)」が登場。メッセージ編集や通話レコーディングといった新機能も、有料プランの特典として順次提供される流れです。
その一方で、「LINEの基本機能が有料になる」という話は今もデマです。個人のトーク・音声通話・ビデオ通話は無料のまま使えます。この点は別記事で詳しく整理しています。
そのうえで今回の着せ替え問題は、「有料化」とは別の種類の不満だと考えています。無料機能が有料になったのではなく、すでにお金を払ったものの見た目が、OSの仕様変更をきっかけに変わってしまったという話です。ユーザーからすれば「有料化」よりも納得しづらい部分があるかもしれません。
返金フォームが用意されたこと自体は、原則として返品できない着せ替えについての異例の対応です。心当たりがある人は、対応を待つか返金を申請するかを早めに判断しておきましょう。
LINEを毎日使う人が本当に見直すべきは「通信費」
着せ替え1個の金額よりずっと大きいのが、毎月のスマホ代です。LINEを1日中使っているなら、通信費のほうから見直すと効果は大きくなります。
とくにLINEと相性が良いのがLINEMO(ラインモ)です。「LINEギガフリー」により、LINEアプリのトーク・音声通話・ビデオ通話がデータ消費ゼロで使えます。データ容量を使い切ったあとでも、LINEだけは速度制限を受けません。
ここは正確に押さえておきたいポイントです。LINEギガフリーはデータ通信(ギガ)が無料になる特典で、LINEアプリの有料機能まで含まれるわけではありません。前述のとおり、LINEMOの「LINEスタンプ プレミアム for LINEMO」はスタンプのみが対象で、着せ替えは含まれません。着せ替えを使い放題にしたい場合は、LINEMOユーザーも別途デラックスコースやLYPプレミアム スタンダードプランに加入する必要があります。
\ LINEをギガ消費ゼロで使える /
LINE着せ替えの返金に関するよくある質問
最後に、今回の着せ替え問題と返金について多い疑問にお答えします。
今回のiOS 26対応にともなうデザイン崩れについては、LINEヤフーが返金専用のフォームを設置しています(2026年8月17日までに設置を確認)。LINEアカウントでログインし、着せ替えの名称と購入日時などを入力して申請します。ただしフォームには「調査の結果、返金できない場合がありますことを予めご了承ください」との注記があり、申請すれば必ず返金されるわけではありません。
そのとおりです。LINEヘルプセンターは着せ替えについて「購入したアイテムのキャンセル(返品)はできません」と明記しています。今回の返金フォームは、iOS 26対応にともなうデザイン崩れという特定の事象に対する例外的な対応と考えるのが自然です。日常的な「買ったけどイメージと違った」という理由での返金には使えません。
受けません。LINEの公式告知では、この変更の対象は「iOS 26をご利用の方」に限られ、iOS 26より前のバージョンとAndroidは対象外とされています。iPhoneでiOS 26に更新していない場合、着せ替えのメニューアイコンは従来のまま表示されます。
2026年8月19日時点で、ユーザー側の操作で元のデザインに戻す方法は案内されていません。着せ替えの再適用や再ダウンロードでも解決しません。メニューアイコンが表示されるかどうかは着せ替えの提供元がiOS 26の新デザインに対応(アップデート)したかどうかで決まるため、提供元の対応を待つことになります。対応時期は着せ替えごとに異なり、いずれも未定とされています。
できます。着せ替えのページのタイトル付近に「iOS 26 デザイン部分対応」というバッジが表示されている場合、メニューアイコンが標準デザインで表示されるなど、新デザインへの対応が部分的にとどまっている可能性があります。買い切りは原則として返品できないため、購入前にこのバッジを確認するのが唯一の確実な防衛策です。
着せ替えだけが目的なら「LINEスタンプ プレミアム デラックスコース」(月額480円)が最安です。対象のスタンプ・絵文字・着せ替えが使い放題になり、着せ替えは100個まで保有できます。Yahoo!ショッピングやPayPay関連の特典もまとめて使いたい場合は「LYPプレミアム スタンダードプラン」(月額508円、アプリ内課金は650円)を選ぶと、2026年7月1日以降順次、追加料金なしで同じ使い放題特典が付きます。なお、ワイモバイル・ソフトバンク・PayPayカード ゴールドの利用者は、条件を満たせばLYPプレミアム スタンダードプランを無料で使えます。
なりません。LINEMOの特典「LINEスタンプ プレミアム for LINEMO」はベーシックコースで、対象になるのはスタンプのみです。絵文字と着せ替えはデラックスコースの範囲なので含まれません。さらに、for LINEMOを利用している状態ではデラックスコースに加入できないため、着せ替えを使い放題にしたい場合はスタンプショップからfor LINEMOを解除する必要があります。
安易にタップしないでください。返金という話題は、それ自体がフィッシング詐欺に使われやすいテーマです。返金フォームはLINEの「お問い合わせ」ページ配下にあり、アクセスにはLINEアカウントでのログインが必要です。SNSのDMやメールに貼られたURLではなく、LINEアプリの「設定」→「ヘルプ」→お問い合わせから自分でたどって開くようにしてください。