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「仕事用とプライベート用で電話番号を分けたい」「迷惑電話が気になるからもう1つ電話番号が欲しい」——そんな方に検討していただきたいのが、auの「セカンドナンバー」です。
2026年8月からスタートした「セカンドナンバー」のサービスは、1台のスマートフォンで2つの電話番号を使えるauのサービスです。
これまでになかったサービスなだけに、「月額いくら?」「どういうときに使うと便利なの?」と気になる方も多いかもしれません。
そこで本記事では、auのセカンドナンバーについて、料金やできること、メリット・デメリット、対応機種、申し込み方法や使い方まで詳しく解説します。
au「セカンドナンバー」は2つの電話番号を1台のスマホで使える新サービス
auの「セカンドナンバー」は、1台のスマートフォンで2つの電話番号を使い分けられるサービスです。
普段使っている電話番号を「主回線」として利用しながら、セカンドナンバー専用の電話番号をもう1つ持つことができます。「仕事用とプライベート用で番号を分けたい」「電話番号を登録するサービスごとに使い分けたい」といった場面に便利です。
セカンドナンバーでは、スマートフォンのeSIMを利用して2つ目の電話番号を追加します。
eSIMとは、スマートフォン本体に内蔵されたSIMに通信事業者の情報を書き込んで利用する仕組みです。そのため、物理的なSIMカードをもう1枚用意する必要はありません。
セカンドナンバーで利用できるのは、音声通話とSMSです。一方、セカンドナンバー回線を使ったデータ通信には対応していないため注意しましょう。
つまり、auのセカンドナンバーは「スマホを2台持つほどではないけれど、電話番号はもう1つ欲しい」という人に適したサービスと言えます。1台のスマホで2回線を使い分ける考え方そのものに興味がある方は、デュアルSIM最強の組み合わせもあわせてご覧ください。
料金や具体的な使い方を、次から詳しく見ていきましょう。
au「セカンドナンバー」の料金はいくら?
結論から言うと、auの「セカンドナンバー」の月額料金は550円(税込)です。
セカンドナンバーを使った音声通話やSMSが月額550円で利用できます。通話料は22円/30秒(税込)で、SMSは送信時に3.3円/通(税込)かかります。
なお、セカンドナンバーを契約すると、「電話きほんパック(V)」に含まれる以下の4サービスを追加料金なしで利用できます。
- お留守番サービスEX
- 迷惑電話撃退サービス
- 割込通話サービス
- 三者通話サービス
電話に関する便利なオプションが月額550円のセカンドナンバーに含まれているため、2つ目の電話番号を持ちながら、通話関連の機能も利用できるのが特徴です(料金・提供条件はau公式サイトで確認できます)。
通話量が多く、通話料そのものを抑えたい方はスマホの通話料を安くする方法もあわせて検討してみてください。
au「セカンドナンバー」でできること
auの「セカンドナンバー」はどのような場面で活用できるのでしょうか。
ここからはauの「セカンドナンバー」でできることについて詳しく見ていきましょう。
仕事用とプライベート用で電話番号を使い分ける
セカンドナンバーの代表的な使い方が、仕事用とプライベート用で電話番号を分ける方法です。
たとえば、普段使っている電話番号を家族や友人との連絡に使い、セカンドナンバーを仕事関係の連絡先として利用できます。
これまで仕事用のスマホを別に用意していた人も、対応するスマートフォンがあれば、1台のスマホで2つの電話番号を管理できます。仕事とプライベートでスマホを2台持ち歩く必要がなくなるため、荷物を減らしたい人にも便利です。
ネットショップやサービス登録用の番号として使う
ネットショップや各種サービスなど、電話番号の登録が必要な場面でセカンドナンバーを使うのもひとつの方法です。
普段使っている電話番号をさまざまなサービスに登録することに抵抗がある人は、セカンドナンバーを登録用の電話番号として使い分けることができます。
もちろん、サービスによってはSMS認証などに対応していない場合もあるため、登録前に利用条件を確認しましょう。
プライベートの電話番号を相手に知られたくないときに使う
セカンドナンバーを使えば、プライベートで使っている電話番号を相手に知らせずに電話番号を伝えることもできます。
たとえば、仕事上の付き合いや一時的な連絡など、普段の電話番号を教えるほどではない相手とのやり取りにセカンドナンバーを利用する方法があります。
プライベートの電話番号をできるだけ広く公開したくない人にとって、用途別に番号を分けられるのは大きなメリットです。
au「セカンドナンバー」のデメリット・注意点
1台のスマートフォンで2つの電話番号を使い分けられるauの「セカンドナンバー」ですが、利用する前に知っておきたい注意点もあります。
データ通信には利用できない
冒頭でもご説明したように、セカンドナンバーで利用できるのは音声通話とSMSだけです。セカンドナンバー回線を使ったデータ通信には対応していません。
国内だけでなく海外でもデータ通信は利用できないため、「2つ目の電話番号だけでなく、2回線目のデータ容量も欲しい」という人には向いていません。
セカンドナンバーを契約した場合も、インターネットを利用するときは主回線など、別の回線のデータ通信を利用することになります。
対応スマホが限られる
セカンドナンバーを利用するには、対応するスマートフォンが必要です。
「eSIM対応スマホなら利用できる」と思いがちですが、eSIMに対応しているだけでは不十分です。セカンドナンバーでは、主回線とセカンドナンバーの2回線同時待ち受けに対応しているスマートフォンを利用する必要があります。
そのため、契約前に自分が使っているスマートフォンがセカンドナンバーに対応しているか確認しておきましょう。
セカンドナンバーで通話中は主回線のデータ通信が使えない
意外と盲点になりやすいのが、セカンドナンバーで通話している間は、主回線のデータ通信を利用できないことです。
たとえば、セカンドナンバーで電話をしながら、主回線のデータ通信を使ってWebサイトを閲覧したり、アプリを利用したりすることはできません。通話中もデータ通信を利用する機会が多い人は、あらかじめこの制限を把握しておきましょう。
法人契約では利用できない
auのセカンドナンバーは、法人契約では利用できません。
そのため、会社名義で契約している回線に仕事用の電話番号を追加したい場合などは、セカンドナンバー以外の方法を検討する必要があります。個人でauを契約していて、仕事用とプライベート用で電話番号を分けたい場合などに適したサービスといえるでしょう。
au IDはセカンドナンバー回線では発行できない
セカンドナンバーの回線では、au IDを発行することはできません。
セカンドナンバーはあくまで主回線に追加して利用する電話番号という位置づけなので、主回線とまったく同じように各種サービスを利用できるわけではありません。auの回線そのものの評判や料金プランが気になる方は、auの新プランの評判もあわせて確認してみてください。
au「セカンドナンバー」の対応機種と契約条件
前述のとおり、セカンドナンバーを使えるスマートフォンには条件があります。au公式が挙げている条件は、「2回線同時待ち受けが可能なeSIM対応のスマートフォン」という一点です。
つまり、eSIMに対応していても2回線同時待ち受け(DSDV)に対応していない機種では利用できません。自分の機種が使えるかどうかは、auが公開している動作確認機種一覧(PDF)で確認するのが確実です。
また、機種だけでなく主回線側にも条件があります。おもな契約条件は以下のとおりです。
- 主回線がauの対象料金プランであること(UQ mobile・povo2.0は対象外)
- 主回線と同一名義での契約が必要(法人契約は対象外)
- 対象プランの契約1回線につき、セカンドナンバーは1回線まで
- 2回線同時待ち受けが可能なeSIM対応スマートフォンを持っていること
au「セカンドナンバー」の申し込み方法
セカンドナンバーは、店頭に行かなくてもオンラインだけで申し込めます。窓口と手順、そして番号の下4桁を選べるオプションについて見ていきましょう。
申し込み窓口はMy auとau取扱店の2つ
セカンドナンバーの申し込み窓口は、My auとau取扱店(店頭)の2つです。店頭で申し込む場合は本人確認書類が必要になります。
申し込みから利用開始までの流れは、次のとおりです。
- My auまたはau取扱店でセカンドナンバーを申し込む
- 店頭またはMy auでeSIMの設定情報(QRコード)を受け取る
- スマートフォンにeSIMプロファイルをダウンロードする
- 開通手続きを行い、発信テストで動作を確認する
申し込み自体は基本的に無料ですが、同一のau回線で過去にセカンドナンバーを契約したことがある方が、最新の契約日から1年以内に再度申し込む場合は契約事務手数料がかかります。「試しに契約して、すぐ解約してまた契約する」という使い方には向かない点に注意しましょう。
下4桁を選びたいなら「YOU選番号」も同時に申し込む
セカンドナンバーは、電話番号の下4桁を希望の番号にできる「YOU選番号」にも対応しています。仕事用の番号として覚えやすい下4桁にしたい場合などに使えるオプションです。
YOU選番号の利用料は1,100円(税込)ですが、2026年8月4日から(終了日未定)、セカンドナンバーとYOU選番号を同時に申し込むと利用料が実質無料になるキャンペーンが実施されています。
au「セカンドナンバー」の使い方
セカンドナンバーは専用アプリを入れて使うサービスではありません。スマートフォンの標準の電話アプリ・SMSアプリから、2つ目の回線として扱う形になります。
初期設定は「回線名称」と「通話SIM」の設定がポイント
申し込み後は、My auに表示されるQRコードからeSIMプロファイルをダウンロードして開通します。その際、以下の2点を設定しておくと使い分けがしやすくなります。
- 回線名称を「セカンドナンバー」などわかりやすい名前にする
- 通話に使うSIMを「毎回確認」にして、発信のたびに番号を選べるようにする
設定が終わったら、無料の音声ガイダンス(111)に発信して、セカンドナンバーから発信できているかテストしておくと安心です。詳しい手順はau公式の初期設定ページで機種別に案内されています。
発信・SMS送信・着信の見分け方
実際の使い方は、発信・SMS・着信でそれぞれ次のようになります。
- 発信(iPhone):電話アプリの左上に表示されるSIM名称をタップし、発信したい番号を選ぶ
- 発信(Android):通話SIMを「毎回確認」にしていれば、発信時にどの番号を使うか表示される
- 連絡先ごとの指定:特定の相手には必ずセカンドナンバーを使うよう、連絡先側でSIMを指定することも可能
- SMS送信:差出人を使いたい番号に切り替えてから送信する
- 着信:どちらの番号への着信かは、発信者情報の近くに表示されるSIM名称で判別できる(履歴では発信者の下に表示)
解約はMy au・店頭・電話のいずれでも手続きできます。ただし解約月の月額利用料は日割りにならないため、解約するなら月末に近いタイミングのほうが無駄がありません。そのほかの手続きはau公式のご利用方法およびお手続きページで確認できます。
auセカンドナンバーはこんな人におすすめ
auの「セカンドナンバー」は、1台のスマートフォンで2つの電話番号を使い分けたい人に便利なサービスです。
特に、仕事とプライベートで電話番号を分けたい人や、2台目のスマートフォンを持たずに2つ目の電話番号を使いたい人に向いています。
一方で、セカンドナンバーではデータ通信ができないなどの制限もあるため、目的によっては別のサービスを検討したほうがよい場合もあります。
セカンドナンバーが向いている人・向いていない人をまとめましたので以下をご覧ください。
- 1台のスマホで仕事とプライベートの電話番号を分けたい人
- 2台目のスマホを持ちたくない人
- 電話番号を用途ごとに使い分けたい人
- 電話番号を公開する場面とプライベートで分けたい人
- 通話・SMS用の2つ目の番号が欲しい人
- 2つ目の番号でもデータ通信をしたい人
- 対応機種を持っていない人
- 2回線を完全に別契約として運用したい人
つまり、「スマホは1台のまま、電話番号だけもう1つ欲しい」という目的なら、auのセカンドナンバーは検討しやすいサービスです。一方で、2回線目にもデータ通信が必要なら、KDDI副回線サービスなど他の選択肢も比較してみると良いでしょう。
まとめ:auセカンドナンバーなら1台のスマホで電話番号を2つ使える
auの「セカンドナンバー」は、1台のスマートフォンで2つの電話番号を使い分けられる新サービスです。月額料金は550円(税込)で、セカンドナンバーでは音声通話とSMSを利用できます。
2つ目の電話番号を持つ方法にはさまざまな選択肢がありますが、2台目のスマートフォンを用意するほどではないものの、通話・SMS用の電話番号をもう1つ持ちたい人なら、auのセカンドナンバーは検討しやすいサービスです。
仕事とプライベートの連絡先を分けたい人や、1台のスマートフォンで電話番号をスマートに使い分けたい人は、セカンドナンバーを活用してみてはいかがでしょうか。

