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この記事のまとめ:AppleCare+は「入れば安心、入らなければ損」というものではありません。落下リスクが高い人・高額なPro/Pro Maxを買った人・急な出費が家計に響く人には価値が高く、逆に丁寧に扱う人・すでにキャリア補償やモバイル保険に入っている人・2〜3年で買い替える人は無理に加入しなくても大丈夫。加入できるのは購入後30日以内なので、迷うなら期限内に結論を出しましょう。
毎年値段が上がっていくiPhone。購入時だけでなく、壊れたときの修理費用も年々高くなっています。そんな中、iPhoneを買うときに保証の有無で悩む方も多いのではないでしょうか。
iPhoneの保証の代表格と言えるのがAppleCare+です。しかし最近は「AppleCare+は必要ない」という話もよく聞くようになりました。果たして、AppleCare+は本当に必要なのでしょうか。
本記事では、AppleCare+の最新の保証内容と料金、そして加入すべき人とそうでない人の特徴をまとめました。iPhoneユーザーの方は、ぜひ次の買い替えの参考にしてみてください。
AppleCare+とは?基本の仕組み
AppleCare+は、Appleが提供する延長保証サービスです。iPhoneを購入すると標準で1年間の保証が付いてきますが、AppleCare+に加入すると保証とサポートが無期限で延長されます。さらに、うっかり落として画面を割ってしまうなどの過失による破損まで保証対象になる点が大きな特徴です。現在iPhoneのAppleCare+は「盗難・紛失プラン」のみとなっています。ここでは、その基本的な仕組みを詳しく見ていきましょう。
標準保証(ハードウェア限定保証)との違い
標準保証は、あくまで「製品自体の欠陥」だけをカバーするものです。たとえば、購入直後にバッテリーが膨張した場合は無償修理の対象になります。しかし、うっかり落として画面を割ってしまった場合は対象外です。この「過失による破損」までカバーしてくれるのが、AppleCare+の大きな強みなのです。
AppleCare+ 盗難・紛失プランの保証内容
AppleCare+ 盗難・紛失プランでは、次のような内容が保証されます。
- 保証・サポートの延長:購入日から無期限で継続(解約するまで自動更新);
- 画面・背面ガラスの損傷修理:サービス料3,700 円(税込);
- その他の過失・事故による損傷修理:サービス料12,900 円(税込)、回数の上限なし;
- 盗難・紛失時の端末交換:サービス料12,900 円(税込)、12か月間で2回まで;
- バッテリー無償交換:最大容量が80%を下回った場合が対象。
盗難・紛失補償の条件:補償を受けるには、発生時から請求手続きの全期間を通じて「探す」を有効にしておく必要があります。また、発生日から30日以内の請求が条件です。
料金プランと加入できるタイミング
iPhoneのAppleCare+ 盗難・紛失プランの料金は、機種によって以下のように異なります(税込)。
| モデル | 月払い | 年払い |
|---|---|---|
| iPhone 17e | 1,140 円 | 11,400 円 |
| iPhone 17、iPhone 16 | 1,340 円 | 13,400 円 |
| iPhone 16 Plus | 1,540 円 | 15,400 円 |
| iPhone Air、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Max | 1,740 円 | 17,400 円 |
支払い方法は「月払い」と「年払い」の2択で、どちらを選んでも解約しない限り自動で更新されます。1年間続ける予定なら、月払い10か月分の金額で12か月カバーできる年払いがお得です。加入できるのは、基本的に製品購入時か、購入後30日以内のタイミングに限られます。「あとでゆっくり考えよう」と先延ばしにすると加入し損ねる可能性があるので注意しましょう。
AppleCare+が必要な人の特徴
ここまでで、AppleCare+の仕組みと料金がわかりました。次に気になるのは「自分は入るべきかどうか」ですよね。AppleCare+が必要なのは、以下の特徴がある人です。当てはまる項目が多いほど、加入のメリットは大きくなります。
- 落下・水没など故障リスクが高い使い方をする人;
- 高額端末(Pro/Pro Maxなど)を購入した人;
- 修理費用を貯金や保険でカバーできない人。
落下・水没など故障リスクが高い使い方をする人
落下や水没など、故障リスクが高い使い方をする人はAppleCare+の必要度が高いです。たとえば、通勤中に片手でスマホを操作する習慣がある人は要注意です。満員電車での落下や、雨の日の水没リスクが高まります。
また、小さなお子さんやペットがいるご家庭も同様です。うっかり手が滑ったり、床に落としてしまう場面が増えがちです。こうした「事故が起きやすい生活環境」にある人ほど、AppleCare+の価値は高まります。未加入だと修理費が数万 円になることも珍しくありません。
高額端末(Pro/Pro Maxなど)を購入した人
iPhone 17 ProやPro Maxのような上位モデルは、本体価格が高額です。その分、画面や背面ガラスの修理費用も高くつきます。たとえば未加入の場合、画面修理だけで5万 円台になることもあります。奥まで破損すると10万 円を超えるケースもあるほどです。
一方AppleCare+なら、画面・背面ガラスの修理は3,700 円で済みます。高額モデルを選んだ人ほど、加入時の安心感は大きくなるでしょう。
修理費用を貯金や保険でカバーできない人
「もしもの出費」にどれだけ耐えられるかも、重要な判断基準です。急な数万 円の出費が家計に響く人は、少なくないはずです。参考までに、AppleCare+未加入時のiPhone 17の修理費用は以下の通りです(税込)。
| 損傷の内容 | 未加入時の修理費用 |
|---|---|
| バッテリー修理 | 17,200 円 |
| 背面ガラスの損傷 | 27,800 円 |
| 背面カメラの損傷 | 27,800 円 |
| 画面の損傷 | 57,800 円 |
| 画面および背面ガラスの損傷 | 72,600 円 |
| その他の損傷 | 105,800 円 |
このように、画面割れひとつでも5万 円を超える出費になります。さらに、本体交換が必要な故障だと10万 円を超えることもあります。こうした金額をすぐに用意できない方には、月々1,000 円台からのAppleCare+が心強い選択肢になります。毎月少しずつ備えることで、突然の高額請求を避けられるからです。逆に、修理費をすぐに用意できる余裕がある人は、無理に加入する必要はないかもしれません。ご自身の家計状況と照らし合わせて判断してみてください。
AppleCare+が不要な人の特徴
ここまで、AppleCare+が必要な人の特徴を見てきました。一方で、加入しなくても困らないタイプの人もいます。ここでは、AppleCare+が不要かもしれない人の特徴を紹介します。ご自身の状況と照らし合わせながら、読み進めてみてください。
クレカ保証・モバイル保険・キャリア端末補償で代用できる人
実は、AppleCare+以外にも端末を守る手段はあります。たとえば、一部のクレジットカードには「ショッピング保険」が付帯していることがあります。購入時にそのカードで支払えば、破損や盗難を保証してくれる場合があるのです。
また、iPhone以外の端末もまとめて守れる「モバイル保険」も選択肢のひとつです。さらに、docomo・au・ソフトバンクなど大手キャリアが提供する「端末補償サービス」も見逃せません。月額数百 円〜で加入でき、画面割れや水濡れ、盗難・紛失までカバーしてくれるプランが一般的です。回線契約とまとめて管理できる手軽さも魅力といえるでしょう。
すでにこうした保険や補償に加入している人は、AppleCare+と保証が重複する可能性があります。契約中のカードや補償プランの内容を、一度確認してみるとよいでしょう。
丁寧に扱う・ケースやフィルムで対策している人
普段からケースと保護フィルムをきちんと使っている人もいます。さらに、カバンの中でも専用ポケットに入れるなど、扱いが丁寧な方も多いでしょう。こうした人は、そもそも故障が起きるリスク自体を低く抑えられています。
実際、画面割れの多くは「裸で使っていた」「ポケットに直接入れていた」といったケースで起こりがちです。日頃の対策がしっかりできている人なら、AppleCare+がなくても大きな不安は少ないかもしれません。
2〜3年での買い替えを前提にしている人
最新モデルへ頻繁に買い替える人も、優先度は下がります。なぜなら、AppleCare+の保証期間をフルに使い切る前に手放してしまうことが多いからです。たとえば、2年ごとに機種変更する人であれば、1年間プランを更新し続けるより、買い替え費用に回した方が合理的な場合もあります。
もちろん、故障のリスクがゼロになるわけではありません。ただ、短期利用が前提なら、保証への投資対効果は薄くなりがちです。ご自身の買い替えサイクルも、判断材料に加えてみてください。
AppleCare+とモバイル保険・クレカ付帯保証・キャリア端末補償の比較
ここまで、AppleCare+が必要な人・不要な人を見てきました。次に気になるのは、他の保証サービスとの違いですよね。ここでは、代表的な3つの選択肢と比較しながら、それぞれの特徴を整理します。
補償範囲の違い
まず、対象となる端末や補償内容の違いを表でまとめました。
| 比較項目 | AppleCare+ | モバイル保険 | クレカ付帯保証 | キャリア端末補償 |
|---|---|---|---|---|
| 対象端末 | Apple製品のみ | 複数台・他メーカーも可 | 指定カードで購入した端末 | 契約回線の端末のみ |
| 画面割れ・破損 | 〇 | 〇 | △(条件による) | 〇 |
| 水濡れ | 〇 | 〇 | △(条件による) | 〇 |
| 盗難・紛失 | 〇(iPhone等一部対象) | 〇 | ✕(対象外が多い) | 〇 |
| 補償期間 | 加入中はずっと(自動更新) | 加入中はずっと | 購入後90日など短期が多い | 契約中(機種変更で終了する場合あり) |
こう見ると、AppleCare+とキャリア補償は補償範囲が近いことがわかります。一方、モバイル保険は複数端末をまとめたい人向けです。クレカ付帯は無料な分、条件が厳しめな点に注意しましょう。
月額料金・自己負担額のシミュレーション比較
続いて、iPhone 17を例に費用感を比較してみます。
| 比較項目 | AppleCare+ | モバイル保険 | クレカ付帯保証 | キャリア端末補償 |
|---|---|---|---|---|
| 月額目安 | 1,340 円 | 700 円台〜 | 追加費用なし(年会費内) | 数百 円〜1,000 円台 |
| 画面修理の自己負担 | 3,700 円 | 立て替え後に保険金請求 | 条件を満たせば実費相当 | 数千 円〜1万 円程度 |
| その他損傷の自己負担 | 12,900 円 | 立て替え後に保険金請求 | 条件を満たせば実費相当 | 機種代の一部負担 |
| 未加入時の画面修理費(参考) | 57,800 円 | |||
料金だけを見ると、モバイル保険が最も安く感じられます。ただし、修理費用を一度自分で立て替える手間がある点は覚えておきましょう。AppleCare+は月額こそやや高めですが、未加入時と比べると画面修理だけで5万 円以上お得になります。窓口が一本化されている分、手続きがシンプルな点も魅力です。ご自身が「安さ」と「手軽さ」のどちらを優先したいか、整理してみてください。
AppleCare+の加入・解約時の注意点
ここまで、AppleCare+の必要性や他社サービスとの違いを見てきました。最後に、実際に加入・解約する際の注意点を確認しておきましょう。事前に知っておくことで、あとから後悔せずに済みます。
購入後30日以内という加入期限に注意
まず気をつけたいのが、加入できる期限です。AppleCare+は、原則として製品購入後30日以内にしか加入できません。「あとで考えよう」と先延ばしにしていると、期限を過ぎてしまうことがあります。実際、購入から1か月以上経ってから加入を検討する人は少なくありませんが、その時点ではすでに手続きができない状態です。加入を迷っている場合は、期限内に一度結論を出しておくと安心です。
なお、途中加入する際には注意点もあります。すでに画面にヒビが入っていたり、機能不良があったりする場合は対象外になることがあるのです。加入前から生じていた損傷は、保証の対象にならない点を覚えておきましょう。
解約・返金について
AppleCare+は、月払い・年払いのどちらも自動更新される仕組みです。そのため、機種変更や端末を手放すタイミングで、解約を忘れないよう注意しましょう。使わなくなった端末の保証料が、気づかないうちに引き落とされ続けるケースもあります。
解約手続きは、設定アプリやApple公式サイトから行えます。たとえば、下取りに出す前に解約しておけば、余計な支払いを防げます。また、年払いで一括で支払った契約を解約すると、未経過分が返金されることがあります。日割り計算で返金される仕組みですが、手数料がかかる場合もあるため確認が必要です。端末を手放す予定がある人は、解約と返金のルールも事前にチェックしておくとよいでしょう。
よくある質問(FAQ)
使い方と家計によります。落下・水没のリスクが高い人、iPhone 17 ProなどのPro/Pro Maxを購入した人、急な数万円の出費が家計に響く人には加入の価値が十分あります。未加入だと画面修理だけで5万 円を超えることもあるためです。一方、丁寧に扱っていて、すでにキャリアの端末補償やモバイル保険に入っている人は、無理に加入する必要はありません。
原則として製品購入後30日以内に限られます。「あとで考えよう」と先延ばしにすると加入し損ねる可能性があります。また、途中加入の際にすでに画面のヒビや機能不良がある場合は、その損傷は保証の対象外になります。迷っている場合は期限内に一度結論を出しておきましょう。
iPhone 17(およびiPhone 16)の盗難・紛失プランは、月払い1,340 円・年払い13,400 円(いずれも税込)です。1年間続ける予定なら、月払い10か月分の金額で12か月カバーできる年払いのほうがお得です。iPhone AirやiPhone 17 Pro/Pro Maxは月払い1,740 円とより高くなります。
iPhone 17の場合(税込)、画面の損傷で57,800 円、背面ガラスの損傷で27,800 円、画面および背面ガラスの損傷で72,600 円、その他の損傷では105,800 円かかります。AppleCare+に加入していれば、画面・背面ガラスの修理はサービス料3,700 円で済みます。
補償が重複する可能性が高いです。docomo・au・ソフトバンクなどの端末補償サービスは、画面割れ・水濡れ・盗難紛失までカバーするプランが一般的で、AppleCare+と補償範囲が近くなります。すでに加入している人は、契約中の補償内容を一度確認してから判断するのがおすすめです。
まとめ:使い方と家計で判断しよう
ここまで、AppleCare+の仕組みから料金、必要性まで詳しく解説してきました。最後に、判断基準を簡単に振り返っておきましょう。AppleCare+が向いているのは、次のような人です。
- 落下・水没など故障リスクが高い使い方をする人;
- iPhone 17 Proなど、高額な端末を購入した人;
- 急な数万 円の出費が家計に響きやすい人。
実際、未加入だと画面修理だけで5万 円以上かかることもあるため、備えておく価値は十分にあるでしょう。一方で、次のような人は無理に加入しなくても大丈夫かもしれません。
- クレジットカードやモバイル保険、キャリアの端末補償で代用できる人;
- ケースやフィルムで日頃から丁寧に扱っている人;
- 2〜3年で買い替えを前提にしている人。
たとえば、すでにキャリアの端末補償に加入している場合は、補償内容が重複してしまう可能性があります。一度、現在の契約内容を見直してみるとよいでしょう。加入を検討している人は、期限にも注意が必要です。AppleCare+は購入後30日以内でなければ加入できません。「あとで決めよう」と先延ばしにすると、機会を逃してしまいます。迷っている場合は、期限内に一度結論を出しておくのがおすすめです。ご自身の使い方やライフスタイルに合わせて、最適な選択をしてみてください。