縛り無し・解約金なし光回線には何か落とし穴・デメリットはない？

いつ解約しても解約金がかからない“縛り無し光回線”。人気の反面、何かデメリットもあるのでは？と気になる人も。ここでは、縛り無し光回線の落とし穴ともいえるポイントを解説します。

縛り無し光回線のデメリット①スマホセット割がない

縛りあり光回線にはあって縛り無し光回線にないものの筆頭は、スマホのセット割引です。

携帯電話料金が毎月割引になるスマホセット割は、家族全員が同じキャリアのスマホを使っていればかなりお得になります。割引内容や条件は以下を参照してください。

縛り無し光回線は下記のようなキャリアスマホのセット割に非対応なので、キャリアスマホプランの愛用者にとってはメリットが薄れてしまいます。

※表示金額は全て税込です。

大手キャリアのオンライン専用スマホプランはセット割対象外

ドコモ・SoftBank・auの3大キャリアが2021年3月から提供開始するオンライン申込み専用のスマホプランは、光回線とのスマホセット割に対応していません。

そもそも月間20GBまで高速通信が使えて月額2,728円～(税込)と格安なので、スマホセット割の対象外になったと考えられます。つまり、今後これらのキャリア新ブランドに乗り換える方は、縛り無し光回線にしても損しません。

光回線のスマホセット割に非対応の新ブランドスマホプラン ・ドコモ ⇒ ahamo（アハモ）
・au ⇒ povo（ポヴォ）
・ソフトバンク ⇒ LINEMO（ラインモ）

縛り無し光回線のデメリット②申込み特典が少ない

光回線の新規申込み特典といえば、高額キャッシュバックや工事費無料、月額料金の大幅割引などが一般的です。ところが、縛り無し光回線ではそのような申込み特典が少ないのも事実。

「光回線にせっかく申し込むならできるだけ特典が多い方がいい」人にとって縛り無し光回線は一見、魅力が半減するかもしれません。

とはいえ、縛り無し光回線にも特典は目立たないながらも存在します。下記にて、申込み特典がある縛り無し光回線を紹介しています。

縛り無し光回線のデメリット③解約時に違約金以外の費用が発生する

縛り無し光回線の最大のメリットは、いつ解約しても違約金（解約事務手数料）がかからないことですが、違約金以外の費用が発生する場合もあります。

違約金以外に発生する可能性がある費用

• 工事費の残債
• 回線撤去費用
• レンタル機器の破損・未返却時の弁済費用

もし回線工事費を分割支払いしており、解約時に支払いを終えていない場合は、残債を一括請求されることになります。また、借家やアパートから回線設備を撤去する必要がある場合、回線撤去費用を請求されることもあります。

とはいっても、これらの費用は縛りがある光回線でも同じく発生し得ます。そのためデメリットというよりも、違約金以外に費用が発生するという落とし穴もあり得ると考えればOKです。

縛り無し光回線のデメリット④条件付きの縛り無し光回線もある

最低利用期間という条件があるものの、自動更新がない光回線も存在します。最低利用期間が過ぎれば縛りはなくなりますが、最低利用期間中に解約すると契約解除料が発生するため注意が必要です。

条件付きの縛り無し光回線の代表格がIIJmioひかりです。格安SIMのIIJmio（アイアイジェイミオ）でおなじみのプロバイダIIJが提供する光回線となっています。

IIJmioスマホとのセット割引「mio割」でお得になり、キャンペーンも適用すると最初の6ヵ月間418円～（税込）と、驚きの安さで始められるのがポイントです。

IIJmioひかり
月額料金（税込）：マンション3,696円／戸建て4,796円※mio割適用時
最低利用期間：利用開始日から24ヵ月
最低利用期間内解除調定金：5,000円（不課税）

デメリットの少ない縛り無し光回線「エキサイトMEC光」

ここまで縛り無し光回線の落とし穴を考えてきましたが、デメリットが少なくおすすめできる縛り無し光回線「エキサイトMEC光」を紹介します。

エキサイトMEC光のデメリットはスマホセット割がないことだけ。通信スピードの速さとコストパフォーマンスを両立させていて、高く評価されている縛り無し光回線です。

これから、エキサイトMEC光の3つの注目ポイントを解説します。

1. IPv6(IPoE)対応で安定の速さ
2. 月額料金が安い
3. 初期費用・工事費無料

①IPv6(IPoE)対応で安定の速さ

エキサイトMEC光は次世代の通信方式IPv6(IPoE)を採用しており、時間帯に関わらず安定した高速通信を実現しています。

光回線の従来の通信方式IPv4(PPPoE)は通信が混雑しやすく、速度の低下が目立ってきています。それに対してIPv6(IPoE)は通信混雑を避けることができるので、速度が低下しにくいわけです。

分かりやすく例えると、従来のIPv4(PPPoE)は一般道路で、エキサイトMEC光のIPv6(IPoE)は高速道路です。エキサイトMEC光なら、いつでも高速道路をスイスイ走っているようなスムーズなインターネットが可能ということです。

下記を見ると、どの時間帯でも高速スピードが出ていることが分かって頂けるでしょう。

※参考「みんなのネット回線速度」2021年2月時点

②月額料金が安い

エキサイトMEC光は月額料金が業界最安級です。下記の料金比較表を見ると分かる通り、他の大手光回線よりも安い金額設定になっています。

大手の光回線サービスでは契約縛りを条件に安くなる場合が多いですが、エキサイトMEC光は契約縛りがないのに月額が安いのも大きなポイントです。

また、エキサイトMEC光は月額料金がずっと一律なのも助かります。他の多くの光回線は最初の数か月など大幅に割引されるものの、その後に通常料金になるため割高に感じてしまいます。エキサイトMEC光は最初からシンプルに安いので分かりやすいんです。

③初期費用・工事費無料

エキサイトMEC光の新規申込者限定で、初期費用・工事費用が無料になります（フレッツ光回線を新設する場合）。さらに月額料金も12ヵ月間割引され、戸建て4,433円・マンション3,360円（税込）と非常にお得です。特に大々的にキャッシュバック等はおこなっていませんが、およそ30,000円も費用が浮くことになります。