プロバイダーによってつながりやすさは違う?

プロバイダーによってつながりやすさは違う?
プロバイダーによってつながりやすさ、ネットの安定性や通信速度は違うのでしょうか?

私達が普段使っているインターネットですが、サクサク快適な時もあれば、あれ、ちょっと遅い?と思う時もあります。このネットのつながりやすさはプロバイダーによって違うのでしょうか?他のプロバイダーに変えたらつながりやすくなるのでしょうか。

まずはプロバイダーって何?どんなプロバイダーがある?

プロバイダーとは、英語のインターネット・サービス・プロバイダー(Internet Service Provider)の略で、家庭やオフィスのパソコンをインターネットに接続してくれる事業者の事です。

私達がインターネットを使うためにはプロバイダーとの契約が必須です。加えて、物理的なインフラとなるインターネット回線を各家庭やオフィスに設置したり管理したりするインターネット回線業者との契約も必要です。インターネット回線業者ととプロバイダーの両方と契約する事でインターネットを使えるようになります。

現在、日本には大小あわせると何百社というほど多くのプロバイダーがあります。その中でも大手のプロバイダーをリストにしました。

大手のプロバイダー会社
インターネット・プロバイダー会社 概要 インターネット・プロバイダー会社 概要
OCN 日本最大規模のプロバイダー。NTTコミュニケーションズが運営。 Yahoo!BB ソフトバンクのプロバイダーです。
ぷらら NTT東日本系列のプロバイダーです。 ビッグローブ 老舗の大手プロバイダーです。
ニフティ 大手プロバイダーで今では家電量販店ノジマの子会社です。 ソネット 会員数3番目を誇る。”So”はソニーのSoからです。
hi-ho 回線はフレッツ光を扱っています。 @TCOM アットティーコムと読みます。
イッツコム 東急沿線向けサービス。ケーブルTVなども扱っています。 GMO 回線はフレッツ光など扱っています。

プロバイダーによってつながりやすさは違う?

それではインターネットのつながりやすさは契約するプロバイダーによって違うのでしょうか?他のプロバイダーに変えたらつながりやすくなるのであれば変えたいと思う方もいるでしょう。

NTTの公式ページによれば、「フレッツ光は、どのプロバイダであっても速度は同じである。」としています。ただ、口コミでは、同じフレッツ光でもプロバイダーによってつながりやすさが異なる、というコメントが少なからず見受けられます。

実際はどうなのでしょうか?

そもそも、インターネットのつながりやすさって何?

つながりやすさとは、つまり回線品質を指すと考えられます。回線の品質が高ければつながりやすいですし、低ければつながりにくいというわけです。

また、この回線品質も以下の2つに分かれます。

 回線自体の速度

速度というのは、よく1Gbpsや100Mbpsなどと表示されているものです。光回線なら、よく1Gbps(毎秒1ギガ)!という宣伝文句をよく目にしますね。回線自体の速度、これはまさに、回線によるものなので、プロバイダーの力の範疇外です。このため、プロバイダーは関係ないことが分かります。

 回線の安定性

プロバイダーによってつながりやすさは違う?

インターネットの繋がりやすさは道路に似てます

一方、回線の安定性に関しては、プロバイダーによる部分が大きいと言えます。各プロバイダーは、バックボーンと呼ばれる基幹回線を持っていますが、このバックボーンの収容能力と利用人数によって、回線の安定性が変わります。

これはよく道路に例えられるます。道路が広ければ(バックボーンの収容能力が高ければ)混みにくく(繋がりやすく)、また車自体が多いと(その回線を使う利用者が多いと)渋滞します(繋がりにくくなります)。

一般的には、大手の会社や地域限定の会社の方が安定性が高いと言われています。大手の会社はバックボーンのクオリティが高く、地域限定の会社はバックボーンあたりの利用人数が少ないからです。

プロバイダーによってつながりやすさは違う?・結論

インターネット上ではプロバイダーによってつながりやすさに違いがあるという意見は多いものの、残念ながらその根拠となる公式のデータは現状ありません。

プロバイダーがどのくらいの設備やバックボーンを持っているかという情報は全て非公表となっているため、一般のユーザーには知ることができないのです。

プロバイダーがデータを公開していない以上あくまでつながりやすさは、推測にはなりますが、バックボーンのクオリティや利用人数によってネットのつながりやすさにばらつきがあり、かつ当然プロバイダーによって、バックボーンの規模とクオリティーに差があることを考えれば、プロバイダーによってつながりやすさは違うと考えられるでしょう。

通信品質の高いプロバイダーOCNOCNを提供しているNTTコミュニケーションズは、世界的な「Tier1」とよばれるIPバックボーンを運用している、数少ないプロバイダーです。OCNの品質は高いと言えます。ただし、これをどれだけの人数に割り当てているかという事は非公開なため、必ずしもつながりやすいとは言い切れません。

インターネットのつながりやすさは、利用者の状況、環境によっても異なる

また、インターネットのつながりやすさというのは実は、利用者の状況、環境によっても異なり、これらが影響する部分も非常に大きいと言われています。

例えば、住居が一戸建てかマンションか(一戸建ての方がつながりやすいと言われています。)、また、インターネットを有線で使っているのか無線で使っているのか(有線の方がつながりやすいと言われています。)。家の中で同時に使っている人数や室内の環境が異なればつながりやすさも変わります。

時間によっても当然ネットのつながりやすさは変わります。一般的に、アクセスが集中しやすい20時~24時の間はつながりにくいと感じる人が多く、早朝や昼間はつながりやすい、というのは皆さんも経験があるのではないでしょうか。この時間によってつながりやすさが変わる原因は、プロバイダの混雑によるものです。

プロバイダーを変更してつながりやすくなった!もしくは逆に遅くなった!と感じることがあるかと思いますが、純粋にプロバイダーの違いによるものなのか、ネットを使用している時間帯によるものなのか、はたまた、アクセスしているそのサイトの重さによるものなのか、判断することはできません。

例外はモバイル回線WiMAX

モバイル回線のWiMAX(ワイマックス)も様々なプロバイダーから申込みする事が出来ますが、WiMAXプロバイダーによってつながりやすさは変わるのでしょうか?

答えはNOです。WiMAX(ワイマックス)のプロバイダーは申込みや料金の部分のみにかかわっているため、WiMAXの場合はプロバイダーによって回線速度や品質の違いに差が生じることがありません。

WiMAXを契約するならば、サービス提供元のUQコミニュケーションズと直接契約しても、その他プロバイダーと契約しても、つながりやすさには影響はありません。

光回線やADSL回線など有線のプロバイダーとはまた違うのです。

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