格安SIM - DTI SIMはおすすめ? - 評判やデメリットもチェック

格安SIMの中でも、手頃な値段が人気のDTI SIM。名前にピンとこない人もいるかもしれませんが、ユーザーのニーズに合わせたユニークな料金プランを展開しています。そんなDTI SIMのメリット・デメリットや気になる評判を見てみましょう。
- DTIの格安SIMのメリットは、なんといっても料金が安い事です。
- 初めてDTI SIMを申し込む人に半年間のお試しプランが、他にもYouTubeとTwitterが見放題というユニークなプランもあります。
DTI SIMの概要
DTI(ドリーム・トレイン・インターネット) といえば、インターネットプロバイダーとしても安定した人気を誇っています。そのDTIが提供する格安SIMが「DTI SIM」です。
DTI SIMは、数ある格安SIMの中で知名度こそあまり高くはありませんが、料金の安さは折り紙つきです。また、ユーザーのニーズに寄り添った料金プランを提供しています。
DTI SIMでは、他の多くの格安SIMカード会社と同様、以下の3種類のSIMカードから選ぶことになります。
データプラン
・・・データ通信専用のSIMカードです。SMSは使えません。電話番号はなく、通話はLINEなどを使用することになります。
データSMSプラン
・・・データ通信とSMS機能が付いているSIMカードです。通話するには、LINEなどを使用する必要があります。
音声プラン
・・・通話機能に加えて、データ通信とSMS機能も付いているSIMカードです。今まで使っていた携帯電話番号の引き継ぎ(MNP)も可能。
DTI SIMのメリット
DTI SIMを購入するかどうか決める前に、メリットとデメリットを比較して自分にとってどちらが大きいかを考えることが大事です。

格安SIMには珍しいネット使い放題プラン
格安SIM各社は、ソフトバンク・ドコモ・auの各キャリアよりも料金が安いのは間違いありません。中でもDTI SIMは、格安SIM業界最安クラスの料金プランを展開しています。
容量 | データ通信専用SIM | データSMS付SIM | 音声通話付きSIM |
---|---|---|---|
1GB | 600円 | 750円 | 1,200円 |
3GB | 840円 | 990円 | 1,490円 |
5GB | 1,220円 | 1,370円 | 1,920円 |
10GB | 2,100円 | 2,250円 | 2,800円 |
ネット使い放題 | 2,200円 | 2,350円 | 2,900円 |
DTI SIMのデータプランの最小容量である1GBは600円(税抜)という安さです。また、3GBプランでもデータプラン・データSMSプランなら千円以下というのも驚きの価格といえます。
次に、DTI SIMの音声通話付きSIMと、auの同等プランとの料金比較をしてみましょう。
au | DTI SIM | |
---|---|---|
国内通話料 | 20円/30秒 | 3円/1通、受信無料 |
SMS | 3円/1通、受信無料 | 990円 |
- 1GB | 2,980円 | 1,200円 |
- 2GB | 3,980円 | - |
- 3GB | 4,480円 | 1,490円 |
- 5GB | 5,480円 | 1,920円< |
- 10GB | - | 2,800円 |
- 20GB | 6,480円 | - |
ネットつかい放題 | - | 2,900円 |
通話料金やSMSにかかる費用はauもDTI SIMも同じです。ですが、データ通信の料金を見てみるといかに違うかが良く分かります。
auの最安プランは1GBの2,980円ですが、DTI SIMは一番高い「ネット使い放題」でも2,900円と、auの1GBプランよりも安くなっています。これは驚きの料金差ではないでしょうか?
ここではauを実際の例にとって比較しましたが、ドコモやソフトバンクなどの大手キャリアも料金設定はほぼ同じです。スマホでインターネットを多く利用する人であれば、大手キャリアからDTI SIMに切り替えると格段に安くなるのは間違いありません。

YouTubeとTwitter見放題プラン
次に、DTI SIMにはYouTubeとTwitterのヘビーユーザーに嬉しい、YouTubeとTwitterが見放題+7GB付きというユニークなプランがあります。YouTubeとTwitterで使われるデータ容量はノーカウントです。
データ通信専用SIMのプラン「DTI見放題SIM」なら、月額2,430円という低価格です。YouTubeとTwitterを頻繁に利用するという方にはとても魅力的なプランといえますね。
プラン名 | 容量 | プラン内容 | 月額基本料金 |
---|---|---|---|
DTI見放題SIM (データ通信専用) |
7GB | YouTube、Twitter、マイナビサイトがノーカウント | 2,430円 |
20's SIM データプラン (データ通信専用) |
7GB | YouTube、Twitter、マイナビサイトがノーカウント
|
2,880円 |
20's SIM 音声プラン | 7GB | YouTube、Twitter、マイナビサイトがノーカウント
|
3,980円 |
半年間無料のお試しプラン
はじめてDTIの格安 SIMを申し込む人限定の、驚きのプランもあります。なんと6か月もの間、月額の基本料金(音声通話部分を除く)が0円というお試しプランです。
初めてDTIの格安 SIMを申し込むなら、ぜひ利用したいですね。
容量 | データ通信専用SIM | データSMS付SIM | 音声通話付きSIM |
---|---|---|---|
1GB | 600円 | 750円 | 1,200円 |
3GB | 840円 | 990円 | 1,490円 |
5GB | 1,220円 | 1,370円 | 1,920円 |
10GB | 2,100円 | 2,250円 | 2,800円 |
ネット使い放題 | 2,200円 | 2,350円 | 2,900円 |
ちなみに「DTI SIM でんわ定額プラン 3GB」とは、DTI SIM 音声プラン 3GBに「おとくコール10」がセットになったプランになります。おとくコール10は、月額820円(税抜)で国内通話が10分以内かけ放題になるオプションです。
音声通話付きSIMを申し込むつもりの方なら、間違いなくこのプランがおすすめです。

DTI SIMのデメリット
DTI SIMには、他の格安SIMと比べてデメリットもあります。
スマホとのセット販売がない
DTI SIMは、SIMカードのみの取り扱いとなっています。携帯電話本体を販売していないため、DTIのSIMカードを使う人は携帯電話を別に用意しないといけません。
また他の格安SIMであれば、スマホとSIMカードをセットで購入することで、割引やキャンペーンなどの恩恵を受けられることがあります。その点でも、DTI SIMだと当然ながらセット販売の特典を得られません。
もちろん、これまで使用していた携帯電話があればDTIのSIMカードに差し替えて引き続き使用することができます。
なお、DTI SIMはドコモの回線を利用している関係で、ドコモの機種であればSIMを差し替えるだけで使えます。それに対して、auとソフトバンクの機種を使う場合はまずSIMロック解除する必要があります。
公式アプリがなく不便
キャリアはもちろん、格安SIMによっても公式アプリがあります。公式アプリでは請求額の確認や現時点までのデータ使用量、高速/低速モード切替など、様々な情報をすぐに確認できて便利です。
しかしDTI SIMには、残念ながら公式アプリがありません。過去の請求額やデータ使用量を知るためには、MyDTIというDTIのホームページ上から確認する必要があります。
他の格安SIMより手数料が高いこともある
DTI SIMを解約すると、SIMカードを期日までにDTIに返却しないといけません。未返却だと3,000円(税抜)の違約金が請求されてしまいます。格安SIMによってはSIMの返却が必須ではないところもありますが、DTI SIMでは気を付けましょう。
また、DTI SIMから他社に番号そのままで乗り換える(MNP)場合、MNP転出手数料が5,000円もかかります。他の格安SIMでは一般的にMNP転出手数料は3,000円ですので、DTIは高いといえます。
さらに、「音声プラン」の契約には12ヵ月間の最低利用期間があることも忘れないようにしましょう。この期間に解約や通信専用プランに変更をすると9,800円の解約手数料が発生します。(他の格安SIM会社でも音声通話SIMの場合は最低契約期間があります)
DTI SIMの評判
DTI SIMは特徴的なプランで知られる格安SIMですが、実際の評判はどうなのでしょうか?
とにかく安くてお得感がある
やはり、格安SIMの中でも料金の安さが注目されているようです。中でも、インターネットが使い放題の「ネットつかい放題プラン」は、音声通話付きSIMでも2,900円(税抜)と衝撃の安さです。
データ容量制限なしのプランというのは、事実上DTI SIMの専売特許となっています。そのため、他の格安SIMを使用している人の中でもDTI SIMに乗り換えを検討する人は多いようです。
また、YouTubeが見放題のプランも、特に若い人には人気となっています。数ある格安SIMを見渡しても、このようなユニークなプランを展開しているところはあまり見当たりません。
ネットを使いすぎると通信制限がかかる
DTI SIMの「ネットつかい放題プラン」はデータ容量無制限のプランとはいえ、注意が必要なようです。なぜなら、インターネットをヘビーに利用している通信速度が遅くなることがあるからです。
DTI SIMによると、この通信制限について次のように説明されています。
ネットつかい放題プランにつきましては、通信量が他の利用者の平均利用容量を著しく超えるときは通信速度が一時的に遅くなることがあります。(制御後の速度は上り下りともに200kbps以下)制御は毎日0:00に解除されます。
ここでは、どれ位ネットを使うと制限がかかるのか具体的な数値は示されていません。ただ「平均利用容量を著しく超える」場合に200kbps以下に制御される、とあります。
そこで、DTI SIMを利用している人の評価を見てみると、何人もの人が「1日1GB」を超えると夜0時まで通信制限がかかる、とレビューしています。つまり、実質は一ヵ月30GBのデータプランと同等だというのです。
これはあくまでネット上でのユーザーによる評価ですし、DTI SIMがこの件に関しての具体的な情報を公表していないため断言はできません。しかし、ネットつかい放題プランは実際のところ好きなだけネットを使えるというわけではないようです。
DTI SIMがおすすめな人とは
DTI SIMがおすすめなのはどんな人でしょうか?
これまで格安SIMを使ったことがない人
DTI SIMには、半年間無料のお試しプランが用意されています。格安SIMを使ってみたいけどちょっと不安という人は、DTI SIMのお試しプランがおすすめです。
就職活動している若者
DTI SIMの「20's SIM 音声プラン」なら、若者の利用率が高いYouTube、Twitterに加えて、マイナビサイトがデータ容量にカウントされません。就職ならマイナビサイトといわれていますから、就活中の若い人にとっては助かるプランでしょう。
家に固定インターネットがある人
DTI SIMは、上記の通りネット通信を使いすぎると通信制限がかかることがあります。ですから、DTI SIMだけで全ての通信をまかなうのには向いていません。
家に固定インターネットがあって家ではWi-Fi接続を使える、スマホのモバイルネット通信は外出時だけという人であれば、DTI SIMを何の支障もなく使えるでしょう。
おすすめSIM会社

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