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NTTドコモは2026年9月1日、「ドコモ ポイ活 MAX」「ドコモ ポイ活 20」「eximo ポイ活」「ahamo ポイ活」のポイント進呈条件を変更すると発表しました。
今回の変更では、ポイ活で獲得したdポイントの分だけ、ドコモ料金に対するポイント還元の計算対象額が少なくなる仕組みになります。
さらに、ドコモのポイント経済圏で人気の高い「dカード PLATINUM」も2026年12月利用分から還元条件が変更されます。
「ドコモのポイ活ならポイントがたくさん貯まる」と考えて利用している人にとっては、ポイント獲得額が変わる可能性がある今回の改定。具体的に何が変わるのか、詳しく見ていきます。
ドコモのポイ活が12月から変更
今回、ポイント進呈条件が変更されるのは、以下の4つのポイ活プランです。
- ドコモ ポイ活 MAX。
- ドコモ ポイ活 20。
- eximo ポイ活。
- ahamo ポイ活。
変更されるのは、2026年12月利用分からです。
これまでの仕組みでは、各種割引後のドコモ料金をもとに、契約しているポイ活プランや支払い方法に応じたポイントが進呈されていました。
12月利用分からは、ここに新しい計算方法が導入されます。
ポイ活特典でもらったポイントを差し引いて計算
12月利用分からは、ポイント還元の計算対象となる料金から、ポイ活特典として獲得したポイント相当額が差し引かれます。
イメージすると、これまでは、
割引後のドコモ料金 → ポイント還元
でした。
12月からは、
割引後のドコモ料金 − ポイ活特典として獲得したポイント → ポイント還元
となります。
つまり、ポイ活によって獲得したポイントが多いほど、ドコモ料金に対して付与されるポイントの計算対象額が小さくなります。
ドコモは今回の変更について、還元率そのものを変更するものではないとしています。
しかし、同じ料金を支払っていても、最終的に獲得できるポイント数が少なくなるケースがあります。
具体的にどれくらいポイントが減る?
ドコモが公開している例を見てみましょう。
「ドコモ ポイ活 MAX」で、各種割引後の料金が7,680 円、ポイ活特典として3,500ポイントを獲得したケースを考えます。
2026年11月利用分まで
これまでは、
7,680 円
がポイント還元の計算対象です。
2026年12月利用分から
12月からは、ポイ活特典として獲得した3,500ポイントを差し引きます。
7,680 円 − 3,500 円=4,180 円
そのため、ポイント還元の計算対象は7,680 円から4,180 円になります。
仮に20%還元の場合、単純計算では、
ポイント計算対象額の比較(ドコモ ポイ活 MAXの例)
| 11月利用分まで | 12月利用分から | |
|---|---|---|
| 割引後料金 | 7,680 円 | 7,680 円 |
| ポイ活特典 | 3,500ポイント | 3,500ポイント |
| ポイント計算対象額 | 7,680 円 | 4,180 円 |
| 20%の場合 | 1,400ポイント相当 | 800ポイント相当 |
となり、600ポイント相当の差が生じます。
※実際のポイント進呈には、対象金額の計算方法や進呈上限などの条件があります。
このように、今回の変更は「還元率が20%から15%になる」といった単純な還元率の引き下げではありません。
ポイ活で獲得したポイントを、別のポイント還元の計算対象から差し引くことがポイントです。
「ポイ活で貯めたポイント+料金のポイント」が取りにくくなる
今回の変更を簡単に表すと、これまでの「ポイ活によるポイント獲得」のメリットが一部小さくなる形です。
例えば、
dカードなどで対象決済
↓
ポイ活特典としてdポイントを獲得
↓
さらにドコモ料金についてもポイント獲得
という流れだったものが、12月からは、
dカードなどで対象決済
↓
ポイ活特典としてdポイントを獲得
↓
そのポイント相当額をドコモ料金のポイント計算対象から差し引く
という仕組みになります。
そのため、ポイ活特典を上限近くまで獲得している人ほど、今回の変更による影響が大きくなる可能性があります。
一方、ポイ活特典の獲得額が少ない場合は、影響も小さくなります。
dカード PLATINUMも12月から改定
今回変更されるのはポイ活プランだけではありません。
ドコモの上位クレジットカードであるdカード PLATINUMについても、2026年12月利用分からポイント進呈条件が変更されます。
特に注目したいのが、最大還元率が適用される期間の短縮です。
これまでは、dカード PLATINUMに入会した場合、入会初年度はショッピング利用額にかかわらず最大還元率が適用される仕組みがありました。
しかし、2026年12月利用分からは、この期間が、
入会月から2か月後まで
に短縮されます。
つまり、これまでのように「dカード PLATINUMに入会したら、最初の1年間は最大還元率」と考えて利用することはできなくなります。
dカード PLATINUMを新しく申し込む人は、最大還元率が適用される期間を確認しておく必要があります。
dカード PLATINUMのドコモサービス還元率も変更
dカード PLATINUMでは、ドコモの携帯電話料金やドコモ光などの料金に対してポイントが付与されます。
12月利用分からは、一部のサービスについて還元率も変更されます。
例えば、ショッピング利用額が月20万円以上の場合、入会3か月目以降の還元率は以下のようになります。
dカード PLATINUMの変更後の還元率(ショッピング利用額が月20万円以上の場合)
| 対象サービス | 変更後の還元率 |
|---|---|
| ドコモのケータイ料金 | 20% |
| ドコモ光 | 12% |
| dカード積立 | 最大3.1% |
なお、ケータイ料金については今回の改定による還元率の変更はありません。
また、dカード積立についても最大3.1%という還元率自体は変更されません。
一方、ドコモ光などでは、これまでと比べて還元率が低くなるケースがあります。
2027年1月には通常のdカードも変更
ドコモのポイント改定は12月だけではありません。
2027年1月利用分からは、通常のdカードのショッピング利用に対するポイント還元率も変更されます。
これまで通常のdカードは、100 円(税込)につき1ポイント、つまり基本還元率1%でした。
2027年1月利用分からは、200 円(税込)につき1ポイントとなり、基本還元率は0.5%になります。
そのため、2026年秋以降は、
- 2026年10月:一部サービスのポイント条件変更。
- 2026年12月:ポイ活プラン・dカード PLATINUMの条件変更。
- 2027年1月:通常のdカードの基本還元率変更。
と、複数の改定が続くことになります。
ドコモのポイ活は「改悪」なのか?
今回の変更では、すべての還元率が一律に引き下げられるわけではありません。
例えば、ポイ活プランについては還元率自体は維持されます。
しかし、ポイ活で獲得したポイントが別のポイント還元の計算対象から差し引かれるため、実際に受け取れるポイントが減少するケースがあります。
また、dカード PLATINUMでは最大還元率の適用期間が短縮されるほか、一部サービスの還元率も変更されます。
そのため、「還元率は変わらないから今までと同じ」と考えるのではなく、自分が毎月どれくらいポイ活特典を獲得しているか、dカードをどのように利用しているかを確認することが重要です。
まとめ:12月からドコモのポイ活はどう変わる?
2026年12月利用分から、ドコモのポイ活プランではポイントの計算方法が変更されます。
最大のポイントは、ポイ活特典として獲得したポイント相当額が、ドコモ料金のポイント還元の計算対象から差し引かれることです。
そのため、ポイ活で多くのポイントを獲得している人ほど、ドコモ料金に対して付与されるポイントが減少する可能性があります。
さらに、dカード PLATINUMでは最大還元率が適用される期間が短縮され、一部のドコモサービスでも還元条件が変更されます。
そして2027年1月には、通常のdカードの基本還元率も1%から0.5%へ変更される予定です。
ドコモのポイ活・dカードを利用している人は、2026年12月を境に、自分が毎月どれくらいポイントを獲得できるのかを一度計算し直してみるとよいでしょう。
また、2025年12月1日以降に一度もdポイントを使っていない(ためていない)人は、2026年12月2日に保有しているdポイントがすべて失効します。dポイントの有効期限と使い道はdポイントの使い道まとめで解説しています。
