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「FIT(フィット)電気」とは?「グリーン電力」とは違うの?分かりやすく解説!

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FIT(フィット)電気という言葉を聞いたことがありますか?「FIT電気」とは何を意味し、「グリーン電力」とどう違うのか詳しく説明します。

FIT(フィット)電気とグリーン電力とは?その違いは?
  • 「FIT電気」とは、Feed-in Tariffs(フィードインタリフ)制度=固定価格買取制度によって交付金を受けた再生可能エネルギーです。
  • 「Feed-in Tariffs(フィードインタリフ)制度」と「固定買取制度」は同義です。  
  • FIT電気とは再生可能エネルギーですが、FIT電気という名前の電気料金プランが再生可能エネルギー100%の電気というわけではありません。

「FIT(フィット)電気」ってなに?

FIT(フィット)電気とグリーン電力とは?その違いは?

FIT(フィット)とは固定価格買取制度のこと。では、固定価格買取制度とは?

FIT(フィット)電気とは、固定価格買い取り制度(FIT=Feed-in Tariff 制度)によって交付金を受けた再生可能エネルギー(電気)を指します。

固定価格買い取り制度?交付金を受けた?ややこしいですね、この一文だけ見ても、よく分からないかもしれません。まず、FIT(フィット)という単語はなんのでしょうか?これは、、Feed-in Tariff(フィードインタリフ)の頭文字をとって作られた単語です。意味は日本でいうところの「固定価格買い取り制度」のことです。

FITとは「固定価格買い取り制度」ということが第一のポイントです。続いて、この「固定価格買い取り制度」と何かみていきましょう。

「Fit電気」と「グリーン電力」とは?その違いは?

FITとは固定価格買取制度のことです。FIT(フイット)=固定価格買い取り制度です。

単語の意味、FIT(フイット)が固定価格買取制度ということは分かりました。でも、そもそもこの固定価格買い取り制度が何かよく分からないと方も多いはずです。

この固定価格買取制度というのは、再生可能エネルギー、つまり太陽光発電風力発電バイオマス発電などで発電したした電気を一定の価格で買い取ると、買取り価格を政府が保証する制度です。

FIT電気の理解に必要な固定価格買取制度について以下にさらに詳しく解説をします。

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FIT電気を理解する - 固定価格買取制度とは?

FIT(フィット)電気とグリーン電力とは?その違いは?

再生可能エネルギーをみんなで支えるしくみ。それが、固定価格買取制度。

固定価格買い取り制度は、エネルギーの買い取り価格を法律で定める方式の助成制度で、日本では2012年から施行されています。

「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」に基づき、電気事業者に、太陽光発電風力発電バイオマス発電といった再生可能エネルギー源によって発電された電気を、一定期間、国が定めた固定価格で買い取ることを義務付けている「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を指します。

まだ、ややこしいですね。なぜこのように再生可能エネルギーを一体期間、国が定めた価格で買い取るような制度をわざわざ作らなければいけなかったのでしょうか?それは、日本の電源構成(電源構成とは? 電源構成で電気料金を選ぶのは意味がある?)における再生可能エネルギー発電の割合を増やすため、もっと事業者や個人に再生可能エネルギーで発電をしてもらうためです。

日本では国の方針により、再生可能エネルギーの割合を増やしていくことが決まっています。このために、もっとたくさんの事業者、自治体、個人に再生可能エネルギーでの発電施設を作ってもらう必要があるわけです。

しかしそのような発電施設を作るのもお金がかかりますし、従来型の発電方法で作られた電気に比べると再生可能エネルギーは割高です。このため、わざわざ投資をして発電施設を作っても、回収が見込めないようならば誰も再生可能エネルギーによる発電施設を作ろうとは思いません。

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このような再生可能エネルギーの発電施設の開発と、その後の売電における不確定要素を排除し、より多くの団体・個人が再生可能エネルギー発電を積極的に行えるよう、売電する電気の価格を固定してあげることを国が保証する制度、これが再生エネルギー固定買取制度です。

売れる電気の価格が決まっていれば、安心して再生可能エネルギーの発電施設の開発を行えます。このようにして、再生可能エネルギーの発電施設を増やしてもらい、日本全体の再生可能エネルギーの割合を増やしていこうというわけです。

ちなみに、国がこの再生可能エネルギーの買い取りに要した費用は、誰が支払っているのでしょうか?実は、電気を使うすべての人、私たちです。

実際には、この再生可能エネルギーの買い取りを行うのは、電力会社であるため、私たちの毎月支払う電気料金の中に含まれています。「再生可能エネルギー発電促進賦課金」として、各需要家の電気料金に組み込まれているので、名前だけはみたことがあるかもしれませんね。

お手元の電気料金の請求書や検針票を確認すると、再生可能エネルギー賦課金という項目があるのが分かります。つまり、皆さんも電気料金の支払いを通して日本の再生可能エネルギーの促進に貢献しているというわけです。

FIT電気・フィット電気

月々の電気の支払いの中に再生可能エネルギー賦課金ははきちんと含まれています。(出典:東京電力・関西電力)

ちなみにこの再生可能エネルギー賦課金は、どこの電力会社と電気契約しても同じように課せられています。国民が全員が負担する税金です。

FIT(フィット)電気とはしたがって、みなさんが電気料金の一部として支払っている再生可能エネルギー賦課金によって買い取られた再生可能エネルギーのことを指すわけです。

「Fit電気」と「グリーン電力」とは?その違いは?

固定価格買取制度(FIT)とは再生可能エネルギーの買取価格を国が一定期間、一定価格で保証するものです。

「Fit電気」と「グリーン電力」とは?その違いは?

固定価格買取制度(FIT)は再生可能エネルギーを増やす目的で作られました。

「グリーン電気」との違い

FIT(フィット)電気とグリーン電力とは?その違いは?

FIT(フィット)電気とグリーン電気は違うもの。何が違う?

FIT電気とは、つまり固定買い取り制度により購入された再生可能エネルギー、つまり「FIT(フィット)電気」=「再生可能エネルギー」ということになりますね。

それでは、FIT(フイット)電気とグリーン電気との関係はどう位置づけたらよいのでしょうか?FIT電気は、グリーン電気と考えてよいでしょうか?

グリーン電気とはまさしく、太陽光発電風力発電バイオマス発電などの再生可能エネルギーで作った電気のことです。つまりエネルギー源はFIT(フイット)電気グリーン電気も同じ再生可能エネルギーである点では共通しています。

ただ、FIT(フイット)電気は「固定価格買い取り制度による交付金によって買い取られた電気」であることを意味し、グリーン電気はそのエネルギー源が再生可能エネルギーであることを示した名称になります。

このため、FIT(フイット)電気はグリーン電気であるとは厳密に言えないことなります。

「Fit電気」と「グリーン電力」とは?その違いは?

FIT(フィット)電気もグリーン電気もエネルギー源が再生可能エネルギーという点では共通。ただし、FIT(フィット)電気はあくまで「固定価格買い取り制度による交付金によって買い取られた電気」です。

続いて、FIT(フイット)電気を「グリーン電気」という名称で販売して良いのかという疑問をチェックしてみましょう。

この点に異議を唱える見解を示したのが経済産業省です。同省は2015年7月の事務局案を通じて、FIT(フイット)電気グリーン電気として表現することに反対の立場を示していましたが、11月4日の「電力小売に関する指針(案)」によってこの立場を再確認。固定価格買取制度(FIT)を利用して発電した電力を小売事業者が販売する際の表示について、以下の3つの要件を提示しました。

  • 固定価格買取制度(Fit)を利用して発電した電力は、「Fit電気」と表示すること
  • FIT電気の割合を表示すること
  • FIT制度の説明を表示すること

これらの要件を網羅した表示方法として、「電力小売に関する指針(案)」は、以下の様な模範例を提示しています。

FIT電気・フィット電気

(参照:経済産業省「電力小売に関する指針(案)」)

この方針によれば、FIT(フィット)電気を販売する際に、これを「グリーン電気」、「きれいな電気」といった再生可能エネルギーの付加価値を謳う表現は使用できないことになります。

「Fit電気」と「グリーン電力」とは?その違いは?

FIT(フィット)電気を「グリーン電気」として販売することはできない!

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再生可能エネルギーと表示できる電気料金プラン

固定価格買取制度によるFIT電気が再生可能エネルギーによる電気でないとしたら、どのような電気が再生可能エネルギーによる電気になるのでしょうか?

逆説的に、FIT制度を利用せずに、再生可能エネルギー発電所で発電された電気ということが出来ます。しかし、再生可能エネルギーの表示にも、経済産業省は以下の様な提言を行っています。

太陽光発電所で発電する場合など、夜間は物理的に発電しない時間帯があるにもかかわらず、昼間に発電した電気を夜間に供給する電気とみなすなど異なる時点間で電力量を移転する取扱いを行うことは、電気の供給実態と著しく乖離していること、時間帯によって電気の価値が異なる点を無視していることから、問題となる。
ただし、蓄電池を用いて太陽光発電所で発電した電気などを供給する 場合については、異なる時点間で実際に電気の充電・放電が行われているため、開示に当たって電力量が移転したとして算定することに問題は無い。

(経済産業省「電力小売に関する指針(案)」より転載)

このように、経済産業省は、再生可能エネルギーの時間的な「移転」を認めていないため、再生可能エネルギー100%を実現するには、太陽光エネルギーに風力、バイオマス発電など、日照時間以外にも発電できる再生可能エネルギーを組み合わせるか、「蓄電池を用いて太陽光で発電した電気を供給する」か、いずれかの方法を取る必要があります。

「Fit電気」と「グリーン電力」とは?その違いは?

(経済産業省「電力小売に関する指針(案)」より転載)

経済産業省は、エネルギー源別に電力の区分を明確化しようとしています。このように現状だと、再生可能エネルギーです、と謳い販売できる電気料金プランの提供はこのような厳しい条件が課されています。

そのためFIT電気を多く利用した電気料金プランとしてFIT電気という言葉が多く使われ、各社からソフトバンクでんきトドック電気などの新電力から販売されています。

「Fit電気」と「グリーン電力」とは?その違いは?

現状の日本のルールだと、「グリーン電気」という名前の電気料金は市場に登場することはない。

 

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