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冷蔵庫の引っ越し準備スケジュール【早見表】
冷蔵庫は「前日にコンセントを抜くだけ」では間に合いません。霜取りと水抜きに時間がかかるため、逆算して1〜2週間前から動き出すのが安全です。まず全体の流れを確認しましょう。
冷蔵庫の引っ越し・いつ何をするか
| タイミング | やること |
|---|---|
| 1〜2週間前 | 食材を計画的に使い切る。新しい買い置きはしない |
| 3日前 | 製氷機の給水タンクを空にして製氷機能を停止。製氷皿にできている氷もすべて捨てる |
| 前日(15〜24時間前) | コンセントを抜いて霜取りと水抜きを始める。扉を開けて庫内を乾かす |
| 当日(搬出前) | 蒸発皿(水受け)や水抜き栓の水を捨て、庫内の水滴を乾いたふきんで拭き取る |
| 搬出・搬送 | 必ず立てた状態で運ぶ。横積みは故障の原因になる |
| 設置後 | 取扱説明書を確認して通電。食材を入れるのは夏場なら約10時間以上、冬場なら約2〜3時間あけてから |
霜取りと水抜きが終わっていない冷蔵庫は、運搬中に水が漏れます。自分の荷物が濡れるだけでなく、他の家財やトラックを汚してしまうこともあります。引っ越し業者によっては、水抜きが済んでいない冷蔵庫の運搬を断られる場合もあるため、前日までの準備は必須と考えてください。
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冷蔵庫の水抜きの手順
冷蔵庫の水抜きは1か所ではありません。製氷機まわりと庫内の霜が溶けた水を受ける蒸発皿の2か所があり、それぞれ着手するタイミングが違います。順番を間違えると当日に水が残ります。
製氷機の水抜き(3日前から)
自動製氷機つきの冷蔵庫は、給水タンクに水が残ったままだと運搬中にこぼれます。3日前を目安に次の手順で止めておきましょう。
蒸発皿(水受け)の水抜き(前日〜当日)
コンセントを抜くと庫内の霜が溶け、その水が背面下部や底部にある蒸発皿(水受け)に集まります。霜が完全に溶けてから排水するのがポイントです。
日立は水抜きの方法として、冷蔵庫の下に布などを敷き、冷蔵庫を後方に倒して背面下部より水抜きをすると案内しています。庫内が濡れている場合は乾いたふきんで水滴を拭き取ります。蒸発皿の位置や取り外し方は機種によって差が大きいため、手持ちの取扱説明書を確認してください。
霜取りに時間がかかる機種もある
霜が厚くついている冷蔵庫は、前日夜にコンセントを抜いても当日朝までに溶けきらないことがあります。扉を開けたままにして室温を上げると早く溶けますが、無理に氷をはがすと庫内を傷つけるため避けましょう。溶けた水があふれそうなときは、タオルを敷いて受けながら数回に分けて拭き取ります。
冷蔵庫の運び方 - 横積みは故障の原因
冷蔵庫の運搬でもっとも重要なルールは、立てた状態を保つことです。日立は「冷蔵庫の故障の原因となりますので、運搬時は横積みしないでください」と明記しています。
横積みが故障につながる理由
冷蔵庫の下部にはコンプレッサー(圧縮機)があり、その中に潤滑用のオイルが入っています。冷蔵庫を寝かせると、このオイルが冷却配管に流れ込んでしまいます。配管にオイルが入ると冷媒の循環をさまたげ、設置後に「電源を入れても冷えない」という不調につながります。運搬中の短時間であっても、横倒しは避けてください。
玄関や階段を通すために一時的に傾けざるを得ない場面もありますが、傾けられる角度には機種ごとの上限があります。角度の指定は取扱説明書に記載されているため、事前に確認しておくと当日迷いません。
自分で運ぶか、業者に頼むか
冷蔵庫は単身用でも30kg前後、ファミリー向けでは100kgを超える機種もあります。重さに加えて、扉や側面に傷をつけずに階段や廊下を通す必要があるため、自力での運搬は難易度が高い家電です。
冷蔵庫だけ、あるいは大型家電だけを運びたい場合は、引っ越し一式ではなく大型家財の配送サービスを使うほうが安く済むこともあります。引っ越し全体を業者に任せるかどうかも含めて、まずは複数社の見積もりを比べるのが確実です。
新居で電源を入れるタイミング
「設置してすぐコンセントを差してよいのか」は、冷蔵庫の引っ越しでもっとも意見が分かれるポイントです。結論としては機種によって異なるため取扱説明書の確認が必要で、ネット上の「必ず1時間待つ」といった一律の説明はあてになりません。
通電のタイミングはメーカーで案内が違う
電源プラグを抜くタイミングひとつを見ても、メーカーの案内はそろっていません。日立は「電源プラグは移動直前に抜いても、冷蔵庫に問題はありません」としており、ハイアールは「15〜24時間前にはコンセントを抜いて庫内を常温に戻す霜取りと水抜きを行う」と案内しています。
この差は矛盾ではなく、目的が違うためです。前日にコンセントを抜くのは冷蔵庫を保護するためではなく、霜取りと水抜きの時間を確保するためです。同様に設置後の通電についても、ハイアールは最新機種は設置後すぐにコンセントを差し込んでも問題ない構造だとしつつ、取扱説明書での確認は必須としています。手持ちの機種の説明書が唯一の答えになります。
食材を入れるまでの目安時間
通電できたとしても、庫内が冷えるまでは食材を入れられません。ハイアールは食材の投入について、夏場は約10時間以上、冬場は約2〜3時間待ってからという目安を示しています。引っ越し当日の食事や、冷凍食品の買い出しはこの時間を見込んで計画しましょう。
冷蔵庫が使えない時間帯が半日以上になることを前提に考えます。前日までに食材を使い切り、当日は買い置きをしないのが基本です。どうしても持ち運ぶ必要がある食材はクーラーボックスに保冷剤を入れて運び、新居では庫内が冷えてから移しましょう。
冷蔵庫の引っ越し【よくある質問】
前日、目安として15〜24時間前にコンセントを抜き、霜取りと水抜きを始めるのが一般的です。前日に抜くのは冷蔵庫を保護するためではなく、霜が溶けて蒸発皿に水がたまるまでの時間を確保するためです。霜が厚い機種はさらに時間がかかるため、早めに着手しましょう。
大丈夫ではありません。日立は「冷蔵庫の故障の原因となりますので、運搬時は横積みしないでください」と明記しています。冷蔵庫を寝かせるとコンプレッサーのオイルが冷却配管に流れ込み、設置後に冷えなくなる原因になります。必ず立てた状態で運んでください。
できません。運搬中に庫内で食材が動いて破損や汚れの原因になりますし、コンセントを抜いた冷蔵庫は保冷庫として機能しません。食材は1〜2週間前から計画的に使い切り、当日は空の状態にしておきます。
機種によって異なります。ハイアールは最新機種なら設置後すぐにコンセントを差し込んでも問題ない構造だとしていますが、あわせて取扱説明書での確認を必須としています。「必ず1時間待つ」といった一律のルールはないため、手持ちの機種の説明書に従ってください。
ハイアールは食材の投入目安として、夏場は約10時間以上、冬場は約2〜3時間を示しています。庫内が十分に冷える前に食材を入れると傷む原因になるため、当日の買い出しはこの時間を見込んで計画しましょう。
できます。引っ越し一式を依頼せず、大型家財の配送サービスを使う方法があります。荷物が冷蔵庫だけ、あるいは大型家電数点だけなら、通常の引っ越しプランより安く収まることもあります。料金は距離やサイズ、階段の有無で変わるため、複数社の見積もりを比べるのが確実です。

