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【7/28時点・随時更新】台風13号(ドルフィン)はマーシャル諸島近海を時速約25kmで西南西進中です(中心気圧990hPa、最大風速30m/s)。7月31日には「猛烈な」勢力へ急発達する見通しで、8月上旬には日本への影響の可能性も出てきました。あわせて、新電力と契約している場合の停電対処法もこの記事でまとめています。

7月27日時点の記事でお伝えした台風13号は、その後も勢力を強めながら西南西へ進んでいます。7月31日には「非常に強い」を超えて最上位の「猛烈な」勢力に達する見通しとなり、進路もお盆期間前後に日本へ接近する可能性が分析され始めました。この記事では、7月28日時点の最新状況の更新とあわせて、契約中の電力会社が新電力の場合に停電時どう動けばよいかを新たに解説します。

台風13号の最新状況(7/28時点)

ウェザーニュースの報道によると、2026年7月28日9時時点の台風13号の状況は次のとおりです。

現在位置 マーシャル諸島近海を西南西に進行中
中心気圧・最大風速 990hPa、最大風速30m/s
進行方向・速度 西南西へ時速約25km
今後の予想進路 やや北上しながらウェーク島近海を経て南鳥島近海へ進む可能性が高い
勢力の予想 7月31日に「猛烈な」勢力へ発達、8月1〜2日にかけて中心気圧915hPaクラス・最大風速55m/s(最大瞬間風速75m/s程度)
日本への影響 8月上旬に影響が出る可能性は否定できないが、進路にはなお不確実性あり

7月27日時点では中心気圧1000hPa・最大風速18m/sでしたので、1日で気圧が10hPa下がり、最大風速も12m/s上昇したことになります。急速に発達していることが分かります。

マーシャル諸島・南鳥島・日本列島の位置関係を示す太平洋の地図イメージ
図:マーシャル諸島・南鳥島・日本列島のおおよその位置関係(イメージ図、台風の進路を示すものではありません)

進路や強さの予想は今後の観測で変わる可能性があります。最新の位置・進路予想はウェザーニュースの台風13号ページや気象庁の発表でご確認ください。

台風13号は日本に接近するのか

7月27日時点では「進路の不確実性が高い」とされていましたが、7月28日の分析では、太平洋高気圧の西側の縁に沿って北上した場合、8月上旬からお盆期間(8月9〜11日頃)にかけて関東・東北など東日本の東岸へ接近・連動する可能性があるという見方も出てきました。ただし台風の進路予測は5日先以降になるほど誤差が大きくなるため、この段階での予測はあくまで一つのシナリオです。お盆の帰省や旅行を予定している方は、直前まで気象庁や気象専門メディアの進路予想をこまめにチェックしておきましょう。

別件:石川県で「レベル4」大雨危険警報

台風13号とは別に、石川県で大雨への警戒も

台風13号とは別に、石川県輪島市・志賀町・穴水町などでは、記録的な大雨により「レベル4」の大雨危険警報が発表されています。台風13号は7月28日時点でまだマーシャル諸島近海にあり日本から数千km離れているため、この大雨は台風とは直接関係のない別の気象現象によるものです。台風シーズンでなくても、大雨や落雷によって停電が起きるケースは珍しくありません。対象地域にお住まいの方は、自治体の避難情報とあわせて、停電への備えも確認しておきましょう。

台風本体が遠くても停電に注意すべき理由

台風13号のように、台風本体がまだ日本から遠く離れている段階では「まだ大丈夫」と感じてしまいがちです。しかし実際には、台風の縁を取り巻く雨雲や、台風に向かって流れ込む湿った空気の影響で、本体の到達より先に大雨や落雷が発生し、停電につながることがあります。石川県で今まさに発表されている大雨危険警報も、台風とは別の要因で停電リスクが高まる典型例といえます。進路が確定していない段階からでも、備えを済ませておくに越したことはありません。

新電力と契約している場合の停電対処法

電力小売の自由化以降、新電力(オクトパスエナジー、Looopでんき、楽天でんき、auでんきなど)と契約している家庭も増えています。台風や大雨で停電が起きたとき、契約先が大手電力会社ではなく新電力の場合、対応してもらえるか不安に感じる方もいるかもしれませんが、結論として停電時の対応は契約している小売電力会社の種類によって変わりません

停電を復旧するのは小売電力会社ではない

電気の供給は「発電・小売」と「送配電」という2つの役割に分かれています。新電力を含むすべての小売電力会社は、電気を「売る」役割のみを担っており、電柱・電線・変電設備といった送配電網を持っていません。実際に停電を復旧させる工事を行うのは、その地域を管轄する一般送配電事業者(送配電会社)で、これは大手電力会社と契約していても新電力と契約していても同じです。

新電力だから復旧が遅れることはない

2020年4月、大手電力会社(旧一般電気事業者)の送配電部門は法的に分離され、発電・小売事業とは別会社になりました。この法的分離により、送配電会社には、グループ内外を問わずすべての小売電力会社の利用者を公平に扱う行為規制が課されています。そのため、契約中の電力会社が新電力だからという理由で、停電の復旧作業が後回しにされたり、対応が変わったりすることはありません。

新電力契約者が停電時にやるべきこと

  • 契約中の新電力には連絡しない:新電力のカスタマーサポートは、停電の原因調査や復旧作業を行う立場にないため、連絡しても対応してもらえません
  • 地域の送配電会社に連絡・確認する:大手電力会社と契約している場合と同じく、お住まいの地域を管轄する送配電会社の停電専用ダイヤルや公式サイトで状況を確認します
  • 送配電会社のリアルタイム停電情報を頼る:新電力各社のサイトには、停電の詳細情報や復旧見込みが載っていないことが多いため、送配電会社が公開している停電マップの方が確実です

契約している電力会社にかかわらず、実際に停電情報を確認するのは、お住まいの地域を管轄する送配電会社のサイトです。送配電網協議会にも各社へのリンクがまとめられていますが、ここでも一覧にしておきます。

北海道 北海道電力ネットワーク 停電情報を見る ↗
東北 東北電力ネットワーク 停電情報を見る ↗
関東 東京電力パワーグリッド 停電情報を見る ↗
中部 中部電力パワーグリッド 停電情報を見る ↗
北陸 北陸電力送配電 停電情報を見る ↗
関西 関西電力送配電 停電情報を見る ↗
中国 中国電力ネットワーク 停電情報を見る ↗
四国 四国電力送配電 停電情報を見る ↗
九州 九州電力送配電 停電情報を見る ↗
沖縄 沖縄電力 停電情報を見る ↗

お住まいの地域を管轄する送配電会社の電話番号一覧や、全国のリアルタイム停電マップは、セレクトラの停電情報ページにまとめています。

台風接近の可能性が高まった今、備えておきたいこと

進路がまだ確定していないとはいえ、勢力が「猛烈な」レベルまで発達する見通しとなった以上、この段階で備えを見直しておくと安心です。

  • モバイルバッテリー・懐中電灯の準備:停電するとスマートフォンの充電ができなくなるため、モバイルバッテリーはフル充電しておき、懐中電灯や電池式ランタンもすぐ使える場所に置いておきましょう
  • 飲料水・非常食の備蓄:断水を伴う停電に備え、数日分の飲料水と調理不要の非常食を用意しておくと安心です
  • お盆の移動予定がある方は最新の進路情報を確認:お盆期間に東日本方面への帰省・旅行を予定している場合は、直前まで台風情報をこまめにチェックしましょう
  • 契約している電力会社にかかわらず連絡先を控えておく:大手電力会社・新電力のどちらと契約していても、停電時の連絡先は地域の送配電会社です。あらかじめ連絡先をブックマークしておきましょう

よくある質問(FAQ)

2026年7月28日9時現在、台風13号(ドルフィン)はマーシャル諸島近海を時速約25kmで西南西に進んでいます。中心気圧は990hPa、最大風速は30m/sです。最新の位置・進路予想はウェザーニュースの台風13号ページや気象庁の発表でご確認ください。

7月31日には4段階の強さ階級で最上位となる「猛烈な」勢力へ発達する見通しです。8月1日から2日にかけて、中心気圧915hPaクラス、最大風速55m/s(最大瞬間風速75m/s程度)に達すると予想されています。この予報は今後の観測で変わる可能性があるため、随時最新情報をご確認ください。

まだ日本からは遠く、進路の予測にも不確実性が残りますが、8月上旬に国内へ影響が出る可能性は否定できない状況です。太平洋高気圧の縁に沿って北上した場合、お盆期間(8月9〜11日頃)前後に関東・東北など東日本の東岸へ接近するケースも分析されています。帰省や旅行の予定がある方は、直前まで進路情報をこまめにチェックしておくと安心です。

契約している電力会社が新電力(オクトパスエナジー、Looopでんき、楽天でんきなど)であっても、停電時の連絡先はお住まいの地域を管轄する送配電会社です。新電力に連絡しても、設備の復旧作業は行ってもらえません。2020年の法的分離以降、送配電会社は契約している小売電力会社にかかわらずすべての利用者を公平に扱う義務を負っているため、復旧の順番や対応が新電力だからといって後回しにされることはありません。

いいえ、別の大雨によるものです。台風13号は7月28日時点でまだマーシャル諸島近海にあり、日本から数千km離れているため、現在石川県などに出ている大雨に関する警報とは直接の関係はありません。台風の有無にかかわらず、大雨や落雷でも停電は起こり得るため、備えは別々に進めておきましょう。

まとめ

台風13号(ドルフィン)は7月28日時点でマーシャル諸島近海を西南西進しており、7月31日には最上位の「猛烈な」勢力へ発達する見通しです。進路はまだ不確実ですが、お盆期間前後に日本へ接近する可能性も分析され始めました。契約している電力会社が新電力であっても、停電時の対応や復旧の順番は大手電力会社と変わらないため、いざというときは地域の送配電会社に連絡しましょう。台風シーズンはこれからも続くため、モバイルバッテリーや飲料水の備蓄など、今のうちにできる備えを進めておくことをおすすめします。