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この暑さが続く中、多くの家庭で気になり始めているのが電気代です。冷房をつけっぱなしにする時間が長くなるほど、月々の請求は膨らんでいきます。
この記事では、今年の夏の猛暑がどれほど記録的なものなのかを確認したうえで、なぜこれほどの猛暑で電気代が急上昇するのか、そして今日から実践できる節電対策をまとめて解説します。
今年の夏はここが違う|記録的猛暑の実態
2026年の夏は、例年とは異なる記録がいくつも生まれています。
- 東海地方を中心に、40℃以上の「酷暑日」が7月21日から25日まで5日連続で観測。国内で40℃以上が5日続くのは観測史上初めて
- 7月20日には熱中症警戒アラートが過去最多となる43地域に発表
- 7月23日には浜松で41.1℃を記録。2018年に埼玉県熊谷で観測された国内歴代最高気温に並ぶ記録
7月の平均気温偏差も+1.7℃前後となり、統計開始以来4番目の高さです。単なる「暑い夏」ではなく、観測史上でも例のない猛暑が続いているのが今年の特徴です。
記録的猛暑ほど電気代が跳ね上がる3つの理由
猛暑が「記録的」なレベルになるほど、電気代の伸び方も通常の夏とは変わってきます。主な理由は3つあります。
理由① 外気温との差が大きいほど消費電力が増える
エアコンは、室温を設定温度まで下げ、それを保つために働き続けます。外気温が35℃の日と40℃の日では、室内との温度差が大きく変わり、40℃の酷暑日ほどエアコンはより多くの電力を使って設定温度を維持しようとします。
理由② 酷暑日レベルでは冷房がほぼ一日中フル稼働になる
気温が35℃前後の猛暑日であれば、時間帯によっては弱運転で済むこともあります。しかし40℃に達する酷暑日では、日中はもちろん、夜間になっても気温が十分に下がらず、エアコンを止めるタイミングそのものがなくなりやすくなります。
理由③ 熱中症予防のため、我慢する節電が通用しない
これほどの猛暑では、冷房を我慢することが熱中症のリスクに直結します。熱中症警戒アラートが発表されている地域では、気温の高い時間帯にエアコンを使わずに過ごす選択肢自体がなく、稼働時間を減らして節電するという従来のやり方が成り立ちません。
実際どれくらい上がる?世帯別の電気代早見表
総務省統計局の家計調査によれば、夏(7〜9月)の1ヶ月あたりの電気代平均は8,774円(総世帯平均)です。世帯人数や地域によって差があり、一人暮らしと二人暮らしだけでも数千円の開きがあります。
世帯人数別・地域別の詳しい内訳は、夏の電気代はいくら?(世帯別・地域別)で確認できます。
【参考】10畳用エアコンの電気代の目安(電気料金単価31円/kWhで計算)
- 定格(標準運転):1時間あたり約23.9円、1日(9時間使用)で約215円
- 最大運転(酷暑日はこの状態が長時間続きやすい):1時間あたり約25.7円、1日(9時間使用)で約231円
1時間・1日・1ヶ月単位の詳しい計算方法は、エアコンの電気代は1時間・1日・1ヶ月でいくら?で解説しています。
我慢せず今日からできる節電対策
冷房を我慢するのではなく、同じ涼しさをより少ない電力で得る工夫が、この夏を乗り切るポイントです。
対策① 設定温度は下げすぎず、風量・風向きで調整する
設定温度を1℃下げるごとに消費電力は増えていきます。無理に温度を下げるのではなく、風量を強めにしたり、風向きを下向きにして冷気を体に届きやすくしたりすることで、同じ体感温度をより少ない電力で得やすくなります。
対策② サーキュレーターで空気を循環させる
冷たい空気は部屋の下にたまりやすいため、サーキュレーターや扇風機で空気を循環させると、設定温度を上げても同じ涼しさを感じやすくなります。具体的な使い方や置き場所については、冷房×サーキュレーターの効果的な使い方でまとめています。
対策③ 室外機の周りに物を置かない・日除けをする
室外機の吹き出し口がふさがれていたり直射日光を浴び続けたりすると、熱交換の効率が落ち、同じ設定温度を保つのに余計な電力が必要になります。吹き出し口を空けたうえで日除けを設置すると、効率の低下を防ぐ助けになります。
まとめ|記録的猛暑の夏こそ、電気代の見直しどき
- 2026年7月は40℃以上の酷暑日が5日連続を記録するなど、観測史上でも例のない猛暑が続いている
- 猛暑が記録的なレベルになるほど「外気温との差」「冷房のほぼ一日中稼働」「我慢できない熱中症リスク」が重なり、電気代は急上昇しやすい
- 夏の電気代平均は月8,774円(総務省統計局・総世帯平均)。世帯人数や地域で差がある
- 設定温度を下げすぎない・サーキュレーター併用・室外機の日除けは、我慢せずにできる節電対策
- 使用量に対して電気代が高いと感じる場合は、契約プランや電力会社の見直しも根本的な対策になる
今のプランのまま猛暑を乗り切って大丈夫か気になる方は、セレクトラの電気料金シミュレーターで比較できます。郵便番号と使用量を入れるだけで、あなたに合ったプランが見つかります。
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記録的猛暑と電気代【よくある質問】
2026年7月は、東海地方を中心に40℃以上の「酷暑日」が5日連続で観測され、国内で40℃以上が5日続くのは観測史上初めてです。7月の平均気温偏差も+1.7℃前後と、統計開始以来4番目の高さを記録しています。
世帯人数や使用状況によって幅がありますが、冷房がほぼ一日中フル稼働になることで、通常の猛暑日に比べて数千円単位で上がるケースも珍しくありません。詳しい世帯別の目安は本記事の「実際どれくらい上がる?世帯別の電気代早見表」で解説しています。
いいえ、記録的な猛暑では冷房を我慢すること自体が熱中症のリスクを高めます。設定温度を下げすぎずに風量・風向きで調整する、サーキュレーターを併用するなど、我慢せずに済む方法で電力消費を抑えるのが基本です。