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じめじめした梅雨が明けたと思ったら、いきなり猛暑日が続く——ここ数年、関東地方ではこのパターンが定番になっています。そして梅雨明けと同時に急上昇するのが、エアコンの電気代です。
この記事では、関東の梅雨明けの目安を確認したうえで、なぜ梅雨明け後に電気代が急上昇するのか、そして梅雨明け前の今のうちにできる対策をまとめて解説します。
関東の梅雨明け、目安はいつ?
梅雨明けは、気象庁がその年の気象状況を見ながら発表するもので、あらかじめ決まった日付はありません。目安として、関東甲信地方の平年(1991〜2020年の平均)の梅雨明けは7月19日ごろとされています。
ただし、これはあくまで平年値です。実際の発表日は年によって前後し、7月末までずれ込む年もあれば、平年より早く明ける年もあります。正式な発表は、気象庁の公式発表を確認するのが確実です。
「関東 梅雨明け」の検索が増えているのは、多くの人がまさにこのタイミングを気にしている証拠でしょう。そして梅雨明け宣言と入れ替わるように本格化するのが、猛暑とエアコン電気代です。
梅雨明け後に電気代が急上昇する3つの理由
梅雨明けの前後で電気代の伸び方が大きく変わるのには、主に3つの理由があります。
理由① 室内と外気温の差が一気に広がる
梅雨の時期は気温が上がりきらず、除湿運転や短時間の冷房で済む日も多くあります。ところが梅雨が明けると、外気温は一気に30度台後半まで上昇します。室内と外の温度差が広がるほど、エアコンはより多くの電力を使って設定温度を保とうとするため、消費電力が跳ね上がります。
理由② 「除湿」から「冷房フル稼働」への切り替え
梅雨の間は除湿(ドライ)運転で乗り切れていた家庭でも、梅雨明け後の猛暑では冷房運転に切り替わります。除湿運転より冷房運転の方が消費電力量は大きくなりやすく、この切り替えだけでも電気代への影響は小さくありません。
理由③ 猛暑日が連続し、エアコンの稼働時間が伸びる
梅雨明け後は、最高気温35度以上の猛暑日が連続することが珍しくありません。日中だけでなく、熱帯夜で夜間もエアコンをつけっぱなしにする家庭が増えるため、1日あたりの稼働時間そのものが伸び、月間の電気代を押し上げます。
夏の電気代、世帯別の目安は?
総務省統計局の家計調査によれば、夏(7〜9月)の1ヶ月あたりの電気代平均は8,774円(総世帯平均)となっています。世帯人数や地域によって差があり、一人暮らしと二人暮らしだけでも数千円の開きがあります。
世帯人数別・地域別の詳しい内訳や、エアコンの電気代を抑える具体的な使い方は、夏の電気代はいくら?(世帯別・地域別)で詳しく解説しています。
梅雨明け前にやっておきたい電気代対策
猛暑が本格化してから対策を始めても、エアコンを止めるわけにはいきません。梅雨明け前の今のうちに済ませておくと、電気代の伸びを抑えやすくなります。
対策① エアコンの試運転とフィルター掃除
梅雨明け直後は、多くの家庭が一斉にエアコンをフル稼働させ始めるタイミングです。フィルターにほこりが詰まったまま稼働させると、同じ設定温度でも消費電力が余計にかかります。本格稼働の前に一度試運転し、フィルターを掃除しておくと安心です。
対策② 室外機の日除け対策
室外機が直射日光を浴び続けると、周囲の温度が上がって熱交換の効率が落ち、同じ設定温度を保つのに余計な電力が必要になります。室外機の吹き出し口をふさがない範囲で日除けを設置すると、効率の低下を防ぐ助けになります。
対策③ サーキュレーターの併用
冷たい空気は部屋の下にたまりやすいため、サーキュレーターや扇風機で空気を循環させると、設定温度を上げても同じ涼しさを感じやすくなります。具体的な使い方や置き場所については、冷房×サーキュレーターの効果的な使い方でまとめています。
まとめ|梅雨明け前の今が、電気代を見直すタイミング
- 関東甲信の梅雨明けの平年値は7月19日ごろだが、正式な発表は気象庁の公式発表で確認する
- 梅雨明け後は「外気温との差」「除湿から冷房への切り替え」「猛暑日の連続」の3つが重なり、電気代が急上昇しやすい
- 夏の電気代平均は月8,774円(総務省統計局・総世帯平均)。世帯人数や地域で差がある
- フィルター掃除・室外機の日除け・サーキュレーター併用は、梅雨明け前の今のうちに済ませておきたい対策
- 使用量に対して電気代が高いと感じる場合は、契約プランや電力会社の見直しも根本的な対策になる
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梅雨明けと電気代【よくある質問】
梅雨明けは気象庁がその年の気象状況を見ながら発表するもので、決まった日付はありません。関東甲信地方の平年値は7月19日ごろですが、年によって前後します。正式な発表は気象庁の公式情報で確認してください。
世帯人数や使用状況によって幅がありますが、除湿運転から冷房フル稼働への切り替えと猛暑日の連続稼働が重なるため、梅雨の時期に比べて数千円単位で上がるケースも珍しくありません。詳しい世帯別の目安は夏の電気代の目安で解説しています。
猛暑日が続く時期は、短時間で頻繁にオン・オフを繰り返すと、そのたびに設定温度まで下げ直す立ち上げ時の消費電力が大きくなります。外出が数時間程度であれば、つけっぱなしの方が結果的に電気代を抑えられる場合があります。