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実際にエアコンとサーキュレーターを併用している100人にアンケートを実施したところ、94%が「満足」と回答しました。この記事では、冷房時の正しい使い方から気になる電気代への影響、実際の利用者の声まで、アンケートデータをもとに徹底解説します。サーキュレーター以外の夏の節電方法もあわせて知っておくと、さらに電気代を抑えられます。

なぜ冷房中もサーキュレーター併用が効果的なのか

冷たい空気は床にたまる、温度ムラのメカニズム

冷房運転中の冷たい空気は重く、部屋の下部に滞留する性質があります。エアコンの近くはすぐに涼しくなる一方、部屋の奥や上部は温度が下がりにくく、「足元は涼しいのに顔周りは暑い」といった温度ムラが生まれます。

この温度ムラを解消し、部屋全体の空気を効率よく循環させる役割を担うのが、サーキュレーターです。

サーキュレーターと扇風機の違い(冷房編)

「風を送る機械」という点では同じに見えるサーキュレーターと扇風機ですが、その設計思想は大きく異なります。

扇風機とサーキュレーターの風の違い。扇風機は短く柔らかい風が広がって届く距離が短く、サーキュレーターは1本の強く直進する風が遠くまで届く。
扇風機 サーキュレーター
目的 人にあてて「涼をあたえる」こと 空気を「循環」させること
風の性質 幅広く、肌当たりの良い柔らかい風 直進性が強く、遠くまで届く力強い風
風の届く距離 短い(2〜3m程度) 長い(5〜10m以上届くものも)

扇風機は人に涼を与えるための「面」の風、サーキュレーターは空気を循環させるための「点」の力強い風というイメージです。冷房時に扇風機で代用しようとすると風が拡散してしまい、部屋全体の空気を動かす効果は限定的になります。

冷房時の正しい置き方・使い方

基本はエアコンを背にした対角線置き

冷房時のポイントは、床にたまった冷気を持ち上げて部屋全体に行き渡らせることです。基本の置き方は、エアコンから見て対角線上の位置にサーキュレーターを置き、天井方向へ向けて送風する方法です。

エアコンから吹き出した冷気は対角線上の壁や天井に届きます。そこにサーキュレーターの風を当てることで、床に滞留した冷気を巻き上げて循環させることができます。

スペースがない場合はエアコンの真下に

部屋が狭く対角線上に置けない場合は、エアコンの真下に置き、真上に向けて送風する方法でも効果が期待できます。エアコンからの冷気とサーキュレーターの上昇気流が合わさり、部屋全体の空気を効率よく動かせます。

やってはいけないNGな置き方

  • 自分に直接風を当てる:冷房時に直接風を当てると、体感温度が下がりすぎて冷えの原因になることがあります。あくまで壁や天井に当てて、部屋全体の空気を動かすことを意識しましょう
  • 家具で風を遮る:サーキュレーターの前に棚やソファがあると、風の勢いが弱まり空気循環の効果が半減します

💡さらに効率を高めるコツ

エアコンのルーバー(羽)の向きも重要です。冷房時は「水平」または「やや上向き」に設定すると、冷気が部屋の奥まで届きやすくなり、サーキュレーターとの相性も良くなります。

実際に併用している人からは、購入時に気をつけたいポイントとして、こんな声も寄せられました。

「送風場所を変えられるような首振り機能のない製品を購入してしまい、後悔しています。」

55歳・男性・mako

首振り機能付きのモデルを選んでおくと、対角線置き・真下置きのどちらでも風向きを細かく調整できて失敗しにくくなります。

気になる節電効果は?電気代への影響

設定温度1℃で消費電力は約13%減

環境省の目安によると、冷房の設定温度を1℃上げると、消費電力は約13%(約70W)減ると言われています。エアコンは設定温度に到達するまでの立ち上がり時にもっとも電力を消費するため、部屋の温度ムラをなくして涼しさを感じやすくすることが、結果的に節電へつながります。

サーキュレーターで空気を循環させれば、設定温度を1〜2℃上げても十分に涼しく感じられるようになるため、10%台後半の節電が期待できる計算になります。

サーキュレーター自体の電気代は?

とはいえ、サーキュレーター自体の電気代が高いのなら、エアコンでせっかく節電できてもあまり意味がありません。でも心配はご無用。サーキュレーターを1ヶ月つけっぱなしにしたとしても、その電気代はエアコンの節約分に比べれば微々たるものです。

サーキュレーターの電気代

モーターの種類 消費電力(目安) 1時間の電気代 1か月の電気代
(1日8時間使用)
DCモーター
(省エネ型)
15~25W 0.5~0.8円 120~192円
ACモーター
(従来型)
25~50W 0.8円~1.6円 192~384円

*電気料金は31円/kWhで計算

自分のはDC?AC?「わからない」人が44%

ここまで電気代の差を紹介しましたが、今回のアンケートでは、実際に併用している人の44%が自分のサーキュレーターがDCモーター・ACモーターのどちらか「わからない」と回答しました(DCモーター34%、ACモーター22%)。半数近くの人が、自分が使っている製品の消費電力を意識せずに使っていることが分かります。

見分け方が気になる場合は、本体裏面や側面の型番シール、または取扱説明書の「仕様」欄に記載されています。一般的に、風量調節が細かく静かなタイプはDCモーターシンプルな強弱切り替えのみのタイプはACモーターであることが多いです。

ただし、どちらのタイプでも1ヶ月あたり120〜384円程度と電気代自体はごくわずかです。「わからない」まま使い続けても、家計への影響はほとんど気にする必要はないでしょう。

実際に使っている人に聞いた!アンケート結果

エアコン(冷房)とサーキュレーターを併用している100人(男性79人・女性21人)にアンケートを実施しました。

満足度・体感効果

併用の満足度を聞いたところ、「非常に満足」25%、「どちらかというと満足」69%で、合わせて94%が満足という結果になりました。「どちらかというと不満足」と回答した人はわずか6%、「不満足」は0%でした。

併用して感じた効果(複数回答)

感じた効果 回答率
部屋の温度ムラが減った 52%
涼しく感じるまでの時間が短くなった 48%
設定温度を上げても快適だった 29%
電気代が下がった気がする 12%
特に変化を感じなかった 13%

寄せられた回答の中から、実際の声をいくつかご紹介します。

「部屋の場所による温度ムラがなくなりました。」

67歳・男性・長崎ちゃんぽん

「思ったほど快適にならなかったです。」

63歳・男性・VoV

効果を実感する声が多い一方で、部屋の広さや断熱性能によっては効果を感じにくいケースもあるようです。前述の正しい置き方を参考に、まずは試してみることをおすすめします。

置き場所は試行錯誤している人が7割

サーキュレーターの設置場所や向きについて、70%の人が「試行錯誤した経験がある」と回答しました。前述の「エアコンの対角線上」や「エアコンの真下」といった基本の置き方を参考にしながら、自分の部屋の形や家具の配置に合わせて微調整していくのがポイントです。

「掃除をかける時に動かすと、位置が違うと主人に怒られます。」

55歳・女性・ちあたあん

これは意外と共感する人も多いのではないでしょうか。掃除のたびに動かす場合は、床に置き位置の目印をテープで貼っておくと、元の位置に戻しやすくなります。

まだ使っていない人が抱きがちな誤解

エアコンとサーキュレーターを併用したことがない人(636人)にも理由を聞いたところ、次のような結果になりました。

併用しない理由(複数回答)

理由 回答率
特に理由はない・考えたことがない 51%
電気代がかえって高くなりそう 16%
置き場所がない 13%
効果があるか分からない・信じていない 8%
効果的な置き方が分からない 8%
その他 7%
音が気になる 6%
サーキュレーターの存在を知らなかった 6%

「電気代がかえって高くなりそう」への回答

併用しない理由の中で2番目に多かったのが「電気代がかえって高くなりそう」(16%)でした。しかし、先述の通りサーキュレーター自体の電気代は1ヶ月あたり120〜384円程度と非常に安く、エアコンの設定温度を上げることで得られる節電効果の方がはるかに大きいため、この心配は杞憂と言えるでしょう。

「置き場所がない」への回答

3番目に多かった理由は「置き場所がない」(13%)でした。部屋が狭い場合は、対角線上に置けなくてもエアコンの真下に置いて真上に送風するだけで効果が期待できます。省スペースなコンパクトタイプの製品も多く販売されているので、置き場所に悩んでいる人はチェックしてみてください。

「効果があるか分からない」への回答

「効果があるか分からない・信じていない」と回答した人は8%でしたが、今回のアンケートで「設定温度を上げても快適に過ごせて節電につながる」と伝えたところ、38%が「試してみたい」「どちらかというと試してみたい」と回答しました。仕組みを知ることで興味を持つ人が一定数いることが分かります。

なお、事前調査の自由記述回答を確認したところ、「特に理由はない」を選んだ人の中にも、実際には扇風機で代用している人が一定数いることが分かりました。

「扇風機を使用しているので、新たに買う必要を感じない。」

81歳・男性

扇風機とサーキュレーターの違いについては、前述の比較表もあわせて参考にしてください。

アンケート調査概要

調査期間 ・事前調査(スクリーニング):2026年7月3日
・本調査:2026年7月6日
調査対象 ①全国の25歳以上90歳以下の男女1,000名(事前調査)
②事前調査で「エアコン(冷房)とサーキュレーターを併用している」と回答したモニターのうち100名(本調査)
調査方法 インターネット調査
調査機関 アイブリッジ株式会社
設問数 ・事前調査(4問+属性):1,000名
・本調査(5問+属性):100名

まとめ:この夏の冷房対策にサーキュレーターを

エアコン(冷房)とサーキュレーターの併用は、実際に併用している人の94%が満足と回答するほど効果を実感しやすい組み合わせです。部屋の温度ムラを減らし、設定温度を無理に下げなくても涼しく過ごせるようになることで、節電にもつながる可能性が高いでしょう。

置き場所や電気代が心配で導入をためらっている人も、正しい置き方とサーキュレーター自体の電気代の安さを知れば、試してみる価値は十分にあります。この夏はぜひサーキュレーターを活用して、快適な冷房生活を送ってください。

空調効率を上げるだけじゃない

サーキュレーターには、冷房効率を上げる他にも、洗濯物を乾かしたり、換気のスピードを速めたりすることにも役立てられます。一年中活躍する「相棒」として、ぜひ活用してください。

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