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台風11号の最新状況|日本への直接的な影響は限定的
台風11号(ハイシェン)は、2026年7月13日18時現在、フィリピンの東(北緯11度50分、東経136度20分付近)に位置し、中心気圧1002hPa、中心付近の最大風速18m/s、最大瞬間風速25m/sの勢力で北西へ非常にゆっくりと進んでいます。
| 現在位置 | フィリピンの東(北緯11度50分、東経136度20分付近) |
|---|---|
| 中心気圧・風速 | 中心気圧1002hPa、最大風速18m/s、最大瞬間風速25m/s |
| 進行方向 | 北西へゆっくり進行 |
| 今後の見通し | 太平洋高気圧に進路を阻まれ北上できず、7月15日15時までに熱帯低気圧へ変わる見込み |
| 日本への影響 | 現時点の予報では直接的な影響はないとみられる |
*出典:日本気象協会 tenki.jp「台風11号(2026年)」、ウェザーニュース「台風11号の進路予想」
台風の進路予想は今後の観測により変わる可能性があります。本記事の内容は2026年7月13日19時時点の情報にもとづくものです。最新の進路・警報情報は気象庁や各気象情報サービスの公式発表を必ずご確認ください。
一方で北上する台風9号|東北・北海道は15〜16日に警報級大雨のおそれ
台風11号とは別に、先行して北上していた台風9号(バービー)にも注意が必要です。7月13日18時現在、台風9号は華北付近に位置し、中心気圧992hPa、最大風速18m/s、最大瞬間風速25m/sで北へ毎時15kmの速さで進んでいます。今後は進路を東寄りに変え、7月15日15時には温帯低気圧に変わって日本海に達する見込みです。
台風そのものが温帯低気圧に変わったあとも、湿った空気の影響で東北から北海道にかけて7月15日から16日に警報級の大雨のおそれがあると気象予報士による解説が出ています。台風の進路にあたる海域では、しけへの警戒も呼びかけられています。
*出典:日本気象協会 tenki.jp「台風9号(2026年)」
台風11号自体の日本への影響は限定的な見通しですが、台風9号による大雨や、その後に発生し得る次の台風への備えを考えると、台風・大雨シーズンを通じて車の被害リスクに備えておくことに変わりはありません。ここからは、台風・大雨で車が受けやすい被害と、自動車保険でどこまで守れるのかを見ていきましょう。
台風・大雨シーズンに車が受けやすい被害とは
台風や集中豪雨では、車は主に次のような被害を受けやすくなります。
- 冠水・水没:河川の氾濫や道路の冠水により、車体がエンジンルームや車内まで浸水する
- 飛来物による損傷:強風で飛ばされた屋根材・看板・植木鉢などが車体に衝突する
- 倒木・土砂崩れによる損害:強風で倒れた木や、大雨による土砂崩れが車を直撃する
- 強風によるあおり・横転:突風にあおられて他の車や構造物と接触する
これらの被害は自動車保険でどこまで補償されるか|車両保険の役割
台風・大雨による車の損害は、任意保険の車両保険で補償される対象です。「洪水・高潮」「飛来中または落下中の物との衝突」「風災」などとして扱われ、車両保険の補償範囲に含まれます。
- 一般型(一般条件):冠水・水没、飛来物による損傷など、台風・大雨による被害を広く補償する
- 車対車+A型(エコノミー・限定タイプ):車同士の事故に加え、火災・盗難・洪水・高潮・飛来物など「A」に分類される災害も補償対象。ただし、増水した道路への進入や崖からの転落など、単独事故・自損事故は補償対象外になる点に注意
なお、津波による水没は地震を原因とする損害とみなされ、車両保険では補償の対象外となります(地震・噴火・津波による損害は別枠の扱い)。台風・大雨による洪水・高潮とは補償の可否が異なるため、区別しておきましょう。
車両保険の補償条件は保険会社によって細部が異なります。加入中の保険会社の一般条件・エコノミー型の適用範囲は、以下の解説記事もあわせてご確認ください。
*出典:楽天保険の総合窓口「自動車保険(車両保険)は台風被害による損害でも使えるの?」、東京海上ダイレクト「車が水没したら自動車保険で補償される?」
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自動車保険の一括見積もりを比較する台風被害で車両保険を使うと等級はどうなるか
台風・大雨による損害で車両保険を使った場合、事故の種類は「1等級ダウン事故」に分類されます。相手のいる事故で対人・対物賠償責任保険を使う「3等級ダウン事故」よりもダウン幅が小さく設定されているのが特徴です。1等級ダウンした場合も、翌年から1年間は「事故有係数」が適用され、無事故で継続した場合より保険料が高くなる点は覚えておきましょう。
また、台風による車両保険の使用は相手のいない自然災害であるため、もらい事故の際に等級を保護する「無過失事故に関する特約」は適用されません。この特約はあくまで相手自動車がいるもらい事故を対象とした仕組みだからです。
台風被害で自動車保険を使った人のリアルな声|保険を使う後悔・使わない後悔
編集部アンケート|大雨で被害にあった25名の「4割」が保険でカバーできず
selectra.jp編集部が、大雨・冠水で車が被害にあった25名に実施したアンケート(2026年7月・ミルトーク)では、保険でカバーできなかった・自費で対応した人が約4割(25名中10名)にのぼりました。カバーできなかった人には、そもそも車両保険に未加入・失効だったという声が目立ちます。あわせて、救助を要請した人は36%(25名中9名)でした。
後悔・教訓として多かったのは、①冠水した道路に入らない・早めに迂回する、②高台・高所の駐車場へ早めに車を移動する、③車両保険に加入しておくの3点です。寄せられた声を紹介します(原文まま)。
- 30代・男性・愛知県:「道路の冠水に気づかず走行してエンジンが止まってしまい、車が水没寸前になりました」。
後悔:「冠水した道路に進入しないこと、早めに迂回すればよかった」 - 40代・男性・奈良県:「床下浸水した」。保険で全額カバーできた。
後悔:「高台に避難すればよかった」 - 50代・女性・神奈川県:「駐車場の車が冠水」。保険でカバーできなかった。
後悔:「車両保険に入っておけばよかった」
※出典:selectra.jp が大雨・冠水で車が被害にあった25名に実施したアンケート(2026年7月・ミルトーク、有効回答25名)。自己申告による小標本のため、傾向・実体験の声として紹介しています。
SNS上で見られた体験談も参考に
実際に台風被害に遭い自動車保険を使った人たちからは、X(旧Twitter)などSNS上でさまざまな体験談が語られています。統計的な調査結果ではありませんが、等級ダウンや保険料アップとどう向き合うかを考えるうえで参考になる傾向が見えてきます。
保険を使って保険料アップを実感した声
- 「台風でフロントガラスが全損し、車両保険を使ったが翌年の保険料アップがきつい」という声
- 修理費20万円程度のガラス割れに車両保険を使ったところ、翌年の保険料が3万円ほど上がったという例も語られている
- 複数回の台風被害でそのつど車両保険を使い、累積の保険料への影響を気にする声もある
自腹での修理を選んだ声
- 等級ダウンを避けるため、中古部品を探して自費で修理したという体験談(数年前の台風被害)
- 「天災で相手に請求できないうえ、保険料アップも避けたい」という理由で自腹修理を選んだという声
- 軽微なキズ程度の被害では保険を使わず自腹で対応し、「保険料が上がるより得」と判断したという声もある
その他、気をつけたいポイント
- 保険金を受け取っても修理せず乗り続けるという選択肢もあるが、時価額の上限など契約更新時に注意が必要という指摘
- 強風時の操作ミスなど不可抗力と認められにくいケースは、等級ダウンの幅が大きくなるリスクがあるという指摘
- 「車両保険に加入しているつもりだったのに、実は付いていなかった」という確認不足を悔やむ声も見られる
全体的には、はっきりとした「大きな後悔」の声よりも、「等級や保険料への影響を事前に理解していれば避けられた」という予防的な声のほうが目立ちます。水没による全損など高額な修理では車両保険を使うメリットが大きい一方、軽微な被害では免責金額や保険料アップの試算と比較したうえで自腹修理を検討する、という判断が多く語られていました。
判断に迷ったときのヒント
- 被害後はまず写真を多めに撮っておき、保険会社に相談したうえで、修理費用の見積もりと保険料アップの試算を比較して保険使用の要否を判断する
- 保険料の負担を抑えたい場合は、エコノミー型(車対車+A)や免責金額の設定を見直す方法もある
本セクションはX(旧Twitter)などSNS上で見られた体験談・声の傾向を編集部で整理したものであり、統計的な調査結果ではありません。被害状況や契約内容によって最適な判断は異なるため、実際に被害に遭った場合は加入している保険会社に必ずご相談ください。
台風接近前に車でしておきたい備え
- 浸水リスクのあるエリアでは、車を高台や立体駐車場の上層階に移動させておく
- 加入中の自動車保険の補償内容(車両保険の有無・一般条件かエコノミー型か)を事前に確認しておく
- 増水した道路・アンダーパスには進入しない
- 強風時は飛来物のリスクを避け、できるだけ屋根のある場所に駐車する
- 万が一車が水没した場合、自分でエンジンをかけようとせず、ロードサービスや販売店に連絡して点検を受ける(火災のリスクがあるため)
*出典:東京海上ダイレクト「車が水没したら自動車保険で補償される?」
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自動車保険を一括見積もりするまとめ|続く台風シーズンに備えて自動車保険を見直そう
台風11号(ハイシェン)自体の日本への直接的な影響は、現時点の予報では限定的とみられています。一方で、台風9号による大雨リスクや、今後も続く台風シーズンを考えると、車両保険が台風・大雨による冠水や飛来物被害をどこまで補償してくれるかを今のうちに把握しておくことが安心につながります。
加入中の自動車保険に車両保険が付いていない場合や、一般条件かエコノミー型かが分からない場合は、複数社の一括見積もりを比較しながら補償内容を見直してみるのもひとつの方法です。
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自動車保険の一括見積もりを比較する出典
- 日本気象協会 tenki.jp「台風11号(2026年) / 最新位置・進路予想」
- ウェザーニュース「台風11号の進路予想(2026)と現在位置」
- 日本気象協会 tenki.jp「台風9号(2026年) / 最新位置・進路予想」
- 楽天保険の総合窓口「【FP監修】自動車保険(車両保険)は台風被害による損害でも使えるの?」
- 東京海上ダイレクト「車が水没したら自動車保険で補償される?車両保険の補償内容や等級への影響を解説」
- 三井住友海上「事故があった場合に等級や事故有係数適用期間はどうなる?」
本記事の台風情報は2026年7月13日19時時点の各気象情報サービスの発表をもとに整理したものです。台風の進路・勢力・警報情報は今後変更される可能性があるため、最新情報は気象庁や気象情報サービスの公式発表でご確認ください。自動車保険の補償内容・等級への影響に関する記述は一般的な傾向の解説であり、実際の補償可否は契約中の保険会社の約款・重要事項説明書をご確認ください。