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この記事でわかること
- 光岡自動車は1996年4月にゼロワンで型式認定を取得し、日本で10番目の乗用車メーカーとなりました。型式認定を受けた車両としてゼロワン、ゼロワンクラシックタイプF、オロチを同社が挙げています
- 現在販売中のバディ、ビュート、ビュート ストーリー、リューギ、M55は、メーカー公表の車両型式ではベース車両の型式が使われています
- 損害保険料率算出機構の型式別料率クラス検索でも、ミツオカ名義で登録されている型式は2つでした。現行モデルはベース車両の車名で登録されています
光岡自動車は自社のQ&Aで「当社は1996年4月、ゼロワンで型式認定を取得し、本田技研工業以来32年ぶりに日本で10番目の乗用車メーカーとなりました」と説明しています。同じQ&Aでは、「型式認定を受けている車両は『ゼロワン』『ゼロワンクラシックタイプF』『オロチ』などがあります」と説明しています。この3車種はいずれも生産終了で、現在の新車ラインアップには含まれていません。
現在販売中のモデルの車両型式(光岡自動車の公表値/2026年9月17日時点)
| 車種 | 車両型式 | 型式上のメーカー名 | メーカー希望小売価格(税込) |
|---|---|---|---|
| バディ | 6AA-AXAH54 | トヨタ | 7,260,000円 |
| ビュート | 5BA-K13 | ニッサンMT | 2,893,000円〜3,492,500円 |
| ビュート なでしこ | 5BA-K13 | ニッサンMT | 2,200,000円〜2,854,500円 |
| ビュート ストーリー | 5BA-MXPA10 ほか | トヨタ | 3,691,600円〜4,803,700円 |
| リューギ EX-S | 5BA-NRE161 ほか | トヨタ | 3,305,500円〜3,855,500円 |
| リューギ WAGON EX | 5BA-NRE161G ほか | トヨタ | 3,308,800円〜4,134,900円 |
| M55 | 6AA-FL4 / 5BA-FL1 | ホンダ | 7,568,000円〜8,427,100円 |
光岡自動車の公表資料では、現行モデルはいずれも、ベース車両の型式が記載されています。
見積もりはネットで完結させず、保険会社に直接取る
ソニー損保は見積もり・申し込みの際に用意するものとして車検証を挙げ、納車前などで手元にない場合は「車の型式」「初度登録年月」を販売店など購入先に確認するよう案内しています。ただし光岡自動車の車は、その型式がベース車両のものです。ネットの入力だけで見積もりを取ると、ベース車両の条件にもとづく結果になります。実際に購入した車と条件が合っているかは、その画面では確かめられません。
そのため、見積もりはネットで完結させず、保険会社に直接問い合わせて取ってください。車検証の記載と、光岡自動車のモデルであること、実際に支払った金額を伝えたうえで見積もりを作ってもらうのが確実です。
- 車検証で車両型式と初度登録年月を確認する。納車前なら販売店に問い合わせて、この2つを確認します
- ネットで完結させず、保険会社に直接問い合わせる。車検証の記載と、光岡自動車のモデルであることを伝えます
- 購入金額が分かる書類を用意する。売買契約書や注文書、見積書など、実際に支払った金額を確認できる書類を用意します
初度登録年月は、納車の月とは限りません。光岡自動車はM55の注記で「登録済み未使用車をベースとしているため、初回車検は2年となります。初度登録年月は実際の納車年月とは異なります」と説明しています。ここでも基準になるのは車検証の記載です。
購入金額が分かる書類を用意するのは、車両保険金額を確認するためです。SBI損保は「購入から1年未満の新車の場合、基本的に購入時に支払った金額になります」とし、その内訳を「本体価格+オプション(車両保険の対象となる付属品に限る)+消費税」と示しています。新車として購入する場合、基準になるのはベース車両の相場ではなく実際に支払った金額です。
ここでいう付属品には、カーナビゲーションシステムやETC車載器、サイドバイザー、フロアマットなどが含まれます。ただし同社は「設置料金や取付工賃などの作業料金は付属品の価格には含みません」としています。2年目以降は時価相当額が下がり、目安は「1年で約1割程度」との記載です。
提示された車両保険金額が購入価格と大きく離れている場合の対応も、同社が示しています。「ダイレクト型でも購入金額から大きくかい離するような場合があったりしますが、自分の思ったような保険金額でないときは、まずは保険会社に相談するのがよいでしょう」との記載です。ここでも、ネットの入力だけで判断せずに保険会社へ確認してください。
車両保険を検討するときに関わるのが、事故のときの修理費です。光岡自動車は「機械的な部分はベース車両から変更しておりませんので、それぞれのベース車両の部品、工賃で修理可能です」と説明しています。メッキバンパーについては「フロント、リアとも分割式になっておりますので、破損部品のみの交換が可能」との記載です。整備も「販売店はもちろん、お近くの整備工場でも十分対応可能」としています。
*出典:ソニー損保「見積り・申込みの際に必要なものは」、SBI損保「車両保険金額とは?その決め方は?」、光岡自動車「M55」主要諸元(2026年9月17日閲覧)、同「Q&A」(同日閲覧)
中古車をベースにした光岡車はどうなる?
光岡自動車のラインアップには、中古車をベースにしたモデルもあります。同社は「『メイクアップ』車とは、中古車をベースにつくり上げたミツオカ・ラインアップの総称」で、「良質な中古車をベースに、新車と同じ製造ラインで組み上げたクルマ」と説明しています。
新車として購入する場合とは、車両保険金額の決まり方が異なる場合があります。SBI損保は2年目以降について「車種や年式、型式など契約自動車に関するデータから定められた価格の幅」の範囲内で決めるとしたうえで、「古い車だと保険金額を設定できず車両保険に加入できないことがあるので、その場合は保険会社に問い合わせてみましょう」と案内しています。加入できるかどうかや設定できる車両保険金額は、車検証を用意して確認するのが確実です。
光岡車の保険加入前に確認したいこと
- 車検証の型式欄と初度登録年月を確認する。納車前なら販売店に問い合わせて教えてもらいます
- ネットの見積もりだけで決めない。型式がベース車両のものである以上、入力だけでは実際の車と条件が合っているか確かめられません。保険会社に直接問い合わせてください
- 車両保険金額が購入価格に届くかを確かめる。提示される車両保険金額の設定範囲も、車種や年式、型式などのデータをもとに決まります
- 車両保険金額の設定範囲は会社によって異なるため、複数社で確認する。SBI損保も「もっと高く設定したい場合などは、いくつか見積りを取ると良いでしょう」としています
複数社を比べるときも、光岡自動車の車は最終的な条件を各社に確認する必要があります。まずは複数社の窓口をまとめて当たり、そのうえで車検証を用意して問い合わせてください。
自動車保険の一括見積もりを比較するよくある質問(FAQ)
ベース車両の型式です。損害保険料率算出機構の型式別料率クラス検索で光岡の現行モデルの型式を照会すると、AXAH54はトヨタのRAV4、K13はニッサンMTのマーチ、FL1とFL4はホンダのシビックおよびシビックハイブリッドとして返ります。同機構にミツオカ名義で登録がある型式は、オロチのMSP1とゼロワンのMS01の2つだけでした(2026年9月17日照会)。
購入から1年未満の新車であれば、購入時に支払った金額が基準です。SBI損保は「購入から1年未満の新車の場合、基本的に購入時に支払った金額になります」とし、その内訳を「本体価格+オプション(車両保険の対象となる付属品に限る)+消費税」と示しています。2年目以降は「車種や年式、型式など契約自動車に関するデータから定められた価格の幅」の範囲内で決めることになり、この幅は保険会社によって異なります。光岡の車は型式がベース車両のものになるため、提示された金額が購入価格に見合うかを契約前に確認してください。
光岡自動車は自社のQ&Aで「機械的な部分はベース車両から変更しておりませんので、それぞれのベース車両の部品、工賃で修理可能です」と説明しています。外装についても「ビュート、ガリューなどのメッキバンパーを例に挙げると、フロント、リアとも分割式になっておりますので、破損部品のみの交換が可能です」とし、「よほど大きな事故で無い限り、日常頻繁に起こりうる外装修理に関しては、商品から持つイメージとは逆に非常に割安にできます」としています。整備についても「販売店はもちろん、お近くの整備工場でも十分対応可能」との記載です。いずれもメーカー自身の説明であり、実際の修理費は損傷の範囲によって異なります。
SBI損保は、購入から2年目以降の車両保険金額を「車種や年式、型式など契約自動車に関するデータから定められた価格の幅」の範囲内で決めると説明しています。減価の目安は「1年で約1割程度」です。そのうえで「古い車だと保険金額を設定できず車両保険に加入できないことがあるので、その場合は保険会社に問い合わせてみましょう」としています。光岡自動車には中古車をベースにした「メイクアップ」車もあり、その場合は年式の前提が新車とは異なります。加入の可否と設定できる金額は、車検証を用意して保険会社にご確認ください。
出典
- 光岡自動車「Q&A」(2026年9月17日閲覧/「当社は1996年4月、ゼロワンで型式認定を取得し、本田技研工業以来32年ぶりに日本で10番目の乗用車メーカーとなりました」「型式認定を受けている車両は『ゼロワン』『ゼロワンクラシックタイプF』『オロチ』などがあります」、修理代と整備に関する説明)
- 光岡自動車「Buddy」(2026年9月17日閲覧/車両型式6AA-AXAH54、メーカー希望小売価格7,260,000円)
- 光岡自動車「Viewt」(2026年9月17日閲覧/車両型式ニッサンMT 5BA-K13、メーカー希望小売価格2,893,000円〜3,492,500円)
- 光岡自動車「Viewt story」(2026年9月17日閲覧/車両型式トヨタ・5BA-MXPA10、5BA-MXPA15、6AA-MXPH14、6AA-MXPH17、メーカー希望小売価格3,691,600円〜4,803,700円)
- 光岡自動車「M55」(2026年9月17日閲覧/車両型式6AA-FL4・5BA-FL1、メーカー希望小売価格7,568,000円〜8,427,100円、「登録済み未使用車をベースとしているため、初回車検は2年となります。初度登録年月は実際の納車年月とは異なります」)
- 損害保険料率算出機構「型式別料率クラス検索」(2026年9月17日照会/メーカー「ミツオカ」の車名はオロチとゼロワンの2件、型式MSP1・MS01。K13はニッサンMTのマーチ、AXAH54はトヨタのRAV4、MXPH14・MXPH17はトヨタのヤリス、FL4はホンダのシビックハイブリッドとして登録。AEBの装着による保険料の割引は「発売後約3年以内の型式」が対象で、MXPH14とMXPH17は「対象」、AXAH54・K13・FL1・FL4は「対象外」)
- ソニー損保「見積り・申込みの際に必要なものは」(見積り・申込みの際に車検証を用意、納車前などで手元にない場合は「車の型式」「初度登録年月」を購入先に確認)
- SBI損保「車両保険金額とは?その決め方は?」(車両保険金額は契約時の時価相当額で自由に設定できない、車種・年式・型式などから定められた価格の幅の範囲内で決める、幅は保険会社によって異なる、購入から1年未満の新車は「基本的に購入時に支払った金額」で内訳は本体価格+オプション+消費税、付属品の例と「設置料金や取付工賃などの作業料金は付属品の価格には含みません」、2年目以降の減価は「1年で約1割程度」、購入金額から大きくかい離する場合は保険会社に相談)
本記事の情報は2026年9月17日時点のものです。車両型式・価格は光岡自動車の公表値です。損害保険料率算出機構の公表値は参考純率上のもので、各保険会社が使用する料率とは異なる場合があります。車検証の記載は個体ごとに異なります。引受条件や車両保険金額の範囲は保険会社ごとに、また保険始期日によって異なるため、契約時は各社の約款・重要事項説明書をご確認ください。最新情報は各社の公式サイトでご確認ください。セレクトラは保険料の算定や特定商品の推奨を行っていません。