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何が確定したのか|NX350の販売終了

結論を先に|押さえる3点
  1. ガソリンエンジンを搭載するNX350(2.4Lターボ)は販売終了。レクサス公式サイトの価格一覧にも「販売終了」と表示されている
  2. 現在、日本で新車として購入できるNXは、ハイブリッドのNX350hとプラグインハイブリッドのNX450h+だけ
  3. レクサスは2026年9月1日の新型車発表を予告している。ただし、ティザー投稿では車名を明らかにしていない

レクサス公式サイトのNXの価格一覧では、NX350の2グレードに「販売終了」と表示されています。2026年6月26日時点のアーカイブでは、同じ価格一覧に、NX350が販売中のグレードとして掲載されていました。表示が変わったのは6月末以降です。

*レクサス公式サイトのNXの価格一覧(2026年8月31日時点)

グレード パワートレーン 価格
NX350h 2.5Lエンジン+ハイブリッド/2WD・AWD 5,500,000〜5,770,000円
NX350h “version L” 2.5Lエンジン+ハイブリッド/2WD・AWD 6,376,000〜6,646,000円
NX350h “F SPORT” 2.5Lエンジン+ハイブリッド/2WD・AWD 6,406,000〜6,676,000円
NX350h “OVERTRAIL” 2.5Lエンジン+ハイブリッド/AWD 6,876,000円
NX450h+ “version L” 2.5Lエンジン+プラグインハイブリッド/AWD 7,495,000円
NX450h+ “F SPORT” 2.5Lエンジン+プラグインハイブリッド/AWD 7,585,000円
NX450h+ “OVERTRAIL” 2.5Lエンジン+プラグインハイブリッド/AWD 7,725,000円
NX350 “F SPORT”(販売終了) 2.4Lターボ/AWD 6,306,000円
NX350 “OVERTRAIL”(販売終了) 2.4Lターボ/AWD 6,506,000円

レクサスはこの件でニュースリリースを出していません。トヨタ自動車のグローバルニュースルームのレクサス欄で最新なのは2026年7月2日のUX300hの特別仕様車で、新型NXもNX350の販売終了も載っていません。工場出荷時期の目処を案内するページも、8月28日更新の時点ではNX350の行が残ったままです。

*出典:レクサス公式サイト NX(2026年8月31日閲覧)トヨタ自動車 グローバルニュースルーム レクサス

ティザーで見えたもの|ステアリング中央の「L」が消えた

公開されたのは、レクサスの公式アカウント「LEXUS / レクサス」(@lexus_jpn)が8月29日17時に投稿した14秒の動画です。本文は「In 3 days」「A new journey of discovery begins.」「*Stay tuned for Sep. 1, 2026.」の3行で、ハッシュタグは #ExperienceAmazing #DISCOVER #Lexus でした。

この投稿文に「NX」の文字はありません。公開されているのは日付と動画だけで、車名を特定しているのは映像を見た各媒体です。公式情報から確認できるのは、「2026年9月1日に新たな発表がある」という点までです。この点を踏まえ、以下の情報は確定情報と予想を分けて見る必要があります。

以下はティザー映像に登場した車両について確認できる内容であり、その車両が新型NXであることは公式発表されていません。

*公式アカウントの投稿と、それを報じた記事による

投稿日 映像で確認できたもの
8月29日 車体の外観。リアまわりやヘッドライト周辺のシャープな造形、車体を側面から見たシルエット。フロントマスク全体と内装は非公開
8月30日 キャビン内部。革張りと見られるフロントシート、センターの大型ディスプレイ、ステアリング中央の「LEXUS」ロゴ。「あと2日」のカウントダウンで9月1日を明示

変化がはっきり分かるのはステアリングホイールです。中央のエンブレムが、従来の「L」字型のシンボルマークから「LEXUS」と刻まれたレターロゴに変わっています。運転席から目に入りやすい部分であるため、印象は大きく変わります。

GQ JAPANは8月31日の記事で、この映像をさらに細かく読み解いています。右側のスポークには、アダプティブクルーズコントロール(ACC)やレーントレーシングアシスト(LTA)など、運転支援機能のスイッチがまとめて配置されているとしています。ダッシュボード上部に置かれた大型タッチディスプレイの下には、温度や音量を調整する物理スイッチが残されています。シートにはブラウン系のレザーとV字型のキルティングが採用され、ベンチレーションも確認できるとしています。また一部媒体は、画面上の「REVITALIZE」という表示から、アロマ機能が採用される可能性を指摘しています。なお同記事に掲載されている内装写真は現行モデルのものです。

*出典:LEXUS / レクサス公式X(2026年8月29日)くるまのニュース(2026年8月31日)GQ JAPAN(2026年8月31日)

出回っている噂まとめ

9月1日に公開される車については、発売時期から装備まで具体的な数字が出回っています。ただし現時点でレクサスが公表しているのはティザー映像だけで、次のものはいずれもまとめ系サイトの予想です。確認できた事実と、現時点では裏付けのない予想を分けて整理します。

*2026年8月31日時点で裏付けのない主張とその出どころ

出回っている主張 出どころ 現時点の裏付け
日本発売は2026年12月ごろ 最新自動車情報 レクサスは発売時期を公表していない
12.3インチのフルデジタルメーター、二眼LEDヘッドライト、ワイドテールランプ 最新自動車情報、車好き新型車ニュース ティザー映像から読めるのは大型ディスプレイの存在まで
次世代Arene OSの搭載 最新自動車情報 公表なし
Lexus Safety System+ 4.0、ドライバー異常時対応システム、3Dパノラミックビューモニター 最新自動車情報 公表なし
今回は「マイナーチェンジ」である 各媒体 レクサスは呼称していない。くるまのニュースも「マイナーチェンジと思われる」と留保している
NXの残価率は登録1年後で80%前後 中古車・買取系メディア 集計方法と対象を示した一次資料が見つからない

装備の予想が当たるかどうかは9月1日に分かります。一方で保険料に影響する数値は、装備の噂ではなく型式ごとに決まっていて、こちらはすでに公表されています。

*出典:最新自動車情報(car-repo.jp)車好き新型車ニュース NewCar

高級SUVの自動車保険で気をつける3点

レクサスだからといって、必ずしも料率クラスが高いとは限らない

保険料は車種名ではなく、車検証に書かれた型式ごとに決まります。損害保険料率算出機構は、対人賠償・対物賠償・人身傷害・車両の4つの補償ごとに、型式別料率クラスを1〜17で公表しています。NXの型式別料率クラスは次のとおりです。

*2026年適用(保険始期2026年1月1日〜12月31日)の型式別料率クラス

型式 該当 対人 対物 人身 車両
AAZH20 NX350h(2WD) 5669
AAZH25 NX350h(AWD) 7669
AAZH26 NX450h+ 5679
TAZA25 NX350(販売終了) 5578
AXUH80 参考:トヨタ ハリアー(HEV・2WD) 7669

販売中のNXの車両クラスは9で、トヨタのハリアーのハイブリッド2WD(AXUH80)と同じ数字です。RXの車両料率クラスは型式によって9〜14で、NXのクラス9はそれと比べて低い水準です。

表に掲載したNXの4型式のうち、販売を終了したNX350(TAZA25)の車両料率クラスが最も低い8でした。販売中のハイブリッドモデルは9で、NX350より1段階高くなっています。

表に掲載したNXの各型式では、2026年適用の料率クラスは2025年適用から下がったか横ばいで、上がった補償はありません。NX350hのAWD(AAZH25)は車両クラスが10から9になりました。

*出典:損害保険料率算出機構「型式別料率クラス検索」(2026年適用)

車両保険は、保険金額と免責金額の両方を見る

新車の車両保険金額は、車両本体価格や付属品などをもとに、保険会社が提示する範囲内で設定します。全損のときに出るのは契約した保険金額までで、修理のときは免責金額(自己負担額)を引いた額が支払われます。保険料を下げようとして免責金額を大きくすると、軽微な損傷の修理でも、設定した免責金額分は自己負担になります。

新車で買うなら、一定の条件を満たした場合に、新車の再購入費用などが補償される新車特約を付けられることもあります。適用条件や補償額は保険会社によって異なります。

盗難件数の上位に入っているレクサス車はRX・LX・LS

日本損害保険協会の第27回自動車盗難事故実態調査によると、2025年の車両本体盗難の車名別では、レクサスRXが113件で5位、レクサスLXが109件で6位、レクサスLSが53件で8位でした。NXは2023年から2025年まで、一度も上位10車種に入っていません。1位はランドクルーザーの825件で、全体2,746件の30.0%を占めます。

件数が少なくても、起きたときの金額は大きくなっています。車両本体盗難の1件あたりの支払保険金は、2023年の237.9万円から2025年は297.5万円まで上がりました。盗難は車両保険を付けていなければ補償されないため、外すかどうかは、盗難による損失を自己資金で負担できるかどうかで決まります。

*出典:日本損害保険協会「第27回自動車盗難事故実態調査結果」(2026年3月4日)

まとめ|9月1日を待つ前に確認できること

  • 車検証の型式を見る。同じNXでも2WDとAWDで対人クラスが5と7に分かれるため、保険料を比較する際は、車名だけでなく型式まで確認する必要がある
  • 車両保険の保険金額と免責金額を確かめる。この価格帯では、免責金額の設定によって、事故時の自己負担額が大きく変わる

同じ型式でも、保険会社ごとに保険料の算出方法や割引、契約条件が異なるため保険料は変わります。

よくある質問(FAQ)

入れます。販売終了は新車としての販売が終わったという意味で、すでに登録されている車や中古で取得した車の契約には影響しません。NX350の型式TAZA25の2026年適用の料率クラスは、対人5・対物5・人身7・車両8です。

新型が別の型式になれば、そちらは別のクラスで評価されます。手元のNXの保険料に影響するのは自分の型式のクラスの推移で、2026年適用ではNXの各型式はどれも2025年適用から下がったか横ばいでした。NX350hのAWD(AAZH25)は車両クラスが10から9になっています。

盗難件数の車名別の上位に入っているレクサス車はRX・LX・LSで、NXは2023年から2025年まで上位10車種に入っていません。ただし盗難は車両保険を付けていなければ補償されず、車両本体盗難の1件あたりの支払保険金は2025年に297.5万円まで上がっています。車両保険を外すかどうかは、盗難による損失を自己資金で負担できるかどうかで決まります。

出典

本記事の情報は2026年8月31日時点のものです。2026年9月1日に公開される車について、レクサスは車名を公表していません。本記事の内容は、同社が公表したニュースリリースではなく、公式SNSのティザー映像とそれを報じた記事にもとづいて記載しています。9月1日の発表で車名・仕様・時期・価格が明らかになるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。型式別料率クラスは毎年見直され、保険料は各保険会社が独自の料率と契約条件を加えて算出するため、同じ型式でも保険料は会社により異なります。補償内容・特約の適用条件は保険会社・始期日・契約条件によって異なるため、実際の取り扱いは必ず約款および重要事項説明書をご確認ください。