一部アフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

いま関東で何が起きているか(7月17日 最新状況)

湿った空気の流入と気温上昇で大気が不安定になり、各地でゲリラ豪雨が発生。東京都八王子市、神奈川県横浜市北部・川崎市、千葉県松戸市などにレベル4大雨危険警報が発表され、横浜市日吉65.0ミリ、八王子市64.0ミリと観測史上1位の雨量を記録しました。東京外環道の一部区間を含め、道路冠水も相次いでいます。

*出典:ウェザーニュースtenki.jp

まず身の安全を最優先に

避難や救助が必要な場面では、迷わず110番・119番へ連絡してください。

大雨で車に想定される被害

車の被害は主に「水没・冠水」「土砂災害」の2つです。selectra.jp編集部は、大雨・冠水で車が被害にあった25名にアンケートを実施しました(2026年7月・ミルトーク)。その結果、救助を要請した人は36%(25名中9名)保険でカバーできなかった・自費で対応した人は約4割(25名中10名)にのぼりました。

大雨・冠水で車が被害にあった25名へのアンケート結果
設問 回答 人数(n=25)
救助を要請したか 要請した 9名(36%)
要請しなかった 16名(64%)
保険でカバーできたか カバーできた 13名(52%)
カバーできなかった・自費 10名(40%)
その他(被害軽微・未記載) 2名(8%)

後悔・教訓として特に多かったのは、①冠水した道路に入らない・早めに迂回する(約7名)②高台・高所の駐車場へ早めに車を移動する(約6名)③車両保険に加入しておく・内容を確認する(約5名)の3つでした。実際に寄せられた声を紹介します(原文まま)。

  • 30代・男性・愛知県:「道路の冠水に気づかず走行してエンジンが止まってしまい、車が水没寸前になりました」。保険会社のロードサービスで救助され、車両保険でカバーできた(免責金額の負担あり)
    後悔:「冠水した道路に進入しないこと、早めに迂回すればよかった」
  • 60代・男性・愛知県:車が水没。保険でカバーできなかった
    後悔:「車両保険を継続しておけばよかった」
  • 60代・女性・大阪府:「アンダーパスに雨水が溜まっていて…エンジン部分に水が入り動かなくなりました」。JAF会員として救助を要請
  • 30代・男性・神奈川県:川の氾濫で車が浸水。ロードサービスを利用し保険でカバーできた
    後悔:「高台の駐車場にとめればよかった」

車両保険の加入・利用有無で明暗が分かれ、後悔の多くは「冠水路への無理な進入」「車の避難が遅れたこと」に集中しています。カバーできなかった人には、そもそも車両保険に未加入・失効だったという声が目立ちました。

※出典:selectra.jp が大雨・冠水で車が被害にあった25名に実施したアンケート(2026年7月・ミルトーク、有効回答25名)。自己申告による小標本のため、傾向・実体験の声として紹介しています。

1. 水没・冠水

アンダーパスや低地での立ち往生、駐車中の浸水が典型例です。浸水の高さによって修理費が変わり、時価額を超えると全損扱いになります。

最重要の注意点

浸水した車は、水が引いた後でも絶対に自分でエンジンをかけないでください。感電や車両火災のおそれがあります。特にHV・EVは高電圧バッテリーに触れず、JAFや整備工場に任せましょう。

*出典:JAF国土交通省

2. 土砂災害

崖崩れ・土石流に巻き込まれる被害です。「巻き込まれた」のか「自ら突っ込んだ」のかで、保険の扱いが大きく変わります

*出典:SBIの自動車保険比較 インズウェブ

何かあったら|ロードサービスとJAFの使い方

自走できない車の救援には、自動車保険付帯のロードサービスJAFの2択があります。性格が異なるため、併用がポイントです。

保険は「クルマ」に、JAFは「人」に

自動車保険付帯のロードサービスとJAFの違い
ロードサービス JAF
対象 契約している車両 会員である
他人の車 対象外 会員なら対応可
無料レッカー距離 長い(多くは100km以上) 20kmまで無料

*出典:JAF「ロードサービス内容」

使い方のポイント

  • JAF提携保険なら無料サービス範囲が拡大し、冠水地からの引き上げなど自然災害系のトラブルもカバーされやすい
  • 費用は基本的に立替不要(保険会社がJAFへ精算)
  • 要請は加入保険のコールセンターへ連絡し、JAF会員である旨を伝える。JAFアプリ・WebならGPSで現在地を送信でき便利

*出典:インズウェブ

事前の備えが有事の初動を早くする

大雨・台風の直後は電話がつながりにくくなります。ロードサービス直通番号やLINE・Webの救援受付を事前に控えておきましょう。

被害に対して自動車保険がどう使えるか

大雨による車の損害は「車両保険」でカバーします。加入していなければ支払われないため、まず保険証券で確認しましょう。

一般型とエコノミー型で「土砂への突っ込み」だけ差が出る

大雨被害の状況別・車両保険の補償と等級への影響
被害の状況 一般型 エコノミー型 備考
水没・冠水(台風・洪水・高潮) ○ 補償 ○ 補償 1等級ダウン
土砂崩れに巻き込まれた ○ 補償 ○ 補償 1等級ダウン
すでにある土砂に自ら突っ込んだ ○ 補償 × 対象外 3等級ダウン
地震・噴火・津波 × 原則免責 × 原則免責 特約で対応可

*出典:東京海上ダイレクト損保ジャパン

  • 水没・冠水などの自然災害は、一般型・エコノミー型どちらでも補償されるのが一般的
  • 同じ土砂災害でも、「巻き込まれた」なら1等級ダウン、「自ら突っ込んだ」場合はエコノミー型が対象外・一般型でも3等級ダウンと差が出る。地震・噴火・津波は原則補償対象外

全損になったら

修理費が時価額を超え全損と認定された場合、免責金額は差し引かれず車両保険金額の全額が支払われます。買い替え諸費用特約などで上乗せできる場合もあるため、契約内容を確認しましょう。

*出典:ソニー損保インズウェブ

まとめ|今日からできる3つのこと

  • 避難が最優先。レベル4警報や大雨キキクルの「紫」が出た地域では、危険な場所からすぐ離れる
  • 契約内容の確認を。車両保険の有無、一般型かエコノミー型かを把握しておく
  • 連絡先の確保を。ロードサービス直通番号とJAF会員情報を手元にまとめておく

浸水した車は自分でエンジンをかけず、早めにプロへ引き渡すのが被害を最小限にする近道です。大雨や台風が近づいたら、車をあらかじめ高い場所へ移動させておくことも有効な備えです。