一部アフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
大雨で車に想定される被害
車の被害は主に「水没・冠水」と「土砂災害」の2つです。selectra.jp編集部は、大雨・冠水で車が被害にあった25名にアンケートを実施しました(2026年7月・ミルトーク)。その結果、救助を要請した人は36%(25名中9名)、保険でカバーできなかった・自費で対応した人は約4割(25名中10名)にのぼりました。
| 設問 | 回答 | 人数(n=25) |
|---|---|---|
| 救助を要請したか | 要請した | 9名(36%) |
| 要請しなかった | 16名(64%) | |
| 保険でカバーできたか | カバーできた | 13名(52%) |
| カバーできなかった・自費 | 10名(40%) | |
| その他(被害軽微・未記載) | 2名(8%) |
後悔・教訓として特に多かったのは、①冠水した道路に入らない・早めに迂回する(約7名)、②高台・高所の駐車場へ早めに車を移動する(約6名)、③車両保険に加入しておく・内容を確認する(約5名)の3つでした。実際に寄せられた声を紹介します(原文まま)。
- 30代・男性・愛知県:「道路の冠水に気づかず走行してエンジンが止まってしまい、車が水没寸前になりました」。保険会社のロードサービスで救助され、車両保険でカバーできた(免責金額の負担あり)
後悔:「冠水した道路に進入しないこと、早めに迂回すればよかった」 - 60代・男性・愛知県:車が水没。保険でカバーできなかった
後悔:「車両保険を継続しておけばよかった」 - 60代・女性・大阪府:「アンダーパスに雨水が溜まっていて…エンジン部分に水が入り動かなくなりました」。JAF会員として救助を要請
- 30代・男性・神奈川県:川の氾濫で車が浸水。ロードサービスを利用し保険でカバーできた
後悔:「高台の駐車場にとめればよかった」
車両保険の加入・利用有無で明暗が分かれ、後悔の多くは「冠水路への無理な進入」と「車の避難が遅れたこと」に集中しています。カバーできなかった人には、そもそも車両保険に未加入・失効だったという声が目立ちました。
※出典:selectra.jp が大雨・冠水で車が被害にあった25名に実施したアンケート(2026年7月・ミルトーク、有効回答25名)。自己申告による小標本のため、傾向・実体験の声として紹介しています。
1. 水没・冠水
アンダーパスや低地での立ち往生、駐車中の浸水が典型例です。浸水の高さによって修理費が変わり、時価額を超えると全損扱いになります。
浸水した車は、水が引いた後でも絶対に自分でエンジンをかけないでください。感電や車両火災のおそれがあります。特にHV・EVは高電圧バッテリーに触れず、JAFや整備工場に任せましょう。
2. 土砂災害
崖崩れ・土石流に巻き込まれる被害です。「巻き込まれた」のか「自ら突っ込んだ」のかで、保険の扱いが大きく変わります。
何かあったら|ロードサービスとJAFの使い方
自走できない車の救援には、自動車保険付帯のロードサービスとJAFの2択があります。性格が異なるため、併用がポイントです。
保険は「クルマ」に、JAFは「人」に
| ロードサービス | JAF | |
|---|---|---|
| 対象 | 契約している車両 | 会員である人 |
| 他人の車 | 対象外 | 会員なら対応可 |
| 無料レッカー距離 | 長い(多くは100km以上) | 20kmまで無料 |
*出典:JAF「ロードサービス内容」
使い方のポイント
- JAF提携保険なら無料サービス範囲が拡大し、冠水地からの引き上げなど自然災害系のトラブルもカバーされやすい
- 費用は基本的に立替不要(保険会社がJAFへ精算)
- 要請は加入保険のコールセンターへ連絡し、JAF会員である旨を伝える。JAFアプリ・WebならGPSで現在地を送信でき便利
*出典:インズウェブ
大雨・台風の直後は電話がつながりにくくなります。ロードサービス直通番号やLINE・Webの救援受付を事前に控えておきましょう。
被害に対して自動車保険がどう使えるか
大雨による車の損害は「車両保険」でカバーします。加入していなければ支払われないため、まず保険証券で確認しましょう。
一般型とエコノミー型で「土砂への突っ込み」だけ差が出る
| 被害の状況 | 一般型 | エコノミー型 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 水没・冠水(台風・洪水・高潮) | ○ 補償 | ○ 補償 | 1等級ダウン |
| 土砂崩れに巻き込まれた | ○ 補償 | ○ 補償 | 1等級ダウン |
| すでにある土砂に自ら突っ込んだ | ○ 補償 | × 対象外 | 3等級ダウン |
| 地震・噴火・津波 | × 原則免責 | × 原則免責 | 特約で対応可 |
- 水没・冠水などの自然災害は、一般型・エコノミー型どちらでも補償されるのが一般的
- 同じ土砂災害でも、「巻き込まれた」なら1等級ダウン、「自ら突っ込んだ」場合はエコノミー型が対象外・一般型でも3等級ダウンと差が出る。地震・噴火・津波は原則補償対象外
\3分で完了・完全無料/
自動車保険の一括見積もりを比較する全損になったら
修理費が時価額を超え全損と認定された場合、免責金額は差し引かれず車両保険金額の全額が支払われます。買い替え諸費用特約などで上乗せできる場合もあるため、契約内容を確認しましょう。
\3分で完了・完全無料/
自動車保険を一括見積もりするまとめ|今日からできる3つのこと
- 避難が最優先。レベル4警報や大雨キキクルの「紫」が出た地域では、危険な場所からすぐ離れる
- 契約内容の確認を。車両保険の有無、一般型かエコノミー型かを把握しておく
- 連絡先の確保を。ロードサービス直通番号とJAF会員情報を手元にまとめておく
浸水した車は自分でエンジンをかけず、早めにプロへ引き渡すのが被害を最小限にする近道です。大雨や台風が近づいたら、車をあらかじめ高い場所へ移動させておくことも有効な備えです。
出典
- ウェザーニュース「関東で広域雷雨 レベル4大雨危険警報も発表」
- 日本気象協会 tenki.jp「関東甲信は17日もゲリラ豪雨に注意」
- JAF クルマ何でも質問箱「自動車が水没したときの対処と脱出方法とは?」
- 国土交通省「浸水・冠水被害を受けた車両のユーザーの方へ」
- SBIの自動車保険比較 インズウェブ「車が土砂崩れに巻き込まれたら車両保険で補償される?」
- JAF「ロードサービス内容」
- SBIの自動車保険比較 インズウェブ「ロードサービスとは JAFとの違いを比較!」
- 東京海上ダイレクト(旧イーデザイン損保)「車が水没したら自動車保険で補償される?」
- 損保ジャパン「車両保険はエコノミー型で十分?」
- ソニー損保「車両保険の免責金額とは?」
- SBIの自動車保険比較 インズウェブ「車両保険で全損車は買い替えられる?」
本記事の気象情報は2026年7月17日時点の発表をもとに整理したものです。最新情報は気象庁や各気象情報サービスの公式発表をご確認ください。自動車保険の補償内容に関する記述は一般的な傾向の解説であり、実際の補償可否は契約中の保険会社の約款・重要事項説明書をご確認ください。