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結論:ソニー損保とチューリッヒ、どっちがいい?

ソニー損保とチューリッヒのネット専用自動車保険は、どちらもインターネットで直接契約するネット型(ダイレクト型)です。セレクトラ編集部が2026年9月(保険始期9月15日)に同一条件でネット損保8社の見積もりを取得した結果では、4条件8通りすべてでチューリッヒのほうが年間保険料が安く、差は2,800円〜17,890円でした。ただし安さの裏側には、無過失事故特約の設定がない・ロードサービスが有料オプション・月払いに非対応という3つの構造的な違いがあります。

結論まとめ

  • 初年度の保険料をとにかく抑えたい方:チューリッヒ(ネット専用)
  • もらい事故で等級を下げたくない方:ソニー損保(チューリッヒには無過失事故特約の設定がありません)
  • ロードサービスを追加保険料なしで付けたい方:ソニー損保(チューリッヒのネット専用は有料オプション)
  • 月払いにしたい方:ソニー損保(チューリッヒのネット専用は年払のみ)
  • 3年目以降も割引を残したい方:ソニー損保(3年目4,000円/チューリッヒは1,500円相当)
  • チューリッヒで対面相談や月払いを使いたい方:チューリッヒスーパー自動車保険(代理店型)という第3の選択肢

次章から、2026年9月の実測保険料・チューリッヒの2商品の違い・割引制度・無過失事故特約・ロードサービス・独自調査・乗り換え手続きの順に比較していきます。

【2026年9月】ソニー損保とチューリッヒはどっちが安い?

セレクトラ編集部が2026年9月(保険始期2026年9月15日)に、ネット損保8社から同一条件で取得した年間保険料(一括払)を比較します。チューリッヒ(ネット専用自動車保険)は4条件8通りすべてでソニー損保より安く、38歳・20等級の軽自動車では8社中1位(車両保険なし10,220円・あり23,670円)でした。

2026年9月 ソニー損保とチューリッヒの年間保険料(一括払)

2026年9月 ソニー損保とチューリッヒの年間保険料およびネット損保8社の相場
見積もり条件 ソニー損保
車両保険なし/あり
チューリッヒ(ネット専用)
車両保険なし/あり
8社相場
車両保険なし/あり
軽自動車
スズキ スペーシア
38歳・20等級
15,990円/35,540円
8社中6位/8位
10,220円23,670円
8社中1位/1位
14,560円/30,375円
普通車
トヨタ ヤリス
47歳・20等級
14,010円/30,960円
8社中5位/7位
9,200円24,580円
8社中1位/2位
13,143円/27,774円
軽自動車
ホンダ N‑BOX
26歳・9等級
30,410円/67,160円
8社中3位/6位
27,610円55,230円
8社中1位/1位
31,682円/62,511円
ミニバン
トヨタ ヴォクシー
55歳・20等級・限定なし
35,800円/101,110円
8社中7位/8位
27,900円83,220円
8社中2位/4位
31,281円/85,543円

差が最も開いたのは55歳・20等級・ミニバン・車両保険ありの条件で、ソニー損保101,110円に対しチューリッヒ83,220円と17,890円の差でした。最も差が小さかったのは26歳・9等級・軽自動車・車両保険なしの2,800円です。なおこの見積もりはチューリッヒのロードサービス費用特約を付けない状態で取得しています。ロードサービスを付ける場合は、その分の保険料が上乗せされる点にご注意ください。

保険料比較の注意点

保険料は年齢・等級・車種・走行距離・補償内容などの条件によって大きく変わります。上記はあくまで同一条件での一例ですので、実際にご自身の条件で見積もりを取って比較することをおすすめします。

ネット損保8社(ソニー損保・SBI損保・アクサダイレクト・SOMPOダイレクト・東京海上ダイレクト・チューリッヒ ネット専用・三井ダイレクト損保・楽天損保)の一括払(年払)。相場は8社の単純平均。共通条件:本人・配偶者限定(26歳・9等級のみ本人限定、ミニバンのみ運転者限定なし・全年齢補償)、車両保険は一般型、免責1回目5万円/2回目以降10万円、対人・対物無制限、人身傷害3,000万円(搭乗中のみ)、年間走行距離5,000km超、保険始期2026年9月15日。チューリッヒ ネット専用は本人限定の補償範囲がないため、26歳・9等級のみ本人・配偶者限定で取得。出典:セレクトラ独自保険料調査(各社公式サイトから取得・セレクトラ・ジャパン作成)

チューリッヒの自動車保険は2つある:ネット専用とスーパー自動車保険

「ソニー損保とチューリッヒを比べたい」と考えたとき、最初に押さえておきたいのがチューリッヒの自動車保険は2商品あるという点です。インターネットで直接契約する「ネット専用自動車保険」がネット型、代理店を通して契約する「チューリッヒスーパー自動車保険」が代理店型で、ロードサービスの付帯形態も月払いの可否も異なります。ソニー損保はネット型ですから、同じ土俵で比べられるのはネット専用自動車保険のほうです。

ソニー損保・チューリッヒ(ネット専用)・チューリッヒスーパー自動車保険の位置づけ比較

ソニー損保とチューリッヒ2商品の位置づけ比較
項目 ソニー損保 チューリッヒ
ネット専用
チューリッヒ
スーパー自動車保険
販売形態 ネット型 ネット型 代理店型
申込・契約窓口 インターネットで直接契約 インターネットで直接契約 代理店経由
ロードサービス 無料自動付帯 有料オプション
ロードサービス費用特約
無料自動付帯
月払い(口座振替) ×
11回払いはクレジットカードのみ
×(年払のみ)
無過失事故特約 全契約に自動セット 設定なし 設定なし
本記事の比較対象
この記事で比較しているのは「ネット専用自動車保険」です

本記事の保険料・ロードサービス・支払方法は、すべてチューリッヒのネット専用自動車保険の内容です。代理店型のスーパー自動車保険はロードサービスが無料自動付帯で月払いにも対応しますが、保険料の水準は異なります。チューリッヒ全体の評判は本記事末尾のリンクから確認できます。

ソニー損保とチューリッヒの比較表

両社の主要項目を一覧にまとめました。対人・対物無制限、人身傷害3,000万円、車両保険一般条件という基本補償の骨格は共通で、差が出るのは無過失事故特約の有無・ロードサービスの付帯形態・割引の継続設計・支払方法の4点です。

ソニー損保 vs チューリッヒ(ネット専用) 比較表

ソニー損保とチューリッヒ(ネット専用)の主要項目比較表
項目 ソニー損保 チューリッヒ(ネット専用)
対人・対物賠償 無制限 無制限
人身傷害 3,000万円
超過費用特約あり
3,000万円
車両保険 一般条件 一般条件
無過失事故特約 全契約に自動セット 設定なし
ロードサービス 無料自動付帯 有料オプション
レッカー無料範囲
(お客さま指定先)
100km 100km
特約付帯時のみ
事故現場駆けつけ セコム なし
インターネット割引
(新規・年払)
12,000円
保険料帯によらず定額
10,000〜18,000円
年間保険料の帯で変動
3年目以降の割引 4,000円 1,500円相当
支払方法 クレジットカード/銀行振込/払込票
月払いは11回・クレジットカードのみ
コンビニ一括/銀行振込一括/分割口座振替
月払いは非対応
自動継続 なし なし
継続連絡しなければ満期で終了
正味収入保険料
(自動車・2024年度)
1,508億円
市場シェア3.6%
233億円
市場シェア0.6%

出典:ソニー損保公式チューリッヒ ネット専用自動車保険公式(2026年7月確認)。正味収入保険料は各社2025年3月期決算資料よりセレクトラ・ジャパン作成

補償の最大の違い:チューリッヒには無過失事故特約がない

無過失事故特約とは、一方的に追突されるなど自分に過失0の「もらい事故」で保険を使っても、翌年の等級・事故有係数を下げずにノーカウント事故として扱う特約です。ソニー損保は「無過失事故に関する特約」を全契約に自動セットしていますが、チューリッヒはネット専用自動車保険・スーパー自動車保険のいずれにも無過失事故特約の設定がありません(2026年7月時点・各社公式で確認)。これが両社の補償面での最大の差です。

無過失事故特約の比較

ソニー損保とチューリッヒの無過失事故特約の比較
項目 ソニー損保 チューリッヒ(ネット専用)
特約名 無過失事故に関する特約 設定なし
付帯形態 全契約に自動セット
対象となる保険金 対人・対物・車両・車内身の回り品
もらい事故以外の対象 車の欠陥・不正アクセス・自動運転中の事故
もらい事故で車両保険を使った場合 ノーカウント事故
翌年の等級は下がらない
等級がダウンする

実害が出るのは、相手が無保険で、追突された自分の車の修理費を自分の車両保険から出さざるを得ない場面です。ソニー損保ならノーカウント事故として翌年の等級が守られますが、チューリッヒでは等級がダウンし、翌年以降の保険料が上がります。なお、チューリッヒで全損のみ型の車両保険を選んだ場合はノーカウント扱いになりますが、これは補償範囲を狭める選択であり、無過失事故特約の代替にはなりません。

初年度の保険料差(2,800円〜17,890円)と、もらい事故1回で等級が3つ下がるリスクのどちらを取るかが、この2社を選ぶときの実質的な判断になります。

出典:ソニー損保 無過失事故に関する特約チューリッヒ ネット専用自動車保険 車両保険(2026年7月確認)

ロードサービスの違い:チューリッヒのネット専用は有料オプション

ソニー損保はロードサービスが無料で自動付帯されますが、チューリッヒのネット専用自動車保険では「ロードサービス費用特約」を付けないとロードサービスを利用できません(2026年7月時点・各社公式)。レッカーの無料距離はどちらもお客さま指定先まで100km(指定・提携工場までは無制限)で、特約を付ければ水準そのものに大きな差はありません。

ロードサービス比較

ソニー損保とチューリッヒ(ネット専用)のロードサービス比較
項目 ソニー損保 チューリッヒ(ネット専用)
提供形態 無料自動付帯 有料オプション
ロードサービス費用特約
レッカー無料範囲
(お客さま指定先)
100km
提携のS・mile工房は無制限
100km
指定工場は無制限・特約付帯時
事故現場駆けつけ セコム なし
宿泊費用 搭乗者全員・1泊
最寄りビジネスホテル・車検証定員数限度
1泊
その他の費用サポート 帰宅交通費/ペット宿泊1万円/修理後の搬送無料 旅行キャンセル費用5万円
ガス欠給油 10L(保険期間中1回)
ガソリン代は2年目以降無料
保険期間中1回
バッテリー上がり ジャンピング・交換 保険期間中3回 保険期間中1回
キー閉じ込み あり
一般的なシリンダーキー
インロック1回

チューリッヒの特徴は旅行キャンセル費用5万円で、旅行先で車が動かなくなった場合の宿泊やツアーのキャンセル料をカバーします。これはソニー損保にはない項目です。一方、ソニー損保のバッテリー上がり対応が保険期間中3回であるのに対しチューリッヒは1回で、使用頻度の高い応急作業では差があります。

チューリッヒの保険料の安さを比べるときは、ロードサービス費用特約の保険料を足したうえでソニー損保と比較するのが正確な比べ方です。本記事の保険料表は特約を付けない状態の金額なので、実際の見積もりでは特約ありの金額も確認してください。

出典:ソニー損保 ロードサービスチューリッヒ ネット専用自動車保険 ロードサービス(2026年7月確認)

インターネット割引の違い:新規はチューリッヒ、3年目以降はソニー損保

新規契約時の割引額

ネット型自動車保険の「新規◯◯円割引」は上限額の表示で、実際の割引額は年間保険料によって変わります。新規契約では年間保険料5万〜7万円の帯でチューリッヒが15,000〜18,000円と最も大きく、ソニー損保の定額12,000円を上回ります。ただし3万円の帯ではソニー損保12,000円がチューリッヒ10,000円を上回ります(2026年7月28日時点・年払)。

保険料帯別のインターネット割引額(新規・年払)

ソニー損保とチューリッヒの保険料帯別インターネット割引額
年間保険料 ソニー損保 チューリッヒ
10万円 12,000円 18,000円 チューリッヒ +6,000円
7万円 12,000円 18,000円 チューリッヒ +6,000円
5万円 12,000円 15,000円 チューリッヒ +3,000円
3万円 12,000円 10,000円 ソニー損保 +2,000円
「最大20,000円」の到達条件

チューリッヒが公式サイトで掲げる「最大20,000円」のインターネット割引は、年間保険料が15万円以上でなければ到達しません。現実的な保険料帯では到達しないため、看板の額をそのまま実額として比較しないでください。

2年目・3年目に残る割引額

インターネット割引は継続するたびに目減りしますが、その落ち方が両社で大きく異なります。ソニー損保は新規12,000円→2年目8,000円→3年目以降4,000円で、年間保険料10万円時の残存率は33%。チューリッヒは2年目以降が1,500円相当まで落ち、残存率8%とネット損保8社中で最も低くなります

継続時のインターネット割引額の推移

ソニー損保とチューリッヒのインターネット割引の継続時推移
契約年数 ソニー損保 チューリッヒ
新規(1年目) 12,000円 10,000〜18,000円
初回継続(2年目) 8,000円 1,500円相当
3年目以降 4,000円 1,500円相当
残存率
(年間保険料10万円時)
33% 8%

つまりチューリッヒは「毎年乗り換える人」に有利な割引設計です。同じ会社で継続する前提なら、2年目の時点で割引額の差は6,500円ソニー損保が上回ります。チューリッヒで契約する場合は、継続時に必ず他社の見積もりと比べ直すことをおすすめします。

出典:ソニー損保 おトクな割引チューリッヒ インターネット割引(2026年7月28日確認)

セレクトラ独自調査:お金の専門家300名の項目別満足度

セレクトラが2026年に実施したお金の専門家300名へのアンケートでは、ネット型損保の加入率1位がソニー損保(33名・11.0%)、3位がチューリッヒ保険(21名・7.0%)でした。加入者に4項目を5段階評価してもらった結果、ソニー損保は4項目すべてでチューリッヒを上回り、最も差が開いたのは「事故対応の信頼感」の0.40ポイントでした。

項目別満足度スコア比較(5点満点・お金の専門家300名アンケート)

ソニー損保とチューリッヒの項目別満足度スコア比較
満足度の項目 ソニー損保 チューリッヒ保険
保険料の納得感 4.21 4.00 ソニー損保 +0.21
補償内容の充実度 4.06 3.81 ソニー損保 +0.25
事故対応の信頼感 3.88 3.48 ソニー損保 +0.40
窓口・アプリ等対応 3.88 3.67 ソニー損保 +0.21

興味深いのは「保険料の納得感」でも0.21ポイントの差がついている点です。同一条件の見積もりではチューリッヒのほうが安いにもかかわらず、加入者の納得感はソニー損保が上回りました。継続時の割引の目減り(残存率8%)が、実際に契約を続けている人の体感に反映されている可能性があります。

※加入者に各項目の満足度を5段階評価(大変満足5点/満足4点/普通3点/やや不満2点/不満1点)で回答してもらい、平均点を算出。ソニー損保n=33、チューリッヒ保険n=21。セレクトラ独自調査「お金の専門家300名が選んだ自動車保険ランキング」。

専門家はこの2社をどう比べたか

同じ調査で「現在加入している保険会社のほかに比較・検討した保険会社」を1社回答してもらったところ、ソニー損保に加入している33名のうち6名がチューリッヒを比較検討しており、これはソニー損保加入者が挙げた他社のなかで最多でした。逆にチューリッヒに加入している21名のうち3名はソニー損保を比較検討しています。専門家の間でも、この2社は実際に天秤にかけられている組み合わせです。

なお300名全体では、比較検討した他社としてソニー損保を挙げた人が24名で損保ジャパン(24名)と並ぶ最多でした。ソニー損保は加入率だけでなく、候補として名前が挙がる頻度でもネット型の代表格になっています。

乗り換え経験者180名の調査

セレクトラが自動車保険の乗り換え経験者180名に実施した調査(調査開始日2024年2月7日)では、180名のうちソニー損保へ乗り換えた人は24名・出た人は12名で純増12名、チューリッヒへ乗り換えた人は14名・出た人は11名で純増3名でした。チューリッヒへの転入14名の乗り換え理由(複数回答)は「保険料が高かった」が13名と大半を占め、乗り換え後の変化は「同補償で保険料が安くなった」が10名でした。保険料を軸に選ばれている実態がうかがえます。

※セレクトラ独自調査「自動車保険の乗り換えに関する調査」(n=180、調査開始日2024年2月7日)。乗り換え理由は複数回答。

ソニー損保とチューリッヒ、どんな人におすすめ?

チューリッヒ(ネット専用)がおすすめな人

  • 初年度の保険料をとにかく抑えたい方(2026年9月の調査では4条件8通りすべてでソニー損保より安い)
  • 毎年見積もりを取り直して乗り換える前提の方(新規割引が最大18,000円)
  • JAFなど別のロードサービスに加入済みで、保険会社側のロードサービスが不要な方
  • 旅行で車を使う機会が多い方(旅行キャンセル費用5万円)
  • 年払で一括払いできる方

ソニー損保がおすすめな人

  • もらい事故で等級を下げたくない方(無過失事故特約が全契約に自動セット)
  • ロードサービスを追加保険料なしで確保したい方
  • 事故現場にセコムの隊員が駆けつけるサービスに安心感を求める方
  • 同じ会社で継続する前提の方(3年目以降も4,000円の割引が残る)
  • 月払いにしたい方、払込票や銀行振込で払いたい方

より詳しい評判・口コミはソニー損保の評判・口コミ記事チューリッヒの評判・口コミ記事で解説しています。

乗り換え手続きの流れと注意点

ネット型同士の乗り換えでは、新しい契約の保険始期日を現在の契約の満期日と同日に設定するのが基本です。ここがずれると無保険期間や重複が生じ、等級の引き継ぎにも影響します。

乗り換え手続きのポイント比較

ソニー損保とチューリッヒの乗り換え手続き比較
項目 ソニー損保 チューリッヒ
申込可能期間 インターネットで始期日の90日前〜前日 始期日の90日前〜前日
コンビニ一括・銀行振込一括は前日までに着金
補償開始 始期日から 最短で申込翌日0時から
他社へ等級を継承する期限 満期日と同日を始期日に設定 満期日から7日以内
旧契約への解約連絡 自動継続特約なし。1年契約なら原則連絡不要 不要
自動継続がないため継続連絡しなければ満期で終了
準備物 保険証券・車検証・積算距離計の数値・免許証(印鑑不要) 保険証券・更新のお知らせ・車検証・契約内容画面の印刷
電話窓口 0120-860-599
中断証明書の申請期限 満期日・解約日から5年以内

チューリッヒから他社へ乗り換える場合に注意したいのが等級を継承できる期限が満期日から7日以内である点です。「自動継続がないから放っておけばいい」と考えて手続きを先延ばしにすると、等級を引き継げなくなる可能性があります。満期日を過ぎたら速やかに新契約を成立させてください。

出典:各社公式サイトの手続き案内(2026年1月時点)。中断証明書については中断証明書の解説記事もあわせてご覧ください。

よくある質問

よくある質問一覧(ソニー損保 vs チューリッヒ)

ソニー損保とチューリッヒに関するよくある質問
質問1:ソニー損保とチューリッヒ、結局どっちが安い?

回答1

セレクトラ編集部が2026年9月(保険始期9月15日)に同一条件で取得した見積もりでは、4条件×車両保険なし/ありの8通りすべてでチューリッヒ(ネット専用)のほうが安く、差は2,800円〜17,890円でした。ただしこの金額はロードサービス費用特約を付けない状態です。チューリッヒでロードサービスを付ける場合は、その保険料を足したうえで比較してください。

▷2026年9月の保険料比較についてもっと詳しく

質問2:チューリッヒに無過失事故特約はある?

回答2

チューリッヒはネット専用自動車保険・スーパー自動車保険のいずれにも無過失事故特約の設定がありません(2026年7月時点・公式で確認)。そのため、追突されるなど過失0のもらい事故で自分の車両保険を使うと、翌年の等級がダウンします。ソニー損保は「無過失事故に関する特約」を全契約に自動セットしており、この点が両社の補償面での最大の違いです。

▷無過失事故特約についてもっと詳しく

質問3:チューリッヒのロードサービスは無料?

回答3

チューリッヒのネット専用自動車保険では、ロードサービスは「ロードサービス費用特約」という有料オプションです。特約を付けない契約ではロードサービスを利用できません。付帯した場合のレッカー無料距離はお客さま指定先まで100km(指定工場は無制限)で、ソニー損保と同水準です。なお代理店型のチューリッヒスーパー自動車保険は無料自動付帯です。

▷ロードサービスの違いについてもっと詳しく

質問4:インターネット割引が大きいのはどっち?

回答4

新規契約では保険料帯によって逆転します。年間保険料5万〜10万円の帯ではチューリッヒが15,000〜18,000円でソニー損保の12,000円を上回り、3万円の帯ではソニー損保12,000円がチューリッヒ10,000円を上回ります。ただし継続時は大きく差がつき、3年目以降はソニー損保4,000円に対しチューリッヒは1,500円相当です。チューリッヒが掲げる「最大20,000円」は年間保険料15万円以上でなければ到達しません。

▷割引制度の違いについてもっと詳しく

質問5:チューリッヒは月払いできる?

回答5

チューリッヒのネット専用自動車保険は月払いに対応しておらず、年払のみです。月払いを使いたい場合は、代理店型のチューリッヒスーパー自動車保険(口座振替で月払い可)を選ぶことになります。ソニー損保も口座振替はありませんが、クレジットカードでの11回払い(年間5%割増)が選べます。

▷チューリッヒの2商品の違いについてもっと詳しく

質問6:専門家の評価はどちらが高い?

回答6

セレクトラがお金の専門家300名に実施した調査では、ソニー損保が4項目すべてでチューリッヒを上回りました(保険料の納得感4.21対4.00、補償内容の充実度4.06対3.81、事故対応の信頼感3.88対3.48、窓口・アプリ等対応3.88対3.67)。最も差が開いたのは事故対応の信頼感で0.40ポイントです。加入者数はソニー損保33名・チューリッヒ21名でした。

▷満足度の比較についてもっと詳しく

質問7:チューリッヒから乗り換えるときの注意点は?

回答7

チューリッヒは自動継続がないため、旧契約への「更新しない」連絡は不要です。ただし他社へ等級を継承できる期限は満期日から7日以内なので、手続きを先延ばしにすると等級を引き継げなくなります。満期日と新契約の始期日を同日に設定するのが確実です。

▷乗り換え手続きについてもっと詳しく

まとめ:一括見積もりで実際の保険料を比較しよう

ソニー損保とチューリッヒは、初年度の保険料ならチューリッヒ、補償の自動セット範囲・ロードサービス・継続時の割引ならソニー損保という組み合わせです。チューリッヒの安さは、無過失事故特約を設けずロードサービスを有料オプションにするという設計の裏返しでもあります。ロードサービス費用特約を付けた金額で見積もりを取り直したうえで、もらい事故時の等級ダウンをどこまで許容できるかを踏まえて判断するのが確実です。

5万円以上安くなった人も。得する人は見積もっている。