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結論:ソニー損保と東京海上日動、どっちがいい?

ソニー損保はネット型(ダイレクト型)自動車保険、東京海上日動は代理店を通じて契約する代理店型自動車保険と、そもそもの販売形態が異なる2社です。セレクトラが実施したお金の専門家300名へのアンケートでも、ネット型損保の加入率1位がソニー損保(11.0%・33名)、代理店型損保(大手4社)の加入率1位が東京海上日動(19.0%・58名)という結果でした。両社を比較したときのおおまかな傾向は次のとおりです。

結論まとめ

次章から、東京海上グループ2社(東京海上日動と東京海上ダイレクト)の違い・保険料と割引・無過失事故特約・事故現場駆けつけサービス・ロードサービス・満足度・乗り換えと解約手続きの順に詳しく比較していきます。

東京海上日動と東京海上ダイレクト(旧イーデザイン損保)の違い

「ソニー損保と東京海上を比べたい」と考えたとき、最初に押さえておきたいのが東京海上グループには自動車保険が2社あるという点です。代理店を通して契約する東京海上日動と、インターネットで直接契約する東京海上ダイレクトで、販売形態も保険料の水準も大きく異なります。ソニー損保はネット型(ダイレクト型)ですから、ソニー損保と「同じ土俵」で比べられるのは東京海上日動ではなく東京海上ダイレクトのほうです。

ソニー損保・東京海上日動・東京海上ダイレクトの位置づけ比較

項目 ソニー損保 東京海上日動 東京海上ダイレクト
会社名 ソニー損害保険 東京海上日動火災保険 東京海上ダイレクト損害保険
(旧・イーデザイン損害保険)
販売形態 ネット型(ダイレクト型) 代理店型 ネット型(ダイレクト型)
申込・契約窓口 インターネットで直接契約 代理店経由(担当者に相談) インターネットで直接契約
グループ ソニーグループ 東京海上グループ 東京海上グループ
お金の専門家300名の加入率
(セレクトラ独自調査)
11.0%(33名・ネット型1位) 19.0%(58名・代理店型1位) 6.3%(19名・ネット型5位)
保険料の納得感
(5点満点・セレクトラ調査)
4.21 3.88 4.16
事故対応の信頼感
(5点満点・セレクトラ調査)
3.88 3.91 3.42
事故現場駆けつけサービス あり(セコム) なし あり(セコム)

東京海上日動=代理店型(本記事で比較しているのはこちら)

東京海上日動火災保険は、全国約46,900の代理店網を通じて契約する代理店型自動車保険です。自動車保険の市場シェアは27.8%で業界トップ、セレクトラのお金の専門家300名アンケートでも代理店型(大手4社)の加入率1位でした。担当者に相談しながら手続きできる反面、代理店手数料や店舗運営コストが保険料に織り込まれるため、保険料はネット型より高くなります。「保険料の安さより、人に任せられる安心感を優先したい」という方に向いた選択肢です。より詳しい評判は東京海上日動の評判・口コミ記事で解説しています。

東京海上ダイレクト=ダイレクト型(2025年10月にイーデザイン損保から社名変更)

東京海上ダイレクト損害保険は、東京海上グループのネット型(ダイレクト型)自動車保険です。2009年設立のイーデザイン損害保険が前身で、2025年10月1日付で「東京海上ダイレクト損害保険株式会社」へ商号変更しました(2025年7月29日に東京海上ホールディングスが発表)。既存契約の内容やサービスに変更はなく、2021年開始の自動車保険「&e(アンディー)」もそのまま提供されています。

ソニー損保と同じくインターネットで直接契約するため保険料はネット型の水準で、セコム事故現場駆けつけサービスも自動セットされます。つまり「東京海上ブランドの安心感を、ネット型の保険料で」という条件に当てはまるのは東京海上日動ではなく東京海上ダイレクトです。ただしセレクトラの専門家アンケートでは、事故対応の信頼感(3.42)と窓口・アプリ等対応(3.53)はソニー損保(3.88/3.88)に届いていません。評判や補償の詳細は東京海上ダイレクト(旧イーデザイン損保)の評判・料金比較で確認できます。

この記事で比較しているのは「東京海上日動」です

以降の章は、ソニー損保(ネット型)と東京海上日動(代理店型)の比較です。「ネット型同士で東京海上グループと比べたい」という方は、上の比較表と東京海上ダイレクトの解説で位置づけをご確認ください。

出典:東京海上ホールディングス・イーデザイン損害保険「東京海上グループのダイレクト損害保険事業の強化~イーデザイン損保のブランド刷新とグループビジネスの最適化~」(2025年7月29日)、東京海上ダイレクト公式サイト、セレクトラ独自調査「お金の専門家300名が選んだ自動車保険ランキング」(2026年7月確認)

ソニー損保と東京海上日動の比較表

まずは主要項目を一覧で比較します。

ソニー損保 vs 東京海上日動 比較表

項目 ソニー損保 東京海上日動
販売形態 ネット型(ダイレクト型) 代理店型(全国に代理店網を展開)
自動車保険 正味収入保険料(2024年度・セレクトラ調査) 1,508億円 1兆1,741億円
自動車保険 市場シェア(正味収入保険料ベース・2024年度) 3.6% 27.8%(業界トップシェア)
お金の専門家の加入率(セレクトラ独自調査・各カテゴリ内1位) 11.0%(ネット型1位) 19.0%(代理店型1位)
保険料の納得感(5点満点・セレクトラ調査) 4.21 3.88
補償内容の充実度(5点満点・セレクトラ調査) 4.06 4.02
事故対応の信頼感(5点満点・セレクトラ調査) 3.88 3.91
窓口・アプリ等対応(5点満点・セレクトラ調査) 3.88 3.86
自動継続特約 なし(乗り換え時の連絡は原則不要) あり(乗り換え時は満期日までに「継続しない」連絡が必要)
レッカー無料範囲(お客様指定先) 100km(提携先は無制限) 約180km相当(2025年4月改定、超過分は15万円限度)
事故現場駆けつけサービス あり(セコム) なし(弁護士・顧問医など専門家ネットワークで対応)
申込・手続き窓口 インターネットで直接契約 代理店経由(担当者に相談しながら手続き)

出典:セレクトラ独自調査「お金の専門家300名が選んだ自動車保険ランキング」(2026年・2024年度データ)、各社公式サイト・重要事項説明書(2026年1月・2026年7月確認)

保険料と割引を徹底比較:どのくらい差がある?

同一条件での年間保険料の比較

東京海上日動は代理店型自動車保険のため、ソニー損保のようにインターネットで即座に保険料の見積もりを公開していません。そこで本記事では、セレクトラが保有する保険料データのうち同じ代理店型の大手2社(損保ジャパン・三井住友海上)の同一条件での保険料の平均値を、東京海上日動クラスの代理店型自動車保険の保険料の目安として使用しています。

ソニー損保の保険料 vs 大手損保の目安(セレクトラ調査・年間保険料)

条件 ソニー損保 大手損保の目安
41歳・20等級・夫婦限定(軽自動車・車両保険なし) 18,200円/年 27,138円/年
41歳・20等級・夫婦限定(普通車・車両保険あり) 36,580円/年 61,222円/年
41歳・7等級・夫婦限定(軽自動車・車両保険あり) 63,390円/年 82,935円/年
45歳・20等級・夫婦限定+弁護士費用特約(普通車・車両保険なし) 17,060円/年 25,179円/年

※大手損保の目安=東京海上日動と同じ代理店型大手である損保ジャパンと三井住友海上の保険料の単純平均。東京海上日動自体の保険料は非公開のため、代理店型自動車保険の水準を知るための参考値として掲載しています。出典:セレクトラ独自保険料調査(本人・配偶者限定、通勤通学使用、年間走行距離5,000km等の条件で各社公式サイトから取得。平均値算出はセレクトラ・ジャパン)

いずれの条件でもソニー損保のほうが1.4〜1.7倍ほど保険料が安い水準という結果になりました。これは代理店型が代理店手数料や店舗運営コストを保険料に織り込んでいるのに対し、ネット型はそれらのコストを抑えている構造的な違いによるものです。ただし、保険料の納得感(5点満点)ではソニー損保が4.21点と東京海上日動(3.88点)を上回っているものの、その差は補償内容・事故対応の評価差ほど大きくなく、東京海上日動の加入者も「保障が多いので多少の値段が高いのは仕方ない」と納得したうえで契約している傾向がうかがえます。

保険料比較の注意点

保険料は年齢・等級・車種・走行距離・補償内容などの条件によって大きく変わります。上記はあくまで一例ですので、実際にご自身の条件で見積もりを取って比較することをおすすめします。

割引制度の違い:インターネット割引の有無が最大の差

保険料の差を生んでいるもう一つの要因が割引制度です。ソニー損保はネット申込限定のインターネット割引(新規12,000円)が最大の武器ですが、東京海上日動は代理店経由での契約が前提のためインターネット割引そのものが存在しません。代わりに、車や運転者の属性に応じた割引が幅広く用意されています。

ソニー損保 vs 東京海上日動 割引制度の比較

割引 ソニー損保 東京海上日動
インターネット割引 新規12,000円
2年目8,000円/3年目以降4,000円
なし(代理店型のため)
無事故割引 2,500円
※保険期間1年以上の前契約がある場合
なし(無事故は等級・事故有係数で反映)
証券ペーパーレス割引 500円 なし
ゴールド免許割引 あり あり
ASV(衝突被害軽減ブレーキ)割引 9% あり
電気自動車・エコカー割引 1,000円
※初度登録から37カ月以内ほか条件あり
Eco割引(ハイブリッド・電気自動車など)
その他の主な割引 新車割引、セカンドカー割引、継続割引 など 新車割引、ノンフリート多数割引、複数所有新規特則、運転性向割引、福祉車両割引 など

注意したいのは、ソニー損保のインターネット割引は継続するたびに減っていく点です。新規12,000円が2年目には8,000円、3年目以降は4,000円となるため、等級が上がって割引率が増えていても「去年と同じ条件なのに保険料が上がった」と感じるケースがあります。一方の東京海上日動は割引率が契約条件(車種・免許の色・台数・安全装置など)で決まる仕組みで、こうした年数による目減りはありません。初年度のインパクトはソニー損保、長期契約での安定感は東京海上日動と整理できます。

出典:ソニー損保 インターネット割引(用語集)おトクな割引/東京海上日動 トータルアシスト自動車保険 各種割引制度(2026年7月確認)。割引率・割引額は契約条件や始期日により異なります。

補償内容の違い:無過失事故特約は両社とも自動セット

対人賠償・対物賠償は両社とも無制限、人身傷害補償額も3,000万円と基本補償の骨格は共通しています。乗り換え時に見落とされがちなのが無過失事故特約(一方的に追突されるなど自分に過失0の「もらい事故」で、翌年の等級を下げずに保険を使える特約)です。ソニー損保・東京海上日動とも追加保険料なしで自動セットされますが、対象になる事故の範囲が異なります。

無過失事故特約の比較

会社 付帯形態 対象
ソニー損保 全契約に自動セット もらい事故+欠陥・不正アクセス+自動運転中(対人・対物・車両・車内身の回り品の各保険金)
東京海上日動 対人賠償・対物賠償・車両保険のいずれかを契約するノンフリート契約に自動セット 相手方の車との衝突・接触事故で車両保険金を支払う場合、契約車の所有者・使用者に過失がないときはノーカウント事故として扱う

ソニー損保はもらい事故以外(車の欠陥・不正アクセス・自動運転中の事故)まで対象にしている点で範囲が広く、東京海上日動は相手方の車との衝突・接触によるもらい事故を確実にノーカウント扱いにするオーソドックスな設計です。

ただし共通の注意点として、この特約は車両保険を付けていないと実質的に機能しません。もらい事故で車両保険を使うときに等級を下げないための特約だからです。「自動セットされているから安心」ではなく、車両保険を付けて契約するかどうかを基準に考えてください。ソニー損保の無過失事故特約はSBI損保との比較でも差がつくポイントで、ソニー損保とSBI損保の比較記事で詳しく解説しています。

出典:ソニー損保 重要事項説明書(2026年1月版)無過失事故に関する特約(FAQ)/東京海上日動「無過失事故に関する特約」「車両無過失事故に関する特約」約款パンフレット(2026年7月確認)

事故現場駆けつけサービスの違い:セコムの有無に注目

補償の中身に大きな差がない一方で、両社ではっきり差がつくのが、事故が起きた瞬間に現場までサポートが来てくれるかどうかです。

事故現場駆けつけサービスの比較

項目 ソニー損保 東京海上日動
サービス名 セコム事故現場駆けつけサービス(無料自動付帯) なし(現場への急行サービスは非対応)
対応内容 24時間365日、セコム隊員が事故現場へ急行。安全確保・現場記録の撮影・タクシーやレッカーの手配などを代行 24時間365日の事故受付センターが電話で対応。現場への人的な急行はなし
代わりのサポート体制 LINE・専用アプリで事故対応の進捗を「見える化」 損害サービス10,800名・損害調査1,500名・弁護士550名・顧問医110名の専門家ネットワークで事故後の交渉・治療面をサポート

「事故直後、誰かにすぐ現場へ来てほしい」という不安を解消できるのはソニー損保のみです。一方、東京海上日動は現場への急行こそありませんが、全国約46,900の代理店網と豊富な専門家ネットワークで、示談交渉や治療面など事故後の一つひとつの局面を手厚くサポートする体制を整えています。事故直後の初動を重視するか、事後の交渉力を重視するかで評価が分かれるポイントです。

出典:ソニー損保 ロードサービス/東京海上日動公式HP「チーム・エキスパートによる丁寧な損害対応」(2026年7月確認)

ロードサービスの違い

ロードサービスは両社とも無料自動付帯ですが、レッカーの無料範囲や事故現場への駆けつけ対応に違いがあります。

ロードサービス比較

項目 ソニー損保 東京海上日動
レッカー無料範囲(お客様指定先) 100km(提携先のS・mile工房は無制限) 約180km相当(2025年4月改定・超過分は15万円限度)
緊急時の応急対応・宿泊/帰宅費用 宿泊は搭乗者全員1泊(最寄りビジネスホテル)、帰宅はレンタカー費用サポート24時間、ペット宿泊1万円 緊急時応急対応費用15万円限度・代替交通費用・宿泊費用等(レンタカー費用等補償特約)。レンタカーは事故30日/故障15日、日額上限5,000〜10,000円
ガソリン切れ対応 10L無料(保険期間中1回。ガソリン代は2年目以降無料/1年目は自己負担) 10L無料(2025年4月改定・1保険期間1回)
バッテリー上がり ジャンピング・交換 保険期間中3回 ジャンピング(緊急時応急対応)
JAF会員の場合 特になし(自社サービスのみ) 部品代・消耗品代など、JAF会員より手厚いサービスが上乗せされる

レッカーの無料距離は東京海上日動のほうが長く(約180km相当 vs 100km)、2025年4月の改定でさらに拡充されました。応急作業やレンタカー費用のサポート内容にも両社で違いがあるため、走行距離や利用シーンに応じて比較するとよいでしょう。事故現場への駆けつけサービスの違いは前章で解説したとおりです。

出典:ソニー損保 ロードサービス/東京海上日動 JAF会員の皆様へロードアシストのご案内(2026年7月確認)

自動車保険の満足度・事故対応の比較:ネット型 vs 代理店型

セレクトラ独自調査(お金の専門家300名アンケート)では、ソニー損保・東京海上日動とも3年連続でそれぞれのカテゴリで1位という結果でした。ネット型では加入率48%までシフトが進む一方、代理店型は依然として専門家の45%が支持しており、選ばれる理由は明確に異なります。

セレクトラ独自調査:お金の専門家300名の項目別満足度

加入者に4項目を5段階評価してもらい、平均点を算出したのが下表です。ソニー損保は4項目中3項目で東京海上日動を上回り、唯一負けているのが「事故対応の信頼感」という、両社の性格がそのまま出た結果になりました。

項目別満足度スコア比較(5点満点・お金の専門家300名アンケート)

満足度の項目 ソニー損保 東京海上日動
保険料の納得感 4.21 3.88 ソニー損保 +0.33
補償内容の充実度 4.06 4.02 ソニー損保 +0.04
事故対応の信頼感 3.88 3.91 東京海上日動 +0.03
窓口・アプリ等対応 3.88 3.86 ソニー損保 +0.02

注目すべきは差の大きさです。保険料の納得感だけが0.33ポイントと突出して開いており、残る3項目は0.05ポイント未満の僅差にとどまっています。つまり「保険料以外の満足度はほぼ互角」ということであり、東京海上日動の加入者が高い保険料を受け入れているのは、補償やサービスの満足度が相応に高いからだと読み取れます。この4項目は主要各社について同じ基準で調査しているため、他社のスコアとも横並びで比較できます。

※加入者に各項目の満足度を5段階評価(大変満足5点/満足4点/普通3点/やや不満2点/不満1点)で回答してもらい、平均点を算出。ソニー損保n=33、東京海上日動n=58。

加入を決めた理由の違い

加入を決めた理由(1位〜3位ランキング回答の合計ポイント)

ソニー損保(ネット型を選ぶ理由) 東京海上日動(代理店型を選ぶ理由)
🥇保険料が安かった
🥈保険料と補償のバランスがよかった
🥉補償内容が充実していた
🥇継続しており、変更の必要性を感じない
🥈保険料と補償のバランスがよかった/補償内容が充実していた

ネット型を選ぶ専門家は「安さを重視しても、補償の質を落とさない」という合理性を追求しているのに対し、代理店型を選ぶ専門家は「過去の事故対応への信頼」や「担当者に任せられる安心感」を重視しています。東京海上日動の加入者コメントでも「保障が多いので多少の値段が高いのは仕方ない」「事故受付センターの対応力に満足」といった声が目立ちました。

J.D.パワー自動車保険事故対応満足度調査(第三者データ)

外部の客観データでも、東京海上日動の事故対応は安定した実績があります。J.D.パワーの自動車保険事故対応満足度調査を見ると、東京海上日動は2023年に業界平均を大きく上回る2位を獲得するなど、大手代理店型の中でも高水準です。

東京海上日動:J.D.パワー自動車保険事故対応満足度調査結果

調査年 業界平均ポイント 東京海上日動ポイント 12社中順位
2024 696 700 6位
2023 711 741 2位
2022 717 718 7位

組織力の面でも、東京海上日動は全国に約46,900の代理店ネットワークを持ち、事故対応には損害サービス10,800名・損害調査1,500名・弁護士550名・顧問医110名という専門家ネットワークを備えています。一方のソニー損保は、全国約26カ所の損害サービスセンターに加え、セコム事故現場駆けつけサービスや、LINE・専用アプリでの「見える化」した事故対応進捗確認など、ネット型ならではのスピードと利便性で対抗しています。

より詳しい評判・口コミはソニー損保の評判・口コミ記事で解説しています。東京海上日動側の評判は前章からご確認ください。

出典:セレクトラ独自調査「お金の専門家300名が選んだ自動車保険ランキング」、J.D.パワー2022年-2024年自動車保険事故対応満足度調査、東京海上日動公式HP「チーム・エキスパートによる丁寧な損害対応」

ソニー損保と東京海上日動、どんな人におすすめ?

ここまでの比較を踏まえて、それぞれどんな人におすすめか整理します。

ソニー損保がおすすめな人

  • とにかく保険料の安さを最優先したい方
  • 事故現場にスタッフが駆けつけるサービス(セコム)を利用したい方
  • ネットで完結する手続きを好む方、代理店とのやり取りが不要な方

東京海上日動がおすすめな人

  • 保険料より組織力・事故対応への信頼感を重視したい方
  • 手続きや万が一のトラブル対応を代理店の担当者に任せたい方
  • 車両保険の手厚さ(新価特約・全損時復旧費用補償特約など)を重視する方、長年大事に乗っている車がある方

東京海上ダイレクト(旧イーデザイン損保)も検討したい人

  • 東京海上グループの安心感はほしいが、代理店手数料が乗った保険料は避けたい方
  • ネットで完結する手続きと、セコム事故現場駆けつけサービスの両方を求める方
  • ソニー損保とネット型同士で横並び比較したい方

3つ目の選択肢として、東京海上グループのネット型である東京海上ダイレクト(旧イーデザイン損保)も比較対象に入れておくと、「保険料」と「グループの信頼性」のどちらも諦めずに済むケースがあります。

乗り換え・解約手続きの流れと注意点

ソニー損保と東京海上日動は、自動継続特約の有無申込窓口が大きく異なります。乗り換えの際は、この2点を押さえておくとトラブルを防げます。

満期での乗り換え手続きの比較

乗り換え手続きのポイント比較

項目 ソニー損保 東京海上日動
自動継続特約 なし(満期で契約終了。乗り換え時、ソニー損保への「更新しない」連絡は原則不要) あり(付帯時は満期に自動継続。乗り換え時は満期日までに「継続しない」旨を代理店・当社へ連絡が必要
補償の開始・終了 - 始期日の午後4時〜満期日の午後4時(重複・空白に注意)
申込期限 インターネットで始期日の90日前〜前日 代理店経由。余裕をもった事前相談を推奨
準備物 保険証券・車検証・積算距離計の数値・免許証の色(印鑑不要) 車検証・登録事項等証明書等(車の入替時)
クーリングオフ - 申込日を含めて8日以内
手続き窓口 マイページ・LINE・電話(0120-919-928)で自己完結 担当代理店に相談しながら手続き

特に注意したいのは、東京海上日動から他社へ乗り換える場合、満期日までに「更新しない」旨を代理店または東京海上日動へ連絡しないと、自動継続特約により従来の契約が継続してしまう点です。ソニー損保は自動継続特約がないため乗り換え時の連絡は原則不要ですが、逆に言えば継続を希望する場合は自分で手続きが必要になります。等級の引き継ぎ方や乗り換え全般の流れは自動車保険の乗り換えガイド、等級引継ぎの詳しいテクニックは等級引継ぎの裏ワザもあわせてご確認ください。

満期を待たずに解約する場合の違い

車を手放した、海外転勤が決まったなど、満期を待たずに中途解約するケースもあります。ここでも「自分で完結できるか、代理店を通すか」という両社の性格の違いがそのまま出ます。

中途解約の手続き比較

項目 ソニー損保 東京海上日動
解約の申出先 契約者本人がマイページの解約画面から手続き(最短で手続日当日を解約日に設定可) Webでの手続き、または契約している代理店へ連絡
解約返戻金 支払済み保険料から経過期間分を差し引いた金額が返還される(算出方法は商品ごとに異なる)
中断証明書 発行可(海外転勤・廃車など一時的に契約をやめる場合は必ず発行) 発行可。中断日(解約日または満期日)から5年以内であれば申請できる。手続きは契約代理店へ
等級への影響 中断証明書を取得すれば等級を最長10年間保存できる。取得せずに解約すると次回契約は6等級からのスタートになる

いちばん大きな落とし穴は、中断証明書を取らずに解約してしまい、せっかく育てた等級をゼロから積み直すことになるケースです。「しばらく車に乗らない」だけであれば、解約前に必ず中断証明書の発行を申し出てください。ソニー損保はマイページから自分で申請でき、東京海上日動は契約代理店に依頼する形になります。

出典:ソニー損保 中断証明書の発行(FAQ)/東京海上日動 契約を解約したい中断証明書の発行(FAQ)、各社公式サイト・重要事項説明書(2026年1月・2026年7月確認)

よくある質問

よくある質問一覧(ソニー損保 vs 東京海上日動)

質問1:ソニー損保と東京海上日動、結局どっちが安い?

回答1

保険料の安さだけで比較すると、セレクトラの調査ではソニー損保のほうが同条件で1.4〜1.7倍ほど安い傾向があります(東京海上日動自体は非公開のため、損保ジャパン・三井住友海上の平均値を目安として比較)。ただし正確な金額は年齢・等級・車種などの条件で変わるため、実際に見積もりを取って比較することをおすすめします。

▷保険料の比較についてもっと詳しく

質問2:なぜ東京海上日動の保険料はソニー損保より高いの?

回答2

東京海上日動は全国約46,900の代理店ネットワークを通じて契約する代理店型自動車保険であり、代理店手数料や店舗運営コストが保険料に織り込まれています。一方のソニー損保はインターネットで直接契約するネット型のため、そのコストを抑えた保険料設定になっています。

▷事故対応・信頼性の比較についてもっと詳しく

質問3:乗り換えるときに等級は引き継げる?

回答3

保険始期日を現在の契約の満期日と同日に設定すれば、多くの場合等級を引き継げます。ただし東京海上日動は自動継続特約があるため、乗り換え時は満期日までに「継続しない」旨の連絡が必須です。連絡を忘れると旧契約が自動更新され、二重契約や乗り換え失敗の原因になります。

▷乗り換え手続きについてもっと詳しく

質問4:事故対応が手厚いのはどっち?

回答4

事故現場への人的な駆けつけサービス(セコム)はソニー損保のみの対応です。一方、東京海上日動は全国の代理店網に加え、弁護士550名・顧問医110名などの専門家ネットワークを備えており、J.D.パワーの事故対応満足度調査でも安定して高評価を得ています。「現場対応のスピード」を取るか「組織力・専門家ネットワーク」を取るかで評価が分かれます。

▷事故現場駆けつけサービスの比較についてもっと詳しく

質問5:東京海上日動と東京海上ダイレクトはどう違う?ソニー損保と比べるならどっち?

回答5

東京海上グループには2つの自動車保険があります。東京海上日動は代理店型で、代理店を通して契約するタイプ。東京海上ダイレクトはネット型(ダイレクト型)で、2025年10月1日にイーデザイン損保から社名変更した会社です。ソニー損保はネット型なので、保険料の水準や申込方法を揃えて比較したいなら東京海上ダイレクトのほうが同じ土俵になります。「東京海上グループの安心感を、代理店手数料が乗らない保険料で」という条件に合うのも東京海上ダイレクトです。

▷2社の違いについてもっと詳しく

質問6:割引が多いのはどっち?

回答6

金額のインパクトが大きいのはソニー損保です。ネット申込限定のインターネット割引が新規で12,000円あり、無事故割引2,500円・証券ペーパーレス割引500円も併用できます。ただし継続すると2年目8,000円、3年目以降4,000円と目減りする点に注意してください。東京海上日動は代理店型のためインターネット割引はありませんが、新車割引・ゴールド免許割引・ASV割引・ノンフリート多数割引など、契約条件に応じた割引が幅広く用意されています。

▷割引制度の違いについてもっと詳しく

質問7:無過失事故特約はどちらが手厚い?

回答7

両社とも追加保険料なしで自動セットされます。対象範囲はソニー損保のほうが広く、もらい事故に加えて車の欠陥・不正アクセス・自動運転中の事故までカバーします。東京海上日動は相手方の車との衝突・接触によるもらい事故で車両保険を使う場合に、過失がなければノーカウント事故として扱う設計です。いずれも車両保険を付けていないと実質的に機能しない点は共通です。

▷無過失事故特約についてもっと詳しく

まとめ:一括見積もりで実際の保険料を比較しよう

ソニー損保と東京海上日動は、保険料の安さならソニー損保、組織力や代理店のサポートを重視するなら東京海上日動という、ネット型と代理店型それぞれの強みが表れる組み合わせです。どちらも各カテゴリでお金の専門家から3年連続1位に選ばれている実績があり、どちらを選んでも大きな失敗にはなりにくいと言えます。最終的には実際の見積もりで比較するのが確実です。

5万円以上安くなった人も。得する人は見積もっている。