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結論:ソニー損保とSBI損保、どっちがいい?
ソニー損保とSBI損保は、どちらもダイレクト型(ネット型)自動車保険の上位常連です。セレクトラが実施したお金の専門家300名へのアンケートでも、ネット型損保の加入率1位がソニー損保(11.0%)、2位がSBI損保(7.7%)という結果でした。両社を比較したときのおおまかな傾向は次のとおりです。
結論まとめ
- 保険料の安さを最優先したい方:SBI損保
- 事故対応・ロードサービス(事故現場へのセコム駆けつけを含む)の手厚さを重視したい方:ソニー損保
- 迷ったら、条件を揃えて自動車保険の一括見積もりで比較するのが確実
次章から、保険料・補償内容・ロードサービス・評判・乗り換え手続きの順に詳しく比較していきます。
ソニー損保とSBI損保の比較表
まずは主要項目を一覧で比較します。
ソニー損保 vs SBI損保 比較表
| 項目 | ソニー損保 | SBI損保 |
|---|---|---|
| 正味収入保険料(全社計・2026年3月期、前期比) | 1,888億円(+13.0%、自動車保険が全体の約9割) | 455億円(+15.1%) |
| 自動車保険の市場シェア(正味収入保険料ベース・セレクトラ調査/2024年度) | 3.6% | 0.9% |
| お金の専門家の加入率(セレクトラ独自調査) | 11.0%(1位) | 7.7%(2位) |
| 保険料の納得感(5点満点・セレクトラ調査) | 4.21 | 4.00 |
| 補償内容の充実度(5点満点・セレクトラ調査) | 4.06 | 3.96 |
| 事故対応の信頼感(5点満点・セレクトラ調査) | 3.88 | 3.57 |
| 窓口・アプリ等対応(5点満点・セレクトラ調査) | 3.88 | 3.39 |
| 無過失事故特約 | 全契約に自動セット(対人・対物・車両・車内身の回り品、自動運転中も対象) | 車両保険契約に自動セット(2026年1月新設、もらい事故の車両保険のみ対象) |
| 自動継続特約 | なし | なし(ご契約は自動更新されません。継続希望の場合はマイページから手続きが必要) |
| 運転者年齢条件特約 | 年齢問わず/21歳/26歳/30歳以上補償の4区分 | 全年齢補償/21歳以上補償/26歳以上補償の3区分(30・35歳以上の区分なし) |
| 月払い(口座振替) | 不可 | 不可 |
| レッカー無料範囲(お客様指定先) | 100km(提携先は無制限) | 50km(3年継続でプレミアム150km、提携先は無制限) |
| 事故現場駆けつけサービス | あり(セコム) | なし |
出典:各社公式サイト(2026年1月・2026年7月確認)、ソニー損保「2026年3月期 決算概要について」(2026年5月14日)、SBI損保 2026年3月期決算(新日本保険新聞社報道、2026年5月14日)、SBI損保 自動継続について(公式FAQ)、SBI損保 年齢条件(公式サイト)、セレクトラ独自調査「お金の専門家300名が選んだ自動車保険ランキング」(2026年・2024年度データ)
保険料を徹底比較:安いのはどっち?
セレクトラが実施した保険料の一括見積もり調査では、SBI損保が多くの年代・等級で最安値水準という結果が出ています。
SBI損保の保険料例(セレクトラ調査・年間保険料)
| 条件 | SBI損保の保険料 |
|---|---|
| 23歳・6等級・ブルー(車種:ハスラー/本人限定) | 63,050円/年 |
| 23歳・6等級・ブルー(弁護士費用特約付き) | 68,530円/年 |
| 41歳・7等級・ゴールド(軽自動車) | 21,900円/年 |
| 51歳・7等級・ゴールド(軽自動車) | 18,840円/年 |
出典:セレクトラ「安い自動車保険ランキング」(総合ランキング4位・SBI損保)
一方でソニー損保は、上記の安さランキングでは上位5社には入らず、保険料水準はネット型損保の中ではやや高めという位置づけです。ただし、セレクトラ独自調査の「保険料の納得感」ではソニー損保が4.21点とSBI損保(4.00点)を上回っており、保険料そのものの安さではSBI損保、価格に見合っているかという納得感ではソニー損保という結果になっています。
保険料は年齢・等級・車種・走行距離・補償内容などの条件によって大きく変わります。上記はあくまで一例ですので、実際にご自身の条件で見積もりを取って比較することをおすすめします。
補償内容の違い:無過失事故特約に注目
対人賠償・対物賠償は両社とも無制限、人身傷害補償額も3,000万円と、基本補償の骨格は共通しています。差がつくのは無過失事故特約(一方的に追突されるなど自分に過失0の「もらい事故」で、翌年の等級を下げずに保険を使える特約)です。
無過失事故特約の比較
| 会社 | 付帯形態 | 対象 |
|---|---|---|
| ソニー損保 | 全契約に自動セット | もらい事故+欠陥・不正アクセス+自動運転中(対人・対物・車両・車内身の回り品の各保険金) |
| SBI損保 | 車両保険契約に自動セット | もらい事故(車両保険のみ)。2026年1月1日以降始期の契約から対象 |
ただし注意点があります。この特約は車両保険が付いていないと発動しません(もらい事故で車両保険を使うときに等級を下げないための特約のため)。ソニー損保のように「全契約に自動セット」されるタイプでも、車両保険を付けていなければ車両部分は意味を持ちません。付帯形態の違いは分類上のものと捉え、車両保険を付けて契約するかどうかを基準に考えるとよいでしょう。なお、SBI損保は2026年1月にこの特約を新設したばかりです。
出典:ソニー損保 重要事項説明書(2026年1月版)・無過失事故に関する特約(FAQ)/SBI損保 自動車保険 改定のご案内(2026年1月改定)(2026年7月確認)
ロードサービスの違い
ロードサービスは両社とも無料自動付帯ですが、レッカーの無料範囲や事故現場への駆けつけ対応に違いがあります。
ロードサービス比較
| 項目 | ソニー損保 | SBI損保 |
|---|---|---|
| レッカー無料範囲(お客様指定先) | 100km(提携先のS・mile工房は無制限) | 基本50km、【プレミアム】は150km(提携先は無制限) |
| 宿泊・帰宅費用 | 搭乗者全員1泊(最寄りビジネスホテル)、ペット宿泊1万円 | 宿泊1名15,000円上限・1泊(【プレミアム】は2泊)、帰宅は代替交通無制限+レンタカー24時間(【プレミアム】は48時間) |
| 事故現場駆けつけ | あり(セコム) | なし |
| バッテリー上がり対応 | ジャンピング・交換 保険期間中3回 | ジャンピング・点検(本体交換・充電・部品代は有料) |
| 落輪引き上げ | 1輪無料 | 3輪まで・落差1m以内無料(全輪引き上げは【プレミアム】限定) |
レッカーの無料範囲と事故現場への駆けつけ対応はソニー損保がやや手厚く、SBI損保は上位版の【プレミアム】に切り替わるとレッカー150km・レンタカー48時間などに強化されます。ただしプレミアムへの切り替えは、契約3年目以降であることに加えて、SBI損保のがん保険または火災保険への加入など追加条件を満たす必要があり、通常は基本サービス(レッカー50km・宿泊1泊など)である点に注意してください。詳しくはSBI損保のロードサービス解説も参考にしてください。
出典:ソニー損保 ロードサービス/SBI損保 ロードサービス・重要事項説明書(2026年1月改定)(2026年7月確認)
事故対応・カスタマーサポートの評判を比較
セレクトラ独自調査(お金の専門家300名アンケート)では、事故対応の信頼感・窓口対応ともにソニー損保がSBI損保を上回る結果でした。
・事故対応の信頼感:ソニー損保 3.88 / SBI損保 3.57
・窓口・アプリ等対応:ソニー損保 3.88 / SBI損保 3.39
外部の顧客満足度ランキングでも似た傾向が見られます。オリコン顧客満足度ランキング(ダイレクト型自動車保険)ではソニー損保が9年連続で1位を獲得している一方、価格.comの自動車保険満足度ランキングでは保険料・補償内容の項目でSBI損保が上位という結果が出ています。SNS上の実際の声を見ても、ソニー損保は事故対応の丁寧さを評価する声が多い一方、SBI損保は保険料の安さを評価する声が目立ちますが、事故対応については両社とも個別の対応にばらつきがあるという声も見られます。
口コミは個別の契約者の体験に左右されるため、担当者や事故の状況によって評価が分かれることがあります。参考にしつつも、最終判断は公式サイトや一括見積もりで最新の条件を確認することをおすすめします。
SBI損保の事故対応については、J.D.パワーの自動車保険事故対応満足度調査で2022〜2024年の3年連続で業界平均を下回っているというデータもあります。詳しくはSBI損保の評判・口コミ記事で解説しています。
ソニー損保とSBI損保、どんな人におすすめ?
ここまでの比較を踏まえて、それぞれどんな人におすすめか整理します。
ソニー損保がおすすめな人
- 事故対応やロードサービスの手厚さを重視したい方
- 事故現場にスタッフが駆けつけるサービス(セコム)を利用したい方
- 運転者年齢条件特約を4区分から細かく選びたい方
SBI損保がおすすめな人
- とにかく保険料の安さを最優先したい方
- 車両保険をつけて契約する方(無過失事故特約の対象になる)
- 3年以上の継続を予定している方、またはがん保険・火災保険などSBI損保の他商品もあわせて検討している方(いずれかの条件を満たせば【プレミアム】ロードサービスの対象になる)
乗り換え手続きの流れ・注意点
ソニー損保・SBI損保とも自動継続特約がなく、契約は自動更新されませんが、どちらの会社から乗り換える場合も、旧契約の解約連絡は必要です。連絡を忘れると手続きが正しく完了しないおそれがあるので、必ず旧契約の保険会社に解約の連絡をしましょう。始期日の設定タイミングや必要書類など、手続きの細かい違いは各社で異なります。
乗り換え手続きのポイント比較
| 項目 | ソニー損保 | SBI損保 |
|---|---|---|
| 申込期限 | インターネットで始期日の90日前〜前日 | 保険満期日の75日前〜前日 |
| 準備物 | 保険証券・車検証・積算距離計の数値・免許証の色(印鑑不要) | 車検証・免許証・オドメーター値・現契約の保険証券 |
| 支払い | 月払いはクレジットカードのみ11回払い(口座振替不可・年間5%割増)/一括払いはクレカ・銀行振込・払込票が可能 | 口座振替の取扱いなし。月払いはクレジットカードのみ/一括払いはクレカ・コンビニ・スマートコンビニ・ネットバンク決済・銀行振込が可能 |
| 解約 | 解約の連絡が必要 | 解約の連絡が必要(マイページから手続き) |
等級の引き継ぎ方や乗り換え全般の流れは自動車保険の乗り換えガイド、等級引継ぎの詳しいテクニックは等級引継ぎの裏ワザもあわせてご確認ください。
出典:各社公式サイト(2026年1月確認)
よくある質問
よくある質問一覧(ソニー損保 vs SBI損保)
| 質問1:ソニー損保とSBI損保、結局どっちが安い? |
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回答1 保険料の安さだけで比較すると、セレクトラの調査ではSBI損保が多くの年代・等級で最安値水準という結果が出ています。ただし正確な金額は年齢・等級・車種などの条件で変わるため、実際に見積もりを取って比較することをおすすめします。 |
| 質問2:事故対応が手厚いのはどっち? |
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回答2 セレクトラ独自アンケートでは、事故対応の信頼感・窓口対応ともにソニー損保がSBI損保を上回る結果でした。事故現場駆けつけサービス(セコム)もソニー損保のみの対応です。 |
| 質問3:乗り換えるときに等級は引き継げる? |
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回答3 保険始期日を現在の契約の満期日と同日に設定すれば、多くの場合等級を引き継げます。なお、ソニー損保・SBI損保とも自動継続特約はありませんが、乗り換え時はどちらの会社から乗り換える場合も旧契約への解約連絡が必要ですので、忘れずに手続きしましょう。 |
| 質問4:無過失事故特約はどちらが手厚い? |
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回答4 ソニー損保は全契約に自動セット、SBI損保は車両保険契約に自動セット(2026年1月開始)と付帯形態が異なりますが、いずれも車両保険を付けていなければ車両部分は発動しません。車両保険を付けて契約するなら、もらい事故時の等級保護という点で両社とも同様の効果が期待できます。 |
まとめ:一括見積もりで実際の保険料を比較しよう
ソニー損保とSBI損保は、保険料の安さならSBI損保、事故対応やロードサービスの手厚さならソニー損保という傾向があります。ただし保険料は条件によって逆転することもあるため、最終的には実際の見積もりで比較するのが確実です。