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電力メーターの正しい見方は? - スマートメーターも解説

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電力メーターをじっくり見たことはありますか?この電力メーターの読み取った数字をもとに電気料金は算定されます。電力メーターの正しい見方について、まとめました。

電力メーターの正しい見方
  • 電力メーターは、kWh(キロワットアワー)という単位を使用して、月々の電気に使用量をカウントしています。
  • 従来型の電力メーターは、スマートメーターという新しいメーターへの交換がすすめられています。
  • 電力会社の切り替えには、スマートメーターへの交換が必要になります。(無料です!)

電力メーターの見方

電力メーターの正しい見方

電力メーターは、各各契約者での電気の使用量(キロワットアワー:kWhという単位が使用されます。)をカウントするために、各家庭やオフィスに設置されています。

契約している電力会社の係員が、検針日に電力メーターに表示された数字を読み取り、検針票を発行します。この検針票に従って私たちは電気料金を支払っています。

1kWh(キロワットアワー)あたりの電気料金はいくら?

月々の電気の使用量は電力メーター読み取ったkWh(キロワットアワー)をもとに請求が行われます。(出典:東京電力HP)

電力メーターに表示される数字は、今まで使用をした電気の使用量を積算した数字が表示されます。毎月数字がリセットされるわけではありません。表示数値が大きい可能性がありますが、驚かないでください。

その月の電気の使用量は、表示された数字(kWh)から前回検針した時に表示された数字(kWh)を引いたものになります。

電力メーターの見方ポイント
  • 電力メーターには積算された数字(kWh)が表示されています。
  • 現在の表示値から前回の表示値を引くことで、その月の電気の使用量(kWh)が把握されます。
  • 電力会社の係員が検針日に数字を読み取って検針票(請求書)を発行しています。

ちなみに小数点以下は読み取りませんので、無視して構いません。

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電力メーターの種類と仕組み

実は、上記のような電力メーターは徐々に姿を消しつつあります。というのも、すべての電力メーターはスマートメーターという新しいタイプの電力メーターへの切り替えがすすめられているためです。

以下に従来型の電力メーターと切り替えがすすめられているスマートメーターをご紹介します。

アナログ式誘導型電力量計

電力メーターの正しい見方

電力メーターの中身。円盤が回り、電力消費量(kWh)を測定します。

おなじみの電力メーター、アナログ式誘導型電力量計は表面が透明で中をみることができます。中にはアラゴの円盤というものが設置されています。

アラゴの円盤は、電気を使用すると回るようになっています。電気をたくさん使用すると円盤が早く回ります。この回転数をもとに電気の使用量kWh(キロワットアワー)を測定します。

さらに細かく見ると、「○○rev/kWh」と書いてあるのが見えるはずです。これは円盤が○○回転するごとに1kWh(キロワットアワー)の電気を使用した計算しますよ、という仕様の説明となっています。

電力メーターの正しい見方

アラゴの円盤:回転数で電力の使用量を測定します。

機器が故障してデータが突如なくなったり、電源が切れて表示できないなどのトラブルが起きないのが、このような電力メーターの長所です。

この円盤をいじり、回転数をコントロールするなどして、正しい電力メーターの読み取りを阻害するなどの行為が聞かれますが、これはあくまで犯罪行為です。みつかったら処罰されます。

電子式電力量計

電子式電力量計

オール電化住宅などで多く用いられている電子式電力量計

電子式電力量計は、計器に内蔵された電子回路によって使用電力量を計測する電力メーターです。液晶画面に6桁の数字が表示されます。自動で電力使用量を読み取るという意味ではスマートメーターに近いです。ただし電力会社に使用量を送信は出来ません。

時間帯別の電力量を把握する必要があるオール電化住宅などで多く用いられています。

アナログ式誘導型電力量計と比べて盤を小型化できること、誘導型電力量計と違って回転駆動する部品がないため計測精度が高く、寿命も長いことといったメリットがあります。

しかしその一方で、機器本体にカウンターが無いため、電力量計本体が故障した場合には数値の読み取りが不可能になるといったデメリットもあります。

導入がすすめられるスマートメーター

スマートメーターとは?

電力メーターの正しい見方、スマートメーター

人が目視で電力量をチェックする必要のない、スマートメーター

上記のような従来型の電力メーターに加えて、スマートメーターと呼ばれる新しいメーターが急速に普及しています。各電力会社が無料で順次、従来の電力メーターからこのスマートメーターに取り換えを行っています。

ご自宅にある電力メーターがスマートメーターになっているかもしれません。

スマートメーターを一言で説明すると、電力使用量をデジタルで計測する電力量計電力メーター)のことです。

アナログ型の電力メーターの場合、円盤の回転数で、電気の消費量(kWh:キロワットアワー)を測定して、ダイヤル式で表示させますが、一方、スマートメーターでは、デジタルで電力の消費を測定します。

くるくる回る円盤はもうスマートメーターの中にはありません。スマートメーターにした場合は、検針員による一戸一戸のメーターチェックの作業が必要なくなり、遠隔で電気の使用量を把握できるようになります。さらに電気の使用量が細かく把握できるようになるので、電気の使用量のコントロールがしやすくなりというメリットがあります。

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スマートメーターの見方

電力メーターがすでにスマートメーターの場合、どのように電力消費量(キロワットアワー)を確認できるのでしょうか。

スマートメーターの見方についてご紹介します。

スマートメーターの場合、表示画面が10秒間隔で矢印表示のない画面と矢印表示ありの画面に切り替わります。矢印のついている表示画面は太陽光などの発電設備を設置している場合に必用となる表示です。

切り替わらない(矢印マークのついていない)スマートメーターもあります。単純に消費した電力量(kWh:キロワットアワー)を確認したい場合は、「矢印なし」の画面を確認してください。

  • 上記画像のように、画面右側に矢印が出る画面に、10秒ごとに切り替わります。太陽光などの発電設備を設置していて電気を売っている方向けの表示で、電力会社が購入した電力量を示しています。
  • 矢印つきの画面に切り替わらないスマートメーターもあります。
電力メーターの正しい見方

電力会社を切り替える際も、スマートメーターへの切り替えが必要になります。(出典:東京電力)

スマートメーターが導入された目的

アナログ式電力メーターに代わり、導入がすすめられているスマートメーターですが、どのような目的で導入することになったのでしょうか?

2014年4月1日に施行されたエネルギーの使用の合理化等に関する法律の改正で、スマートメーター導入が決定されました。

アナログ式の従来の電力メーター(電力量計)の場合は検針員が直接、各家庭や建物に行き、電力メーターの数字を読み、電気料金を計算するというマニュアル方式で電気料金が確定されていました。

一方、スマートメーターの場合は、電力メーターの数字を読み取るために、人間が直接建物に行く必要がなくなります。というのも、スマートメーターが読み取ったデータは通信によって各電力会社に直接送られるからです。

スマートメーターならば、電気使用量が簡単にデータ化されるので、リアルタイムで電気の使用量(キロワットアワー)を把握できることができます。どの時間帯に、なんの目的で電気を使用しているのか、また、どの季節のどの時間帯に電気をよく使うか、または使わないもよく分かります。つまり、電気使用の傾向も分析しやすくなります。電気の使用の傾向が分かれば、節電もしやすくなるというわけです。

電気料金メニューの変更がしやすくなる、省エネに寄与するところが大きい、検針業務が効率化されるという点によりスマートメーターへの導入が決定されたと考えてよいでしょう。

電気の見える化ってなに?

電力メーターの正しい見方

電気の見える化で、今現在使っている電気の使用量が見えるようになります。

スマートメーターと同時に耳にするようになった「電気の見える化」という言葉。どのような意味なのか詳しく解説します。

電気の見える化」とは簡単に言うと、電気の消費量をリアルタイムで確認できるようにすることです。これまで消費電力といえば毎月、電気料金の請求書を受け取った時に確認する程度で、日々の正確な電力消費量などは、知るすべがありませんでした。

しかし、電力の見える化を実現するシステムを導入することで、どの電化製品がどれだけの電力を消費しているか、電気使用量が多い部屋はどの部屋かといった、より詳しい情報をモニター表示することが可能になります。

今現在使っている電気の使用量が、機器ごと、部屋ごと、コンセントごと、といった具合に具体的に見えるようになると、何処でどのような電気の無駄遣いをしているか目に見えて分かるようになります。このため、自然に省エネ行動をおこすようになるというというのが、電気の見える化が狙いとしている省エネ効果です。

実際、一般財団法人省エネルギーセンターの調査によると、「電気の見える化」を導入することによって、約10%の省エネが可能になるという結果がでています。もちろん電力の見える化を実現するシステムは、導入するだけで節電効果が得られるものではありません。実際に省エネを行動に移さなければ効果は得られません。しかし、消費電力量を測定した後、どういう対策をとれば効果的に節電できるのかを検討してから実行に移すと、より効果的に省エネの成果が得られることは間違いないでしょう。

スマートメーターで電気を見える化すると、自分の電気使用の傾向も分かります。傾向が分かれば、節電、省エネのための対策も立てやすくなりますし、効率的に節電・節約を実行できるようになるでしょう。

さらに、スマートメーターなら、今まで1か月に1回しか分からなかった電気料金を、もっと細かく把握することができますので、電気使用量のコントロールをもっと意識でできるようになることが期待されています。

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スマートメーターのメリット・デメリット

今後、日本の全世帯に設置を予定されているスマートメーター。色々と難しい説明を加えましたが、ずばりどんなメリットが期待されるのでしょうか?以下にまとめました。

スマートメーターのメリット

スマートメーターを導入するメリット

 検針員による電力メーターの読み取りが作業が不要になる。

各家庭での電力使用量は、スマートメーターを通して読み込まれ、各電力会社のサーバーにデータがおくられます。電力会社の作業員によるメーターの読み取り作業は不要になります。 電力会社にとっても電気の使用量が把握しやすく、人件費等のコストや業務の負担軽減に役立ちます。

 リアルタイムで電気の使用料が把握できる。

今までは1か月に1回しか把握できなかった電気料金や使用量が、30分単位で把握できるようになります。

 電気の使用量が見える化でき、家庭での節電・省エネ意識が高まる。

オール電化住宅の場合はHEMS(ヘムスと連動させて、電気を「見える化」そしてより簡単に電気を「制御」することができるようになります。
電気使用量の見える化でより積極的に節電・省エネを取り組めるようになります。

 家電との連携が出来るようになる

現在、家電と通信できる家庭内でのネットワーク化の研究が進んでいます。HEMS(ヘムスと連動させて、家電と通信し、ユーザー側が電力の使用を抑制するようスマートメーターを介して家電を制御する技術の研究も進んでいます。この技術により、エネルギーの効率化が期待されています。

 電力消費量データを利用した各種サービスにも役に立つ

スマートメーターは、電力消費量データのパターンを詳しく把握することができます。その消費電力のデータを蓄積し詳しく分析すれば、顧客に最適な消費パターンを提供することが可能になると考えられます。また、例えば、高齢者への見守りサービスなどは電気の使用量を見ることで、何か異常がないかどうか把握することが出来ます。

スマートメーターのデメリット

次世代型の電力メータ、スマートメーターには上記のようなメリットがある一方で、懸念されている点もいくつかあります。

 検針員の雇用が減る

当然のことながら今まで、検針員が実地で確認していた電気の使用量(kWh)が不要になるため、その分の雇用が減ります。

 電磁波による人体への影響気にする声がある

スマートメーターの導入が進んでいるカリフォルニアでは、スマートメーターによる健康被害の訴えがなされています。電気利用者がスマートメーター導入を拒否する権利を認めるという事例もあるようです。

 プライバシーの問題を危惧する声がある

スマートメーターは通信機能を有しているため、同時に、個人情報である家庭内での電力消費が、その詳細にわたるまで明示されることになるため、プライバシーの問題も発生する可能性が指摘されています。仮にデータが盗まれた場合使用量の動きから留守かどうかなどの生活状況を推測できてしまいます。

 

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