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発電方法を学んで賢く電気料金を選ぼう!<原子力発電>

発電方法を学んで、電気料金プラン選びに生かしてみませんか?発電方法を意識して電気料金プランを切り替える人も増えています。有名すぎる原子力発電ですが、改めてそのしくみを解説します。皆さんの電気料金選びの一助となれば幸いです!

発電方法を学んで、電気料金プラン選び原子力発電

原子力発電のしくみとは?

電気料金プラン選びの際に、原子力発電による電気は避けたいと思っている人は多いようです。しかし、原子力発電にもメリットもあるはずです。原子力発電を避けるにも選ぶにも,相手をよく知っているにこしたことはありませんね。ここでは分かりやすく原子力発電のしくみを解説します。

原子力発電の原理は火力発電と同じ

発電方法を学んで賢く電気料金を選ぼう!<原子力発電>

水蒸気の力でタービンを回転させ発電する

原子力発電の発電の仕方は火力発電と同じです。水を沸かした時の蒸気によってタービンを回転させることによって電気を作ります。ただし火力発電と原子力発電が違うのはそのエネルギー源です。火力なら、石炭・石油・天然ガス(LNG)が原料となりますが、原子力発電の場合は、ウランがエネルギー源となっています。

発電方法を学んで賢く電気料金を選ぼう!原子力発電

原子力発電の基本的なしくみは火力発電と変わらない。(画像は日立HPから転用)

核分裂で熱を起こす

実際にはウランを核分裂(ウランの原子核に中性子を当てて核分裂させます。)させたときの熱を利用します。ウランは核分裂したときに大量の熱を出すので、ウランが使用されます。「原子炉」の中で何が起こっているかと言えば、この熱を作り出すための「核分裂」なのです。ウランにはいくつか種類があるのですが、ウラン238に中性子をあてると、プルトニウムが生まれます。このプルトニウムも核分裂し熱を発生させます。よって、実際はウランとプラトニウムが原子炉の中で熱を作り出しています。

少しの燃料でたくさん熱エネルギーを出すことができるのがウラン核分裂の最大のメリットです。ウラン1グラムで石炭3トン分、石油2000リットルと同等の熱エネルギーを生み出すことができます。1グラムと3トンを比べれればいかにウランがサイズにおいて優れているか分かります。

発電方法を学んで賢く電気料金を選ぼう!原子力発電

原子力発電のエネルギーはウランの核分裂で起きる。(画像はJ-Powerから転用)

福島原子力発電所の事故の原因は?

発電方法を学んで賢く電気料金を選ぼう!<原子力発電>編の最後に、なぜ福島原子力発電の問題があったのか改めて復習してみましょう。地震によって停電が起きてしまい、冷却水を送るポンプを動かせなくなったのがそもそもの原因です。しかもバックアップの電源も最悪なことに作動せず、結果として原子炉を冷やせなかったのです。そして、十分に冷却できなかった原子炉内の水蒸気圧力が異常に高まり爆発を避けるために、水蒸気を外部に放出、そして放射性物質が外部に漏れてしまったわけです。

原子力発電のメリット・デメリット

発電方法にこだわって電気料金プランを選ぶならば、しくみに加えてさらに原子力発電のメリット・デメリットも合わせてチェックしてみましょう!

原子力発電のメリット

  • 少ない量で沢山熱エネルギーを発するため、効率よく発電できる。
  • 発電のコストが低い。
  • 温室効果ガスである二酸化炭素を排出しない。
  • 全ての過程においても二酸化炭素の排出量が火力発電より低い。
  • ウランの供給国には正常の安定した国が多い。(燃料調達のリスクが低く、コストも安定している。)

原子力発電のデメリット

  • 放射性廃棄物の処理に手間とコストがかかる。(地層処理場所が確保が容易ではない。)
  • 事故が起きた場合の被害が甚大。また、いったん深刻な事故が起きると施設に近づけないので修復が困難である。
  • 安全管理やいったん事故が起きた場合のコストが多大

発電方法を学んで賢く電気料金を選ぼう!<原子力発電> - まとめ

皆さんの電気契約選びの参考に原子力発電をごく簡単に分かりやすく解説しました。少ない量でたくさんのエネルギーを作り効率よく発電のできる原子力発電。二酸化炭素の排出がないことも、地球温暖化の防止が大きな課題となっている今日では無視できないメリットではあります。さらに福島原子力発電の一件も冷水ポンプが仮に動いていれば、むしろ原子力発電への信頼がさらに高まり、推進派がさらに増えるという結果になっていたかもしれませんね。

ただし、放射線廃棄物の処理の問題など先行きが不透明なこと、いったん排出されたらふつうのゴミのように簡単に処理できない放射性物質に対して不安を持つのも当然といえるでしょう。脱原発を決めたドイツも現状がバラ色かといれば、そうでもなく、一朝一夕で脱原発を行うのも難しいことが分かります。

しかしながら、電力自由化により、発電のデメリット・メリットを理解した上で、電力会社・電気料金プランを選べるようになったことは、嬉しいポイントですね。全世界で見ると、少しずつ再生可能エネルギーによる発電も増えてきています。

是非とも再生可能エネルギーの割合の多いプランを選びたい方には、ソフトバンクでんきのFITでんきプランを検討し、実際に現在の電気契約から切り替えることもできますし、地元応援派ならば、中部電力関西電力も今までの管轄地域を超えて電気料金プランを提供していますのであなたの郷土愛を電気料金選びにぶつけてみるのもよいでしょう!